調査2 平成24年7月~12月を水準とした平成25年1月~6月の先行き見通しについて調査した。 調査項目は調査1と同じ項目である。⑤業界の景気動向についてはすでに5~6ページで 表示してあるのでここでは省略する。 ①売上見通し 全体でみると「増加」27%(前回21%)、「不変」41%(前回52%)、「減少」32%(前回27%)となっ た。業種別でみると「減少」より「増加」する見通しが多かった業種は、製造業、建設業、サービス 業であった。一方、「減少」の見通しが多い業種は、小売業、不動業、飲食業となっており、厳しい 見通しとなっている。 H25 上期の売上見通し 100% 80% 増加 不変 減少 69% 56% 60% 45% 40% 34% 19% 20% 44% 44% 36% 25% 29% 47% 42% 33% 27% 22% 33% 25% 40% 29% 24% 40% 20% 11% 6% 0% 製造 建設 不動産 サービス 卸売 飲食 小売 運輸 ②採算見通し 全体的にみると、「好転」が20%(前回12%)、「不変」が55%(前回60%)、「悪化」が25%(前回 28%)となった。業種別では、製造業、建設業が採算見通しが「好転」との回答が多かった。一 方、「悪化」の見通しが強いのが飲食業、小売業、不動産業であった。 H25 上期の採算見通し 100% 80% 80% 73% 61% 60% 60% 40% 20% 34% 22% 18% 9% 13% 好転 45% 44% 42% 42% 21% 18% 22% 41% 不変 35% 33% 16% 24% 悪化 20% 20% 7% 0% 製造 建設 不動産 サービス 8 卸売 飲食 小売 運輸 ③仕入単価の見通し 仕入単価については、全体でみると67%が「不変」と回答しているなか、「上昇」の見通しが多い 業種は、飲食業が前回調査同様に65%(前回62%)と突出している。 H25 上期の仕入単価見通し 100% 93% 88% 79% 80% 65% 67% 64% 60% 60% 56% 44% 40% 40% 33% 29% 下落 不変 上昇 27% 18% 20% 9% 12% 7% 0% 6% 3% 0% 0% 製造 建設 不動産 サービス 0% 0% 0% 卸売 飲食 小売 運輸 ④従業員の見通し 全体でみると77%が「不変」と回答している。そのなかで、「不足」と「過剰」を比較してみると、「不 足」が顕著なのが運輸業60%、建設業27%であった。 H25 上期の従業員見通し 100% 91% 81% 80% 93% 91% 89% 78% 73% 60% 60% 不足 不変 過剰 40% 27% 20% 20% 20% 16% 11% 9% 0% 0% 0% 11% 11% 9% 3% 0% 0% 製造 建設 不動産 サービス 卸売 9 7% 飲食 0% 小売 運輸 ⑤業界の景気動向見通しについて P5~6を参照。 ⑥資金繰りの見通し 資金繰りについては、「不変」が全体で70%であったが、「悪化」の見通しが多かったのは運輸業 40%、小売業29%、卸売業22%であった。 H25 上期の資金繰り見通し 100% 80% 82% 80% 78% 74% 67% 75% 65% 60% 40% 40% 40% 29% 22% 22% 20% 9% 9% 13% 7% 13% 11% 20% 17% 13% 好転 不変 悪化 6% 8% 0% 0% 製造 建設 不動産 サービス 卸売 飲食 小売 運輸 ⑦金融機関の融資状況見通し 融資状況の見通しが「不変」と回答したのは全体で51%、「融資なし」が30%、「厳しい」が8%、 「緩やか」が11%となった。業種でみると「厳しい」が多いのは飲食業27%であった。 H25 上期の金融機関の融資状況見通し 100% 78% 80% 60% 57% 55% 56% 50% 40% 40% 27% 20% 20% 9% 9% 0% 製造 29% 27% 27% 14% 7% 建設 0% 不動産 40% 40% 37% 40% 33% 3% 11% 11% 9% 7% 25% 20% 13% 6% 0% サービス 卸売 10 0% 飲食 小売 運輸 緩やか 不変 厳しい 融資無し
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