仏壇店だより 都市型モダン仏檀を充実させる 丸屋仏檀店札幌店(札幌市) になり、帯広店は従兄に 仏檀の展示を行っていま 丸 屋 社 長 の 言 葉 通 り、 任せることになった。次 す」 男の勝男氏は昭和四十六 の み の 展 示 だ が、 線 香、 年 に 千 歳 に 出 店 し て い 一階は都市型モダン仏檀 る。 さて、冒頭で紹介した ローソク、位牌なども展 丸屋輝夫社長は憲一氏の 示する。位牌は受注伝票 丸屋仏檀店の丸屋輝夫 在でも氷見市には丸屋仏 の丸屋隆夫氏が帯広に出 長男(昭和三十五年生ま が数多くあり、お客様の 社長の笑顔はとても印象 檀店の工場があるが、戦 店。昭和四十五年には長 れ)であり札幌厚別店を、 多さを物語っている。 的だ。きっとこの笑顔が 後昭和三十年代まで丸屋 男の憲一氏が札幌から比 苫小牧店は隆夫氏の長男 「 仏 檀 の 販 売 本 数 そ の も 檀を主に北海道に卸して 店。 出 店 に あ た っ て は、 和 三 十 九 年 ) が 運 営 し、 のですが、以前なら成約 たくさんのお客様の心を 仏檀店は氷見で作る金仏 較 的 近 い 苫 小 牧 市 に 出 である丸屋彰伸専務(昭 のはあまり落ちていない 丸屋社長自身も実は大 なっています」と丸屋社 学を卒業してから祖先の 長は語る。 上げ通知が相次いだこと 地 で あ る 氷 見 で 三 年 間、 ここ数年で大変だった 箔押しや組立の修業をし のはメーカーから商品値 ている。 た の は 昭 和 六 十 年 で す。 もあり商品の構成の見直 「 私 が 北 海 道 に 戻 っ て き で、お客様の嗜好の変化 その後、市場の動向を見 しを迫られて来た。 据えて札幌に出店したの 「 店 の 方 針 は オ ー ル ラ ン は 平 成 十 二 年 の こ と で ダーなことです。金仏檀 す。店舗は元々複合店舗 でも唐木仏檀でも都市型 でしたが、たまたま空い 仏檀でも、どのような商 ており、ここなら仏檀を 品でもお客様に対応する 販売できると出店しまし こ と を 目 指 し て い ま す 」 た。 建 物 は 三 階 建 て で、 と丸屋社長は語る。 当 初 は 一 階 を 唐 木 仏 檀、 ◎丸屋仏檀店札幌店 札 二階を金仏檀の展示場と 幌市厚別区厚別南四ー三 し て 使 っ て い ま し た が、 四 ー 一 T E L 〇 一 一 現在では一階は全て都市 ( 八 九 〇 ) 七 四 七 七 F 型モダン仏檀の展示とな AX〇一一(八九〇)八 丸屋仏檀店 2 階 金仏檀・唐木仏檀を豊富に揃える り、二階で唐木仏檀と金 五八八 丸屋仏檀店 1 階 メインは都市型モダン仏檀の展示 札幌ならではの箱宮も揃える 宗教工芸新聞 平成25年・2016年 11月号掲載 なごませるのだろう。 丸屋仏檀店 丸屋輝夫社長 お客様への温もりのある対応を常に心がけている 丸屋仏檀店の元々の発 いた。この氷見で生まれ 長男憲一氏と三男隆夫氏 この二人が丸屋仏檀店の の可能性があったお悔や 祥地は富山県氷見市。現 た丸屋三兄弟のうち三男 が苫小牧で共に働くこと 両輪となっている。 み営業は非常に厳しく 丸屋仏檀店 札幌店
© Copyright 2025 ExpyDoc