こちら

木村研二郎部の記録
2015 年 7 月 28 日
第 2 回 二郎遠征 @ラーメン二郎 札幌店
文責
木戸
隆之祐
KIDO Ryunosuke
修士 2 年
7 月 28 日,北海道札幌市に行く機会を得た木戸は単身で二郎遠征を敢行した.前回の仙台店に引き続
き,第 2 回は「ラーメン二郎 札幌店」に赴いた.以下にその内容を報告する.
まず,
「ラーメン二郎 札幌店」の基本データを以下の表に示す.
表 基本データ
所在地
営業時間
定休日
ラーメン二郎
北海道札幌市北区北 6 条西 8 丁目 8-11
最寄りは JR さっぽろ駅
[月~金]
[土]
11:00~14:00
11:00~15:00
17:00~21:00
(ランチ営業)
日曜日・祝日不定休
札幌店について
今回訪れた「ラーメン二郎
札幌店」は,二郎系ラーメンの聖地「ラーメン二郎 三田本店(東京)
」
で修行を積んだ北海道日高管内日高町出身の店主が,地元北海道にも二郎の味を伝えたいという熱い思
いを胸に,2013 年 3 月 31 日にオープンさせた店である.さっぽろ駅から徒歩 8 分程度のところにあり,
遠方から訪れた場合でも非常にアクセスが良い(図 1)
.
「ラーメン二郎 札幌店」の前にある自販機で
北海道大学方面
大通り方面
図 1 ラーメン二郎札幌店の位置
売っている飲料水は持ち込み OK である.また,店限定のメルマガ 1) に登録すると,休業情報等をいち
早く知ることが可能である.
今回の概要
今回の遠征は,故郷である北海道旭川市に帰省した木戸が,単身で慣行したものである.旭川から札
幌までは JR で約 90 分(往復 4550 円)
,高速バスで約 2 時間(往復 3200 円)である.
「ラーメン二郎 札
幌店」は 11:00 から営業開始で,平日とはいえ混雑が予想されたため,8:40 分旭川発の高速バスに乗り
単身札幌へ向かった.店まで 50 m のところまで来た時点で,二郎系特有の香りが漂い,食欲が湧いて
きた.営業開始 5 分前に到着すると,10 人ほど並んでいたものの,すぐに店内に入ることができた.私
は到着後にカメラを構えていたが,周りにそんな人は一人もいなかったことから,遠方から来る人は少
なめだなという印象を受けた.
ラーメンは,麺がやや太めかつ柔らかめに茹でられた平打ちであった.スープは,脂がスープ上にわ
ずかに層ができているようなやや乳化した感じであり,見た目は醤油ベースで濃厚な印象であったが意
外にもあっさりした味づけとなっていた.これらの特徴はいずれも三田本店に近いものを感じ,聖地で
修業した店主だからこそ実現できる味だと感じた.野菜は,多めのもやしと少量のキャベツがシャキっ
とした食感で茹でられており,味に程よいアクセントを与えていた.チャーシューは,肉厚かつ綺麗な
円形のものが 2 枚入れられており,脂身は比較的少なくしっかりと味が染みていて長時間噛んでいても
飽きない逸品であった.トッピングで追加可能な脂は通常よりも大きくごろっとしているのが特徴であ
り,脂好きにはたまらないであろう.
さて,今回のメンバーとメニューを紹介する.
木戸
隆之祐
KIDO Ryunosuke
修士 2 年
<元エース(修行中)>
ブレスケア
ラーメン大 約 400g ?
ニンニクあり
野菜マシ
脂マシ
ラーメン大
朝食におにぎりをほおばっていた私は,11:00 ということもあり正直お腹が空いていなかったが,周
りが全員小を頼んでいるのを見て「情けねぇ」と思い,大を注文した.また,札幌店の脂が妙に美味し
そうに見えて,通常はしない「脂マシ」をコールした.目の前にどんぶりが来て食べ始めようと思った
時,何か足りないと気付く.どうやら札幌店には「おしぼり」と「レンゲ」がないようだ.いつものよ
うにそれらを駆使する食べ方が出来ず,いつもはしないトッピングも追加してしまったことにひどく動
揺し,店の暑さによる汗とは別に,自分の体に脂汗が滲んできたことはここだけの話である.しかし味
は程よく濃いながらもあっさりとしていたため,最後まで飽きずに食べることができた.私は使わなか
ったが,七味や醤油が置いてあるため,好みによって味を変化させて食べることもでき,二郎系初心者
にも食べやすいのではないかと思われる.ただし,若干乳化したスープでは通常の状態でも脂が麺に絡
みやすいため,脂が苦手な人は注意が必要ではないかと思われる.脂マシについては,その店のスープ
の乳化加減を良く見て判断するのが無難であると考えられる.
次回もお楽しみに!
出典
1)
[email protected]
PHOTOGRAPHY