BAN MATE 38.indd - (財)日本海洋レジャー安全・振興協会

BAN Information
1993年にスタートしたBANも、今年で22年。
関東・中部・関西に加え、昨年春からは
「BAN瀬戸内」エリアでのサービスも開始。
会員数も8,000名を数える規模になり、記念の
「特別キャンペーン」もご用意しました。
これからもより快適で安全なマリンライフを支援していきます!
1993年の事業開始から22年。今年ついに8,000名を突破し
ました。
BANではこれを記念し、会員の皆様方への感謝の気持ち
として、「海の駅」のビジターバース利用券をプレゼント
いたします。
この機会にぜひ「海の駅」をご訪問いただき、クルージ
ングはもちろんのこと、観光や食事など、旅の楽しさをご
満喫ください。
◇会員艇1隻につき1枚。
◇利用期限は 平成27
(2015)
年4月1日∼翌年3月31日まで
◇利用は1回限り
(24時間以内)
、利用金額は1万円まで
◇
『BAN MATE』に同封したキャンペーンチラシの注意事
項をご覧の上、下部の「利用券」を切り取ってご使用くだ
さい。
2
「BANコール」
ご登録のお願い
スマートフォンでも利用できる新しい「BANコール」が
ご好評をいただき、登録隻数が1,200隻を越えました。
トラブル発生時、自船の位置情報を正確に伝えることの
難しさは、
くりかえしお伝えしてきたとおり。
「BANコール」
なら、夜間でも、霧や雨で周囲の景色が見えない時でも、
スマートフォンや携帯電話のGPS機能を使って、正確な情
報を自動的に送信することができます。
ぜひお早めに「BANコール」にご登録ください。
BAN会員数の推移(年度)
8000
7000
6000
会員数
︵名︶
1
BAN会員8,000名突破を記念
し、
「海の駅」利用券を全会員に
プレゼント!
瀬戸内
中部
関西
関東
5000
4000
3969
4236
6138
4631
4929
5314
6305
6506
7977
6693
6784
6775
7002
7288
5681
3000
2000
1000
0
瀬戸内
中部
関西
関東
H13
H14
H15
H16
H17
H18
H19
H20
H21
H22
H23
H24
223
669
3077
366
731
3139
520
812
3299
683
873
3373
826
963
3525
939
1035
3707
997
1198
3943
1031
1294
3980
1112
1400
3994
1161
1506
4026
1140
1628
4007
1236
1741
4025
H25 H26年12月末
321
1454
1917
4285
1319
1852
4117
○「BANコール」で氏名/会員番号/メールアドレス/船名
/船検番号などをあらかじめ登録しておけば、いざとい
うとき簡単な操作で、位置情報とともにこれらのデータ
を送信することができ、迅速な救助につながります。
○ご登録内容をBANで確認後、メールで承認をお知らせし
ます。その日から「BANコール」の利用が可能に。ご登録
後には「BANコール」のトップ画面を“お気に入り(ブック
マーク)”に追加して下さい。
○ご登録は「BANコール」のホームページ(https://www.
bancall.net/)
「新規入会」から。詳細については「BANコ
ールの登録方法」や「よくある問合せ」をご覧ください。
ご不明の点はBAN本部[Tel(045-212-9284)またはメール
( [email protected])
]
までお問い合わせ下さい。
BAN 会員情報と位置情報が ROC へ
レスキューオペレーションセンター (ROC)
BAN 会員情報と位置情報が ROC のモニター画面に表示
レスキューステーションから救助船出動
12
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3
“もしも”に備える安全装備は、
ボートオーナーの技量のうち
マリンライフの基本は「自分の安全は自分で守る」
。そ
のためには、日頃から安全のための知識や情報を常にブラ
ッシュアップしておくことが必要です。
今回は、「無線機」の基礎知識と「発煙筒」の新製品情
報をお届けします。
◆国際VHF無線機
世界中の船舶が共通で通信できる「国際VHF無線」
。日
本では100t以上の船舶に搭載が義務づけられています。
プレジャーボートにも国際VHF無線機を積んでおくこと
で、旅客船やタンカーなどの一般船舶とも直接通信でき、
海難だけでなく落水事故やケガ、急病などのトラブル時に
も救助を求めることができます。また、海上保安庁からも、
気象情報や航行警報といった安全な航海に必要な情報が届
きます。
プレジャーボート用の国際VHF無線機器には、●出力
25Wの据置型と●5Wの携帯型があり、海上特殊無線技士3
級(5W)または2級以上(25W)の資格が必要になります。
しかし、3級の試験は無線工学の初歩と電波法のみで、指
定の講習を受講すればそれほど難しいものではありません。
また、プレジャーボートの場合は無線局(船舶局)新設
開局の手続も簡略化されており、申請料も開局申請料7,100
円∼10,000円、再免手数料3,350円、電波利用料年間400円
とリーズナブルです。
無線機は、洋上だけでなくすべての災害時に力を発揮し
ます。大地震やそれに伴う大津波といった大災害の時こそ
有用なのが、発信規制や電源確保の影響を受けにくい無線
機です。
備えあれば憂いなし。小型船用に免許手続等が簡略化さ
れた国際VHFの装備をぜひご検討ください。
4
BANブースが今年も
横浜ボートショーに
今年も横浜の2つの会場で開催される「ジャパンインタ
ーナショナル ボートショー2015」
。日本海洋レジャー安
全・振興協会では「BAN」のブースを展開し、広報と会員
サービスを行います。
ご家族ご友人をお誘いのうえ、ぜひご来場ください。
■ジャパンインターナショナル ボートショー 2015
■会期/ 3 月 5 日(木)∼ 8 日(日)
■会場/パシフィコ横浜(屋内展示)
横浜ベイサイドマリーナ(フローティング展示と
陸上テント)
◆救命用携帯無線機(PLB : Personal Locator Beacon)
PLBとは、プレジャーボート利用者が海上での遭難時、
自分の位置等を人工衛星を利用して海上保安庁などの捜索
救助機関に通報することができる無線機のこと。小型、軽
量、防水、安価が特徴です。
欧米ではすでに製品が市販されており、日本でもPLB解
禁に向けて現在検討が進められています。BANでもPLBの
調査・検討会に参加し、マリンレジャーの立場から発言・
提案を行っています。
海外製品では大きさ、重さとも携帯電話(ガラケー)と
同程度。万一の際に心強い味方になるPLB、今後の動向に
ご注目ください。
◆発煙筒
小型船の法定安全備品として義務づけられている信号紅
炎は、遭難した場合に船上で光を放って自船の位置を知ら
せるものですが、海中転落などによって水没した場合は使
用不能になるという短所があります。
この対策として、防水・耐水圧性能を持った発煙筒「ダ
イバーマーカSOS」が発売されました。
「ダイバーマーカ
SOS」は火薬を使っておらず、防水性に加えて水深50m相当
の耐水圧性も持っているため、水中での使用も可能。発煙
時間は約1分半、全長約160mm/直径約40mm/重さ約220g。
万一の落水に備えて、常にこの発煙筒
を身に着けておけば迅速な救助につなが
ります。メーカー希望小売価格は1万3,500
円(税別)
。問い合せ先 細谷火工
(株)
103-3357-0781
BAN スタッフからのご挨拶
BANでは、24時間365日対応のROC(レスキュー・オ
ペレーション・センター)当直要員以外にも、各エリ
ア営業担当も含め総勢16名のスタッフが働いています。
「いざという時頼りにしていただけるBAN !」を合
い言葉に、スタッフ一同、これからも会員の皆様方が
安心してマリンライフを楽しんでいただけるよう、邁
進いたします。
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