基本道路地図 V2014 解説書

DRM-201501_1015
基本道路地図
V2014
解説書
三井造船システム技研株式会社
基本道路地図 V2014
目次
1.データ概要
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1P
2.データ構造
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2P
3.構成するテーブル
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3P
4.属性データ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4P ~ 6P
5.コードテーブル
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7P ~ 8P
6.データサイズ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8P
付録1.コード定義表
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9P ~ 10P
付録2.図形スタイル定義表
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
11P ~ 12P
付録3.解説
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
13P ~ 21P
付録4.操作方法(参考)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
22P ~ 23P
付録5.サンプル画像
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
24P
7.投影法について
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
25P
基本道路地図 V2014
1.データ概要
1.1
データ概要
全国デジタル道路地図データベースの基本道路網のみのデータで構成されています。
1/25,000の地図縮尺で(道路区間、交差点、ビーコン位置、重用路線、フェリー情報)を持ちます。
投影法は、経度/緯度 日本測地系(東京) CoordSys Earth Projection 1, 1015)で作成してあります。
基本道路地図は、MapInfo Professional v10.0以降より使用することができます。
<参考>
道路地図は、基本道路網に加え、全道路網のデータで構成されています。1/25,000の地図縮尺で道路ネット
ワークデータ(道路区間、交差点、区間内属性、通行情報、重用路線、フェリー情報)と道路ネットワーク
データ以外(市区町村行政界、都道府県行政界、水系、鉄道、主要施設、主要地名)などの背景データを
持ちます。
簡易道路地図は、1/25,000の地図縮尺で道路、水系、市区町村行政界、都道府県行政界、主要施設、
主要地名等のデータを持ちます。ネットワーク解析で使用される道路地図から道路ネットワーク情報を除外し、
高速、国道・地方、一般・その他の道路区分で道路を大別した背景図利用の道路地図です。
道路地図、簡易道路地図のノード番号はDRMノード番号を弊社独自のノード番号に変換し提供しています。
1.2
データの用途
・メッシュコード、DRMノード番号を持っているデータであれば、下記などの用途に利用できます。
・交通センサスデータの利用
・特殊車両通行許可申請時のシミュレーションなどに利用
・交通事故統計データの利用など
交通センサスデータ付加方法については「付録4 操作方法(参考)」を参照ください。
1.3
データ提供可能な範囲と提供する単位
・全国をカバーしています。
・全国単位で提供します。
1.4
データ更新の周期と現行データの取得年月
・データ更新周期 年1回
・データ取得年月 2014年9月(交通センサス情報は平成22年度)
全国デジタル道路地図データベースDRM・DB2609A版(平成26年9月版)を使用
1.5
データの出典
本データは、株式会社トヨタケーラム殿のTCI道路地図データベースを基に作成しています。
(測量法第44条に基づく成果使用承認 13-114、13-115、13-116)
尚、TCI道路地図データベースは、一般財団法人日本デジタル道路地図協会殿が発行した全国デジタル道路
地図データベースを基に作成されています。
1
基本道路地図 V2014
2.データ構造
2.1
道路データネットワーク構造
・ノードは、交差点、区画点及びその属性が変化する場所に設定します。ノード情報は属性デ-タの
ノード(DNODE) によります。
・ノードとノードの間に存在するリンクは対面通行の道路であっても1つしか存在しません。
リンク内の道路情報は属性デ-タのリンク(DLINK) によります。
・ノード番号は2次メッシュ内で重複しない整数を任意に設定しています。
・重用する路線が存在する場合は重用路線(CYOYO)に保持されます。
・フェリー航路により連絡されている道路はフェリー航路データより相互のノード番号がわかる構造と
なっています。
2.2
属性コード
属性データのうち以下のものはそれぞれコード化して、その値を持ちます。
(1)ノード種別、(2)交差点通行、(3)管理者、(4)道路種別、(5)主・従道路区分、
(6)リンク種別、(7)リンク通行可・不可、(8)異常気象時通行規制区間種別(9)道路幅員区分、
(10)車線数、(11)交通規制種別、(12)交通規制条件種別、(13)規制速度、(14)形状データ取得資料、
(15)ビーコン種別、(16)ビーコン用途種別、(17)対応リンク方向、(18)該当有無
コードの内容は『付録1.コード定義表』を参照して下さい。
コード化された属性データの項目名称とコードテーブルとの関連は以下の通りです。
テーブル名
DNODE(ノード)
DLINK(リンク)
BEACON(ビーコン)
CYOYO(重用路線)
フィールド名称
対応コードテーブル名
ノード種別コード
ノード種別(B_TENSBTCD)
交差点通行コード
交差点通行(C_KOUSATENCD)
管理者コード
管理者(D_KANRICD)
道路種別コード
道路種別(E_KKNSBTCD)
主・従道路区分コード
主・従道路区分(F_SJDKBNCD)
リンク種別コード
リンク種別(H_LINKSBTCD)
該当有無コード
該当有無(Y_GAITOUCD)
リンク通行可・不可コード
リンク通行可・不可(I_TUKOUCD)
異常気象時通行規制区間種別コード
異常気象時通行規制区間種別(J_KSIKSYCD)
道路幅員区分コード
道路幅員区分(K_FUKUINCD)
車線数コード
車線数(L_SYASENCD)
交通規制種別コード
交通規制種別(M_KKISEICD)
交通規制条件種別コード
交通規制条件種別(N_KSIJYCD)
規制速度コード
規制速度(O_KSOKUDOCD)
形状データ取得資料コード
形状データ取得資料(O10_KEIJYOUSCD)
ビーコン種別コード
ビーコン種別(Q10_BEACONCD)
ビーコン用途種別コード
ビーコン用途種別(Q20_BEACONYCD)
対応リンク方向コード
対応リンク方向(Q30_TLHCD)
道路種別コード
道路種別(E_KKNSBTCD)
主・従道路区分コード
主・従道路区分(F_SJDKBNCD)
コード化されている項目を文字表示したい場合は、MapInfo基本機能で関連付けする必要があります。
関連付け操作方法は『付録3.解説 7.コード化されている項目の文字表示方法』を参照して下さい。
2
基本道路地図 V2014
3.構成するテーブル
3.1
主要テーブル
番号
3.2
テーブル名称
名称
構成単位
データ内容
図形タイプ
1
DNODE
基本道路ノード
全国
ノード(道路点)
シンボル
2
DLINK
基本道路リンク
全国
リンク(道路区間)
折線
3
BEACON
ビーコン位置
全国
ビーコン位置データ
シンボル
4
CYOYO
重用路線
全国
リンク(道路区間)の重用路線部分
―
5
FERRY
フェリー区間
全国
フェリー航路データ
―
番号
名称
コードテーブル
番号
テーブル名称
名称
テーブル名称
1
B_TENSBTCD
ノード種別
10
L_SYASENCD
車線数
2
C_KOUSATENCD 交差点通行
11
M_KKISEICD
交通規制種別
3
D_KANRICD
管理者
12
N_KSISJYCD
交通規制条件種別
4
E_KKNSBTCD
道路種別
13
O_KSOKUDOCD
規制速度
5
F_SJDKBNCD
主・従道路区分
14
O10_KEIJYOUSCD
形状データ取得資料
6
H_LINKSBTCD
リンク種別
15
Q10_BEACONCD
ビーコン種別
7
I_LTUKOUCD
リンク通行可・不可
16
Q20_BEACONYCD
ビーコン用途種別
8
J_KSIKSYCD
異常気象時通行規制区間種別
17
Q30_TLHCD
対応リンク方向
9
K_FUKUINCD
道路幅員区分
18
Y_GAITOUCD
該当有無
3
基本道路地図 V2014
4.属性データ
(1)DNODE(基本道路ノード)
番号
項目名称
1
メッシュコード
2
ノード番号
3
標高
4
ノード種別コード
5
隣接2次メッシュコード
6
隣接2次メッシュ接合ノード番号
7
隣接リンク本数
8
接続(1)リンク番号
9
接続(1)交差点通行コード
10
接続(1)接続角度
11
接続(2)リンク番号
12
接続(2)交差点通行コード
13
接続(2)接続角度
14
接続(3)リンク番号
15
接続(3)交差点通行コード
16
接続(3)接続角度
17
接続(4)リンク番号
18
接続(4)交差点通行コード
19
接続(4)接続角度
20
接続(5)リンク番号
21
接続(5)交差点通行コード
22
接続(5)接続角度
23
接続(6)リンク番号
24
接続(6)交差点通行コード
25
接続(6)接続角度
26
接続(7)リンク番号
27
接続(7)交差点通行コード
28
接続(7)接続角度
29
接続(8)リンク番号
30
接続(8)交差点通行コード
31
接続(8)接続角度
32
交差点等名称
33
交差点等名称(カナ)
34
フェリー接続航路総数
タイプ
文字
文字
2バイト整数
文字
文字
文字
2バイト整数
文字
文字
2バイト整数
文字
文字
2バイト整数
文字
文字
2バイト整数
文字
文字
2バイト整数
文字
文字
2バイト整数
文字
文字
2バイト整数
文字
文字
2バイト整数
文字
文字
2バイト整数
文字
文字
2バイト整数
4
サイズ
6
4
2
1
6
4
2
8
8
2
8
8
2
8
8
2
8
8
2
8
8
2
8
8
2
8
8
2
8
8
2
20
20
2
備考
INDEX
INDEX
単位=10m
INDEX
単位=度
単位=度
単位=度
単位=度
単位=度
単位=度
単位=度
単位=度
漢字10文字
半角カナ20文字
基本道路地図 V2014
(2)DLINK(基本道路リンク)
番号
項目名称
1
メッシュコード
2
リンク番号
3
ノード1番号
4
ノード2番号
5
管理者コード
6
道路種別コード
7
路線番号
8
主・従道路区分コード
9
重用路線総数
10
行政区域コード
11
リンク長(計算値)
12
リンク種別コード
13
ビーコン有無コード
14
自動車専用道路コード
15
有料道路コード
16
リンク通行可・不可コード
17
異常気象時通行規制区間種別コード
18
車両重量制限有無コード
19
車両高さ制限有無コード
20
車両幅員制限有無コード
21
道路幅員区分コード
22
車線数コード
23
車道幅員
24
最小車道部幅員
25
中央帯幅員
26
中央帯設置延長
27
12時間交通量
28
旅行速度(ピーク時)
29
交通規制種別コード
30
交通規制条件種別コード
31
冬季通行不可コード
32
規制速度コード
33
特車通行システム対象コード
34
リンク内属性有無コード
35
異常気象時規制区間気象基準値
36
形状データ取得資料コード
37
一般国道・指定区間該当コード
タイプ
文字
文字
文字
文字
文字
文字
2バイト整数
文字
2バイト整数
文字
整数
文字
文字
文字
文字
文字
文字
文字
文字
文字
文字
文字
2バイト整数
2バイト整数
2バイト整数
整数
2バイト整数
2バイト整数
文字
文字
文字
文字
文字
文字
2バイト整数
文字
文字
サイズ
6
8
4
4
1
1
2
1
2
5
4
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
1
2
2
2
4
2
2
1
1
1
1
1
1
2
1
1
(3)BEACON(ビーコン位置)
番号
項目名称
1
メッシュコード
2
ビーコンアイテム番号
3
送信ビーコン番号
4
ビーコン種別コード
5
ビーコン用途種別コード
6
設置リンク番号
7
対応リンク方向コード
8
ビーコン設置地点名
9
ビーコン設置地点名(カナ)
タイプ
文字
2バイト整数
整数
文字
文字
文字
文字
文字
文字
サイズ
6
2
4
2
2
8
1
60
60
(4)CYOYO(重用路線)
番号
項目名称
1
メッシュコード
2
リンク番号
3
道路種別コード
4
路線番号
5
主・従道路区分コード
タイプ
文字
文字
文字
2バイト整数
文字
サイズ
6
8
1
2
1
5
備考
INDEX
INDEX
INDEX
単位=0.1m
単位=0.1m
単位=0.1m
単位=m
単位=100台/12時間 (平日)
単位=0.1km/h (平日)
備考
INDEX
INDEX
漢字10文字
半角カナ20文字
備考
INDEX
INDEX
INDEX
設置リンク番号
基本道路地図 V2014
(5)FERRY(フェリー区間)
番号
項目名称
1
メッシュコード
2
ノード番号
3
航路接続2次メッシュコード
4
航路接続ノード番号
タイプ
文字
文字
文字
文字
6
サイズ
6
4
6
4
備考
INDEX
INDEX
基本道路地図 V2014
5.コードテーブル
(1)ノード種別(B_TENSBTCD)
番号
項目名称
1
コード
2
ノード種別
タイプ
文字
文字
サイズ
2
22
INDEX
漢字11文字
備考
(2)交差点通行(C_KOUSATENCD)
番号
項目名称
タイプ
1
コード
文字
2
交差点通行
文字
サイズ
1
32
INDEX
漢字16文字
(3)管理者(D_KANRICD)
番号
項目名称
1
コード
2
管理者区分
タイプ
文字
文字
サイズ
1
72
INDEX
漢字36文字
(4)道路種別(E_KKNSBTCD)
番号
項目名称
1
コード
2
道路種別
タイプ
文字
文字
サイズ
2
48
INDEX
漢字24文字
(5)主・従道路区分(F_SJDKBNCD)
番号
項目名称
タイプ
1
コード
文字
2
主・従道路区分
文字
サイズ
1
6
INDEX
漢字3文字
(6)リンク種別(H_LINKSBTCD)
番号
項目名称
タイプ
1
コード
文字
2
リンク種別
文字
サイズ
1
30
INDEX
漢字15文字
(7)リンク通行可・不可(I_LTUKOUCD)
番号
項目名称
タイプ
1
コード
文字
2
リンク通行可・不可
文字
サイズ
1
36
INDEX
漢字18文字
備考
備考
備考
備考
備考
備考
(8)異常気象時通行規制区間種別(J_KSIKSYCD)
番号
項目名称
タイプ
サイズ
1
コード
文字
1
2
規制条件
文字
12
INDEX
漢字6文字
(9)道路幅員区分(K_FUKUINCD)
番号
項目名称
タイプ
1
コード
文字
2
道路幅員区分
文字
サイズ
1
50
INDEX
漢字25文字
(10)車線数(L_SYASENCD)
番号
項目名称
1
コード
2
車線数
タイプ
文字
文字
サイズ
1
10
INDEX
漢字5文字
(11)交通規制種別(M_KKISEICD)
番号
項目名称
タイプ
1
コード
文字
2
規制種別
文字
サイズ
1
26
INDEX
漢字13文字
7
備考
備考
備考
備考
基本道路地図 V2014
(12)交通規制条件種別(N_KSISJYCD)
番号
項目名称
タイプ
1
コード
文字
2
規制条件
文字
サイズ
1
18
INDEX
漢字9文字
(13)規制速度(O_KSOKUDOCD)
番号
項目名称
タイプ
1
コード
文字
2
規制条件
文字
サイズ
1
10
INDEX
漢字5文字
備考
備考
(14)形状データ取得資料(O10_KEIJYOUSCD)
番号
項目名称
タイプ
サイズ
1
コード
文字
1
2
取得資料
文字
30
INDEX
漢字15文字
(15)ビーコン種別(Q10_BEACONCD)
番号
項目名称
タイプ
1
コード
文字
2
ビーコン種別
文字
サイズ
2
16
INDEX
漢字8文字
(16)ビーコン用途種別(Q20_BEACONYCD)
番号
項目名称
タイプ
サイズ
1
コード
文字
2
2
ビーコン種別
文字
18
INDEX
漢字9文字
(17)対応リンク方向(Q30_TLHCD)
番号
項目名称
タイプ
1
コード
文字
2
リンク方向
文字
サイズ
1
16
INDEX
漢字8文字
(18)該当有無(Y_GAITOUCD)
番号
項目名称
1
コード
2
該当有無
サイズ
1
16
INDEX
漢字8文字
タイプ
文字
文字
備考
備考
備考
備考
備考
6.データサイズ
ノードとリンク件数及びデータサイズ
ノード・リンク
ノード
リンク
全データ
件数
件数
サイズ(MB)
1,135,816
1,471,848
645.2
その他
合計
6.5
651.7
《備考》データサイズについて
(1) 実ファイルサイズをメガバイト単位で表わしています。
(2) 格納先ハードディスクのファイルシステムによって実質上の使用量は異なります。
8
基本道路地図 V2014
付録1.コード定義表
(1)ノード種別(B_TENSBTCD)
コード
内容
1
交差点ノード
2
行き止まり点ノード
3
ダミー点ノード
4
区画辺交点ノード
5
属性変化点ノード
6
交通管制上必要なノード
7
センサス区間端点ノード
(6)リンク種別(H_LINKSBTCD)
コード
内容
1
本線(上下線非分離)リンク
2
本線(上下線分離)リンク
3
連結路(本線間の渡り線)リンク
4
交差点内リンク
5
連結路(ランプ)リンク
6
本線と同一路線の側道リンク
7
SA等側線リンク
8
自動車道等リンク
9
本線側道接続リンク
0
未調査
(2)交差点通行(C_KOUSATENCD)
コード
内容
1
通行可
2
通行不可
3
条件付(車種)通行可
4
条件付(時刻、曜日)通行可
5
条件付(時刻、曜日、車種)通行可
0
未調査
(7)リンク通行可・不可(I_LTUKOUCD)
コード
内容
1
自動車通行可
2
自動車通行不可
3
未共用(含工事中)
4
計画決定
0
供用中(自動車通行可・不可は未調査)
(3)管理者(D_KANRICD)
コード
内容
東日本高速道路株式会社・
1
中日本高速道路株式会社・
西日本高速道路株式会社
首都高速道路株式会社・
2
阪神高速道路株式会社・
本州四国連絡高速道路株式会社
3
道路公社
4
国
5
都道府県
6
指定市
7
他の市町村等(含東京23区)
8
その他の管理者
0
未調査
(8)異常気象時通行規制区間種別(J_KSIKSYCD)
コード
内容
1
規制無
2
雨量規制有
3
雪規制有
4
その他の規制有
0
未調査
(9)道路幅員区分(K_FUKUINCD)
コード
内容
1
幅員13.0m以上
2
幅員5.5m以上~13.0m未満
3
幅員3.0m以上~5.5m未満
4
幅員3.0m未満
0
未調査
(4)道路種別(E_KKNSBTCD)
コード
内容
1
高速自動車国道
2
都市高速道路(含指定都市高速道路)
3
一般国道
4
主要地方道(都道府県道)
5
主要地方道(指定市道)
6
一般都道府県道
指定市の一般市道
7
(道路交通センサス対象道路のみ)
9
その他の道路
0
未調査
(10)車線数(L_SYASENCD)
コード
内容
1
1車線
2
2車線
3
3車線
4
4車線
5
5車線
6
6車線以上
0
未調査
上り下り合計の車線数
(5)主・従道路区分(F_SJDKBNCD)
コード
内容
1
主道路
2
従道路
0
未調査
9
基本道路地図 V2014
(11)交通規制種別(M_KKISEICD)
コード
内容
1
規制無し
2
通行禁止(無条件)
3
通行禁止(条件付)
4
一方通行(正方向、無条件)
5
一方通行(逆方向、無条件)
6
一方通行(正方向、条件付)
7
一方通行(逆方向、条件付)
8
一方通行(正逆切り替え有り)
0
未調査
(16)ビーコン用途種別(Q20_BEACONYCD)
コード
内容
01
標準位置補正用
02
地形図表現補正用
03
鉄道併走区間補正用
04
リンク表現外補正用
(17)対応リンク方向(Q30_TLHCD)
コード
内容
1
正方向
2
逆方向
3
両方向
0
未調査・意味なし
(12)交通規制条件種別(N_KSIJYCD)
コード
内容
1
車種のみ
2
時刻のみ
3
曜日のみ
4
車種及び時刻
5
車種及び曜日
6
曜日及び時刻
7
車種、時刻及び曜日
8
その他の条件
0
未調査
(18)該当有無(Y_GAITOUCD)
コード
内容
1
該当あり
2
該当無し
0
未調査・意味なし
(13)規制速度(O_KSOKUDOCD)
コード
内容
1
30km/h未満
2
40km/h
3
50km/h
4
60km/h
5
70km/h
6
80km/h
7
100km/h
0
未調査
(14)形状データ取得資料(O10_KEIJYOUSCD)
コード
内容
1
91年度以降道路管理者等資料
2
縮尺1/2.5万地形図
3
90年度以前道路管理者等資料
4
縮尺1/1万以上の地形図等
5
土地区画整理事業者等資料
6
市町村道整備事業者資料
7
農道・林道・港湾整備事業者資料
8
現地調査
0
未調査
(15)ビーコン種別(Q10_BEACONCD)
コード
内容
01
Aタイプ
02
Bタイプ
03
Cタイプ
04
Dタイプ
05
ITSスポット(本線)
06
ITSスポット(SA等)
00
未調査
99
実用化実験用
10
基本道路地図 V2014
付録2.図形スタイル定義表
(1)DLINK(基本道路リンク)
種別
高速自動車国道
都市高速道路
一般国道
主要地方道(都道府県)
主要地方道(指定市)
一般都道府県道
指定市の一般市道
その他の道路
未調査
コード
形状
01
02
03
04
05
06
07
09
00
11
幅員
色
13m以上
淡青
備考
太線 Pen (3, 65, 8421631)
5.5m~13m
淡青
中線 Pen (2, 65, 8421631)
3.0m~5.5m
淡青
細線 Pen (1, 65, 7368959)
3.0m未満
淡青
細線 Pen (1, 65, 7368959)
未調査
淡青
細線 Pen (1, 65, 7368959)
13m以上
淡青
太線 Pen (3, 65, 8421631)
5.5m~13m
淡青
中線 Pen (2, 65, 8421631)
3.0m~5.5m
淡青
細線 Pen (1, 65, 7368959)
3.0m未満
淡青
細線 Pen (1, 65, 7368959)
未調査
淡青
細線 Pen (1, 65, 7368959)
13m以上
淡赤
太線 Pen (3, 2, 16756991)
5.5m~13m
淡赤
中線 Pen (2, 2, 16756991)
3.0m~5.5m
淡赤
細線 Pen (1, 2, 16756991)
3.0m未満
淡赤
細線 Pen (1, 2, 16756991)
未調査
淡赤
細線 Pen (1, 2, 16756991)
13m以上
青緑
太線 Pen (3, 2, 32896)
5.5m~13m
青緑
中線 Pen (2, 2, 32896)
3.0m~5.5m
青緑
中線 Pen (2, 2, 32896)
3.0m未満
青緑
細線 Pen (1, 2, 32896)
未調査
青緑
細線 Pen (1, 2, 32896)
13m以上
青緑
太線 Pen (3, 2, 32896)
5.5m~13m
青緑
中線 Pen (2, 2, 32896)
3.0m~5.5m
青緑
中線 Pen (2, 2, 32896)
3.0m未満
青緑
細線 Pen (1, 2, 32896)
未調査
青緑
細線 Pen (1, 2, 32896)
13m以上
黄土
中線 Pen (2, 2, 12632064)
5.5m~13m
黄土
中線 Pen (2, 2, 12632064)
3.0m~5.5m
黄土
中線 Pen (2, 2, 12632064)
3.0m未満
黄土
細線 Pen (1, 2, 12632064)
未調査
黄土
細線 Pen (1, 2, 12632064)
13m以上
黄土
中線 Pen (2, 2, 12632064)
5.5m~13m
黄土
中線 Pen (2, 2, 12632064)
3.0m~5.5m
黄土
中線 Pen (2, 2, 12632064)
3.0m未満
黄土
細線 Pen (1, 2, 12632064)
未調査
黄土
細線 Pen (1, 2, 12632064)
13m以上
濃灰
細線 Pen (1, 2, 4210752)
5.5m~13m
灰
細線 Pen (1, 2, 10526880)
3.0m~5.5m
淡灰
細線 Pen (1, 2, 12632256)
3.0m未満
淡灰
細線 Pen (1, 2, 12632256)
未調査
淡灰
細線 Pen (1, 2, 12632256)
13m以上
濃灰
細線 Pen (1, 2, 4210752)
5.5m~13m
灰
細線 Pen (1, 2, 10526880)
3.0m~5.5m
淡灰
細線 Pen (1, 2, 12632256)
3.0m未満
淡灰
細線 Pen (1, 2, 12632256)
未調査
淡灰
細線 Pen (1, 2, 12632256)
基本道路地図 V2014
(2)DNODE(基本道路ノード)
種別
コード
交差点
1
行き止まり点
2
ダミー点
3
区画辺交点
4
属性変化点
5
交通管制上必要な点
6
センサス区間端点
7
形状
○
×
△
◇
□
○
▽
サイズ
4
4
4
4
4
4
4
色
淡青
淡青
淡青
淡青
淡青
赤
淡青
備考
Symbol (40, 12632319, 4)
Symbol (50, 12632319, 4)
Symbol (42, 12632319, 4)
Symbol (39, 12632319, 4)
Symbol (38, 12632319, 4)
Symbol (40, 16711680, 4)
Symbol (43, 12632319, 4)
(3)BEACON(ビーコン位置)
種別
コード
Aタイプ
01
Bタイプ
02
Cタイプ
03
Dタイプ
04
ITSスポット(本線)
05
ITSスポット(SA等)
06
未調査
00
実用化実験用
99
形状
●
●
●
●
●
●
●
○
サイズ
8
8
8
8
8
8
8
8
色
赤
水色
緑
黄緑
青
オレンジ
グレー
赤
備考
Symbol (34, 16711680, 8)
Symbol (34, 65535, 8)
Symbol (34, 32768, 8)
Symbol (34, 65280, 8)
Symbol (34, 255, 8)
Symbol (34, 16740416, 8)
Symbol (34, 8421504, 8)
Symbol (40, 16711680, 8)
12
基本道路地図 V2014
付録3.解説
MapInfo 基本道路地図データについて説明します。
1. テーブルの内容について
(1) DNODE(基本道路ノード)
地図上ではシンボルで表示されます。ノードは交差点や道路の属性内容が変化する場所に設定されます。
(2) DLINK(基本道路リンク)
地図上ではラインで表示されます。これが道路です。リンクは道路を構成する最小の単位です。
1つのリンクが繋がって 1 本の道路を構成します。
(3) BEACON(ビーコン位置)
地図上ではシンボルで表示されます。設置されたビーコンに関するデータが入っています。
(4) CYOYO(重用路線)
ブラウザーのみのデータです。1つのリンクに複数の路線が設定されている場合で、主路線以外(主路線の説明
は後記、路線順位の低いという意味)の路線データが入っています。
(5) FERRY(フェリー区間)
ブラウザーのみのデータです。フェリーに関するデータが入っています。
13
基本道路地図 V2014
3.テーブルの属性内容について
(1)DNODE(基本道路ノード)
番号
項目名称
タイプ
サイズ
備考
1
メッシュコード
文字
6
INDEX
2
ノード番号
文字
4
INDEX
3
標高
2バイト整数
2
単位=10m
4
ノード種別コード
文字
1
INDEX
5
隣接2次メッシュコード
文字
6
6
隣接2次メッシュ接合ノード番号
文字
4
7
隣接リンク本数
2バイト整数
2
8
接続(1)リンク番号
文字
8
9
接続(1)交差点通行コード
文字
8
10 接続(1)接続角度
2バイト整数
2
単位=度
11 接続(2)リンク番号
文字
8
12 接続(2)交差点通行コード
文字
8
13 接続(2)接続角度
2バイト整数
2
単位=度
14 接続(3)リンク番号
文字
8
15 接続(3)交差点通行コード
文字
8
16 接続(3)接続角度
2バイト整数
2
単位=度
17 接続(4)リンク番号
文字
8
18 接続(4)交差点通行コード
文字
8
19 接続(4)接続角度
2バイト整数
2
単位=度
20 接続(5)リンク番号
文字
8
21 接続(5)交差点通行コード
文字
8
22 接続(5)接続角度
2バイト整数
2
単位=度
23 接続(6)リンク番号
文字
8
24 接続(6)交差点通行コード
文字
8
25 接続(6)接続角度
2バイト整数
2
単位=度
26 接続(7)リンク番号
文字
8
27 接続(7)交差点通行コード
文字
8
28 接続(7)接続角度
2バイト整数
2
単位=度
29 接続(8)リンク番号
文字
8
30 接続(8)交差点通行コード
文字
8
31 接続(8)接続角度
2バイト整数
2
単位=度
32 交差点等名称
文字
20
漢字10文字
33 交差点等名称(カナ)
文字
20
半角カナ20文字
34 フェリー接続航路総数
2バイト整数
2
○ メッシュコード
ノードが存在する2メッシュ内の2次メッシュコードを示します。
○ ノード番号
ノード点は交差点や道路の属性内容が変化する場所に設定されます。
○ 標高
ノードの標高を 10m 単位で示します。(基データにデータが入っていないため、現状では全て0を設定しています。)
○ ノード種別コード
ノードの種別を表わしています。ノードの種別コードについては『付録1.コード定義表(1)ノード種別』を参照して下さ
い。
○ 隣接2次メッシュコード・隣接2次メッシュ接合ノード番号
相互2次メッシュコードにリンクが跨っている場合、各々相手側の隣接している2次メッシュコード、2次メッシュ接合ノード
番号を示します。
○ 隣接リンク本数
ノードに対して接続しているリンクの数を表わします。
14
基本道路地図 V2014
○接続(1)~(8)リンク番号
図 1 に示すように、ノードに対して接続しているリンクの真北からの時計回りに出現する順に最大8つまで示します。
1
図1
8
7
2
3
●
6
4
5
○ 接続(1)~(8)交差点通行コード
接続しているリンクに対する通行コードを表しています。交差点通行コードについては
『付録1.コード定義表(2)交差点通行』を参照して下さい。
○ 接続(1)~(8)接続角度
図 2 に示すように、真北から時計回りにどれだけ回転した位置に相当するかを度単位で表わします。
図2
真北
リンク 1
50°
90°
リンク 2
リンク 3
240
○ 差点名称
交差点名称が漢字文字で入っています。
○ 交差点名称(カナ)
交差点名称のカナが半角文字で入っています。
○ フェリー接続航路総数
ノードに対してフェリー接続航路を有する場合、その航路総数を示します。
15
基本道路地図 V2014
(2)DLINK(基本道路リンク)
番号
項目名称
タイプ
サイズ
備考
1
メッシュコード
文字
6
INDEX
2
リンク番号
文字
8
INDEX
3
ノード1番号
文字
4
4
ノード2番号
文字
4
5
管理者コード
文字
1
6
道路種別コード
文字
1
INDEX
7
路線番号
2バイト整数
2
8
主・従道路区分コード
文字
1
9
重用路線総数
2バイト整数
2
10 行政区域コード
文字
5
11 リンク長(計算値)
整数
4
12 リンク種別コード
文字
1
13 ビーコン有無コード
文字
1
14 自動車専用道路コード
文字
1
15 有料道路コード
文字
1
16 リンク通行可・不可コード
文字
1
17 異常気象時通行規制区間種別コード
文字
1
18 車両重量制限有無コード
文字
1
19 車両高さ制限有無コード
文字
1
20 車両幅員制限有無コード
文字
1
21 道路幅員区分コード
文字
1
22 車線数コード
文字
1
23 車道幅員
2バイト整数
2
単位=0.1m
24 最小車道部幅員
2バイト整数
2
単位=0.1m
25 中央帯幅員
2バイト整数
2
単位=0.1m
26 中央帯設置延長
整数
4
単位=m
27 12時間交通量
2バイト整数
2
単位=100台/12時間 (平日)
28 旅行速度(ピーク時)
2バイト整数
2
単位=0.1km/h (平日)
29 交通規制種別コード
文字
1
30 交通規制条件種別コード
文字
1
31 冬季通行不可コード
文字
1
32 規制速度コード
文字
1
33 特車通行システム対象コード
文字
1
34 リンク内属性有無コード
文字
1
35 異常気象時規制区間気象基準値
2バイト整数
2
36 形状データ取得資料コード
文字
1
37 一般国道・指定区間該当コード
文字
1
○ メッシュコード
リンクが存在する2次メッシュコードを示します。
○ リンク番号
ノード1番号、ノード2番号の順に並べたものです。
○ ノード1番号、ノード2番号
リンクを規定する2つのノード番号のうち、番号の小さいノード番号をノード1番号、大きいノード番号をノード2番号として
表しています。
○ 管理者コード
リンクの道路管理者を表します。管理者コードについては『付録1.コード定義表(3)管理者』を参照して下さい。
○ 道路種別コード
リンクの道路種別を表します。道路種別コードについては『付録1.コード定義表(4)道路種別』を参照して下さい。
○ 路線番号
一般都道府県道以上のリンクの路線番号を表わします。
路線番号は道路管理者の管理区分によって使われる番号で表わしています。
○ 主・従道路区分コード
主道路と従道路を表わします。
同一路線番号の道路が並行してある場合、市街地を避けている道路、線形のよい道路又は幅員の大きい道路など
通過交通を誘導するのが望ましい道路を主道路といい、他を従道路といいます。(例市街地を通る国道とそのバイパス)
主・従道路区分コードについては、『付録1.コード定義表(5)主・従道路区分』を参照して下さい。
16
基本道路地図 V2014
○ 重用路線総数
重用路線の総数を示します。
重用路線については後述する『(4)重用路線データ(CYOYO)』を参照して下さい。
○ 行政区域コード
リンクが存在する位置の行政区域コードを表わします。
○ リンク長(計算値)
リンクの延長を1m単位で表わします。
○ リンク種別コード
リンクの種別を表わします。
リンク種別コードについては『付録1.コード定義表(6)リンク種別』を参照して下さい。
○ ビーコン有無コード
リンク上のビーコン有無を表わします。
ビーコン有無コードについては『付録1.コード定義表(18)該当有無』を参照して下さい。
○ 自動車専用道路コード
リンクが自動車専用道路であるかどうかを表わします。
自動車専用道路コードについては『付録1.コード定義表(18)該当有無』を参照して下さい。
○ リンク通行可・不可コード
リンクが自動車通行可か不可かを表わします。
リンク通行可・不可コードについては『付録1.コード定義表(7)リンク通行可・不可』を参照して下さい。
○ 異常気象時通行規制区間種別コード
リンク上の異常気象時通行規制区間の有無及び、規制種別を表わします。
異常気象時通行規制区間種別コードについては、『付録1.コード表(8)異常気象時通行規制区間種別』を参照して下さい。
○ 車両重量制限有無コード
リンクを含む特車通行システムのスパンに車両重量制限の標識があるかないかを表わします。
車両重量制限有無コードについては『付録1.コード定義表(18)該当有無』を参照して下さい。
○ 車両高さ制限有無コード
リンクを含む特車通行システムのスパンに車両高さ制限の標識があるかないかを表わします。
車両高さ制限有無コードについては『付録1.コード定義表(18)該当有無』を参照して下さい。
○ 車両幅員制限有無コード
リンクを含む特車通行システムのスパンに車両幅制限の標識があるかないかを表わします。
車両幅員制限有無コードについては『付録1.コード定義表(18)該当有無』を参照して下さい。
○ 道路幅員区分コード
リンクの道路幅員を表わします。道路幅員区分コードについては『付録1.コード定義表(9)幅員』を参照して下さい。
道路幅員の定義は、車道部と歩道を合せた幅です。
○ 車線数コード
車線数の上下線を加算した値を表わします。
車線数コードについては『付録1.コード定義表(10)車線数』を参照して下さい。
○ 車道幅員
リンクの車道幅員を0.1m単位で表わします。
○ 最小車道部幅員
リンクの最小車道部幅員を0.1m単位で表わします。
但し、上下線が分離されている場合は、上下線の最小車道部幅員の合計値を表わします。
○ 中央帯幅員
リンクに中央帯を有する場合、その幅員を0.1m単位で表わします。ない場合は“0”で表わします。
○ 中央帯設置延長
リンクが中央帯を有する場合、その設置延長を 1m単位で表わします。ない場合は“0”で表わします。
《注記》リンクデータの持つ情報について
リンクデータの持つ情報は、中央線を持つ道路等の上下線を分けた形では持っていません。
属性で持つ12時間交通量、ピーク時速度は上下線で 1 つの属性です。
《注記》幅員について
ベースマップ作成時に 1/25000 地形図から 2 条線表示の3m以上道路を取得し、道路幅員を幅員コードで
定義された、基礎資料(都道府県、政令指定都市、道路公社、企業局等)及び全国道路交通情報調査による
道路交通センサスデータから見直され更新されています。
但し、幅員区分コードでは未調査を除く全てのデータにベースマップ作成時のコードが設定されていますが
車道幅員等の項目では、基礎資料、道路交通センサスデータが無く未設定の個所も有ります。
17
基本道路地図 V2014
○ 12時間交通量
リンクでの平日12時間交通量に関する平成22年度交通センサスデータです。(単位は100台/12時間)
平日7:00~19:00までの上下線の加算交通量を表わします。調査地点については全国交通情勢調査で
定められた地点で調査しています。
○ 旅行速度(ピーク時)
平日7:00~19:00で最も交通量の多い時間帯における平均速度で0.1km/h単位で表わしています。
○ 交通規制種別コード
リンクの交通規制に関する情報を表わします。
交通規制種別コードについては『付録1.コード定義表(11)交通規制種別』を参照して下さい。
○ 交通規制条件種別コード
リンクの交通規制の条件に関する情報を表わします。
交通規制条件種別コードについては『付録1.コード定義表(12)交通規制条件種別』を参照して下さい。
○ 冬季通行不可コード
リンクが冬期に通行不可かどうかを表わします。
冬季通行不可コードについては『付録1.コード定義表(18)該当有無』を参照して下さい。
○ 規制速度コード
リンクの最高規制速度に関する種別を表わします。
規制速度コードについては『付録1.コード定義表(13)規制速度』を参照して下さい。
○ 特車通行システム対象コード
特殊車両通行システム対象区間であるかないかを表わします。
特車通行システム対象コードについては『付録1.コード定義表(18)該当有無』を参照して下さい。
○ リンク内属性有無コード
リンク上のリンク内属性種別コードで示す属性の有無を表わします。
リンク内属性有無コードについては『付録1.コード定義表(18)該当有無』を参照して下さい。
○ 異常気象時規制区間気象基準値
リンクの異常気象時通行規制区間種別コードが2の時の気象等基準値を表わします。
雨量規制の基準値を10mm単位で2桁の数値により表わします。(例:12 → 120mm)
○ 形状データ取得資料コード
リンクの形状データ取得資料を表します。
形状データ取得資料コードについては『付録1.コード定義表(14)形状データ取得資料』を参照して下さい。
○ 一般国道・指定区間該当コード
リンクが一般国道で指定区間であるかないかを表わします。
当該区間の種路線道路種別が「一般国道」で且つ、指定区間の場合は、”1” 指定区間で無い場合は、”2”で
示す。当該区間の種路線道路種別が「一般国道以外」は、有効データなしとして”0”として示す。
一般国道・指定区間該当コードについては『付録1.コード定義表(18)該当有無』を参照して下さい。
(3)BEACON(ビーコン位置)
番号
項目名称
タイプ
サイズ
備考
1
メッシュコード
文字
6
INDEX
2
ビーコンアイテム番号
2バイト整数
2
INDEX
3
送信ビーコン番号
整数
4
4
ビーコン種別コード
文字
2
5
ビーコン用途種別コード
文字
2
6
設置リンク番号
文字
8
7
対応リンク方向コード
文字
1
8
ビーコン設置地点名
文字
60
漢字10文字
9
ビーコン設置地点名(カナ)
文字
60
半角カナ20文字
○ メッシュコード
ビーコン位置が存在する2次メッシュコードを示します。
○ ビーコンアイテム番号
ビーコンにつけられた2次メッシュ内で重複しないアイテム番号を表わします。
○ 送信ビーコン番号
ビーコンから送信されるビーコン番号を表わします。
○ ビーコン種別コード
ビーコンの装置種別を表わします。
ビーコン種別コードについては『付録1.コード定義表(15)ビーコン種別』を参照して下さい。
18
基本道路地図 V2014
○ ビーコン用途種別コード
ビーコンの用途種別を表わします。
ビーコン用途種別コードについては『付録1.コード定義表(16)ビーコン用途種別』を参照して下さい。
○ 設置リンク番号
ビーコンの位置座標(x,y)を表わします。ビーコンはリンク上に存在するものと規定します。
○ 対応リンク方向コード
ビーコンが道路のどちらの方向に対応するかを表わします。
対応リンク方向コードについては『付録1.コード定義表(17)対応リンク方向』を参照して下さい。
○ ビーコン設置地点名
ビーコンが設置されている地点名を漢字で表わします。
○ ビーコン設置地点名(カナ)
ビーコンが設置されている地点名をカナで表わします。
(4)CYOYO(重用路線)
番号
項目名称
タイプ
サイズ
備考
1
メッシュコード
文字
6
INDEX
2
リンク番号
文字
8
INDEX
3
道路種別コード
文字
1
INDEX
4
路線番号
2バイト整数
2
5
主・従道路区分コード
文字
1
○ メッシュコード
重用路線が存在する2次メッシュコードを示します。
○ リンク番号
重用路線のリンクに対し、ノード1番号、ノード2番号の順に並べたものです。
○ 道路種別コード
重用路線の道路種別を表します。管理者コードについては『付録1.コード定義表(4)道路種別』を参照して下さい。
○ 路線番号
一般都道府県道以上のリンクの路線番号を表わします。
路線番号は道路管理者の管理区分によって使われる番号で表わしています。
○ 主・従道路区分コード
主道路と従道路を表わします。
同一路線番号の道路が並行してある場合、市街地を避けている道路、線形のよい道路又は幅員の大きい道路など
通過交通を誘導するのが望ましい道路を主道路といい、他を従道路といいます。(例市街地を通る国道とそのバイパス)
主・従道路区分コードについては、『付録1.コード定義表(5)主・従道路区分』を参照して下さい。
(5)FERRY(フェリー区間)
番号
項目名称
タイプ
サイズ
備考
1
メッシュコード
文字
6
INDEX
2
ノード番号
文字
4
INDEX
3
航路接続2次メッシュコード
文字
6
4
航路接続ノード番号
文字
4
○ メッシュコード
フェリー区間のノードが存在する2次メッシュコードを示します。
○ ノード番号
フェリー区間のノード番号を表わします。
○ 航路接続2次メッシュコード
フェリー区間の到達点のノードがある2次メッシュコードを表わしています。
○ 航路接続ノード番号
フェリー区間のノードが接続するフェリー航路の到達点の2次メッシュ上ノード番号を表わしています。
19
基本道路地図 V2014
4.道路区間テーブルの車道幅員、最小車道部幅員、中央帯幅員についての説明図
保護路肩
車道部
車道幅員
中央帯
のり面
路肩
歩道等
車道幅員
街きょ
車線
車線
のり面
境界線(くい)
車線
路上施設
車線
分離帯
側帯
側帯
自転車道
停止帯及び
歩道
路面幅
緩速車道等
道路敷幅(道路用地幅)
最小車道部幅員:道路区間における車道幅員(上下線が分離されているときはその合計値)の最小値
5.主・従道路についての説明図
市街地
区間 B:従道路(旧道等)
区間 A:主道路(バイパス等)
主道路・従道路:同一路線が平行してある場合、通過交通を誘導するのが望ましい区間を主道路、他を従道路
6.重用路線
国道1号
(国道1号と県道 289 号重用)
県道 289 号
県道 289 号
国道1号
7.コード化されている項目を文字表示方法
MapInfoを使ってコード化されている項目を文字表示する方法を説明します。
例:リンクテーブル(DLINK)を使って道路種別を文字表示したい
①リンクテーブル(DLINK)と道路種別に関するコードテーブル(E_KKNSBTCD)をオープンします。
②「クエリ」メニューの「SQL検索」でコード化されている項目を文字表示します。
「クエリ」→「SQL検索」を選択します。
SQL検索:【対象テーブル】
DLINK,E_KKNSBTCD
【検索条件】
DLINK.道路種別コード= E_KKNSBTCD.コード
【使用フィールド】 DLINK.メッシュコード, DLINK.リンク番号,
E_KKNSBTCD.コード・・・
③SQL検索実行後、コード化されていた道路種別の項目が文字表示されます。
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基本道路地図 V2014
8.フェリー区間データの扱いについて
《A 地点から B 地点のフェリー区間の例》
メッシュコード(513656)
メッシュコード(513760)
フェリー区間
B 地点
ノード番号(0052)
●
●
ノード番号(0032)
<B 地点>
メッシュコード=513656
ノード番号=0032
航路接続2次メッシュコード=513760
航路接続ノード番号=0052
A 地点
<A 地点>
メッシュコード=513760
ノード番号=0052
航路接続2次メッシュコード=513656
航路接続ノード番号=0032
また、B 地点から A 地点へのフェリー区間が存在する場合は、出航・寄港の入れ替わったデータを持ちます。
フェリー区間については、属性定義だけで実際の航路オブジェクトは存在しません。
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基本道路地図 V2014
付録4.操作方法(参考)
基本道路地図の DLINK のフィールドにある、メッシュコード、ノード番号1、ノード番号2をキーとして、交通センサスデータを利用で
きます。ここでは、基本道路地図に交通センサスデータ(下記仕様の交通センサスを例としています)を付加する操作方法についてご説明
します。(※交通センサスデータの仕様により、全てのデータが付加できない場合があります。)
基本道路地図の DLINK の道路ラインは、ノード番号 0001~0004 の間に 0002 と 0003 があり、3つのラインに分割されています。
メッシュ番号:534021
0001
0002
区間1
0004
0003
区間2
区間3
各々の区間のラインに対し、キーとなるメッシュコード、ノード番号1、ノード番号2を属性として持っています。
<例>
区間1→メッシュコード:534021、ノード番号1:0001、ノード番号2:0002
区間2→メッシュコード:534021、ノード番号1:0002、ノード番号2:0003
区間3→メッシュコード:534021、ノード番号1:0003、ノード番号2:0004
使用する交通センサスデータが下図のようなセンサス区間のデータと、センサス区間には独自に番号を持っているとします。
センサス区間には、区間1、区間2、区間3がセンサス区間番号に結びつくデータがあることが前提となります。
<例> 区間1,2,3とセンサス区間番号を結び付けているデータ(以降、区間データテーブルとして説明)
区間1→センサス区間番号:00001、メッシュコード:534021、ノード番号1:0001、ノード番号2:0002
区間2→センサス区間番号:00001、メッシュコード:534021、ノード番号1:0002、ノード番号2:0003
区間3→センサス区間番号:00001、メッシュコード:534021、ノード番号1:0003、ノード番号2:0004
<例> 区間1,2,3とセンサス区間番号を結び付けているデータ(以降、センサスデータテーブルとして説明)
センサス区間→センサス区間番号:00001、センサス情報:路線名、12 時間交通量 など
メッシュ番号:534021
0001
0002
区間1
0004
0003
区間2
区間3
センサス区間
<操作方法>
(1) DLINK テーブルにセンサス区間番号と結合するためのキー(メッシュコード+ノード番号1+ノード番号2)のフィールドを追加しま
す。
フィールド名:センサス区間番号
種類:文字(20)
フィールド名:結合キー
種類:文字(10)
(2) 「結合キー」フィールドに値をセットします。
テーブルメニュー/フィールドの更新
更新テーブル:DLINK
更新フィールド:結合キー
値を得るテーブル:DLIN
計算:メッシュコード+ノード番号1+ノード番号2
同様に区間データテーブルにも結合キーフィールドを追加し、キーの値をセットします。
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基本道路地図 V2014
(3) DLINK テーブルと区間データテーブルの結合キーが一致したデータに対し、DLINK テーブルのセンサス区間番号に区間データテーブ
ルのセンサス区間番号をセットする。
テーブルメニュー/フィールドの更新
更新テーブル:DLINK
更新フィールド:結合キー
値を得るテーブル:区間データ
計算:値
対象フィールド:センサス区間番号
「結合」ボタンを押し、結合条件:結合キーを指定
DLINK テーブルのセンサス区間番号フィールドに結合キーが一致したもののみ、値がセットされます。
(4) DLINK テーブルのセンサス区間番号に値が入っているものだけを選択します。
クエリ/SQL 検索
対象テーブル:DLINK
検索条件:センサス区間番号 <> ″″
検索結果を名前を付けて保存にて別名保存し、開きます。(以降、DLINK センサステーブルとして説明)
(5) DLINK センサステーブルに対し、センサス区間番号を使ってラインの結合をします。
テーブル/フィールドを使ってオブジェクトを併合
併合対象テーブル:DLINK センサス
併合指定フィールド:センサス区間番号
結果格納テーブル:DLINK センサス
「次へ」ボタンを押し、リンク長など合計するフィールド合計し、コードなどそのままの値を使用する場合は値を
指定する。
センサス区間番号ごとに DLINK センサステーブルのラインが結合されます。これで、センサスデータテーブルと同じ区間として
ラインが作成されました。センサス区間番号を使って、センサスデータテーブルの値を結びつけることにより、DLINK センサステーブル
をセンサスデータ付きとして利用できるようになります。
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基本道路地図 V2014
付録5.サンプル画像
基本道路地図 DLINK 表示イメージ
※この画面は東京都千代田区および中央区をズーム値約7kmで表示しています。
道路地図 DKUKAN13 表示イメージ
※基本道路地図のリンク数は道路地図の約 25%前後の
リンクデータ数となっています。
簡易道路地図 RD13KDR、RD13TDR、RD13IDR 表示イメージ
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基本道路地図 V2014
7.投影法について
従来 MapInfo Professional の地図データの投影法“緯度/経度(東京データム) CoordSys Earth Projection:1,97”を
採用し提供してきましたが内部パラメータの精度上の問題から他地図と重ね合わせた場合に正しく表示されない事象が MapInfo
Professional 提供元より報告されております。
MapInfo Professional v7.8 以降では、精度の高い投影法“緯度/経度(東京データム) CoordSys Earth Projection:1,1015”
の内部パラメータを追加し異なる投影法の座標系地図と重ね合わせても表示が正しくできるようになりました。
今後、地図データを“緯度/経度(東京データム) CoordSys Earth Projection:1,1015”で提供を致します。
MapInfo Professional の日本測地系(東京データム)の投影法について
MapInfo バージョン
v7.8 以降の投影法名称
v7.5 以前の投影法名称
CoordSys Earth Projection
日本測地系(東京データム)
旧投影法
緯度/経度(東京-MI Pro v7.5 以前)
又は
緯度/経度(東京 Old)
緯度/経度(東京データム)
1,97 で定義
新投影法
緯度/経度(東京)[EPSG:4301]
-
1,1015 で定義
■事象と経緯
旧投影法は、明治時代に設定された測地基準点成果であり世界測地系の移行に伴い人工衛星等で測量がなされ正確な測地基準点成果
を基準とした新投影法により地図データが作成されるようになってきました。
従来は、旧投影法で作成された地図データがほとんどのため、新投影法で作成された地図データと併用することが少なく、ずれの問
題が発生しませんでしたが、近年、他 GIS データの利用を含み、新投影法の地図データが多くなり MapInfo のネィティブ座標演算での
投影法による表示ずれの対策が必要となりました。
■投影法の違いによる影響
新旧投影法では、地球を現す楕円体の大きさの違いや日本測地系に基づく測地基準点成果に誤差があり全国一律ではなく場所により
異なりますが大きい地域では 10m 近いずれが発生します。
新旧の投影法の地図データを重ねて表示するとずれが発生いたしますが、但し、旧投影法の地図データのみで利用する場合は、ずれ
の発生はありません。
■新旧投影法対処方法
新旧投影法“緯度/経度(東京データム)”の地図データを重ねて利用する場合は、旧投影法の地図データを新投影法の地図データに
変換して投影法の統一をすることで問題なく利用できます。
※(補足 1) 投影法確認方法は、地図のテーブルを開きマップを表示し
「マップ」メニュー⇒「オプション」⇒「マップオプション」の「投影法」にて
現在開いている地図データの投影法が確認できます。
■データ変換方法
下記弊社ホームページにて「MSR 測地系変換ツール」を公開しております。
http://www.msr.co.jp/mapinfo/
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【変更内容】
道路地図 V2012-9 変更内容
・リンク通行可・不可コードテーブル(I_LTUKOUCD)の規制内容を変更
「基本道路地図 V2014」解説書
2015 年 1 月発行
三井造船システム技研株式会社
ビジネスソリューション事業部
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