平成28年3月30日 九 州 地 方 整 備 局 『九州ブロック発注者協議会(第21回幹事会)』を開催しました ~更なる公共工事の品質確保に向けて~ 九州ブロック発注者協議会(第21回幹事会)を開催しましたのでお知らせし ます。 今回は、総合評価落札方式の導入・拡大に向け、平成27年度の各発注機 関の取り組み状況等について情報交換及び、公共工事の品質確保の促進に関 する法律(品確法)に基づく発注関係事務の適切な実施について情報提供を行 いました。 ○開催日時:平成28年3月10日(木) 13:30~14:30 ○開催場所:第五博多偕成ビル 10F会議室 福岡市博多区博多駅東1丁目18番25号 ○参考添付資料:(1)会議次第 (2)資料 九州ブロック発注者協議会(平成20年10月27日設立)とは、総合評価方式の導入・拡 大等について発注者間相互の連絡調整を図ることにより、公共工事の品質確保の推進に 寄与することを目的とし、公共工事を発注する50機関(国17、県7、政令市3、市8、特殊 法人等6、及び国立大学法人9)が参画しています。 問い合せ先 国土交通省 住 九州地方整備局 所:福岡市博多区博多駅東2丁目10番7号 福岡第二合同庁舎 電話番号:(092)471-6331(代表) (092)476-3546(技術管理課直通) 企画部 企画部 工事品質調整官 技術管理課 課長補佐 もりやま ひろふみ 森山 博文 ま つ お よしひさ 松尾 佳久 (内線:3130) (内線:3313) 機密性1情報 日 時:平成28年3月10日(水) 13:30~14:30 場 所:第五博多偕成ビル 10階 会議室 九州ブロック発注者協議会(第21回幹事会) 会 1.開会挨拶 2.議 議 次 第 国土交通省 九州地方整備局 企画部長 題 1)総合評価落札方式の取り組みについて (資料-1)P 1 (資料-2)P (資料-3)P (資料-4)P (資料-5)P (資料-6)P (資料-7)P 3 4 5 7 8 9 ・各機関における平成27年度の取り組み 2)事例紹介(中間報告) ・九州農政局 ・大分大学 ・宮崎県 ・熊本市 ・(独)都市再生機構 ・九州地方整備局 質 疑 3)公共工事の品質確保の促進に関する法律(品確法)に基づく 発注関係事務の適切な実施について ・「発注関係事務の運用に関する指針」に基づく 各発注機関の取り組みについて ・発注見通しの統合公表の取り組みについて (資料-8) (資料-9) P14 P17 4)情報提供 ・施工時期等の平準化に向けた計画的な事業執行 について ・i-Constructionの概要について ・公共工事に関する調査及び設計等の品質確保に 資する技術者登録について 質 (資料-10)P19 (資料-11)P24 (資料-12)P27 疑 5) 「九州ブロック発注者協議会」及び 「公共工事の品質確保に関する九州連絡協議会」の 統合について (資料-13)P42 3.閉 会 資料-1 九州ブロック発注者協議会における「公共工事の入札方式の概要」及び「総合評価落札方式の実施状況」一覧 九州ブロック発注者協議会における「公共工事の入札方式の概要」及び「総合評価落札方式の実施状況」一覧 公共工事の入札方式の概要 平成28年3月31日現在(見込み) 工事監督・検査要領の適用状況 総合評価落札方式の実施状況 ※随意契約を除く、全ての工事発注件数 工事成績評定の適用状況 公共工事の品質確保に向けた 公共工事の品質確保に向けた 平成25年度 実績 発注機関 平成27年4月1日現在の 「入札方式」の概要 全工事 件数 警察庁 九州管区警察局 財務省 九州財務局 財務省 福岡財務支局 財務省 門司税関 財務省 長崎税関 財務省 国税庁 福岡国税局 財務省 国税庁 熊本国税局 農林水産省 九州農政局 農林水産省 林野庁 九州森林管理局 経済産業省 九州経済産業局 国土交通省 九州地方整備局 国土交通省 九州運輸局 左記件数 の内、 総合評価 適用工事 件数 平成26年度 実績 全工事 件数 左記件数 の内、 総合評価 適用工事 件数 平成27年度 目標及び実績 全工事 件数 (予定) 左記件数 3月末における 左記件数の内、 の内、 総合評価適用 公告済 総合評価 工事件数 工事件数 適用工事 (見込み) (見込み) 件数 ② ① 総合評価方式適用基準(工事) 割合 ②/① 現行(平成28年3月31日現在) の適用基準 今後の拡大予定 平成27年度 平成26年度 平成28年 の実施 の実施 平成26年度 3月31日 (取組み) 達成度 (取組み) 現在の 結果 目標 工事監督・ 検査要領の ・取り組み結果、取り組み目標 適用状況 ◎:実施、○:一部実施、 △:検討実施、-:未実施 ○要領有り ・達成度 ×要領無し A:目標を上回り実施、B:目標通り実施、 C:目標未達成、-:評価対象外 平成28年 3月31日 現在の 工事成績 評定の 適用状況 平成26年度 の実施 (取組み) 結果 平成26年度 達成度 平成27年度 の実施 (取組み) 目標 ・取り組み結果、取り組み目標 ◎:実施、○:一部実施、 △:検討実施、-:未実施 ・達成度 A:目標を上回り実施、B:目標通り実施、 C:目標未達成、-:評価対象外 2件 0件 3件 0件 0件 0件 2件 0件 0% - 未定 × - - - ○ - - - 一般競争入札 250万円超 14件 0件 7件 0件 14件 0件 20件 0件 0% - 宿舎新築工事を検討 ○ ◎ B ◎ × - - - 一般競争入札 250万円超 18件 0件 28件 0件 25件 0件 34件 0件 0% - 宿舎新築工事を検討 ○ ◎ B ◎ × - - - 一般競争入札 250万円以上 4件 0件 3件 0件 3件 0件 3件 0件 0% 原則 250万円を超える全ての工事とするが、工事内容で総合評 工事の内容をみて試 価か価格競争かを判断する 行する × - - - × - - - 一般競争入札 250万円以上 3件 0件 1件 0件 1件 0件 1件 0件 0% 原則 250万円を超える全ての工事とするが、工事内容で総合評 工事の内容をみて試 価か価格競争かを判断する 行する × - - - × - - - 一般競争入札 250万円を超えるもの 8件 0件 5件 0件 7件 0件 7件 0件 0% - 未定 ○ ◎ B ◎ × - - - 一般競争入札 250万円超 9件 0件 14件 0件 9件 未定 9件 0件 0% - 未定 ○ ◎ B ◎ × - - - 一般競争入札 250万円以上 247件 246件 163件 162件 142件 142件 142件 142件 100% 原則 250万円を超える全ての工事 ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ 原則として、全て一般競争入札 309件 278件 232件 185件 約220件 約180件 215件 171件 80% 1千万円以上 (1千万円以上は施工体制確認型) ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ 0件 0件 0件 0件 0件 0件 0件 0件 0% - × - - - × - - - 1,813件 1,774件 1,280件 1,267件 805件 804件 1,205件 1,204件 100% 一般競争入札 250万円以上 一般競争入札 250万円超 原則として,全て一般競争入札 原則 250万円を超え る全ての工事 1千万円以上(1千万 円以上は施工体制確 認型) 当面公共工事の発注 予定がない 原則として全ての工事 (1千万円以上は施工体制確認型) 原則として全ての工事 (1千万円以上は施工 体制確認型) ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ 一般競争入札 250万円を超えるもの 1件 0件 2件 0件 3件 0件 6件 0件 0% 原則として全ての工事 原則として全ての工事 × - - - × - - - 国土交通省 海上保安庁 第七管区海上保安本部 一般競争入札 250万円を超えるもの 44件 0件 37件 0件 36件 未定 28件 0件 0% - 試行を検討中 ○ ◎ B ◎ × - - - 国土交通省 海上保安庁 第十管区海上保安本部 一般競争入札 250万円を超えるもの 24件 0件 17件 0件 14件 未定 17件 0件 0% - 試行を検討中 ○ ◎ B ◎ × - - - ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B 環境省 九州地方環境事務所 防衛省 九州防衛局 福岡高等裁判所 一般競争入札 250万円を超えるもの 原則として,全て一般競争入札 一般競争入札 原則として,1件につき予定価格が250万円を超える全ての工事 福岡県 県土整備部 福岡県 農林水産部 一般競争入札 5,000万円以上 福岡県 建築都市部 佐賀県 県土づくり本部 長崎県 土木部 長崎県 農林部 一般競争入札 全工事対象 ○20.2億円未満は条件付き ○250万円以下は随意契約可 一般競争入札 ○土木一式工事、とび・土工、コンクリート工事(3,500万円以上) (1,000万円以上で一部試行) ○舗装工事(3,000万円以上) ○その他(5,000万円以上) 熊本県 土木部 9件 3件 16件 127件 80件 95件 33件 33件 20件 3,414件 148件 2,934件 570件 75件 524件 10件 4件 40% 55件 54件 98% 18件 18件 100% 122件 件数未定 件数未定 2,780件程度 78件 3%程度 5千万円以上 未定 376件 73件 件数未定 件数未定 430件程度 71件 17%程度 5千万円以上 未定 111件 530件 113件 件数未定 件数未定 405件程度 81件 20%程度 5千万円以上 未定 1,595件 129件 1,853件 227件 1,800件 250件 1,200件 280件 23% 1,692件 74件 1,408件 67件 昨年度と 同程度 60件 1,350件 60件 4% 昨年度と 同程度 1件 235件 1件 258件 2,206件 246件 2,490件 5件 12件 5件 原則として設計図書において指定されたもののうち、総合評価通 達に示す総合評価落札方式によって発注者に有利となる調達が 可能な提案を期待できるもので、民間の技術開発を積極的に活 用することが適当と認められるものの中から、工事の特性に応じ て定めることととする。 原則として総合評価方式により発注する(特に小規模な工事等 原則として全ての工事 で、その内容に照らして総合評価方式を適用する必要がない場 (同左) 合は適用しないことができる) 62件 件数未定 件数未定 9件 2件 6件 6件 原則として,全ての入札案件とするが,工事内容で総合評価か 価格競争(最低価格)かを判断する 7千万円以上(建築1.5億円以上) (土木一式は3千万円以上から試行) (舗装・法面・地すべり2.5千万円以上) 原則1億円以上 386件 件数未定 件数未定 200件 2件 1% 2,000件程度 約300件 15%程度 原則3千万円以上 840件 大分県 土木建築部 119件 約710件 197件程度 約420件 約185件 約420件 約185件 44%程度 原則3千万円以上 1,600件 150件 9% 5千万円以上 54% 5千万円以上 1,784件 179件 1,661件 178件 約1,700件 件数未定 540件 72件 388件 42件 308件 43件 81件 44件 1,392件 493件 1,398件 458件 1,400件 450件 1,400件程度 450件程度 287件 98件 220件 一般競争入札 4,000万円以上 大分県 農林水産部 宮崎県 県土整備部 宮崎県 農政水産部 一般競争入札 250万円以上 宮崎県 環境森林部 鹿児島県 土木部 鹿児島県 農政部 鹿児島県 環境林務部 一般競争入札 5,000万円以上 75件 件数未定 半数程度 224件 79件 50件 程度 90件程度 32%程度 250万円以上から抽出 35% 予定なし 今年度の状況をみて 検討 ◎ 試行の状況を踏まえ検 討 ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ 試行の検証を踏まえ検 討 ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ 現在のところ予定なし 250万円以上から抽出 現在のところ予定なし 45件程度 50%程度 250万円以上から抽出 現在のところ予定なし 6%程度 5千万円以上 今年度の状況をみて 検討 165件 83件 116件 57件 110件 程度 2,749件 181件 2,439件 173件 昨年度と 同程度 昨年度と 同程度 2,100件程度 136件程度 1,091件 2件 598件 2件 624件 0件 655件 0件 0% 5千万円以上 今年度の状況をみて 検討 197件 21件 155件 前年度と 同程度 130件 10件 8% 5千万円以上 今年度の状況をみて 検討 12件 件数未定 ◎ 土木部と同様 原則として、一般競争入札 3,000万円以上 熊本県 農林水産部 原則として全ての入札 案件 1 九州ブロック発注者協議会における「公共工事の入札方式の概要」及び「総合評価落札方式の実施状況」一覧 公共工事の入札方式の概要 工事監督・検査要領の適用状況 総合評価落札方式の実施状況 ※随意契約を除く、全ての工事発注件数 工事成績評定の適用状況 公共工事の品質確保に向けた 公共工事の品質確保に向けた 平成25年度 実績 発注機関 平成27年4月1日現在の 「入札方式」の概要 全工事 件数 北九州市 福岡市 熊本市 福岡県 久留米市 佐賀県 佐賀市 長崎県 長崎市 熊本県 八代市 大分県 大分市 宮崎県 宮崎市 鹿児島県 薩摩川内市 鹿児島県 鹿児島市 西日本高速道路(株) 九州支社 全工事 件数 ○一般競争入札 土木、水道施設 2,500万円以上 建築 4,500万円以上 電気、管 1,200万円以上 造園 2,000万円以上 その他 1億円以上 1,439件 64件 1,469件 ○一般競争入札 一般土木・建築:2,000万円以上、 ほ装:2,500万円以上、 その他:1,500万円以上 (20.2億円未満の工事は全て制限付) 1,825件 99件 1,802件 一般競争入札 1,000万円以上 条件付一般競争入札 1,000万円以上 ○指名競争入札 1,000万円未満 ○条件付一般競争入札 1,000万円以上 左記件数 の内、 総合評価 適用工事 件数 平成27年度 目標及び実績 全工事 件数 (予定) 83件 件数未定 134件 1,562件 左記件数 3月末における 左記件数の内、 の内、 総合評価適用 公告済 総合評価 工事件数 工事件数 適用工事 (見込み) (見込み) 件数 ② ① 総合評価方式適用基準(工事) 割合 ②/① 現行(平成28年3月31日現在) の適用基準 今後の拡大予定 75件 7% 約130件 1,463件 105件 7% 予定価格1億円以上の工事 未定 ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ B 工事検査◎ 工事監督- ○ ◎ B ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ B 工事検査 ◎ 工事監督 - ○ ◎ B ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ B 工事検査 ◎ 工事監督 △ ○ ◎ B ◎ 現在のところ予定なし ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ 983件 223件 1,000件 200件 891件 228件 26% 809件 108件 844件 88件 530件 80件 592件 52件 9% 原則5千万円以上の工事 現行どおり 1千万円以上から抽出 今年度の状況をみて 検討 2件 450件 ・取り組み結果、取り組み目標 ◎:実施、○:一部実施、 △:検討実施、-:未実施 ・達成度 A:目標を上回り実施、B:目標通り実施、 C:目標未達成、-:評価対象外 1,113件 202件 410件 平成27年度 の実施 (取組み) 目標 70件 1,071件 0件 平成26年度 達成度 (工種:土木、港湾、とび・土工・コンクリート、鋼、舗装、しゅんせつ、 造園、水道施設、建築、電気、管、機械器具、電気通信、大工、 左官、石、屋根、タイル・れんが・ブロック、鉄筋、板金、ガラス、 塗装、防水、内装仕上、熱絶縁、さく井、建具、消防施設、清掃 施設) ①5千万円以上の工事で、優れた技術力を求める工事 ②1億円以上の工事(原則適用) 土木A:7,000万円以上、土木B:3,000万円以上、土木C:1,500万 円以上、建築A:1億6,000万円以上、建築B:4,000万円以上、電 気A:3,000万円以上、管A:3,000万円以上、舗装A:3,000万円以 未定 上、舗装B:1,500万円以上、造園A:4,000万円以上、水道A: 5,000万円以上、水道B:2,000万円以上、その他:4,000万円以上 497件 平成28年 3月31日 現在の 工事成績 評定の 適用状況 平成26年度 の実施 (取組み) 結果 2件 494件 0件 0% 原則として、全工事制限付一般競争入札 785件 1件 711件 0件 573件 4件 697件 2件 0% 工事内容により工事担当課と協議のうえ試行 現行どおり 制限付一般競争入札 2,500万円以上 430件 3件 327件 4件 363件 5件 390件 5件 1% 工事内容及び価格より工事担当課と協議のうえ試行 現行どおり ○ ◎ 工事検査 ○ 工事監督 × 工事検査 ○ 工事監督 × 工事検査 ◎ 工事監督 ― 工事検査 ◎ 工事監督 ― ○ ◎ ○一般競争入札 2,500万円以上 554件 20件 560件 18件 427件 18件 588件 20件 3% 価格と技術的要素から抽出 現行どおり ○一般競争入札 6,000万円以上の建設工事 (条件付き) ○指名競争入札 130万円超の建設工事 50万円超の建設工事に係る業務委託 (建設コンサルタント、測量など) 959件 0件 935件 0件 572件 0件 869件 0件 0% 工事内容により工事担当課と協議のうえ試行 未定(当分現行どおり) 一般競争入札 130万円以上 指名競争入札 災害復旧工事,特殊工事 397件 16件 321件 18件 件数未定 18件 294件 14件 5% 3千万円以上 (工事内容(DID地区内の工事や特殊工法を採用した工事など) 未定(当分現行どおり) から、総合評価落札方式が適しているものについては、3千万円 未満でも適用) 1,634件 38件 1,582件 44件 54件 1,177件 56件 5% 5千万円以上 ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ ・制限付き一般競争入札 5,000万円以上の建設工事のみ ・指名競争入札 5,000万円未満の建設工事及び全ての建設コンサル 【一般競争入札】 ○20.2億円(1,500万SDR)以上 【条件付一般競争入札】 ○250万円超、20.2億円未満 【指名競争入札】 次のいずれかに該当する工事で、かつ、契約責任者が必要があ ると認める場合に限る ○条件付一般競争入札方式に付する時間的余裕がないとき ○その他指名競争入札に付することが有利と認められるとき 【公募併用型指名競争入札】 入札不調対策として導入 ○4億未満の特定工種 等 911件 未定(現行どおり) 工事検査 ○ 工事検査 ◎ 工事監督 × 工事監督 - ○ ◎ 工事検査 ○ 工事検査 ◎ 工事監督 × 工事監督 - 150件 57件 88件 10件 88件 14件 65件 13件 20% 4億円以上の工事に適用 ただし、次のものを除く。 ・契約責任者が価格落札方式によるべき必要を認めた工事 ・20.2 億円未満の下記工事(※)に限定して、当面の間、原則と して価格落札方式を試行。ただし、特別の事情(技術的に高難 左記に同じ 度、特異な現場条件等)が認められる場合は、これまでと同様、 総合評価落札方式による ※当面の間、価格落札方式により落札者を決定する工事: 土 木(下部工)工事 ・ PC 上部工工事 ・ 舗装(改良)工事 ・ 建築工 事 2億円以上 2億円以上 ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ (独)国立文化財機構 九州国立博物 一般競争入札 250万円以上 1件 0件 1件 0件 2件 0件 2件 0件 0% (独)鉄道建設・運輸施設整備 支援機構 鉄道建設本部 九州新幹線建設局 ○条件付一般競争入札 250万円以上20.2億円 ○一般競争入札 20.2億円以上 7件 7件 13件 13件 12件 12件 12件 12件 100% 原則250万円以上 原則250万円以上 ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ ○5千万円以上は詳細条件審査型一般競争 ○5千万円未満は工事希望調査による指名競争 58件 28件 43件 12件 43件 10件 44件 11件 25% 原則5千万円以上 未定 ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ 50件 件数未定 件数未定 60件 46件 77% 250万円以上 未定 ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ 10件 0件 0% - 未定 ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ 53件 22件 42% ○予定価格8千万円以上の工事で実施 未定 ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ (独)都市再生機構 九州支社 (独)水資源機構 筑後川局 (独)石油天然ガス・ 金属鉱物資源機構 九州支部 国立大学法人 九州大学 国立大学法人 福岡教育大学 国立大学法人 九州工業大学 国立大学法人 佐賀大学 国立大学法人 長崎大学 国立大学法人 熊本大学 国立大学法人 大分大学 国立大学法人 宮崎大学 国立大学法人 鹿屋体育大学 一般競争入札 250万円以上 48件 28件 57件 ○一般競争入札 250万円以上 ○工事希望型指名競争入札 予定価格が6,000万円未満で必要 と認められるとき ○指名競争入札 100万円以上 58件 0件 64件 ○一般競争入札 予定価格250万円超の工事で実施 87件 35件 63件 一般競争入札 250万円以上 19件 4件 7件 1件 7件 3件 18件 4件 22% 5,000万円以上 未定 ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ 一般競争入札 250万円以上 25件 3件 11件 10件 15件 4件 18件 5件 28% 予定価格2千万円以上の工事で実施 未定 ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ 一般競争入札 250万円超 26件 7件 33件 17件 件数未定 件数未定 一般競争入札 250万円超 61件 18件 49件 一般競争入札 250万円以上 34件 14件 35件 12件 件数未定 件数未定 0件 70件 未定 22件 件数未定 件数未定 3件 40件 3件 14件 6件 43% 5千万円超 未定 ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ 31件 3件 10% 4,000万円以上 無し ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ 30件 12件 40% 3,000万円以上 未定 ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ 一般競争入札 250万円超 28件 8件 30件 13件 件数未定 10件程度 27件 18件 67% 1,000万円以上 未定 ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ 一般競争入札 250万円以上 37件 5件 43件 5件 件数未定 件数未定 45件 1件 2% 原則1億円以上の工事 未定 ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ 一般競争入札 250万円以上 10件 3件 5件 5件 件数未定 5件 6件 6件 100% 対象金額を定めず適宜選定している 未定 ○ ◎ B ◎ ○ ◎ B ◎ 合計 25,773件程度 4,267件程度 17%程度 32,995件 2 左記件数 の内、 総合評価 適用工事 件数 平成26年度 実績 平成26年度 平成27年度 平成28年 の実施 平成26年度 の実施 3月31日 (取組み) 達成度 (取組み) 現在の 結果 目標 工事監督・ 検査要領の ・取り組み結果、取り組み目標 適用状況 ◎:実施、○:一部実施、 △:検討実施、-:未実施 ○要領有り ・達成度 ×要領無し A:目標を上回り実施、B:目標通り実施、 C:目標未達成、-:評価対象外 5214件 29,943件 (16%) 4661件 (16%) 資料-2 1.九州農政局における平成27年度の取組み ●平成27年度 総合評価方式の実施目標 平成27年度:250万円以上の工事で実施 上半期契約実績 内総合評価件数 総合評価実施率 142件(146件) 142件(146件) 100% ※( )は4月1日時点の目標値、契約実績は3月31日時点の実績(見込み) 評 価 方 法 標準A -Ⅰ型 標準A -Ⅱ型 標準B型 技術提案及び配置技術者ヒアリング評価 企業評価(VE提案の完成時評価、不正又は不誠実な行為等、地元企業活用) 技術提案評価 企業評価(VE提案の完成時評価、不正又は不誠実な行為等、地元企業活用) 技術提案評価 企業評価 (優良工事表彰実績、表彰実績、工事成績、地域貢献、手持ち工事 量、不正又は不誠実な行為等) 技術者評価 簡易Ⅰ型 (資格取得後の経験年数、保有資格、工事の施工経験、優良工 事表彰実績、表彰実績、続教育への取り組み等) 技術提案評価 企業評価 (優良工事表彰実績、表彰実績、工事成績、地域精通度、地域貢献、 手持ち工事量、不正又は不誠実な行為等) (資格取得後の経験年数、保有資格、工事の施工経験、優良工 事表彰実績、表彰実績、続教育への取り組み等) 企業評価 (優良工事表彰実績、表彰実績、工事成績、地域精通度、地域貢献、 当該地域内での施工実績、手持ち工事量、不正又は不誠実な行 為等) 技術者評価 (資格取得後の経験年数、保有資格、工事の施工経験、優良工 事表彰実績、表彰実績、当該地域内での施工実績、継続教育 への取り組み等) 技術者評価 簡易Ⅱ型 2.市町村への総合評価方式の導入支援 ●補助金交付決定通知書に品確法遵守の付記 ●各種研修会に出向き市町村職員等への総合評価の啓発 市町村支援の概要 支援機関:土地改良事業団体連合会 支援 支援依頼 指導助言・監督 市町村 資料・情報提供 指導助言 支援 相談等 公共工事の品質確保に関する協議会 連携 土地改良技術事務所 連携 九州農政局 県 ●導入支援指導状況 ・ 技術力向上事業(熊本県土地改良会館)にて「公共工事の品質確保について」講義 (11月5日 市町他) ・ 技術力向上事業(鹿児島県土地改良会館)にて「公共工事の品質確保について」講義 (11月11日 市町他) ・ 技術力向上事業(宮崎県土地改良会館)にて「公共工事の品質確保について」講義 (11月12日 市町他) 3 ◆ 平成23 27年度契約実績 H28.2.1作成 業者選定方式 H23 H24 H25 H26 H27 備考 ① 一般競争入札(総合評価落札方式) 9 3 8 13 18 平成26年度以降は,実績評価型総合評価 を導入し,1,000万円以上を対象 ② 一般競争入札(最低価格落札方式) 33 42 20 17 7 ③ 随意契約 0 0 1 1 1 ④ 計 42 45 29 31 26 21.43% 6.67% 27.59% 41.94% 69.23% ① 公募型プロポーザル 0 2 0 0 0 ② 簡易公募型プロポーザル 0 0 0 0 0 ③ 簡易公募型プロポーザル(拡大) 1 0 1 0 0 ④ 標準型プロポーザル 0 0 0 0 0 ⑤ 一般競争入札 0 2 4 2 0 ⑥ 随意契約 0 0 0 0 0 ⑦ 計 1 4 5 2 0 100.00% 50.00% 20.00% 0.00% - 区分 工事 ⑤ 総合評価実施率(①/④) 少額随契(予定価格250万円以下)を除く 4 設計 ⑧ 公募型実施率 ((①+②+③+④)/⑦) 少額随契(予定価格100万円未満)を除く ◆ 平成27年度の取組目標・実績 総合評価落札方式(工事案件)の導入について,平成27年度は,平成26年度に引き続き予定価格1,000万円以上を対象としている。 契約実績は,平成28年1月末時点で,26件中18件(69.23%)と,前年度と比較して高い率となっている。 資料-3 大分大学における平成27年度の取組事例 資料-4 宮崎県における総合評価落札方式の主な種類 簡易型 ・技術的工夫の余地が比較的小さい工事で適用 橋梁上下部工工事、トンネル工事等 ・簡易な技術提案を求める、ヒアリングの実施 特別簡易型 ・技術的工夫の余地が小さい工事で適用 道路改良工事、河川工事、法面工事等 ・施工実績や工事成績、ボランティア等を評価 (企業、技術者) 地域企業育成型 《宮崎県独自》 ・地域企業としての建設業者の育成 を主眼とした型式(小規模工事が対象) ・県工事成績、本店所在地、地域貢献度 (企業のみ) ・受注制限の設定 宮崎県における総合評価の実施件数(建設工事) ※平成27年度12月末時点 ○総合評価の型式別実施件数(H27年度契約済案件・公共3部) 地域企業育成型以外 標準型 県土整備部 農政水産部 環境森林部 計 0 0 0 0 地域企業 総合評価 計 簡易型 特別簡易型 小計 育成型 4 0 0 4 257 24 16 297 261 24 16 301 74 25 8 107 335 49 24 408 総合評価 指名競争 以外 計 合計 513 89 33 635 848 138 57 1043 ○H27年度は3部とも前年度と同数程度を実施予定 ○担い手の育成・確保のための評価項目 ・若手技術者(35歳未満かつ一定資格を所有)を現場代理人として配置した場合に 評価 → 特別簡易型(一部を除く)で適用 ・新規学卒者(指定学科若しくは指定校を修了)を雇用している企業について評価 → 簡易型・特別簡易型全ての案件で適用 ○市町村への総合評価方式の導入支援 ・実施、試行促進のための市町村首長の訪問、担当者への呼びかけ → 品確関係会議や県主催の各種研修で説明 ・宮崎県総合評価技術委員会の活用・促進 → 2市町で実施済み 5 総合評価実施要領の見直しについて 下記事項について、補正予算の執行を踏まえ、実施要領を例年より前倒しして改正 例年:4月改正、6月施行 → 今回:H28.2.15改正・施行 ○同種工事の評価期間 過去10年→15年に延伸 公共工事縮減により、施工実績を失効する企業が増えつつあるため、入札にお ける競争性の確保と地域企業の担い手の育成を図る ○企業の取組(VE・若手技術者評価)をオプション評価 VE採用の難しさや、若手入職者不足等の状況を踏まえ、これまで「企業の技術 力」として評価していた企業の取組を別枠かつオプション評価とした。 ○地産地消の取組をオプション評価 公共工事のフロー効果を県内で享受するため、「地産地消(①県内企業の活用、 ②県産資材の活用)」の取組をオプション評価項目として新たに設定した。 ○新規学卒者の見直し 指定学科卒業者に限定している新規学卒者評価について、指定学科以外の卒 業生も評価対象に追加した。 6 熊本市における総合評価方式の取り組みについて 業種 ランク A 発注標準額(総合) 発注標準額(一般) 7,000万円以上 5,000万円以上 B 3,000万円以上 2,000万円以上 C 1,500万円以上 1,000万円以上 A 1億6,000万円以上 8,000万円以上 B 4,000万円以上 1,000万円以上 電気工事 A 3,000万円以上 1,000万円以上 管工事 A 3,000万円以上 1,000万円以上 A 3,000万円以上 2,000万円以上 B 1,500万円以上 1,000万円以上 A 4,000万円以上 1,000万円以上 A 5,000万円以上 2,500万円以上 B 2,000万円以上 1,000万円以上 4,000万円以上 1,000万円以上 土木一式工事 建築一式工事 7 舗装工事 造園工事 水道施設工事 その他工事 特定の業種だけでなく、様々な業種及びランクに ついて総合評価方式を実施することで、あらゆる 業種の建設業者の技術力向上に対するモチベー ションを高め、建設業者の育成に貢献することを 目的としている。 ※総合評価一般競争入札件数推移(建設工事) 平成27年度 228件実施予定(3月末見込み) 資料-5 ⇒ 平成19年度: 2件 ⇒ 平成20年度: 10件 ⇒ 平成21年度: 19件 ⇒ 平成22年度: 49件 ⇒ 平成23年度:102件 ⇒ 平成24年度:229件(本格実施開始) ⇒ 平成25年度:214件 ⇒ 平成26年度:223件 資料-6 UR都市機構(九州支社)における公共工事の品質確保に係る取組み【実績(見込み)報告】 平成27年度契約状況(総合評価方式の取組み状況) 平成27年度(当初) 〔平成27年度実績(見込み)〕 全工事件数 総合評価 適用 適用率 不調・不落 43 件 10 件 23.3% ― 〔 44 件 〕 〔 11 件 〕 〔25.0%〕 〔7 件〕 8 【平成27年度における不調・不落対策等に係る取組み】 フレックス工期による契約方式の試行実施(実績) : 5件 来年度に向けた新たな不調・不落対策等に係る取組み(予定) 【総合評価方式における評価項目の一部見直し(試行実施)】 ・新規事業者の参入機会拡大等を目的とし、従来機構(UR)工事の成績評定を対象としていたものを、 公共工事の実績(件数等)により評価するもの ・平成28年度より、総合評価方式適用工事の一部にて試行実施(予定) 1 九州地方整備局 資料-7 総合評価落札方式の実施方針について 総合評価落札方式の改善(評価項目の見直し) 総合評価落札方式の改善のポイント 九州地方整備局 H28年度基本方針 九州地方整備局では、平成25年11月より総合評価落札方式(二極化)の本格運用 を図り、「品確法」の基本理念である「価格」及び「品質」が総合的に優れた内容の 契約がなされるよう努めてきた。 一方、受注競争の激化による地域の建設産業の疲弊や就労環境の悪化に伴う担い手 不足等の課題を踏まえ、現在及び将来にわたるインフラの品質確保とその担い手の中 長期的な育成・確保を図るため、平成26年6月に品確法、入契法、建設業法のいわゆ る「担い手三法」の改正が行われたところであり、地域における災害対応を含む、社 会資本の維持管理を担う建設業界の担い手育成・確保という観点を、いかに現在の入 札・契約手続きの中に取り入れられるかが喫緊の課題である。 これらの課題への対応を図っていくためにも、総合評価落札方式の透明性・公平性 は確保しつつ、評価の安定化及び評価の質の向上を求めることに加え、公共工事の品 質確保の担い手の中長期的な育成及び確保の促進と、現在のみならず将来の公共工事 の品質確保の促進を図る多様な入札契約の制度設計を立案していく必要がある。 具体的には、中長期的にも良好な品質が確保できる技術力(者)の確保を目指し、 少数企業に受注が偏ることを是正し、地域における災害対応やインフラの維持管理に 必要な技術力(者)が将来に亘って安定的に確保できるよう努めていく 9 総合評価落札方式の改善のポイント 九州地方整備局 これまでの取り組み状況 1)工事の手持ち状況を必須項目で評価(九州地整独自評価)【参考資料1 p21参照】 ⇒ 当該年度の施工額を過去5ヶ年の平均施工額で除したものが低いものを優位に評価 ⇒ 施工能力評価型Ⅰ型・Ⅱ型の全工事を対象に実施(H26年度:約1,000工事、H27年度:約800工事) 2)一括審査方式の試行【参考資料2 p8参照】 ⇒ 発注者・受注者双方の入札手続きの事務負担軽減を図る ⇒ 技術提案を求めて評価する「分任官S型」及び「施工計画評価型」で実施(H26年度:16工事、H27年度:約50工事) 3)平成27年度から「技術提案チャレンジ型」を創設【本資料1 p35参照】 ⇒ 地域を支える建設業の入札参加意欲向上を期待(過去の実績評価を対象外) ⇒ 分任官工事のうち技術的高度でない工事を対象に実施(H27年度:21工事) H28年度からの総合評価における新たな取り組み 1)同種工事の施工実績の評価年数を拡大【競争参加資格、企業・技術者の能力等】 ⇒[現行:当該年を含み15年間 →H28年度:15年間+当該年] 2)技術者の工事成績を求める条件を緩和【技術者の能力等】 ⇒[現行:過去4過年度+当該年度の同種工事 →H28年度:過去4過年度+当該年度の工事種別] 3)登録基幹技能者の複数人配置による加点評価の見直し【企業の能力等】 ⇒[現行:登録基幹技能者の配置(C評価) →H28年度:登録基幹技能者の複数配置(A~C評価)] 4)企業表彰の加点評価の見直し【企業の能力等】 ⇒[現行:評価点2点満点 →H28年度:評価点1点満点] 九州地方整備局 ①同種工事の施工実績の評価年数を拡大 ○全工事を対象に実施(WTOは競争参加資格のみ) 改善項目 工事実績の少ない企業の入札参加意欲の向上及び受注機会の拡大を図る 競争参加資格および工事実績の対象期間を全国と横並びし、年度当初より過去15年間の実績を確保する 現行 見直し H28.4.1以降公告の記載例 ●対象期間の考え方 ●対象期間の考え方 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 現行 1 2 H28.4.1以降公告の記載例 3 4 5 6 7 8 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 改善案 9 10 11 12 13 14 α 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 α ●競争参加資格(入札公告分より抜粋) 平成14年度以降に、元請けとして次に掲げるア)~○の要件を 満たす同種工事の施工実績を有すること ●競争参加資格(入札公告分より抜粋) 平成13年度以降に、元請けとして次に掲げるア)~○の要件 を満たす同種工事の施工実績を有すること ●評価項目(企業・技術者の工事実績対象期間) ●評価項目(企業・技術者の工事実績対象期間) 分類 技術者の能力等 企業の能力等 評価項目 評価内容 評価 段階 評価基準 工事実績 平成14年度以降に完成した同 種工事の内、申請された1件の 工事実績 より同種性の高い工事において、監理 (主任)技術者あるいは現場代理人とし て従事:A より同種性の高い工事において、担当 3段階 技術者として従事、または、同種性が認 められる工事において、監理(主任)技 術者あるいは現場代理人として従事:C 同種性が認められる工事において、担 当技術者として従事:E 工事実績 平成14年度以降に完成した同 種工事の内施工実績規模 ただし、複数の実績を申請した 場合は、そのうちの最低の実績 を持って評価点を与える。 より同種性の高い工事の実績あり:A 3段階 同種性の高い工事の実績あり:C 同種性が認められる工事の実績あり:E 分類 配点 5.0 2.0 10 評価項目 評価内容 評価 段階 評価基準 技術者の能力等 工事実績 平成13年度以降に完成した同 種工事の内、申請された1件の 工事実績 より同種性の高い工事において、監理 (主任)技術者あるいは現場代理人とし て従事:A より同種性の高い工事において、担当 3段階 技術者として従事、または、同種性が認 められる工事において、監理(主任)技 術者あるいは現場代理人として従事:C 同種性が認められる工事において、担 当技術者として従事:E 企業の能力等 工事実績 平成13年度以降に完成した同 種工事の内施工実績規模 ただし、複数の実績を申請した 場合は、そのうちの最低の実績 を持って評価点を与える。 より同種性の高い工事の実績あり:A 3段階 同種性の高い工事の実績あり:C 同種性が認められる工事の実績あり:E 配点 5.0 2.0 九州地方整備局 ②技術者の工事成績を求める条件を緩和 ○施工能力評価型Ⅰ・Ⅱ型の全工事を対象に実施 改善項目 工事実績の少ない若手技術者の入札参加機会を拡大する 工事成績(技術者)の対象となる過去工事の実績を「同種工事」より「工事種別」に見直す 現行 分類 見直し 評価項目 評価内容 評価 段階 評価基準 80点以上:a 地方整備局(港湾空港関係 79点:b を除く)発注及び北海道開 78点:c 発局(河川・道路、営繕事 技術者の 7段階 工事成績 77点:d 業部門)発注の過去4ヵ年 能力等 76点:e 度+当該年度の同種工事の 内、申請された1件の工事 75点:f 成績 74点以下:g 配点 10.0 分類 提出資料 評価項目 評価 段階 評価内容 評価基準 地方整備局(港湾空港関 80点以上:a 係を除く)発注及び北海 79点:b 道開発局(河川・道路、 78点:c 技術者の 工事成績 営繕事業部門)発注の過 7段階 77点:d 能力等 去4ヵ年度+当該年度の 76点:e 工事種別の内、申請され 75点:f た1件の工事成績 74点以下:g 工事成績評定通知 書の写しを提出 配点 提出資料 工事成績評定通知 書の写しを提出 ただし、工事種別 が確認できない場 10.0 合はCORINS の写し等、確認で きる資料を提出す る ※工事種別 :一般土木工事、維持修繕工事等 ※同種工事 :掘削又は切土の土量が○○m3以上の工事実績等 分析①年齢毎の工事成績表定点 若手技術者とベテラン技術者の工事成績評定点には、特に大きな変化は見られなかった 九州地方整備局 ③登録基幹技能者の複数人配置による加点評価の見直し ○施工能力評価型Ⅰ・Ⅱ型の全工事を対象に実施 改善事項 登録基幹技能者の評価を重視し、更なる登録基幹技能者の確保・育成を図る 登録基幹技能者を複数人配置した場合、優位に評価する ※登録基幹技能者とは熟達した作業能力、豊富な知識、現場を効率的にまとめるマネジメト能力を備えている技能者 例:とび・土工、鉄筋工、コンクリート圧送工などの職種がある 見直し 現行 分類 評価 項目 ○○工へ配置 する配置予定 建設技能者の 表彰実績及び 企業の 登録基幹技能 能力等 者の配置 【但し,工種に よってはオプ ションとする】 評価内容 評価 段階 評価基準 分類 配点 優秀施工者国土交通大臣顕彰(建設マス ター)(大臣表彰)及び国土交通功労者表 本工事の指定する工種への 彰(優秀現場従事者)(局長表彰):A、 建設現場における配置予定 国土交通功労者表彰(優秀現場従事者) 建設技能者の平成4年以降 4段階 (事務所長表彰):B、 の表彰実績及び登録基幹技 当該工事内容に該当する登録基幹技能 能者の配置 者の配置:C、 なし:E 2.0 企業の 能力等 A:2.0 B:1.5 C:1.0 E:0.0 分析①(評価対象となった技能者の割合) )申請し評価されている件数 評価内容 評価 段階 評価基準 優秀施工者国土交通大臣顕彰(建設マスタ-)(大 臣表彰)及び国土交通功労者表彰(優秀現場従事 者)(局長表彰)または当該工事内容に該当する登 ○○工へ配置する配置 本工事の指定する工種への 録基幹技能者を3名配置:A、 予定建設技能者の表 建設現場における配置予定建 国土交通功労者表彰(優秀現場従事者)(事務所 彰実績及び登録基幹 設技能者の平成4年以降の表 4段階 長表彰)または当該工事内容に該当する登録基幹 技能者の配置 技能者を2名配置:B 彰実績及び登録基幹技能者 当該工事内容に該当する登録基幹技能者を1名配 の配置 【但し,工種によっては 置:C、 オプションとする】 なし:E ※登録基幹技能者の複数人配置は、各々別の職 種に限る 配点 2.0 A:2.0 B:1.5 C:1.0 E:0.0 分析②(評価対象となった技能者毎の工事成績) 約60%が一番評価の高い建設マスターで申請し評価されている ※平成27年末時点の九州管内総数「登録基幹技能者数:約5,300人、建設マスター: 約1,100人」 ( 評価 項目 建設マスタ-または登録基幹技能者が配置された工事は、配置がされていない 工事に比べ工事成績評定点が高い 登録基幹技能者が配置された工事は、建設マスタ-が配置された工事に比べ若 干、工事成績表定点が劣るものの、工種によっては遜色ない結果が得られた 【 】対象工事件数 11 九州地方整備局 ④企業表彰の加点評価の見直し ○施工能力評価型Ⅰ・Ⅱ型の全工事を対象に実施 改善事項 表彰を受けていない企業や実績の少ない企業の、入札参加意欲の向上及び受注機会の拡大を図る 現行 分類 見直し 評価 項目 表彰(安全施工、優 企業の 良施工、災害復旧等 能力等 功労業者、VE提案 優良業者)、工事成 績優秀企業の認定 分類 評価 項目 企業の 能力等 工事の手持ち状況 評価 段階 評価内容 評価基準 九州地方整備局(港湾空港関係 局長表彰、認定:A を除く)より表彰を受けた工事 3段階 事務所長表彰:C における申請された直近2ヵ年 なし:E の実績(○○関係工事に限る) 評価 段階 評価内容 評価基準 0.2未満:A 0.4未満:B 当該工事種別の地整内当該年度 施工額÷当該工事種別の過去5 5段階 0.6未満:C 0.8未満:D 年度の地整内平均施工額 0.8以上:E 評価 項目 分類 配点 2.0 企業の 能力等 配点 分類 表彰(安全施工、優 良施工、災害復旧等 功労業者、VE提案 優良業者)、工事成 績優秀企業の認定 評価 項目 企業の 能力等 4.0 評価内容 評価基準 九州地方整備局(港湾空港関係 局長表彰、認定:A を除く)より表彰を受けた工事 3段階 事務所長表彰:C における申請された直近2ヵ年 なし:E の実績(○○関係工事に限る) 評価内容 工事の手持ち状況 評価 段階 評価 段階 配点 1.0 評価基準 配点 0.2未満:A 0.4未満:B 当該工事種別の地整内当該年度 施工額÷当該工事種別の過去5 5段階 0.6未満:C 0.8未満:D 年度の地整内平均施工額 0.8以上:E 5.0 分析①(H26年度実績重視型とH27年度成績重視型の受注状況の比較) 一般土木C工事 H27年度 H26年度 企技 83% 74% 表彰を受けている企業(技術者)の受注 割合は、H26年度の実績重視の配点時より もH27年度の成績重視の配点時の方が高い 結果となっている 受注企業のうち、83%の企業(技術 者)が何ら表彰を受けている結果となってお り、その中でも企業の表彰のみを持っている 企業の受注割合が約55%と高い 表彰実績の評価あり 企業のみ表彰実績有り 九州地方整備局 試行工事の実施状況について 12 平成27年度 試行工事の取り組みについて 九州地方整備局 12.技術提案チャレンジ型 九州地方整備局 ○分任官工事(土木系工事)のうち技術的高度でない工事を対象に試行を継続 【目的】 地元に精通した企業は地域防災の担い手であり、地元の企業・技術者の育成が必要である 地域を支える建設業の入札機会の拡大を図る 【概要】 過去の実績と成績は評価の対象としない。 技術力の評価は提案された施工計画等により評価をする。 【実施状況】 H27年度:21工事で実施【21工事中15工事で契約済み(H28.2末現在)】(比較的、技術的高度でない工事を対象) 【今後の方針】 H27年度に受注実績のない企業が、15工事のうち8工事を受注した 実績の少ない企業が受注したことで、工事目的物の品質向上に繋がるかの判断等は、今後見極めていく必要があ るが、H28年度も引き続き試行を継続する 【 評価項目】 13 資料-8 九州地方整備局 「発注関係事務の運用に関する指針」に基づく各発注機関の取り組み 九州ブロック発注者協議会調べ(H28.3.31時点(見込み)) <予定価格の設定方法> 設計書金額と同額 100% 減額(端数処理等) 減額(慣例、財政健全化等) 4団体 5団体 80% ※ 端数調整等については、その減額や端数の切 り下げが入札契約手続きの透明性や公正性の 確保等を図るための合理的なものであり、か つ、きわめて少額にとどまる場合には、やむを 得ない場合があると考えられます。 60% 45団体 44団体 40% • 適正な積算に基づく設計書金額の一部を控除 して予定価格とするいわゆる歩切りは、品確法 第7条第1項第1号の規定に違反すること等か ら、これを行わない。 H27.8時点 H28.3時点 (見込み) 44団体 45団体 5団体 4団体 0団体 0団体 20% 0% H27.8時点 H28.3時点(見込み) 設計書金額と同額 減額(端数処理等) 減額(慣例、財政健全化等) ※ 当面発注がない1団体を除く <予定価格の公表状況> 100% 事後公表 事後・非公表併用 非公表 事後・事前併用 11団体 11団体 80% 4団体 4団体 1団体 1団体 60% 事前公表 2団体 2団体 • 予定価格については、入札前に公表すると、適 切な積算を行わずに入札を行った建設業者が 受注する事態が生じるなど、建設業者の真の技 術力・経営力による競争を損ねる弊害が生じか ねないこと等から、原則として事後公表とする。 H27.8時点 40% 事後公表 事後・非公表併用 非公表 事後・事前併用 事前公表 32団体 30団体 H27.8時点 H28.3時点(見込み) 20% 0% 32団体 1団体 1団体 4団体 11団体 H28.3時点 (見込み) 30団体 2団体 2団体 4団体 11団体 ※ 当面発注がない1団体を除く 九州地方整備局 「発注関係事務の運用に関する指針」に基づく各発注機関の取り組み 九州ブロック発注者協議会調べ(H28.3.31時点(見込み)) <予定価格の作成時期> 入札時の最新を適用 入札時の最新とならない場合がある 100% 80% 28団体 28団体 • 市場における労務及び資材等の取引価格、施 工の実態等を適格に反映した積算を行う。現場 の実態に即した施工条件を踏まえた上で最新の 積算基準を適用する。 H27.8時点 60% 入札時の最新を適用 入札時の最新とならない場合が ある 40% 21団体 20% 21団体 H28.3時点 (見込み) 21団体 21団体 28団体 28団体 ※ 当面発注がない1団体を除く 0% H27.8時点 H28.3時点(見込み) <低入札価格調査制度及び最低制限価格制度の導入状況> 両方導入 100% 低入札価格調査のみ 最低制限価格のみ 両方未導入 0団体 5団体 0団体 4団体 29団体 28団体 80% 60% 40% 20% • ダンピング受注を防止するため、適切に低入札 価格調査基準又は最低制限価格制度を設定す るなどの必要な措置を講じ、低入札価格調査制 度又は最低制限価格制度の適切な活用を徹底 するとなっているが、いずれも未導入の団体は H27.8時点 H28.3時点 ない。 両方導入 低入札価格調査のみ 最低制限価格のみ 両方未導入 15団体 17団体 H27.8時点 H28.3時点(見込み) 15団体 29団体 5団体 0団体 ※ 当面発注がない1団体を除く 0% 14 (見込み) 17団体 28団体 4団体 0団体 九州地方整備局 「発注関係事務の運用に関する指針」に基づく各発注機関の取り組み 九州ブロック発注者協議会調べ(H28.3.31時点(見込み)) <低入札調査基準価格の公表状況> 事後公表 100% 事後・非公表併用 事前公表 4団体 0団体 2団体 80% 非公表 6団体 2団体 • 低入札価格調査の基準価格を定めた場合に は、当該価格について入札の前には公表しない ものとする。 2団体 60% H27.8時点 38団体 40% 事後公表 事後・非公表併用 非公表 事前公表 35団体 20% H28.3時点 (見込み) 35団体 2団体 6団体 2団体 38団体 0団体 4団体 2団体 ※ 低入札調査基準価格導入団体 45団体 0% H27.8時点 H28.3時点(見込み) <最低制限価格の公表状況> 事後公表 事後・非公表併用 非公表 100% 3団体 3団体 80% 2団体 事前公表 • 最低制限価格を定めた場合には、当該価格につ いて入札の前には公表しないものとする。 3団体 0団体 1団体 H27.8時点 60% 40% 15団体 事後公表 事後・非公表併用 非公表 事前公表 14団体 20% 15団体 0団体 2団体 3団体 H28.3時点 (見込み) 14団体 1団体 3団体 3団体 ※ 最低制限価格価格導入団体 21団体 0% H27.8時点 H28.3時点(見込み) 九州地方整備局 「発注関係事務の運用に関する指針」に基づく各発注機関の取り組み 九州ブロック発注者協議会調べ(H28.3.31時点(見込み)) <適切な設計変更> 受発注者間の協議等により実施 100% 0団体 発注者の判断 により実施等 0団体 • 必要と認められるときは、適切に設計図書の変 更及びこれに伴って必要となる請負代金の額や 工期の適切な変更を行う。 80% 60% 49団体 H27.8時点 49団体 受発注者間の協議等 により実施 発注者の判断 により実施等 40% 20% H28.3時点 (見込み) 49団体 49団体 0団体 0団体 ※ 当面発注がない1団体を除く 0% H27.8時点 H28.3時点(見込み) <設計変更ガイドラインの策定状況> 策定済み 未策定(国・県のガイドライン準用) 未策定(策定予定) 未策定(予定無し) 100% 80% 20団体 60% 8団体 8団体 40% 20% 0団体 21団体 • 設計変更が可能になる場合の例、手続の例、工 事一時中止が必要な場合の例及び手続に必要 となる書類の例等についてとりまとめた指針の策 定に努め、これを活用する。 18団体 H27.8時点 1団体 策定済み 未策定(国・県のガイドライン準用) 未策定(策定予定) 未策定(予定無し) 22団体 21団体 0団体 8団体 20団体 ※ 当面発注がない1団体を除く 0% H27.8時点 H28.3時点(見込み) 15 H28.3時点 (見込み) 22団体 1団体 8団体 18団体 九州地方整備局 「発注関係事務の運用に関する指針」に基づく各発注機関の取り組み 九州ブロック発注者協議会調べ(H28.3.31時点(見込み)) <一時中止ガイドラインの策定状況> 策定済み 未策定(国・県のガイドライン準用) 未策定(策定予定) 未策定(予定無し) 100% 80% • 設計変更が可能になる場合の例、手続の例、工 事一時中止が必要な場合の例及び手続に必要 となる書類の例等についてとりまとめた指針の 策定に努め、これを活用する。 25団体 29団体 60% 40% 20% H27.8時点 6団体 7団体 0団体 策定済み 未策定(国・県のガイドライン準用) 未策定(策定予定) 未策定(予定無し) 2団体 16団体 13団体 13団体 0団体 7団体 29団体 H28.3時点 (見込み) 16団体 2団体 6団体 25団体 ※ 当面発注がない1団体を除く 0% H28.3時点(見込み) H27.8時点 <余裕期間の設定状況> 100% 80% 60% 40% 設定有り(全工事) 設定有り(適宜、選定) 検討中 20団体 22団体 5団体 3団体 活用なし • 建設資材や労働者の確保等の準備のための工 事着手までの余裕期間の設定といった契約上の 工夫等を行う。 H27.8時点 14団体 設定有り(全工事) 設定有り(適宜、選定) 検討中 活用なし 18団体 20% 10団体 ※ 当面発注がない1団体を除く 6団体 0% 10団体 14団体 5団体 20団体 H28.3時点 (見込み) 6団体 18団体 3団体 22団体 H28.3時点(見込み) H27.8時点 九州地方整備局 「発注関係事務の運用に関する指針」に基づく各発注機関の取り組み 九州ブロック発注者協議会調べ(H28.3.31時点(見込み)) <週休2日を考慮した工期設定> 全工事で考慮 一部工事で考慮 考慮していない 100% 80% 60% • 週休2日の確保による適切な工期を設定の上、 発注・施工時期等の平準化に努める。 15団体 20団体 H27.8時点 8団体 6団体 全工事で考慮 一部工事で考慮 考慮していない 40% 20% 26団体 23団体 H28.3時点 (見込み) 23団体 26団体 6団体 8団体 20団体 15団体 ※ 当面発注がない1団体を除く 0% H28.3時点(見込み) H27.8時点 <不稼働日等を考慮した工期設定> 100% 全工事で考慮 9団体 80% 4団体 一部工事で考慮 考慮していない 7団体 4団体 • 工事の性格、地域の実情、自然条件等による不 稼働日等を踏まえた適切な工期を設定の上、発 注・施工時期等の平準化に努める。 60% 40% H27.8時点 36団体 38団体 全工事で考慮 一部工事で考慮 考慮していない 20% H28.3時点 (見込み) 36団体 38団体 4団体 4団体 9団体 7団体 ※ 当面発注がない1団体を除く 0% H27.8時点 H28.3時点(見込み) 16 資料-9 九州地方整備局 発注見通しの統合公表の取り組み状況について 公共工事の品質確保の促進に関する施策を総合的に推進するための基本的な方 針の一部変更について(平成26年9月30日 閣議決定) 受注者側が計画的に施工体制を確保することができるよう、地域の実情等に応じて、 各発注者が連携して発注見通しを統合して公表する等必要な措置を講ずるよう努め るものとする。 九州地区における状況 【目的】 発注者の発注見通しが一元的に見られることから、建設業者にとっては、計画的な技術 者の配置や円滑な資機材調達に役立つことが期待されます。 又、発注者間での発注情報共有を容易にし、平準化にもつながると考えています。 平成26年5月15日より、九州地方整備局ホームページに一元化(リンクを貼り統合) を実施。 【運用開始時】県・政令市を対象 【現在】下記機関まで拡大 九州地方整備局 発注見通しの統合公表の取り組み状況について 現在の九州地整HPリンク(一元化)取り組み状況 組織別 国の機関 機関数 実施機関 実施機関 未実施機関 (H26年度まで) (H28.3時点) 予定含む (H28.3時点) 16 4 9 7 独立行政法人等 6 2 3 3 国立大学法人 9 4 8 1 県(市町村(政令市含む)) 240 86 91 149 合計 271 96 111 160 実施機関が96から111機関へ15機関増加。(H26年度末時点とH28.3時点(予定含む)を比較) 実施率は、41%(111/271機関)となっている。( H28.3時点(予定含む) ) 未実施機関が160機関ある。( H28.3時点) 今後の取り組み 今後も発注予定情報の一元化の取り組みについて更なる推進を図る。 17 工事の発注見通しの公表状況について 機関名 平成28年3月31日現在(見込み)(予定含む) 警察庁 九州管区警察局 H27.2.5 未定 財務省 九州財務局 H28.3.3 検討中 H26.11.28 検討中 財務省 門司税関 未定 未定 財務省 長崎税関 H28.3.3 検討中 財務省 国税庁 福岡国税局 H28.3.3 未定 財務省 国税庁 熊本国税局 未定 未定 農林水産省 九州農政局 H26.7.11 H27.1.27 農林水産省 林野庁 九州森林管理局 検討中 検討中 経済産業省 九州経済産業局 未定 未定 国土交通省 九州地方整備局 - - 未定 未定 国土交通省 海上保安庁 第七管区海上保安本部 H28.3.3 未定 国土交通省 海上保安庁 第十管区海上保安本部 未定 未定 環境省 九州地方環境事務所 H26.7.25 未定 防衛省 九州防衛局 H28.3.3 検討中 福岡高等裁判所 予定なし 予定なし 西日本高速道路(株) H26.7.11 H27.5.20 財務省 福岡財務支局 国土交通省 九州運輸局 県HPへのリンク市町村(政令市除く)状況 ※国、独法等は対象外 発注予定情 各機関HPにお 報(九地整H ける発注予定 P)への掲載 情報(九州地整 日 HP)の掲載日 平成26年度まで H27.4~6月 H27.7~H28.3 月 未定 未定 (独)鉄道建設・運輸施設整備支援機構 鉄道建設本部 九州新幹線建設局 予定なし 予定なし (独)都市再生機構 九州支社 H27.11.10 未定 (独)水資源機構 筑後川局 H26.7.11 検討中 未定 未定 国立大学法人 九州大学 H26.11.28 H26.12.1 国立大学法人 福岡教育大学 H27.4.10 H27.4.10 国立大学法人 九州工業大学 H27.2.5 H27.3.2 国立大学法人 佐賀大学 H26.7.11 未定 国立大学法人 長崎大学 H27.11.10 H27.11.10 国立大学法人 熊本大学 未定 検討中 国立大学法人 大分大学 H26.12.15 H27.1.22 国立大学法人 宮崎大学 H27.10.28 H27.11.10 国立大学法人 鹿屋体育大学 H28.3.3 H28.3.31まで 福岡県 H26.5.15 未定 福岡県 - - 佐賀県 H26.5.15 H27.1 佐賀県、佐賀市、唐津市、鳥栖市、多久市、伊万里市、武雄市、鹿島市、小城市、嬉野 市、基山町、玄海町、江北町、白石町、太良町 - 長崎県 H26.5.15 H26.8.22 長崎県、長崎市、佐世保市、島原市、諫早市、大村市、平戸市、松浦市、対馬市、壱岐 市、五島市、西海市、雲仙市、南島原市、長与町、時津町、東彼杵町、川棚町、波佐見 町、新上五島町 - 熊本県 H26.5.15 予定なし 熊本県、八代市、上天草市、益城町、山都町、天草市、山鹿市、菊池市、宇土市、南関 玉名市、氷川町 町、宇城市、和水町、甲佐町 - (独)国立文化財機構 九州国立博物館 (独)石油天然ガス・金属鉱物資源機構 九州支部 大分県 H26.5.15 予定なし 大分県、大分市、別府市、津久見市、竹田市、豊後高田市、杵築市、宇佐市、豊後大 野市、由布市、国東市、姫島村、日出町、九重町 宮崎県 H26.5.15 H26.9.18 宮崎県、宮崎市、都城市、延岡市、日南市、小林市、日向市、串間市、西都市、三股 川南町、椎葉村 町、高原町、高鍋町、新富町、西米良村、木城町、都農町、門川町、美郷町、五ヶ瀬町 - 鹿児島県 H26.5.15 未定 鹿児島県 - 北九州市 H26.5.15 未定 北九州市 福岡市 H26.5.15 H26.7.14 福岡市 熊本市 H26.5.15 予定なし 熊本市 - 龍郷町 18 資料-10 28 19 324 2 17 20 21 H28 200 H27 H27 H28 10 H28 0 180 200 10 0 12 12 H27-28 H27-28 10 90 0 100 10 90 0 100 22 23 資料-11 0 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism 24 25 26 資料-12 民間資格等の活用について(対象業務の拡大) 【全国運用】 【背景】 社会資本の整備、維持、更新を適切に実施するためには、計画・調査・設計や維持管理における点検・ 診断等の品質確保が重要であり、これらの業務に携わる技術者の能力を評価したうえで活用することが求 められている。 【制度の概要】 国土交通省登録技術者制度は、民間事業者等が付与する「技術者資格」を国土交通省が登録し、社会資 本に関する調査・計画等の発注業務で活用する取り組み。 【第1回登録(H27.1.26)】 工事完成後の点検、診断、補修設計等を対象に、平成27年1月26日付けで50の民間資格を登録。 維持管理分野(点検・診断等):50資格 【対象業務の拡大( H28.2.24)】 昨年度の維持管理分野(点検・診断等)に加え、計画・調査・設計分野を対象に追加。併せて、点検・ 診断等の維持管理分野も拡充し、平成28年2月24日付けで111の民間資格を新たに登録。 維持管理分野(点検・診断等):49資格 新設分野(計画・調査・設計):62資格 【今後の対応】 平成28年度発注業務より活用予定。 維持管理分野における対象とする区分 ■平成27年度一部拡充 拡充 拡充 港湾 空港 都市 公園 公園施設(遊具 ) 土木機 械設備 土 木 機 械設 備 下水道 空港施設 急傾斜 地崩壊 防 止施設 地す べり防止 施設 砂防設備 堤防・河道 トンネル 橋梁( コンクリート橋) 橋梁( 鋼橋) 施設分野 等 海岸 港湾施設 砂防 下水 道管路 施設 河川 海 岸堤防 等 道路 拡充 業 務分野 点 検 診 断 設計 (維持管理) 知識・技術を求める者: 管理技術者 注)本表以外に港湾施設における「計画策定」の業務がある。 担当技術者 管理技術者と担当技術者両者 1 27 計画・調査・設計分野における対象とする区分 ■平成27年度制定 造園 都 市 計 画 及び 地 方 計 画 建 設機 械 土 木 機械 設 備 建 設 電気 通 信 地質・土質 建 設環 境 下 水道 都 市 公 園等 都市 計 画 及 び地 方 計 画 建 設 機械 土 木 機 械設 備 電気施設・通信施設・制 御処理 システム 地質・ 土質 建 設 環境 施 設分 野 等 2 28 トンネル 登録された施設分野・施設・資格数 橋梁 道路 空港 港湾( ) ※ 海岸 急 傾斜 地 崩 壊等 対 策 地すべり対策 砂防 河川・ダム 施 設分 野 等 管理技術者 知識・技術を求める者: 下水 道 道路 港 湾 及び 空 港 河川、砂防及び 海岸・海洋 部門 横断分野 専門分野 業務 計画 調査 設計 ※潜水作業が伴う調査の場合のみ、担当技術者にも知識・技術を求める 管理技術者と照査技術者両者(両者に同様の知識・技術を求める) - http://www.mlit.go.jp/report/press/kanbo08_hh_000327.html 3 29 1/2 2016/02/26 4 30 5 31 6 32 7 33 8 34 9 35 10 36 11 37 12 38 13 39 14 40 15 41 資料-12 発注者間の連携(発注者協議会と品確協議会の取り組み:現状) ①「九州ブロック発注者協議会」 ①「公共工事の品質確保に関する九州連絡協議会」 【目的】 総合評価方式の導入・拡大等について発注者間相互 の情報共有・連絡調整を図り九州ブロックにおける公共 工事の品質確保の促進に寄与 【目的】 整備局、九州各県・政令市等の発注者間において、公共工事の品質確保のため に意見交換・具体的施策の推進により、公共工事の品質確保を促進 【設立】 平成20年10月27日設立 公共工事の品質確保の促進に関する関係省庁連絡会 議に基づき設置(全国の各ブロック毎に設置) 【設立】 平成17年11月25日設立 公共工事の品質確保の促進に関する法律(平成17年4月1日施行)の趣旨を踏ま え設置(九州ブロックのみ設置) 【構成員】 (国)九地整局長、関係省庁出先機関部長等 (県・政令市・代表市)土木部長等 (特殊法人等)九州に組織を有する機関の部長等 【構成員】 (九地整)局長 (県・政令市)土木部長等 ②【幹事会】 総合評価落札方式の導入状況等の情報共有 発注見通しの統合公表等 【構成員】 (国)九地整企画部長、関係省庁出先機関課長等 (県・政令市・代表市)技術管理担当課長等 (特殊法人等)九州に組織を有する機関の課長等 ②【幹事会】 具体的な施策実施の検討、市町村に対す る支援施策の検討、情報共有等 【構成員】 (九地整)企画部長 (県・政令市)技術管理担当課長等 ③【県部会】 連 携 市町村へ施策実施に向けた働きかけ、 支援要望等の情報交換 【構成員】 (県)土木部長等 (市町村)技術管理担当部長、課長等 ④【作業部会】 実務レベルでの施策検討・情報共有等 【構成員】九地整・各県・政令市 ⑤【品質確保研究会】 実務レベルでの実務に関する情報交換等 【構成員】県、市町村等 発注者間の連携(発注者協議会と品確協議会の統合について) 【背景】 ○これまでの活動 総合評価落札方式の導入・拡大等 ・「九州ブロック発注者協議会」 品質確保に関する施策の推進等 ・「公共工事の品質確保に関する九州連絡協議会」 ○品確法改正等を踏まえた状況の変化 「発注関係事務の運用に関する指針(運用指針)」の策定により発注者の責務が明確化され、全ての発注者が取り 組むべき事項が明確になったことから、両協議会において発注体制の把握などに取り組んでいるところであり、両協 議会の活動内容が重複してきている状況となっている。 【統合による効果】 ・両協議会の活動内容や参画機関が重複していることから、協議会の統合により、発注者間の協力・連携体制の一元化、効 率化が図られる。 ・国、特殊法人等と地方公共団体(県部会との連携により全ての市町村)相互の情報共有が図られることにより、地域の実 情を踏まえた各種施策の取り組みについて更なる推進・強化が図られる。 【協議会名称】 現在の参画機関、全国の地方ブロックにおける協議会の設置状況等を踏まえ、「九州ブロック発注者協議会」とする。 【協議会の目的】 品確法の趣旨を踏まえ、国、特殊法人等、地方公共団体等の各発注者が、公共工事の品質確保の促進に向けた取り組 み等について情報交換を行うなどの連携を図り、発注者間の協力体制を構築するとともに、建設生産システムの効率化に 関する各種施策の推進を図り、もって九州ブロックにおける現在及び将来にわたる公共工事の品質確保の促進に寄与する ことを目的とする。 【協議会の事務】 次の事項について連絡調整を行うとともに、取り組みの推進・強化を図る。 一 公共工事の品質確保の促進に関する施策について 発注体制の把握と自己評価等による発注関係事務の適切な実施に向けた取り組みの推進など 二 建設生産システムの効率化に関する施策について i-Constructionなど建設現場の生産性向上に向けた取り組みの情報共有など 三 発注者の支援に関する施策について 総合評価落札方式などの入札契約方式の導入に対する支援、 県部会を通じた市町村への施策実施に向けた働きかけ、技術的支援など 四 その他、協議会の目的を達成するために必要な事項 42 発注者間の連携(発注者協議会と品確協議会の統合(案)) ①「九州ブロック発注者協議会」 【目的】 「公共工事の品質確保の促進に関する法律(品確法)」、「公共工事の品質確保の促進に関する施策を総合的に推進するた めの基本的な方針について(基本指針)」及び「発注関係事務の運用に関する指針(運用指針)」の趣旨を踏まえ、国、特殊法 人等、地方公共団体等の各発注者が、公共工事の品質確保の促進に向けた取り組み等について情報交換を行うなどの連携 を図り、発注者間の協力体制を強化するとともに、建設生産システムの効率化に関する各種施策の推進を図り、もって九州ブ ロックにおける現在及び将来にわたる公共工事の品質確保の促進に寄与することを目的とする。 【構成員】 (国)九地整局長、関係省庁出先機関部長等 (県・政令市・代表市)土木部長等 (特殊法人等)九州に組織を有する機関の部長等 ②【幹事会】 各種施策の取り組み状況の情報交換及び推進・強化に向けた意 見交換等を行う幹事会を設置 【構成員】 (国)九地整企画部長、関係省庁出先機関課長等 (県・政令市・代表市)技術管理担当課長等 (特殊法人等)九州に組織を有する機関の課長等 ③【県部会】 連 携 市町村へ施策実施に向けた働きかけ、支援要望等の情報 交換 (品確協議会県部会の組織を存続) 【構成員】 (県)土木部長等 (市町村)技術管理担当部長、課長等 ④【作業部会】 ⑤【品質確保研究会】 実務担当者による情報交換等 (品確協議会県部会品質確保研究会の組織を存続) 実務担当者による施策検討・情報共有等 (品確協議会作業部会、発注者間の連携強化に向けた検討会の 組織を存続) 発注者間の連携(協議会の統合に向けた今後の流れ) ○統合(案)の意見照会 (平成28年2月26日~3月4日) ○各協議会(幹事会)にて統合(案)の説明、意見照会結果の確認 (平成28年3月10日) ○現協議会の委員へ統合に対する承諾確認 統合後の委員(各機関1名)・幹事(各機関1名(県においては、1~2名))の選出、 規約(案)の意見照会 (平成28年3月~4月) ○統合後の協議会開催 (平成28年度:開催時期は別途調整) ○各県部会、品質確保研究会の名称変更・規約改正等の手続き 43
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