会議録(PDF:510KB)

平成27年度 第2回
青梅市教育委員会定例会会議録
日 時
平成27年5月7日(木)午後1時30分
場 所
青梅市役所3階教育委員会会議室
第2回青梅市教育委員会(定例会)議事日程
会
期 平成27年5月7日(木) 1日間
場
所 青梅市役所3階教育委員会会議室
1 委員長開会および開議宣言
2 会議録署名委員の指名
3 報告事項
(1) 委員長報告
(2) 教育長報告
4 協議事項
5 委員長閉議および閉会宣言
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教育長報告(再掲)
1 平成27年度児童・生徒数および学級編制について(教育総務課)
2 第11回青梅市小・中学生の主張大会開催要項について(教育指導担当)
3 第11回青梅市小・中学生の主張大会実行委員会設置要項について(教育指導担当)
4 平成27年度青梅市教育委員会伝統文化奨励表彰実施要項について(教育指導担当)
5 平成27年度青梅市立中学校教科用図書採択日程および手続きの流れについて(教育指導担
当)
6 平成27年度特別支援学級教科用図書採択日程について(教育指導担当)
7 諸報告
(1) 委員会等会議録
ア 青梅市社会教育委員会議会議録(社会教育課)
(2) 事業等の実施予定について
ア 生涯学習事業実施予定について(社会教育課・文化課・中央図書館管理課)
(3) 事業等の実施結果について
ア 生涯学習事業実施結果について(社会教育課・中央図書館管理課)
8 青梅市教育委員会事務委任規則第2条第2項にもとづく専決処分の報告について(指導室)
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協議事項(再掲)
1 青梅市学校事務共同実施検討委員会設置要綱の制定について(教育総務課)
2 青梅市図書館と入間市立図書館との相互利用の実施について(中央図書館管理課)
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1
出席委員
出席説明員
書
記
教育委員会委員長
岡 本 昌 己
教育委員会委員
中 村 洋 介
教育委員会委員
手 塚 幸 子
教育委員会委員
大 野 容 義
教育委員会委員
岡 田 芳 典
教 育 長 (再 掲 )
岡 田 芳 典
教
長
藤 野 唯 基
教育総務課長
荒 井 ヒロミ
施
設
課
長
奥 富 哲 夫
指
導
室
長
山 口
茂
教育指導担当主幹
持 田
晃
学校給食センター所長
石 川 裕 之
社会教育課長
島 田 登美子
文
浜 中
育
化
部
課
長
茂
中央図書館管理課長
塚 本 智 信
教育総務課庶務係長
森
田
利
寿
教育総務課庶務係
加 納
康
紀
2
午後1時30分開会
日程第1 委員長開会および開議宣言
【委員長(岡本)
】 本日の定例会には、委員5名が出席しておりますので、本会議は成立いたし
ました。
これより、平成27年度第2回青梅市教育委員会定例会を開会いたします。
本日の会議を開きます。
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【委員長(岡本)
】 初めに、傍聴についてお諮りいたします。
ただいま青梅市長淵にお住まいの松野さん他1名の方から傍聴の申し出がありました。委員長
として傍聴を許可したいと思いますが、ご異議ございませんか。
(
「異議なし」と呼ぶ者あり)
【委員長(岡本)
】 ご異議ないものと認め、傍聴を許可します。
(傍 聴 人 入 場)
【委員長(岡本)
】 傍聴の方に申し上げます。
お手元の傍聴券にお守りいただくことが記載してございますが、写真撮影、録音につきまして
も会議の妨害となりますので、行わないようにお願いいたします。
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日程第2 会議録署名委員の指名
【委員長(岡本)
】 次に、会議録署名委員の指名を行います。
本日の会議録の署名委員には、中村委員を指名いたします。
【委員(中村)
】 はい、わかりました。
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【委員長(岡本)
】 次に、本日の議事進行につきまして、報告事項8につきましては、議事の都
合上、本日審議される案件の最後に行います。
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日程第3 報告事項
(1) 委員長報告
【委員長(岡本)
】 それでは、報告事項から始めます。まず委員長報告ですが、どなたかござ
いますか。
【委員(中村)
】 前回欠席してしまったので、その前の話で入学式の話ですが、私は入学式は
第六小学校と第一中学校に行かせていただきました。第六小学校に今回新しく1年生の担任の
先生がごあいさつをされているんですね。それが大変粋なごあいさつだったので、ちょっとご
紹介しますと、札を持って、
「あそぶ やさしく べんきょう」ということを言われたんです。
何でかというと、先生は綾部(あやべ)先生なんですね。
「あそぶ やさしく べんきょう」で
「あやべ」と覚えてくださいと。なかなか格好いいなと、ちょっと感心した次第であります。
3
【委員(手塚)
】 4月25日に今井小学校の学校公開に、地域住民として伺ってきました。セ
ーフティ教室をやってくださっていて、4・5年生のところを拝見させていただいたんですが、
いまどきの携帯とかLINEの使い方についてというのを、お子さんにわかりやすく説明して
くださっていました。驚いたのが、最初にLINEを知ってる、やっている、やってみたこと
がある人というふうに声をかけたら、ほとんどの子どもたちが手を挙げていたんですね。つら
れて挙げている子もいるかとは思ったんですけど、ほとんど100%に近いぐらいの子が手を
挙げている。ただ、だめと言っているのではどうにもならない時代なんだなということを少し
感じました。そのセーフティ教室の中では、やり取りの難しさとか、例えばメールやLINE
というのが、相手が都合のいいときに見るものなんだよというような、大人だったら当たり前
にわかっていることでも、小学生、中学生がそういうふうに認識できないということを改めて
言葉にして教えてくださっていて、感心しました。
それから、先日、日本は15歳以下の人口が12.7%ぐらいになっているというようなニ
ュースを見ました。今日いただいた資料の中にも青梅市の小・中学生の人数と、過去と先々に
わたっての一覧があって、これはもう本当に目に見えて少なくなっているというのが、ちょっ
と怖いなと思ったニュースでした。
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【委員長(岡本)
】 議事の途中ですが、ここで傍聴の希望がありますので、傍聴についてお諮
りいたします。
ただいま青梅市本町にお住まいの峯島さんから傍聴の申し出がありました。委員長として傍
聴を許可したいと思いますが、ご異議ございませんか。
(
「異議なし」と呼ぶ者あり)
【委員長(岡本)
】 ご異議ないものと認め、傍聴を許可します。
(傍 聴 人 入 場)
【委員長(岡本)
】 傍聴の方に申し上げます。
お手元の傍聴券にお守りいただくことが記載してございますが、写真撮影、録音につきまして
も会議の妨害となりますので、行わないようにお願いいたします。
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【委員長(岡本)
】 それでは、委員長報告を続けます。
【委員(大野)
】 4月19日にファミリーコンサートに行きまして感じたこと、それから5月
3日の青梅大祭で感じたこと、共通点がございますので、話をさせてください。
ファミリーコンサートでは、特に青梅市民合唱団、若干年齢構成は高いんですけれども、す
ばらしい合唱なんですよね。若い人は若い人で吹奏楽に参加したり、それから子どもたちの合
唱もありました。大人と子どもとみんなで一緒に楽しみながら一つのことをつくり上げていく
というのは、子どもたちへの教育力がすごくあるんじゃないかなと、そんなことを感じながら
帰ったんですが、せんだって青梅大祭に行きまして、青梅大祭もそう言えばそうなんだなと思
4
いました。青梅のまちの人たちは、1年であの日を一番楽しみにしているとともに、その日ま
での間に子どもたちにお囃子を教えたりしている。青梅のまちの人が青梅市を誇りに思ったり、
それからみんなで一緒にやっているんだ、つくり上げていくんだという気持ちがある。これは
たぶん青梅大祭だけじゃなくて、調布大祭もそうですし、他の祭りもそうだと思うんですけど、
みんなでつくっていくというために、このお祭りのように大人も子どもも一緒になってやる行
事をさらに充実していくことが、青梅の一つの形になっていくんじゃないかなと思いました。
【教育長(岡田)
】 19日のファミリーコンサートですが、来年は50回目になるということ
で、少し来年度に何か教育委員会でもさらなる支援をしなければいけないかなと思います。た
ぶん来年度以降、ボッパルトの方に皆さん行きたいような話が出ていました。
あと別件ですが、すでにご案内かと思いますけれども、大野委員の前の小野具彦元教育委員
さんが、ここで平成27年春の叙勲で瑞宝小綬賞を受賞という報道がありました。ご報告だけ
させていただこうと思います。
【委員長(岡本)
】 4月30日に東京都市町村教育委員会連合会の理事会がありまして、行っ
てきました。前に教育長からこれまでも情報提供がありましたけれども、幾つかの市でやはり
新教育長制度を敷いているところがありました。職名が、新教育長が就任されたところは教育
長職務代理者というのが今後新たにつくられていくことになるかなと思います。教育長職務代
理をだれがするのか、ちょっとよくわからないんですけれども、一応幾つかの市では、そうい
う新職名ですでに始まっています。もうすでに総合教育会議をやられていたところもあって、
ホームページにも出ている状況ですので、青梅市においてもこれから進んでいくのかなと感じ
ました。
それからもう一つは、今、大野委員からあった、青梅の祭りの件ですけれども、私、残念な
がら昨年は不幸があったもので出られなかったんですけれども、片づけだけはちゃんと行きま
した。山車を格納庫にしまうのを、地域の子どもたちと一緒にやったんですが、これは掛け声
がないものですから、なかなか力が入らないんですけれども、当日は笛が鳴り、太鼓が鳴り、
色々ありました。青梅大祭は確かに2日・3日なんですが、その前4月は川の向こう側にお囃
子がずっと聞こえていました。私のところはたまたま多摩川を挟んで谷になっているものです
から、3月の末ぐらいからずっとお祭りのお囃子が響いていました。梅郷地区では、1丁目・
2丁目が終わったら次は3丁目・4丁目・5丁目、その次は6丁目と順番にかわっていくんだ
と聞きました。青梅の新緑を迎えたいい時期で、本当に地域を挙げて子どもたちと色々な方が
協力してつくる、そういう伝統は脈々と続いているということを改めて感じました。
そういう中で、私の家の近くでは、コノハズクでしょうか、アオバズクでしょうか、ちょう
ど鳴き始めるんですね。そして、昨日なんかキジが随分また鳴いていまして、まだまだ自然が
豊かに残っていて、大事にしていかなければなと改めてこの季節に感じました。
それでは、委員長報告を終了いたします。
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5
(2)教育長報告
1 平成27年度児童・生徒数および学級編制について(教育総務課)
【委員長(岡本)
】 続きまして、教育長報告に移ります。報告事項1、平成27年度児童・生
徒数および学級編制について、説明をお願いいたします。
【教育総務課長(荒井)
】 平成27年度児童・生徒数および学級編制につきまして、報告資料
1にもとづき説明をさせていただきます。
この資料は、平成27年4月7日現在の児童・生徒数および学級数をお示ししたものでござい
ます。左から、学校名、学年ごとの男女別児童・生徒数、その合計、また届出学級数、特別支援
学級(固定)および特別支援学級(通級)の児童・生徒数および学級数、最後に合計という形の
表になっているところでございます。
初めに、小学校の児童数でございますが、中段の小学校計欄の太線で囲まれている行をごらん
いただきたいと存じます。中ほどの合計でございますが、普通学級の児童数合計は6,549名
でございます。昨年と比較いたしますと、166名の減となっております。これは、卒業いたし
ました昨年度の6年生の人数より、新たに入学した1学年の人数の方が148名少ないことが主
な理由でございます。
次に、小学校の学級数でございますが、届出学級数の計欄をごらんいただきたいと存じます。
普通学級でございますが、225学級、昨年度と比較いたしますと、2学級の減でございます。
続きまして、特別支援学級(固定)につきましては、児童数が152名、学級数が21学級と
なっております。昨年度と比較いたしますと、児童数が21名増、学級数は2学級増でございま
す。
また、特別支援学級(通級)につきましては、児童数が182名、学級数が20学級となって
おります。昨年と比較いたしますと、児童数では17名増、学級数で1学級増となっております。
小学校の合計では、右端合計欄をごらんいただきたいと存じます。児童数6,701名、学級
数246学級で、昨年と比較いたしますと、145名減、学級数は変動はございませんでした。
続きまして、中学校でございます。下から2段目の中学校計欄の中ほど、合計欄をごらんいた
だきたいと存じます。生徒数は合計3,547名であり、昨年と比較いたしますと、49名の減
となっております。減少の理由でございますが、小学校同様、卒業した3学年の人数より、入学
した新1年生の人数の方が少ないことが主な理由でございます。学級数につきましては、111
学級、昨年と比較いたしますと、1学級の増でございます。
また、特別支援学級(固定)につきましては、生徒数が120名、学級数が18学級、昨年と
比較いたしますと、生徒数では3名減、学級数につきましては変動ございませんでした。
続きまして、特別支援学級(通級)につきましては、生徒数が34名、学級数が5学級となっ
ております。昨年と比較いたしますと、生徒数につきましては2名の減、学級数につきましては
変動ございませんでした。
中学校の合計でございますが、右端の合計欄をごらんいただきたいと存じます。生徒数
6
3,667名、学級数129学級、昨年と比較いたしますと、生徒数は52名減、学級数は1学
級増でございます。
続きまして、小・中学校の合計でございますが、右端最下段をごらんいただきたいと存じます。
特別支援学級(固定)を含めまして、全体で申し上げますと、表の右になりますが、児童・生徒
数につきましては1万368名、昨年度が1万565名でございましたので、197名の減とな
っております。学級数につきましては、本年度は375学級、昨年度と比較いたしますと、1学
級増でございます。
次に、2ページの資料、児童・生徒数の推移および推計をごらんいただきたいと存じます。こ
の表につきましては、普通学級の4月7日現在の平成22年度∼27年度までの児童・生徒数の
実数の推移および平成28年度∼31年度までの児童・生徒数の推計で、全体では10年間の推
移・推計でございます。
なお、表下の欄外に記載しておりますが、平成28年度以降の児童・生徒数は、平成26年度
東京都教育人口推計による数値でございます。都の教育人口推計につきましては、毎年5月に各
教育委員会に人口推計にかかる基礎調査の提出を求めております。内容は、4月1日現在の年齢
別幼児数の校区別0∼6歳までを、また区域変更の影響および集合住宅等状況の報告を行い、都
において各市からの提出資料にもとづきまして、過去の地区別の実績、増減等を加味し、算出し
たものでございます。
平成27年4月7日現在と比較いたしますと、ちょうど中央の表になりますが、右上の最終年
度の平成31年度を比較いたしますと、小学校におきましては中段太線枠の欄をごらんいただき
たいと存じます。人数では633人減の5,916人、学級数では16学級減の209学級でご
ざいます。次に、中学校、右下の2行目をごらんいただきたいと存じます。人数は454人減の
3,093人、学級数では14学級減の97学級でございます。
なお、小・中学校ともに平成31年まで今後毎年減少傾向にあり、児童・生徒ともに、28年
度∼29年度までの減少幅が最大となっているところでございます。
説明は以上でございます。
【委員長(岡本)
】 説明は終わりました。ただいまの説明に対して何かご質問、ご意見等ござ
いますか。
【委員(中村)
】 2/2ページの児童・生徒数の推移という表を見ていると、28年度∼31
年度の推計のところの学級数は、ほとんどが22年度∼27年度のところの最大値以下なんです
けれども、新町中学校だけが28年度が19クラスということで、過去の6年間よりも多くなっ
ているんですが、これは教室とか大丈夫なんでしょうか。
【教育総務課長(荒井)
】 新町中学校の学級増に対する対応ということでございますが、普通
学級が今現在17の教室数がございます。今後は学級増が考えられることから、こちらの方につ
きましては特別教室等の利用も視野に入れながら、状況の推移を見ながら対応を図ってまいりた
いというふうに考えているところでございます。
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【教育長(岡田)
】 全体的なことで、今年すぐということではないんですけれども、特にこの
表を見ていただきまして、第一小学校と第一中学校の児童・生徒数が、昔で言えば第二小学校・
第三中学校に比べて大きく減ってきております。これは、通学区域は昔から変わっていないんで
すが、旧青梅地区に住んでいる児童・生徒が顕著に減少しているということです。一方で、第三
中学校区にしてみれば、その後の吹上中学校、新町中学校、泉中学校と四つになっても生徒数は
まだ多いところなんですけれども、この辺でいずれやがては通学区域を見直す、あるいは隣接す
る区域からの区域外就学を少し緩和するとか、今後も何らかの方策を内部的には検討していきた
いと思っています。
ただ、特に小学校の学区というものは、非常に地域とのつながりが密にありますので、まずは
こういう実情をそれぞれの各支会の方々によく説明して、その上で、どんなに児童数が減っても
この地域の学校ということで残していくのがいいのか、ある程度隣接する学区への異動を弾力的
にしていくか、この辺を少し時間をかけて内部的には検討して、また市長部局とも調整したいと
思っております。
【委員長(岡本)
】 旧のいわゆるもともとある市街地と、それから新しくできてきた地域との
間で、人口異動の状況というのはなかなか歴史的な面も含めて難しい部分があるので、そういう
ことも含めて大事だと思うし、逆にそういう市街地の学校が何か新しい教育的なニーズを期待し
てまた新しい施策をとっていくということも同時にしていかなくちゃいけないと思います。当然、
市全体の色々な施策との絡みも含めて、人口の動きが出てくると思うんです。そのようなもろも
ろを含めて、私たちが考えの及ぶ範囲で色々と提言をしていかなければいけないことが、これか
らますます強くなってきているんじゃないかなと思います。
大野委員、どうですか。
【委員(大野)
】 長崎屋の下のマルフジが撤退したんだそうですね。市役所から第一中学校の
間の、例えばコンビニの数を見ましても限りなくゼロに近いし、それからスーパーマーケットな
どもないわけで、千ヶ瀬のマルフジに行くとか、たぶんこの辺の人はかなり不便をし始めている
んじゃないかと思うんです。稲城市で多摩ニュータウンの若葉台小学校ができたときに、若葉台
小学校はオープンスペースのすばらしい学校で、オーストラリアからのレンガをわざわざ輸入し
てとか、とっても見た感じ、自分の子どもを行かせたいなと思う人が引っ越してきたくなるよう
な、そういうので結構、学校が多摩ニュータウンに人を呼んだという面があるようなんですよ。
青梅のまちも、教育の方からできることはないかなと考えると、やはり青梅市立第一小学校・第
一中学校の地域は、学校教育そのものをさらに充実させることで、ああ、あそこなら引っ越した
いなと。だいぶ空き家もふえてきたしとか。そういうふうな施策を考えるというのも、一つの手
なんじゃないかと思うんですよ。重点的に、第一小学校・第一中学校をさらに魅力あるものにさ
せると。
【教育長(岡田)
】 今の大野委員のご意見ですが、まちづくりの担当の方ともよくやって、空
き家等がありますので、そういうところに小・中学生がいるご家庭の人に入っていただいて、特
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に第一小学校・第一中学校区に来ていただくような方策も、市長部局とも連携してよく勉強して
いきたいと思います。
【委員(中村)
】 今のお話で、児童・生徒の増大につながるかどうかわりませんけど、中心市
街地活性化の動きで、
「まちづくり会社」というのが今度できて、市と地域と商工会議所とでや
っていくということになっているんですね。それがどのくらいの効果を発揮して人口を戻せるの
かはちょっとわからないんですが、そういう動きはあります。
【委員長(岡本)
】 幾つかの方法を組み合わせていかないと、なかなか難しいところがあると
思うんです。逆に、先ほど例に出た新町中学校、あるいは泉中学校なんかは教室が足りないとい
う状況が片や起きている。そういうことも含めて、色々な方向から検討していかなければいけな
い課題が突きつけられているかなという印象を持ちます。総合教育会議も含めて、色々なところ
で議論を深めていければいいと思います。皆さん方も、色々なアイデアを提供していただいて。
教育部長、何か言いたそうですね、どうぞ。
【教育部長(藤野)
】 特に、文化課長いますけれども、市民会館を含めて施設が古くなってい
るんですね。だから、人を呼べるような公的な施設を考えるということも、市長部局と協議をす
る段階ですので、そこを含めてまた市長部局と連携をとっていかなければできないので、ぜひお
知恵をいただいて臨んでいきたいなと思いますので、よろしくお願いします。
【委員長(岡本)
】 教育委員、教育委員会というのは、ある程度理想とか夢を語る立場だと思
うんですよ。現実は現実でありますけれども、やはり色々な観点から、こうやったらどうだろう
かとか、そういう半ば夢みたいなことを発していくという、片やそういう役目も私たちにはある
と思うので、少しアイデアを広げたり色々して、柔軟な姿勢を私どもは会議の中でつくっていき
たいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
【委員(大野)
】 まとめてもらったところで申しわけないんですが、特別支援学級の関係なん
ですけれども、数字が昨年からさらに、固定学級で21名ふえたということですね。通級学級に
ついても、小学校でいきますと17人ふえたということですけれども、たぶん市民の意識がだい
ぶ変わってきて、自分の家の子どもとか孫が特別支援学級に行くということについて、大きなこ
だわりが昔ほどは今なくなってきている。やはり自分の子どものためだから、孫のためだから、
そこに行かせようという人がふえてきたんだと思うんです。ですから、いいことだと思うんです
よね。そういう意味で、例えば前から人数が多くて、他の学校につくって少し減らすようにして
いますけれども、依然として若草小学校とか泉中学校のニーズが、一つの小さな特別支援学校並
みの規模があります。ですから、これも課題の一つとして、他の学校にもさらに広げていくなり、
考えていかないといけないなと思います。
【教育指導担当主幹(持田)
】 特別支援学級につきましては、年々相談件数もふえておりまし
て、就学にかかわるお子さんの件数もふえております。そういった形で、入級される方が毎年ふ
えている状況ですので、特別支援教育推進協議会を通じて、検討をさらに深めてまいりたいなと
いうふうに考えております。
9
なお、東京都の方で、小学校については、平成30年度に都内全部の小学校に特別支援教室を
設置して、そこで今まて通級でやっていた指導を実施していくという構想がございますので、そ
ちらの準備も今年度進めていきまして、今後に備えたいと思います。そういった中で、情緒の通
級の児童については、今後さらにふえてくる可能性があるかなというふうにとらえております。
全体としまして、知的の子というのもふえてございますので、そういった面も含めて総合的に考
えていかなければいけないというふうにとらえております。
【委員長(岡本)
】 よろしいですか。それでは報告として承ったということにさせていただきま
す。
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2 第11回青梅市小・中学生の主張大会開催要項について(教育指導担当)
【委員長(岡本)
】 次に、報告事項2、第11回青梅市小・中学生の主張大会開催要項につい
て、説明をお願いいたします。
【教育指導担当主幹(持田)
】 それでは、報告資料2をごらんください。本年度で第11回と
なります青梅市小・中学生の主張大会の開催要項について、ご説明をさせていただきます。
1の趣旨でございますが、こちらについては3点ございますが、昨年度と変更はございません。
2の主催は、青梅市および青梅市教育委員会でございます。
3の運営につきましては、実行委員会となります。
4の開催期日につきましては、12月5日(土)となります。昨年度は期日、会場ともに変更
がございましたが、今年度は計画どおり12月の第1土曜日といたしております。
5の会場につきましては、青梅市民会館を予定しております。すでに場所については確認をし
ております。
6の出場者の募集方法につきましては、別に定める要項にもとづきまして、一般公募および
小・中学校を通じて募集をいたします。
7の応募資格及び8の出場者の決定につきましては、記載のとおりでございます。
9の発表方法につきましては、応募した原稿をもとに、小学校5・6年生は3分程度、中学校
1・2・3年生は5分程度で、口頭での発表となります。
10の審査および表彰につきましては、ここに記載のある3つの賞といたします。
また、文集等につきましては、11に書いてございますとおり、活用を図ってまいりたいと考
えております。
以上で説明を終わりにさせていただきます。
【委員長(岡本)
】 説明は終わりました。ただいまの説明に対して何かご質問、ご意見等ござい
ますか。
【委員(手塚)
】 主張大会の後に、文集というか、資料をいただくんですが、これはプレゼン
テーションというのにも重きをおいているということで、ぜひ映像として残して各学校にお配り
いただけると。例えば来年出るお子さんにも、こういうことをやっているんだというコマーシャ
10
ルにもなると思います。出てくださっているお子さんやその親御さんという近い方には関心を持
ってもらえるんですが、全く応募もしなかった、何も知らなかったと。せっかくこういうことを
やっているのに子どもたちが知らないまま終わってしまうというのがもったいないなといつも
思っておりまして、そんなに動き回るものでもないので、わりと映像記録としては残しやすいの
ではないかなと思うんです。今は個人の機械でもいいのがありますので、ぜひ残して、みんなに
見せるという機会をもっていただければなと思います。
市民会館に足を運ぶのは、出場しているお子さんとその親御さんぐらいだったりということが
多いので、ぜひ他の児童・生徒さんにも見ていただきたいなと思って、毎年見ております。
【教育指導担当主幹(持田)
】 ただいま手塚委員からおっしゃっていただきました記録として
の映像の活用について、今後検討していきたいと思います。なお、ケーブルテレビ等も入ってい
ただいておりますので、そのあたりも連携が図れる範囲でやっていきたいと思います。ありがと
うございます。
【委員(中村)
】 手塚委員から、プレゼンテーションというところにも重きがあるというお話
がありましたけれども、昨年終わった直後の教育委員会で、私もこの機会にプレゼンの技術を磨
くというか、そういう学習に役立てられたらなという気がしていたんです。今、実際にこれを募
集するときに、先生方がどのくらい内容に関与されているか、ちょっと私はわからないんですが、
学校の代表をつくるんだから、スポーツの対抗戦じゃないけど、プレゼンの技術を学習する機会
をそこでつくっていただけるとうれしいなと。
前にも言ったんですが、NHKのEテレで「スーパープレゼンテーション」という番組をやっ
ていて、そこでは有名人が短い持ち時間でプレゼンをやるんですけれども、そういう人たちに対
しても、プレゼンの指導者が指導するんですよ。そういう立派な方々も、プレゼン自身は指導を
受けて何回も練習して、効果的なプレゼンとは何かを学ぶということがあります。この間やって
いたのは、例えばアメリカだと「セルフ、アス、ナウ」という、自分のことを最初に話して、み
んなに共感を持ってもらって、それで行動を促す、みたいなプレゼンの仕方が結構取り入れられ
ている。オバマ大統領なんかもよくやるんだといっていましたけど。そういうノウハウを少し教
えてあげる。
実際に話すときも、この間も小学校の子で、こうやってちゃんと手を挙げて、一、二、三とア
クションをとられていた児童がいたんですけど、ああいうのは非常に効果的なわけで、そういう
部分も学習できる機会があったら、この大会がより盛り上がるというか、ためになるんじゃない
かなという気がしていますので、よろしくお願いします。
【教育指導担当主幹(持田)
】 プレゼンテーションの向上につきましては、当初よりだいぶ向
上してきたかなというふうにとらえることができるとは思いますが、中学生の方が定期考査の実
施後ということで、練習の時間があまりないというのが正直なところでございます。そのあたり
は、また実行委員会を通じて、代表校長もおりますので、そういったところからも学校での練習
をさらにということでお話をさせていただきたいと思います。また、我々の方にも校長会、副校
11
長会がございますので、そちらの方でも、そういった面も含めて指導するということについてお
話をさせていただきたいと思います。ありがとうございます。
【委員(大野)
】 中村委員がおっしゃったそのプレゼンテーションですけど、代表となった子
たちだけでなくて、たぶん中村委員がおっしゃるのは、市内の小・中学生が効果的なプレゼンテ
ーションを学ぶような機会にしたらどうかというお話だろうと思います。例えば、二、三週前だ
ったか、テレビで第四小学校の「2分の1成人式」をやっていましたね。各学校で、ああいうふ
うなスピーチをする機会をとらえて、中村委員がおっしゃるようなことを、少し先生たちから子
どもたちに教えてもらうと、確かに子どもたちの表現力は高まると思うんですね。ですから、こ
れはひとつ代表が上手にできるとともに、全体に広げるようなことも一緒に考えていくといいか
なと思います。
【委員長(岡本)
】 昨年も審査員の方が、文章を読んだときにはすばらしかったんだけどな、
ということを言っている方が結構いらっしゃいまして、やっぱり言葉と文章とは違う。ああいう
舞台の上で、自分を出しながら訴えていくというのは、違った能力が必要なんだろうと思います。
場合によっては映像で応募するとか、そのくらいの今の時代ですよね。応募すること自体は、学
校で全員が書いて応募するのはいいんだけれども、実際に立ってやりたいという意欲も含めた子
たちは、場合によってはCDに録画したり、色々な方法が今はありますので。すぐにどうのこう
のということではないですけれども、色々な子どもたちが持っている可能性を引き出していくた
めに、どういう企画がいいかというところ。事務量等の問題もあるので一概には言えませんけれ
ども、色々な観点で訴えて、子どもたちに対しても興味を持ってもらえるような、そういうふう
な流れがきっとこれから…。11回ですから、もうツーステージ目に入ってきましたので、色々
また考えていただければいいなと思います。
【委員(大野)
】 すみませんが、もう一点。学校は、これだけじゃないんですよね。小・中学
生の主張大会の作文だけじゃないんです。人権作文とか、他のものもたくさんあります。特に学
年で、何年生は夏休みの宿題はこの作文と分けているんじゃないかと思うんです。よく私なんか
も思うんですけど、小・中学生の主張大会で、それぞれの学校はそれぞれの学校で都合があって、
学校で指定する作品なんかも決めていまして、それでいいんだけれども、かなりそういう意味で
は色々な判定があるなと。選ばれる代表がね。そういうことを感じています。そういうことを頭
に入れながら、また充実させていく必要があると思います。
【委員長(岡本)
】 色々な意見が出ましたけれども、事務局の方でも検討してください。
よろしいですか。それでは、報告として承ったということにさせていただきます。
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3 第11回青梅市小・中学生の主張大会実行委員会設置要項について(教育指導担当)
【委員長(岡本)
】 次に、報告事項3、第11回青梅市小・中学生の主張大会実行委員会設置
要項について、説明をお願いいたします。
【教育指導担当主幹(持田)
】 それでは、報告資料3をごらんください。先ほどの開催要項の中
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にございました実行委員会の設置要項になります。
内容としまして、1の趣旨は、ここに記載のとおりでございます。
2の所掌事項につきまして、
(1)から(5)に記載のとおりで、主張大会の企画・運営から、
全般に関わることでございます。
3の組織は、ここに掲げる12名の方に実行委員としてご協力をいただきます。特に後半の8
番以降の方々は、青少年委員協議会、青少年対策地区委員長連絡協議会、民生・児童委員、PT
A連合会の方々ということで、ご協力をいただいているところでございます。
4の委員長の職務および代理については、ここに記載のとおりでございます。
5の会議につきましては、裏面に続きますけれども、
(1)から(3)の内容となります。
6から9までは、部会、報告、任期、そして庶務ということで、ここに記載のとおりでござい
ます。
以上でございます。
【委員長(岡本)
】 説明は終わりました。ただいまの説明に対して何かご質問、ご意見等ござい
ますか。
審査員で女性の方がいないというようなご指摘がここ何年かあったような気がします。別に男
性、女性ということではなくて、もろもろを含めて広い視野でさらに考えるような、そういう検
討をしていただけるといいなと思います。先日、よその市の教育委員の構成を見ましたら、5人
中3人女性の方が出ていらっしゃるんですね。幅広く色々な観点から選出していただくことを、
改めて事務局の方でご配慮願えればと思います。
【指導室長(山口)
】 委員のメンバーにつきましては、それぞれのいわゆる職で選んでいるよ
うな点もあるんですけれども、今委員長のご指摘がありましたので、やはり男女のバランスとい
うのもございますので、その辺は頭におきながら選定をさせていただきたいと思います。
【委員長(岡本)
】 よろしいですか。それでは報告として承ったということにさせていただきま
す。
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4 平成27年度青梅市教育委員会伝統文化奨励表彰実施要項について(教育指導担当)
【委員長(岡本)
】 次に、報告事項4、平成27年度青梅市教育委員会伝統文化奨励表彰実施要
項について、説明をお願いいたします。
【教育指導担当主幹(持田)
】 続きまして、報告資料4をごらんいただきたいと思います。平成
27年度青梅市教育委員会伝統文化奨励表彰実施要項について、ご説明をさせていただきます。
1.趣旨につきましては、青梅市における伝統文化の継承、発展および児童・生徒の郷土愛の
育成に資するため、伝統芸能を継承している児童・生徒を表彰するものでございます。
2.主催は、青梅市教育委員会でございます。
3.運営・庶務は、教育部指導室が担当いたします。
4.表彰日時ですが、小・中学生の主張大会と同じ期日であります平成27年12月5日(土)
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でございます。
5.場所は、青梅市民会館でございます。
6.対象は、青梅市内に在住または在学の小学校児童および中学校生徒でございます。
7.推薦基準は、ここに記載のとおりでございます。
8.募集方法につきましては、広報おうめにて市民の皆様に周知を図りますとともに、お囃子
等の各団体の方や各学校においても周知を図ってまいります。また、推薦がある場合には、推薦
書を指導室に提出をしていただきます。
9.募集期間としまして、ここにありますとおり、7月1日から9月11日まででございます。
10.被表彰者の決定は、
(1)に示されているとおりでございます。被表彰者には、表彰状
と記念品を贈呈することになっております。
以上でございます。
【委員長(岡本)
】 説明は終わりました。ただいまの説明に対して何かご質問、ご意見等ござい
ますか。
【委員(手塚)
】 毎年何人か受賞できなかったお子さんというのがいらして、何でなのかなとお
伺いすると、6年生じゃないからというような返事をいただいた記憶があります。募集の対象と
か要項の中に、何年生であることというのがないと、まわりの大人の方は、君も一緒に名前を書
いて申し込もうと。その5年生のお子さんが何で自分は落ちたんだろうというので、はたで見て
いると、何かかわいそうな感じがします。逆に、ここで公になっていることなので、何年間やっ
ていて、6年生で表彰するよと、募集をかけるときにちゃんとおっしゃっていただいた方が、お
子さんたちも、5年生の子が、来年まで頑張ったら僕も表彰だというふうに、いい方向に受けと
めてもらえるんじゃないかなと思って、毎年見ております。
【教育指導担当主幹(持田)
】 被表彰者につきましては、実施要項等に記載のとおり、3年以上
継続してということをうたっております。ただ、全体の数の関係もございまして、中学校3年生
が最後のチャンスですので、そちらを優先して表彰者を決定し、また小学校の一つの区切りとし
て、次に6年生を優先という形で、人数の方を確定してございます。余裕があれば、もちろん5
年生でも、3年以上継続して取り組んでいれば表彰したいところなんですけれども、大体5年生
ですと3年いくかいかないかというところでございまして、
学校の方はおおむね理解もしていて、
もう1年頑張ろうねという形で励ましていただけていると思います。
なお、昨年度、他の予算から少し集めて、多くの人数の被表彰者を出しましたので、来年度は
比較的、中学生も含めて小学校6年生なんかも表彰が少しうまくいくかなというふうにはとらえ
ております。
【委員長(岡本)
】 伝統文化について、前にもお話ししていたんですけれども、どうしても西の
方に多いという傾向があるようですね。その面で、学校とかそういう団体の方から意見は出てい
ないのでしょうか。
【教育指導担当主幹(持田)
】 すべての学校に周知をさせていただくのと、それから社会教育課
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の方で把握している伝統芸能の登録団体さんにすべて周知をしてございますが、どうしてもやは
り西の方に推薦していただけるというケースが多くなっているのが現状でございます。そうでな
い団体さんについても周知を図っておりますので、今後も継続してやっていきたいと思います。
【教育長(岡田)
】 昨年は主張大会が明星大学ということで、音が出せないということがあった
んですけど、今年はまた市民会館に戻りますが、表彰者の実演とかそういうのは今年はどういう
方向なんでしょうか。
【教育指導担当主幹(持田)
】 音につきましては、検討したいところでありますけれども、団体
を一つとか決めていくと、順次順番を変えていくとか、色々なことが考えられますので、そこも
含めて少し検討したいと思います。実演もしくは、あるいはビデオでの上映ということも可能だ
とは思いますし、昨年度は表彰する個人のお囃子等をやられている画面を紹介させていただきま
したけれども、そこも含めて考えていきたいと思います。なかなか学校を通じてそういったデー
タなりが届いてこない状況もありますので、できる範囲で検討していきたいと思います。
【委員長(岡本)
】 去年、法被とか着ているお子さんたちもいましたよね。その辺、色々な工夫
をして、また来ていただけると、いいかなと思います。
よろしいですか。それでは、報告として承ったということにさせていただきます。
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5 平成27年度青梅市立中学校教科用図書採択日程および手続きの流れについて(教育指導
担当)
【委員長(岡本)
】 次に、報告事項5、平成27年度青梅市立中学校教科用図書採択日程および
手続きの流れについて、説明をお願いいたします。
【教育指導担当主幹(持田)
】 それでは、報告資料5にもとづきまして、平成27年度青梅市立
中学校教科用図書採択日程および手続きについて、ご報告申し上げます。
なお、報告資料5の裏面でございますが、手続きの流れにつきましては、この後ご説明させて
いただきます、6、平成27年度特別支援学級教科用図書採択日程につきましても同様となりま
すので、よろしくお願いいたします。
まず、報告資料5でございますが、先月4月16日の定例教育委員会におきまして、平成27
年度青梅市立中学校および特別支援学級教科用図書採択要領について、ご協議を行っていただき
ました。本日は、この要領にもとづきまして、今後の日程および手続きの流れについてご報告を
させていただきます。
まず、本日5月7日、定例教育委員会にて、採択日程の概要をご報告させていただいた後、5
月21日に第1回の選定委員会を開かせていただきます。その中で、選定委員の委嘱・任命を行
い、選定委員会長、専門委員会委員長を選出し、選定に関する諮問を行います。以下6月上旬よ
り各専門委員会を開いていただきまして、専門委員の委嘱および調査研究を依頼いたします。
教科書の展示につきましては、6月5日から行います。東京都教育委員会が行います教科書セ
ンター特別展示ということで6月5日から6月18日まで、教科書センター法定展示は6月19
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日から7月8日まで、そして学校巡回教科書展示を6月5日から7月8日まで行います。教科書
センターは東青梅センタービル3階としまして、本教科書センターが西多摩の第1教科書センタ
ーという形になります。また、今年度は中央図書館においても、閲覧のみできるようにいたしま
した。今まで市民の方からご要望のありました土日の閲覧も可能というふうにいたしました。
7月8日に教科書展示を終了後、7月14日に第2回選定委員会、7月22日に第3回選定委
員会を開催していただき、8月3日の教育委員協議会において、選定委員会の答申を上げさせて
いただきます。そして、8月6日の定例教育委員会において採択。採択終了後、東京都教育委員
会に結果を報告いたしたいと思います。
報告資料5の裏面をごらんいただきたいと思います。ただいま日程につきましてご説明をさせ
ていただきました流れを図式化したものになります。
中央の囲みにございます青梅市教育委員会から、①選定委員会に諮問をし、②各専門委員会、
各中学校へ調査依頼をし、③選定委員会へ報告をいたします。
右下にございます保護者・市民の方につきましては、教科書展示会で教科書を閲覧していただ
き、意見があれば所定の用紙に記入していただき、選定委員会において資料といたします。
左下側の特別支援学級につきましては、報告6でご説明をいたします。
報告は以上でございます。
【委員長(岡本)
】 説明は終わりました。ただいまの説明に対して何かご質問、ご意見等ござい
ますか。
【委員(中村)
】 これは、色々ご意見はあるのかもしれませんが、選定委員会から教育委員協議
会へ答申を出されるときに、私はもう少しはっきりとした意思を示していただいてもいいんじゃ
ないかという気がしています。私の場合は、中学校1回と小学校1回の採択をやったんですが、
その前の選定委員会で、個々の教科書の特徴とか、そういう客観的な評価をいただくわけですけ
れども、どうしても意思がよくわからないところがある。もちろん、まず私としてはその教科書
を使って授業をやるわけではないので、どうしても教科書だけを見て、それが質的にどうか、見
やすいかとか、内容がどうかとか、そういう視点で自分なりに評価を下して、順番をつけたりす
るわけですけれども。それともう一つやはり大切なのは、実際にそれを使われる先生方が使いや
すいのかどうかということがあると思うんですね。
それをある程度は意思表示をしていただいて、
その中でそれでもやっぱり自分が考えたポイントの方が大事だと思えばそうしますし、どっちで
もいいかなと思ったときは、例えば使いやすいとする先生方が多い方を推薦したいと思います。
その辺、意思表示を比較的はっきりしていただいた方が、せっかく専門委員会で研究されている
んですから、いいんじゃないかなという気がしています。難しいのかもしれないんですが。
【指導室長(山口)
】 このあたりは非常に難しい部分なんですけれども、やはり一番は青梅市の
子どもたちにとって一番適切な教科書は何なのかという視点は絶対にブレてはいけないと思って
います。最終的には教育委員の皆様に採択をしていただくということになりますので、その辺は
できれば委員の皆様の中で、一つのご意見としていただけると、こちらでの例えば選定委員会で
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の所見の出し方ですとか、こういったところもこれから色々検討の余地があろうかと思います。
もしよろしければ、その辺は一つのご意見としてまとめていただけると助かるかなと思います。
【委員(大野)
】 中村委員のおっしゃることは大変よくわかります。最終的には、私たちが主体
的に教育委員会として決めるわけですので、どういうふうな報告が上がってきたにしても、それ
で100%ではありませんので、判断のしやすいような内容を、しかしながら偏らずに、自分た
ちが使いやすいとか、もしくはこれは子どもたちにとってこういう点が使いづらいとか、そうい
うことをきちんとはっきり書いて出していただいて結構なんじゃないかなと思います。
【委員長(岡本)
】 選定委員の方で、各教科を校長先生が担当されるんですが、どうしても自分
の専門でない教科の担当になる校長先生もいらっしゃいますので、その辺、専門委員会の方の意
見をしっかりと聞いていただいて、私どもの方に説明なり情報提供なりしていただくというのは
基本にあるんじゃないかなと思います。どうしてもなかなか、こっちも質問しにくかったり、具
体的な情報がお互いにやり取りできないと、私どもも判断に迷う。自分の考え方、あるいは教育
委員のメンバーの中での色々な話の中で出てきた考え方と、学校の意見とが、どういうふうに合
っているのか、ずれているのか、その辺の情報が整理できない部分がある。選定委員会のそれぞ
れの教科の校長先生方が、専門委員会からしっかりと情報を得て、この場に臨んでいただくこと
をお願いできればなというふうに思います。ちょっと失礼な言い方になるかもしれませんけれど
も。
【委員(中村)
】 そうすると、具体的に何かメモを出した方がいいということですかね。
【委員長(岡本)
】 要するに、学校の専門委員会の先生方とどういう議論をされて、どういう流
れでこういう報告書ができ上がってきたかということを説明していただければいいかなと思うん
です。
【指導室長(山口)
】 これから、この専門委員会も選定委員会も立ち上げてまいりますので、要
項に沿った形で、今皆さんからいただいたご意見をぜひ反映させて、正確に調査結果をまとめて
いくと。そして、よりわかりやすくご報告を申し上げられるように、準備を進めてみたいと思い
ます。ありがとうございました。
【委員長(岡本)
】 教科書展示会の方には何セット、展示が可能なんでしょうか。
【教育指導担当主幹(持田)
】 現在、教科書の見本本が教育委員会に届いている状況でして、最
終的な部数というのは確定ができないんですが、一応予定としては2セット展示をする予定にな
っております。足らない教科書会社については、こちらから問い合わせて、送るようにというふ
うな依頼もしておりますので、2セットは展示したいと考えております。
【委員長(岡本)
】 よろしいですか。それでは報告として承ったということにさせていただきま
す。
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6 平成27年度特別支援学級教科用図書採択日程について(教育指導担当)
【委員長(岡本)
】 次に、報告事項6、平成27年度特別支援学級教科用図書採択日程について、
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説明をお願いいたします。
【教育指導担当主幹(持田)
】 続きまして、報告資料6でございますが、こちらにつきましても、
本日5月7日定例教育委員会にて採択日程の概要をご報告させていただいた後、6月2日に第1
回青梅市特別支援学級教科用図書検討委員会を開催し、委員の委嘱および調査等の説明を行いま
す。以下、7月14日までに検討委員会を開いていただきまして、7月15日の第2回青梅市特
別支援学級教科用図書検討委員会において、調査経過・結果の報告をしていただき、教育委員会
報告資料をまとめていただきます。7月15日、修正等があった場合の予備日として、7月21
日に設定をしております。7月22日に第3回中学校教科用図書選定委員会がございますので、
そちらの資料とともに教育委員の皆様に教育委員協議会の資料をご送付いたします。そして、8
月3日の教育委員協議会において、検討委員会委員長からの調査検討結果を報告していただきま
す。そして、8月6日の定例教育委員会において採択、採択終了後、東京都教育委員会に結果を
報告いたします。
先ほどの報告資料5の裏面をごらんいただきたいと思います。左下側の特別支援学級の教科用
図書の採択の流れでございますが、本年度は中学校の教科用図書の採択となりますので、中学校
の専門委員会には特別支援学級の専門委員会がございます。しかしながら、特別支援学級の教科
用図書の採択につきましては毎年行うことから、小学校の特別支援学級の教科用図書の採択につ
きましては、検討委員会として行うことから、図の中では別にしてございます。
なお、特別支援学級の教科用図書検討委員会では、教育委員会への報告となります。
報告は以上でございます。
【委員長(岡本)
】 説明は終わりました。ただいまの説明に対して何かご質問、ご意見等ござい
ますか。
よろしいですか。それでは報告として承ったということにさせていただきます。
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7 諸報告
(1) 委員会等会議録
ア 青梅市社会教育委員会議会議録(社会教育課)
(2) 事業等の実施予定について
ア 生涯学習事業実施予定について(社会教育課・文化課・中央図書館管理課)
(3) 事業等の実施結果について
ア 生涯学習事業実施結果について(社会教育課・中央図書館管理課)
【委員長(岡本)
】 次に、報告事項7、諸報告ですが、あらかじめ各委員には事前に目を通して
いただいておりますので、何かご質問、ご意見等ございましたらお願いいたします。
「ビエンナーレOME2015」のところで、
「回を重ねるごとに出品が多くなってきて」と書
いてありますが、これは誤植ですか。
【教育長(岡田)
】 この委員さんの個人的な見解だと思うんです。
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【委員長(岡本)
】 個人的な見解ですか。どういう意味なのかなと思ったんですが、わかりまし
た。
【教育長(岡田)
】 (7)の2番目の委員さんの発言ですけれども、
「見ごたえも出てきた」と
ありまして、作品的にはそうですけれども、出品総数は大幅に減少してきました。これは、この
委員さんの誤解があったようです。
【委員長(岡本)
】 よろしいでしょうか。たくさんの講座が用意されていますので、市民の方が
たくさん参加していただけるとありがたいなと思います。
それでは、報告として承ったということにさせていただきます。
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【その他】
【委員長(岡本)
】 他に何かありますか。
【教育指導担当主幹(持田)
】 前回、4月16日に開催されました第1回定例会報告の中で、平
成26年度青梅サタデースクールのアンケート結果につきまして、記載の数値に誤りがございま
したので、訂正をさせていただきたいと思います。
青梅サタデースクールのアンケート結果につきましては、本日改めて資料を配付させていただ
きました。大変恐縮でございますが、報告資料8をごらんいただきたいと思います。
数値の誤りは、前回ご指摘いただきました中学生の回答数ですが、再度調べましたところ、5
人ではなく15人の誤りでございました。謹んで訂正をさせていただきます。大変申しわけあり
ませんでした。
【委員長(岡本)
】 説明は終わりました。ただいまの説明に対して何かご質問、ご意見等ござい
ますか。
いずれにしても、回答数自体は多くはないですね。さらに有効なアンケートになるように、色々
またお願いしたいなと思います。
それでは、報告として承ったということにさせていただきます。
報告事項は以上で終了いたします。
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日程第4 協議事項
1 青梅市学校事務共同実施検討委員会設置要綱の制定について(教育総務課)
【委員長(岡本)
】 次に、協議事項に移ります。
協議事項1を議題といたします。青梅市学校事務共同実施検討委員会設置要綱の制定について、
説明をお願いいたします。
【教育総務課長(荒井)
】 それでは、お手元の協議資料1にもとづきまして、青梅市学校事務共
同実施検討委員会設置要綱につきまして、ご説明させていただきます。
初めに、学校事務共同実施につきまして、若干触れさせていただきたいと存じます。
学校の事務の適正かつ効率的な執行を図るため、市町村立学校職員給与負担法に規定する都費
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の事務職員の職務の共用化の実施に向けて、検討委員会を設置し、検討をしようとするものでご
ざいます。具体的には、従来各学校ごとに行っております事務職員の事務の一部を、拠点となる
学校を設け、複数校の事務を共同で行うものでございます。
本日、机上に参考資料といたしまして、
「公立小中学校事務共同実施の試行の結果について」を
配付させていただいておりますので、お目通しいただきたいと存じます。
この取り組みにつきましては、平成24年度から都の公立学校共同実施支援校といたしまして、
江東区および武蔵村山市が指定され、25年から試行実施されております。その試行結果の資料
ということでございます。
1の小・中学校事務の共同実施の目的等をごらんいただきたいと存じます。
(1)の現状でござ
いますが、小・中学校に1校1名の都の事務職員が配置されているところでございます。
(2)の
課題といたしまして、副校長・主幹教諭につきましては、一人職場のため、事務の仕事に追われ、
学校経営や教員の育成に力が注げない。また校内の役割の不明確さなどが課題でございます。ま
た一方では、事務職員におきましては、一人職場のため、事務処理のチェック体制が不十分であ
ることや、大量退職による事務処理ノウハウの継承および人材育成が困難であるなどの課題が挙
げられております。これらの課題解消にあたり、共同実施を行うというものでございます。
四角の部分の共同実施のねらいでございますが、事務職員等による副校長業務への支援強化、
事務の集中処理による正確性の向上と効率化、組織化による事務職員の人材育成につながるなど
が挙げられているところでございます。
2の平成25年度区市教育委員会における取組(試行)をごらんいただきたいと存じます。下
段の①から③につきましては手法が記載されておりますので、その横のイメージ図とあわせてご
らんいただきたいと存じます。
まず拠点校に事務職員を集中配置し、もう一人は係長級のリーダーを配置し、拠点校は連携校
を含めた経理・給与・調査事務等を集中処理し、連携校では都費で支援員(非常勤職員)を配置
し、副校長の補佐や窓口業務等に従事することとなります。
なお、右側の取組の成果につきましては、後ほどごらんいただきたいと存じます。
それでは、協議資料をごらんいただきたいと存じます。
要綱の第1項の設置につきましては、青梅市立学校の事務の適正かつ効率的な執行を図ること
を目的として、市町村立学校職員給与負担法第1条に規定する事務職員の職務を共同実施するこ
とについて検討を行うため、青梅市学校事務共同実施検討委員会を設置しようとするものでござ
います。
第2項の所掌事項につきましては、学校事務の共同実施に関し必要な事項について検討を行う
ものでございます。なお、第6項では部会を置くことができると規定しております。
第3項の組織につきましては、委員長を教育部長とし、所管課長および学校長の記載の構成員
で組織するものでございます。
第4項の委員長および副委員長の職務から、第10項のその他まで、記載のとおり規定するも
20
のでございます。
第11項の実施期日等につきましては、本日お認めいただいた日をもって設置し、最終検討結
果の報告があった日の翌日をもって廃止しようとするものでございます。
説明は以上でございます。よろしくご協議の上、ご承認賜わりますようお願い申し上げます。
【委員長(岡本)
】 説明は終わりました。ただいまの説明に対して何かご質問、ご意見等ござい
ますか。
【委員(大野)
】 これまでの国、都などの学校事務共同実施に関する、ここまでくる経緯、そう
いうものがもしおわかりになりましたら教えてもらいたいと思います。当然今、青梅市でやられ
ているわけではないですよね。
【教育長(岡田)
】 これは東京都の独自の施策です。いわゆる県費負担職員ということで、学校
には中立性なり教育のレベルを保つために、校長先生を初め教員、職員がいます。そして、職員
として事務職員を1名、県費負担職員ということで青梅市でも東京都の職員が1名ずつ配置され
ております。それに加えて、青梅市の採用している市の事務職員、および業務職員が各学校に配
置されております。そうした中で、記載にもありましたとおり、東京都の事務職員ですけれども、
これは東京都の職員ですので、異動になれば本庁の方に異動する方もおりますけれども、往々に
してずっと教育現場を一人職場でいるということで、モチベーションの面でも、同じ学校に長く
いたり、同じ事務をしていますので、切磋琢磨がないという中で、そこをイメージのように、4
名ないし5名の複数校を1カ所に集約して、教員の給与計算にしても、色々な事務にしても、質
をあげようというのが今回のねらいになっています。そうしますと、拠点校以外の学校には東京
都の事務職員が不在になりますので、それに関しては、下にありますとおり、市が採用した今の
事務職員の他に、東京都が非常勤職員を雇用して、そこで学校の方も対応できると。その辺が、
財政的にも東京都は予算がありますので、そういった点では、いなくなっちゃうわけではなくて、
かわりの人を学校に置く。それが校長、副校長の補佐をできるというような仕組みになっており
ます。実績があるのは武蔵村山市で、武蔵村山市は今年度から全校を三つのグループで集約化し
ております。
ちなみに、多摩教育事務所から聞いた話では、学校採用のいわゆる嘱託職員については、地域
の方、あるいは市や都の退職された方で、地域とのつながりや、あるいは学校との関係がよい方
を指名して、学校に置いているという形で連携が図れているという話は聞いております。
青梅市は、これをするか、しないかについて、この委員会を設けて、これから事務局と学校長
等の検討を行った上で、どこか市内の中から数校、3校ないし5校を選んで、試行的に28年度
に実施できるかどうかをこれから検討しようとするものです。
【委員長(岡本)
】 教育長の説明でだいぶイメージが湧いてきましたけれども。
【教育長(岡田)
】 それと、都事務の方も学校現場ばかり回っていますので、モチベーションの
関係とか、中には東京都の管理職試験を受けて本庁に戻って部長や課長になる方もおられるんで
すけれども、どちらかというとのんびり、その地域で長くという方が多くて、あまり新しい仕事
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がどんどんくると、管理職とのあつれきもあったりするという現場もあります。その辺はご存じ
かと思いますけれども。ここで質を均等にしていこうというのが、思惑としてはあります。
【委員(手塚)
】 学校にPTAとかで入っていくと、副校長先生に色々なことをお願いすること
が多いんですが、どの学校も副校長先生はすごく忙しそうで、PTAの役員が声をかけるのも、
お願いするのも申しわけないかなみたいなことがあって、遠慮をしたりします。いただいた資料
の3番の四角のところで、学校経営や運営の方に時間を費やせる時間がふえているということな
ので、それが可能であるのならば、いい取り組みなんだろうなと思います。
それと、逆方向の話ですけど、色々なところで非常勤というかパートタイムの方が多くなって、
学校の事務も非常勤の方で運営されるようになっていくのはどうなのかなというのを、ちょっと
思っていました。
【教育総務課長(荒井)
】 今、手塚委員から、非常勤の都費の職員というお話をいただきました
が、市の職員につきましては全校に今までどおり配置をさせていただくという予定の中で、この
検討に入らせていただくというふうなところでございます。
【委員長(岡本)
】 あした(5月8日)から実施と書いてありますけれども、次回の教育委員会
で時間をとってということはできませんか。もう少し教育委員の中でも色々な考えとか、システ
ムについてのお話を聞きたいことが実はあるんですけれども。
【教育総務課長(荒井)
】 それでは、本日お持ち帰りいただいて、次回にご意見をいただくとい
う形で内部処理をさせていただければと思います。
【委員長(岡本)
】 よろしいでしょうか。私ももうちょっと資料を読み込んでみて、実施するか、
しないかという話ですけれども、おそらく実施の方向で検討されるわけですから、もう少し私ど
もも十分に認識した上で、協議事項ですので、やっていきたいなと思いますが、よろしいでしょ
うか。
【教育総務課長(荒井)
】 それでは、次回、協議事項として再度ご意見をいただきながら、協議
をお願いしたいと存じます。
【委員(大野)
】 非常勤職員が各小・中学校に、試行している区市では置かれているわけですよ
ね。毎日来るようになっているんですか。
【教育総務課長(荒井)
】 東京都の方で示されている部分については、1カ月16日というふう
なことで示されているところでございます。1週間に1日お休みで4日勤務という形になろうか
と存じます。通常の非常勤職員と同様の対応かなというところでございます。
【委員長(岡本)
】 では、次回もう一度少し時間をいただいて、それで協議事項として承認して
いきたいと思いますので、よろしくお願いします。
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2 青梅市図書館と入間市立図書館との相互利用の実施について(中央図書館管理課)
【委員長(岡本)
】 次に、協議事項の2に入りたいと思います。青梅市図書館と入間市立図書館
との相互利用の実施について、説明をお願いいたします。
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【中央図書館管理課長(塚本)
】 青梅市図書館と入間市立図書館との相互利用の実施につきまし
て、ご説明させていただきます。
お手元に配付してございます協議資料2をごらんいただきたいと思います。
まず、経過でございますが、昨年10月から飯能市との相互利用を開始したところであります
が、本年1月14日に入間市立図書館から相互利用の申し出がございました。相互利用の開始に
当たりましては、図書館システムの変更が必要となり、予算措置等が発生することも考えられま
すことから、お互いに確認し、4月15日、再度打ち合わせを行い、相互利用について検討を進
めていこうと確認したところでございます。
また、以前からも、青梅市民、入間市民双方から相互の図書館利用を希望する声も上がってい
たところでございます。
なお、相互利用につきましては、西多摩8市町村では平成14年10月1日から、また埼玉県
飯能市立図書館とは平成26年10月1日から相互利用を実施してございます。
次に、目的でございますが、両市民における身近に本に触れ合う機会の拡大と、それに伴う貸
出点数の増加、および相互の図書館利用による街の賑わいや両市民の交流の場の創出を目的とす
るものでございます。
内容につきましては、相互利用の協定書を取り交わし、利用者はおのおのの図書館の利用規則
に従い利用者カードを作成し、各図書館が所蔵する資料を利用するという形であります。ただし、
リクエストおよび相互貸借のサービスは実施しない予定となってございます。こちらにつきまし
ては、利用者が住む自治体が責任を持って対応するという基本的な考え方にもとづいております。
続きまして、効果でございますが、図書館の貸出点数の増大、青梅市の街の賑わいの創出およ
び活性化、市民間の交流などが期待できるところでございます。
また、本相互利用の開始によりまして、青梅市と隣接する全自治体との相互利用ができること
になり、青梅市民が身近に本に接することができる環境が一層拡大するとともに、各自治体が所
有する多くの資料がより多く利用できることになり、利用者サービスの拡充が図れるものと考え
てございます。
最後に、実施予定期日でございますが、これらの内容調整や実施に伴う規則改正、協定書の締
結、議会への報告などを考慮しますと、平成27年10月1日からの運用開始を予定していると
ころでございます。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、ご承認賜わりますようお願い申
し上げます。
【委員長(岡本)
】 説明は終わりました。ただいまの説明に対して何かご質問、ご意見等ござい
ますか。
【委員(手塚)
】 今年の1月に入間市から申し出があったということで、それは昨年の飯能市と
青梅市がつながったということが刺激になっていたりするんでしょうか。
【中央図書館管理課長(塚本)
】 実は、正式に1月14日に打診をいただいたんですけれども、
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飯能市との話をしている最中にも連絡が来ていて、これが落ち着いたらということで、正式に出
させていただきました。
【委員長(岡本)
】 ますます広域で使えるということですね。
それでは、協議事項ですのでお諮りいたします。
本件を承認することにご異議ございませんか。
(
「異議なし」と呼ぶ者あり)
【委員長(岡本)
】 異議なしと認めます。よって、青梅市図書館と入間市立図書館との相互利用
の実施について は承認されました。
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再 日程第3 報告事項
8 青梅市教育委員会事務委任規則第2条第2項にもとづく専決処分の報告について(指導室)
【委員長(岡本)
】 次に、報告事項8、青梅市教育委員会事務委任規則第2条第2項にもとづく
専決処分の報告についてを議題といたします。
本案件は、青梅市立中学校教員の人事異動の決定に関し、青梅市教育委員会事務委任規則第2
条の規定にもとづき、教育長の臨時代理をもって専決処分した事案の報告であります。
本件は人事案件であることから、地方教育行政の組織および運営に関する法律第14条第7項
および同条第8項の規定にもとづき、非公開としたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(
「異議なし」と呼ぶ者あり)
【委員長(岡本)
】 異議なしと認めます。よって、出席委員の3分の2以上の多数で議決しまし
たので、非公開とすることに決定いたしました。
ここで、関係する職員以外の方の退席を求めます。
〔退 席〕
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〔非公開〕
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〔公 開〕
【委員長(岡本)
】 ここから、会議を公開といたします。
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【委員長(岡本)
】 以上で、予定された案件についてはすべて終了いたしました。青梅市学校事
務共同実施検討委員会の設置要綱については、次回引き続き協議することでよろしくお願いした
いと思います。
その他、何かございますか。
【教育総務課長(荒井)
】 特段ございません。
【委員長(岡本)
】 それでは、今後の日程について教育総務課長から説明をお願いいたします。
【教育総務課長(荒井)
】 それでは、今後の日程につきまして説明させていただきます。
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5月9日(土)および10日(日)の2日間、釜の淵新緑祭が開催されます。会場は釜の淵市
民館、市立美術館、郷土博物館等周辺でございます。
続きまして、5月19日(火)東京都市町村教育委員会連合会総会が、東京自治会館で行われ
ます。当日は12時30分に車で出発を予定しておりますので、よろしくお願い申し上げます。
続きまして、5月25日(月)第3回教育委員会定例会がございます。時間は午後1時30分
から、会場はこの場所で行いたいと存じます。よろしくお願い申し上げます。
以上でございます。
【委員長(岡本)
】 教科書が準備でき次第、私どもの方にもご提供いただくことが例年あります
けれども、その辺の予定はいかがでしょうか。
【教育指導担当主幹(持田)
】 まだすべて整理ついていませんので、かなりそこに時間がかかり
ます。その期日まではお示しできませんけれども、そろい次第すぐに対応したいと思いますので、
よろしくお願いいたします。
【委員長(岡本)
】 はい、お願いいたします。
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日程第5 委員長閉議および閉会宣言
【委員長(岡本)
】 以上で本日の日程は終了しましたので、閉会といたします。お疲れさまでし
た。
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青梅市教育委員会会議規則第 29 条の規定により、ここに署名する。
青梅市教育委員会委員長
青梅市教育委員会委員
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