ニュースレター37号 - ISS/SIC Japan Chapter 万国外科学会日本支部

│
201 3 年 ( 平成 ~ 年..月 1 日
万 国 外 科 学 会 日 本 支 部ニュース 第
m号
1
発行 :万圏外科学会(lSS
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IC)日本支部
万 国 外 科 学 会 (ISS/SIC)
日本支部ニュース
干 160
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8582 東京都新宿区信漫町35
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事塾大学医学節外科学教室
TEl:03-5363-3802 FAX:03-3355-4707
発行者・北川総光
S集責任:万国外科学会 (ISS/SIC)日本支部事務局長
和国側仁 (
118純益大学医学節外科学教室)
印
NewsofJapanChapterofIntemationalSocietyofSurgery
刷:縁式会社 d
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g TEL:03
・3
551
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年 2回発行 1
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年 4月創刊
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教授 (USA) は
、 ACS及び ASAを介 して永い親交があ
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り、お互い再会を楽しんだ。来年の京都に於ける日本外科学会総会には ACS
ヘル シンキ大会を終えて
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tとして招待を受けることになっている 。
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/SICはさらに大きな感動があった。私が永年、若手消化器
さて今回の I
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慶臆義塾大学名誉教授
国際医療福祉大学学長
外科医育成を夢とし、努力してきた事が現実となったことである 。ISDSの
MarcoG P
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i会長、 ToniaFadock副 会 長 、 若 林 剛 理 事 (
岩手医大)な
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e を創設していただいた。特に ISDSの
ど理事会の努力により K
前身である CICD (C
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年、長尾房大会長 (東京慈恵医科大学)が京王プラザホテ jレで開催された第
北島政樹
7回会議で研究発表して以来、思い出深い学会の 一つであった。CI
CDの更
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6年の第四回会議以降、万国外科学会と同時開催をす
なる発展を望み、 2
8月 2
5日より北駄の“Whi
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ンキで I
機会でもあった。ヘルシンキまでは 9時間足らずのフライトであり、しか
るようになり、現在は IAES
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8日に G
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会期中の 8月 2
AL787でバッテリ ー故障も起こらず快適な旅でもあ った。 機中、 ISS
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iと D
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_Fadockで 7題 の 中 か ら 選 定 し た。 最 初 の K
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私と D
北里大)のグループも同乗しており 、
SIC2011の LOC会長の渡挫昌彦教授 (
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xが受賞・した。今後は日
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eは 3人の審議の結果、シカゴ大学 Dr
なごやかな雰囲気でもあった。
本からの若手消化器外科医が受賞する事を大いに期待したい。
今回は GoranAk
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rom会長
、 Ar
iLeppaniemiLOC会長の連携も良く 、
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o会長も強力な支援をしており、
さらにフィンランド外科学会の Sau
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すばらしい学会が期待された。私も今回は C
で参加し た。
8月 2
5日の前日に到着し、その午後には会長主催のクルージングツア ーに
招待を 受け、A
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s (多島海)の風景を満喫する事ができた。
翌日、日曜日の夕刻より恒例の開会式が開催され、私にと ってはまず思い
出のスタートとな った。2
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7年にカナダのモントリオールで I
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/SICを会
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4年 には
長として主催し、また 2
嶋田
紘会長(横浜市大)による第 四
01
1年、横浜での I
SDS会長お よび ISS名
回 ISDSで名誉会長を務めさらに 2
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/SICの名誉会員に推戴された。今回の名誉会員推
誉会長などが評価され I
戴式に於ては旧知の友人が全てであり、比企能樹名誉会員 (
北里大)と親し
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Germany)、 宮 野 名 誉 教 授 (順 天 堂
大)と親交のある D
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USA)であり リラックスムードで
大)の友人でもある Dr
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会長から名誉会員楯を受ける事が出来た。 さらに I
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e受賞者 D.
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仁名誉会員受賞式
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5D5会長 Pr
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前列左より北島政樹先生、 1
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y編集長 P
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後列中央次期 1
5D5会長 P
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.年 (平成~年..月 1 日
万 国 外 科 学 会 日 本 支 部 ニ ュース
グローバル化と国際学会
-ISW2013に参加して
第
m号
1
ことができなかったり、あるいは質問に適切に答えられずにもどかしい思いを
することもある 。 しかし、一方で、国際学会に参加することで、海外の一流
の研究者と知り合いになり、意見交換する中で様々な刺激を受け、物の見方 ・
考え方が変わることもある。その ような意味で、医師になってできるだけ早い
熊本大学大学院
消化器外科教授
馬場秀夫
時期に国際学会に参加して発表する経験を積むことが重要であると日頃より
考えている 。
万国外科学会は、外科系の 国際学会の中では、さまざまな領域の発表があ
るために、参加することで一度に多くの情報を得ることができ、貴重な経験
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13は北殴フィンランドの首都、ヘルシ
を積むことができる 。今回の I
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0年代に入りグローパルな人材を育成する必要性が声高に語られている 。
ンキで開催された。8月のヘルシンキは緑と青い空が美しく、気温は 2
0度
臨時のーっと位置付けて
政府は世界で活躍するグ ロー パル人材の育成を成長 i
前後で快適な気候であった。公用語はフィンランド語であるが、空港スタッ
おり、国際化を進めるよう大学に促す政策を次々と打ち出している 。 グローパ
フ、ホテルやレストランのスタッフなどほとんどのヘルシンキの若者は流
ル人材の定義に関してはいくつかの議論があるが、 三井住友銀行の北山氏は
暢に英語を話す。 フィンランドの教育には日本が見習うべきところがある
「異文化を理解し、英語で自己表現ができ、世界を舞台にリーダーシップを発
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ように思う 。会場は市街地の北に位置するモダンなビルディングの H
揮できる人材Jと表現している 。
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rであった。消化管、肝胆勝、胸部外科、内分泌、
ノ、ーバード大学教授のロナルド・ハイフエツツは「リーダーはバルコニ ーに
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yや、国際学会らしく外協、特に Mil
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駆け上がれ」という言葉を 『
最前線のリ ーダーシップj という本の中で述べて
まで幅広い演題が発表された。各会場で多くの日本人参加者が見られ、意識の
いるが、ダンスホ ールで踊っているときに見える光景と、バルコニーに上がっ
高さが感じられた。一方、積極的に di
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onに参加できている日本人はま
て、上から見える光景は違うように、物事を僻l
服する力が必要であることを説
だ少なく、国際社会で通用する英語力の大切さを痛感した。
3かごから放たれ、大空
いたものと思う 。鳥かごの 中の鳥が見ている光景と、 1
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を飛び回る,白から見える 地上の光景が異なるように、国際社会の出来事を理解
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elsに 関 す る 口 演 発 表 を 行 っ た。 また ISDSMainS
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するためには、世界に出て、広い視野で物事を考え判断する能力を身に着ける
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eで座長を務めさせていただいた 。いずれも各国の s
必要がある 。
ら積極的な質問が寄せられ議論が白熱したセッションとなった。 このような
医学に関する最新情報の多くは、基礎研究であれ、臨床研究の成果であれ、
機会を与えていただいた ISW2013の P
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.GoranAkerstromおよび
英語で発信される 。 したがって、最新の医学情報を得るためには、国際学会に
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emi、また万国外科学会日本支部支部長北川
参加したり、英語の一流誌の論文を読む必要がある 。国際学会では英語での発
この場を借りて心より感謝申し上げます。
雄光先生に
表が必要なため、普段の圏内学会での発表のように、自分の主張を十分伝える
ISW2013に参加して
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eである」という趣旨の講演は、今後の外科医の生き方を考え
るうえでとても興味深い意見だと思いました。
会長の報告によれば、今回の演題登録状況は 地元フィンランドが第一位
0
0題ほど、日本からは 2
5
0題を越える応募があり第二位であ ったとのこ
で7
横浜市立大学
消化器・腫蕩外 科 学 教 授
遠藤格
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とでした 。ISDSは北島政樹先生、山 川達郎先生、現日本文部長かつ I
Counc
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rである北川雄光先生、 ISW201
1Yokohamaを成功裏に終了された渡
遁昌彦先生ほか多くの日本人外科医が貢献して現在に至っています。今回、そ
の多大な貢献度が認められ北島政樹先生に名誉会員の称号が贈られたことは
本邦にと っても非常に喜ばしいことであ ったと思います。
平成 2
5年 8月 2
5日から 8月 2
9日までフィンランド、ヘルシンキで開催さ
多くの演題登録状況を反映してか、今回は主要なセ ッションにおける日本人
れた ISW2013に参加しました。学会会場はヘルシンキ駅から屯車でー駅 5分
の発表や司会者が多いことも印象的で‘した。世界に対して日本人のプレゼンス
くらいに位置する使利な場所でした。公共交通機関の f
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sも学会か
を示すことができる 学会の一つであると感じました 。
ら支給され非常に快適で、した 。 また天候も毎日快ní~ で湿度も低く、うだるよ
うな暑さの日本に帰るのが嫌になるほどでした。
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tを設けており、世界各国から選ばれた若い外
本学会は多くの T
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dを 2名の医局員が
科医が受賞・していました。当医局からも Yo
受
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させて頂きました。彼らにとってこの受賞・は大きな励みになることと思い
ます。 この場をお借りして関係各位に心より感謝申し上げます。
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yである IASMEN.BS
Iなどにも興味深い演題やレクチャ ーが多く、大
変聞き応えのあるプログラムでした。特に、 ISDS会長であるシカゴ大学
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私たちが目指すもの:
それは、違いをもたらすこと
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に取り組み、
私たちの大きな使命.それは、今なおR;えきれず、患者さんたちが切混する
とれを解決することです.
ヤンセンがとりわけi主力しているのは、 5 つの大きな治領領歯車一神経科学 .!U閥、 園調E 凶~
免fA疾患および聖書痛ーです.
さらに、当社の製品ポートフォリオは、
その他の..な微量置についても織っています.
人を助ける人Jでありたい.
私たちは r
一銭合された知曾と資源を使いとなし、...書した科学のカと可能性に鐙貸 して .
世界中の人々の.命と QOLを向上させるために全社一体となって取り組んでいます.
ヤンセンの名のもとに、私たちはあらゆる患者さんのために全力で緑学を追求します.
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万国外科学会日本支部ニュース第
次世代を担う若手外科医へ
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1に研究成果が
掲載された時の喜びは今 も忘れられない。
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tを務め主催した I
SW2007(
Montrea
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)で
北島政樹教授が Pr
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研教
総野
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歯学
医科
院外
学般支
枕晴井
刺淵若
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eを受賞・し 、壇上で北島教授から 表彰さ
は、大腸癌肝転移に関する研究が Pr
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iでは、本学か ら
れ、ひとつの夢が実現した瞬間で、
あった。I
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3ヘルシンキ"を
中野雅人先生、坂田純先生の 2名が“YokohamaAw
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受賞した。 Award受賞により、上述 2名の若手外科医は観光に行かず、自ら
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opに申し込み、 2日間徹夜で英語漬けの日々を送り、自らの
意志で努力し成長する姿に遣しさを感じた。
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2年に An
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とそのグループが率先して、ベルギーの外科医・フランス、
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) が企画する試みに参加 してみようと決めた外科医
万国外科学会 (
ドイツ、スイス
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Cに参加 してすぐに、この活動が知的刺激に溢れ、人間的にもやり
は
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5年
からのゲストと集会を行い設立 された。最初の国際学会は、 3年後の 1
がいのある 学術的国際イベン トであることに気が付くであ ろう。次世代を担う
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sで開催され、 P
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tを 務 め た の は ス イ ス の 外 科 医 Theodor
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Koche
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Berne,S
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)であ った。当時、 Kocher教授は精力的に各国
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) に入会し、世界の外科学に触れる 喜
若手外科医には万国外科学会 (
を廻っており、その業績はヨーロ ッパ・海外で広く翻訳され、高名な外科医の
スを創出し、日本から世界へ向けて研究成果を発信し続ける人材の育成に貢献
9
0
9年に外科医としては初めてノーベル貨を受
一人であ った。彼の名声は、 1
していきたいと考えている 。
びを知 ってもらいたい。そして、私は若手 とともに 医学研究を通じてエピデン
賞したことでさらに高ま った。万国外科学会 (
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C) は、既に 1
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0年以上
の歴史を有し、現存する国際学会の中で最古の学会である 。
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9年ウィーン (
Vienna)で開
私が初めて参加したのは、 卒後 8年目の 1
8回万国外科学会であ った。学会に参加して胆嚢癌の p
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催された第 3
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eを知り、研究に逝進する動機を植え付けられる機会を得た。いつ
か世界の高名な外科医と肩を並べて議論し、国際学会貨を 受賞できるような
研究テーマを自らの力で完遂したいと考えるようになった。2
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01年に本学会
は1
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0周年を迎え、発祥の地 Br
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um で開催された。本学からも
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2演題が採択され、夏休み期間を利用して総勢 1
4名が参加した 。学会初日
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ng直後、 北島政樹教授の 1
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0周 年 記 念 講 演 干r
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" を拝聴し、心から感動したこ
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0周年の学会で 2年前に本学会で
とを今でも覚えている 。 この記念すべき 1
ま
日った胆襲癌の p
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eに関する研究成果を口演発表し、 翌 2
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inkiに参加の新潟大学若手外科医 6名
WCS2015開催のお知らせ
次回の ISWは
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dCongresso
fSurgery (
WCS) と名称 を改め、
2015年 8月 23日.
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.27日に タイのバン コクで開催されま す。
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効能 ・効果 j,効 能 ・
効果 に関 連する使 用 上 の 注愈 j,用法・用量 j,用 法・
使 用 上 の 注意 j、
『幾 忌 を含む使 用 上 の注 意j等 については、 添付 文書をご参照ください。
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万国外科学会 (
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第 37号
YokohamaAwardof
ISSISICJapanChapter
ISW2013Helsinki受賞者紹介
Yoko
hamaAwardは I
SW2011Yokohamaの余剰金 を基金 とし、 若 手外 科
医の ISWへの参加を支援する目的で創設されました。 ISWに優れた演題
を提出した 4
0歳以下の外科医に授与されます(応募には日本支部会員に
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よる推薦が必要)。 第 l回である Yo
応募抄録の厳正な審査の結果、次の
5名 の 先 生 が受 1'tしました。
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nでの表彰式に 出席し、北川日 本 支部 長 か らの紹 介 、 証書 の 授 与 を
受けました。
新潟大学大学院医歯学総合研究科
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cとしてどのよう
なりました 。参加する度に、今世界で何 が起こり、 何を t
消化器・ 一般 外 科 学 分 野
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eに体験できて非常に刺 激的に感じ、自
な議論がなされているのかを r
坂田純
分自身の研 究 に対する
モチベーションを植え
付・
け られて おります。
万国外科学会会員の諸先生方におかれましては、ご健勝のこととお慶び申
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3において、第 1回目 に
し上げます。今 回
、 ヘルシンキで開催された ISW2
今回の受賞'を糧とし
あたる Yo
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rを受賞させて頂きまして、
てさらなる研錆を積
誠にありがとうございました 。外科医として、大変光栄に存じます。
み、医学研究を通じて
今回、受賞させて頂きました演題は I
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日本から世界に向けて
胆嚢癌におけるリンパ節転移の評価方法としてリンパ節転移個数が最も優れ
研究成果を発信できる
ており、 胆 嚢 癌 に 対 す る リ ン パ 節 郭 清 は , 転 移 個 数 3個 ま で 有 効 で あ る と い
ように努力してまいり
う結論を報告させて頂きま した。 この度、 この よう な貨を受賞'できたことは、
ますので、今後とも、
ひとえに諸先輩方のご 指導あ っての賜物と心から感謝しております。
)
易りますよう
ご指導を 1
お願い 申 し上 げます。
万 国外科学会は外科学の分野で最も歴史のある国際会議で、モント リオール
SW2
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、横浜での ISW2
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1に続き、私自身、 今 回 で 3回目の参加と
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Adenovirus (
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に研究を行ってきました。 同期の仲 間が次々と研究結果を 出し ていく 中、自
分 は 能力不足 のため、思うように研究が進まない毎日でありました。平 成 2
4
年 に 入 札 何 とか良い結果が出始め、 一 つ の研 究 を ま と め る こ と が で き ま し
た。 そんな時、当教室の遠藤格教授から、 I
SW201
3ヘ ル シ ン キ の Yoko
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rdに応募してみないかと、お声をかけていただいた結果、今回、受賞す
ることが出来ました。 自分の研 究が初めて報われ、 この受賞'は大きな励みとな
りました。 さらにヘルシンキでは日本人参加者の会での表彰、 E
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万国外科学会会員の諸先生方におかれましては、ご健勝のこととお慶び申し
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転移に対する術前化学療法の施行により肝内微小転移巣の頻度は減少するが、
分布(距離・密度)には影響を与えないことを報告させていただきました 。 こ
の よう な栄誉ある貨を受賞・できましたのは、ひとえに諸先輩方のご指導の賜物
です。 この場を借りてお礼申し上げます。
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今回受賞'した研究については現段階で一定の結論を見ましたが今後さらな
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の上ないモチベ ー ションとなりました。
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いただき当初は大変驚きました。私の研究テーマはラット過大肝切除後肝不全
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に研究に精進していく
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はじめに、記念すべき第 1回の Yo
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hamaAwardをはからずも受賞'させて
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5年以来教室で諸先輩方が連綿と受け継い
ルを 用 いた術後肝不全の研究は 1
最後にこのような素
できた研究であり、そうした経緯からも今回の受賞は大変うれしく思います。
晴らしい経験をさせて
個人的には海外の主要学会にこのような形での参加は初 めてで、滞在中 には
いただきましたことを
多くの貴重な経験をすることができました。中でも広大な学会場での授賞式は
Yoko
hamaAwardの創
一生の思い 出 に残る強い イ ンパクトがあり、いつかはその場で演題発表して
設にご尽力いただきま
みたいと思いました。 また、いくつかのセッションを聞く中でデイスカッショ
した皆様に深く御礼を
ンの活発さに驚き英語力 の向上が必須で、あることを痛感しました 。 さらに北欧
申し上げます。 本 当 に
への渡航が初めてで、 北 欧調の街並みや貴重な文化遺産に触れることもできま
ありがとうございまし
した。 日本では経験できないこれらの経験は今後海外の学会へ参加を目指すこ
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ような経験をもとに 日常診療や研究に従事し、 2年後の学会でも成果を発表さ
慶 謄 義 塾 大 学 一 般 ・消 化 器 外 科
せていただきければと存じます。
田中真之
この度は、 2
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13年 8月 2
5日-2
9日にヘルシンキで開催された万国外科学
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lWeek)において、日本の若手外科医の発展のため
会 (
YokohamaAwardJ を頂き、大変光栄で、
あり、御礼申 し上げま
に贈られる r
す。私は北川雄光教授 (
慶膳義塾大学 一 般 ・消化器外科)、 田進稔教授 (
東京
一
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1
1年より r
HMGB1制御によ
医科歯科大学肝胆勝・総合外科)指導の下
、 2
る急性 肝不全の新治療法の開発Jをテーマとした研究に従事し、核内タンパク
HMGB1のアンタゴニストである Aboxタンパクの遺伝子を肝に導入すること
で効果的に急性肝不全を治療することができることをラットモデルで示しま
した。 難病である劇症肝炎の新治療法開発、さらには移植医療がかかえる ド
ナー不足の問題解決の一助となればと期待しております。
また、 学会は日本人参加者も多く盛会であり、他国の外科医の考えに触れる
, ,
ことができ、世界に目を向ける価値のある経験をすることができました。 この
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効 能 ・効 果、用法・用 量、警告 、禁 恵、使用上の
注意等については、製品添付文書 をご参照ください。
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201
年 (平成~年..月 1 日
万国外科学会日本支部二ユース
第~J'j号
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ンタクトをとっていただきたい。
第 35
回万国外科学会 (
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)日本支部総会議事録
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7は綿密な客観評価の結果、アルゼンチンのブエノスアイレスに決
2013年 4月 13日 土 曜 日 午 前 7:
00-8:00
於: サンパレス福岡 2階「末広J
定。 ブラジルのリオデジャネイロも候補にあがっていたが、会場立地の不便
さが懸念要因となった。
出 席 者 : 池 田 正 、 岩 中 督 、 海 野 倫 明 、 遠 藤 格 、 岡 正 聞 、 小 津 壮j
台、掛地吉弘、
片井均、片田夏也、北川雄光、北川博昭、北島政樹、熊谷一秀、後藤満一、
島田英昭、白水和雄、高見博、田尻孝、田中淳一、丹黒章、富津康子、
6
. YokohamaAwardに つ い て
4演題の応募があり、厳正な審査により 5名の
和 田 事 務 局 長 :7施設から 1
受賞者が決まった。今回は新潟大学、横浜市立大学から多数応募いただいた。
富田尚裕、中村清吾、中村隆俊、橋爪 誠、馬場秀夫、原口義座、東口高志、
比企直樹、藤田尚、藤村隆、藤元治聞、前田耕太郎、前田茂人、松原久裕、
真船健一、水本龍二、溝端康光、宮津光男、村尾佳則、守瀬善一、矢永勝彦、
山本雄造、吉田和弘、若井俊文、若林剛、和田則仁、渡遺昌彦、渡遺聡明
1
園、計 4
9名) (事務局奥田京子)
(敬称略、五十音1
7
.各 I
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IAE5高 見 博 先 生 :昨 年 7月
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2題中、日本か ら
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iのスケジュールは全て決まった。 Freepaperの 3
は 5題と順調に進んで、いる 。
1. 開 会 の 挨 拶 :北)1雄光日 本支部長
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仁 溝 端 康 光 先 生 :DSTC
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を初めて日本で帝京大学にて開催した。 日本外傷学会には 2
2
. 前回議事録の確認
ATSICの会員がなかなか増えない状況があり IA
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るが、 I
3.事 務 局 か ら の 報 告 会員動 向・ 支部活動
6号 ニ ュ ー スレタ ー に あ る と お り 、 行 岡 哲 男 先 生 が
北 川 日 本 支 部 長 :3
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1中 村 清 吾 先 生 ISWH
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iで は 教 育 セ ッ シ ョ ン と し て Ul
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Courseと 、 人 工 乳 房 を 使 っ た 乳 房 再 建 等 を ど う 行 う か と い う Breast
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pを行う予定である 。 また、 BS
Iと してアジア、発展途
し
、 IATSIC加入を促すよう積極的に広報活動を行っているところである 。
り
、 日本の会員数が伸びている 。理事会でも高い評価を受けている 。会員の
上国等でこうした教育ワ ー クショップをパッケージ、で、行っていくことを検討
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yにおいて万国外科の活動を活発にしようとい
増加には各 I
中である 。
う動きが必要と思われる 。
15D5渡 濯 昌 彦 先 生 :ISS
/SICの学会の中では最大の組織であり、日本から
多くの先生にでていただくよう、さらに司会をお願いしている 。
4.決算・予算案
北 川 日 本 支 部 長 .今 回の理事会で外科医、麻酔科医、 看 護士の学会である
原案(ニュースレタ ー 3
6号に掲載)通り承認された。
5.1
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1
C理事会報告・ 15Wに つ い て
5
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5
1仁 理 事):3月 1
5, 1
6日にチューリッヒで開催され
北 川 日 本 支 部 長 ( 15
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/SICの会員は外科医に限定されていたが、麻酔科医、看護士が加わるこ
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13ヘルシンキ。各 I
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た。主な議題は 8月の I
ラムが審議され、司会者等全てのセッションが決定されるところ 。 日本か ら
8.機関誌 (
WJ5) に つ い て
参加が少ないだろうとの ISW本部の見込みから、プログラムの日本人司会者
片 井 均 先 生 :I
Fは 2
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7年のl.8から 20
1
0年の 2
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7と上昇傾向にあったが、
2
01
1年は 2
.
3と若干低下した。採択率は 3割程度だが、よりよい論文を採用
が少なかったため、日本支部が交渉し、さらに日本の先生に司会をお願いす
するためはもう少し下げることも検討している 。 日本からの投稿の採択率は
ることになった。
だいたい 4分の 1。
2
5と非常に活発である 。 日本は遠隔地でありむしろ
の参加は提出演題数が 2
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eの審議があり、日本からは日本支部が推薦した北島政樹
また様々な P
9
. 次回日程について
先生が名誉会員に決定した。
ISW201
5は 2
01
5年 8月 2
3日-27日にタイのバンコクで開催される 。バ
北 川 日 本 支 部 長 恒例により、日本臨床 外科学会総会の最終 日 (
2
01
3年 1
1
ンコクでも日本の先生にぜひ多く発表していただきたい。 また日本の先生方
月2
3日) の早朝の予定である 。 開始時間は多少繰り下げ 7時 1
5分としたい。
が活躍できるようなセッション構成にしたいと考えている 。 ISWはそれぞれ
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yがプログラムを決める仕組みとなっており、 S
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以上 ( 文 責 和 田 則 仁 )
の決定が重要であるため、特に主要セッションについては S
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抗悪性腫癒剤抗VEGF
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)ヒト化モノクローナル抗体
生物師師自臨担方ぜん園田副
F附~ヨf~Ål~腕用部治乱
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ベパシズマブ(遺伝子組織え)
注
注 !)VEGF:YS5cular届ndot
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内皮繍殖因子}
注2
)遂怠ー医鏑等の担方匂んにより使用すること
※効能 ・効果、用法・用量、警告、禁忌、原則禁忌を
含む使用上の注意、効能 ・効果に関連する使用
上の注意
、 用法 ・
用量に関連する使用上の注意等
は製品添付文容をご参照ください。
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[資料請求先]
中外製薬株式会社
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8324 東京都中央区日本橋室町2・11
ホームページで中外製薬の企業・
製品情報をご覧いただけます。
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は添付
文書を
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厳売元{資料簡求先}
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開明小野義晶工業株式会社
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創造販売元(資料簡求先}
アストラゼネ力練式会柱
大限市北区大淀中1
丁目 1
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