いじめられる側にも原因

全校朝会の話(いじめられる側にも原因)
平成27年6月15日
「おはようございます。」とても元気よくあいさつができますね。
一昨日体育館で青少対主催の「スポーツまつり」がありました。たくさんの人が参
加して、とても楽しそうでした。皆さんの先輩の、小平二中の生徒もお手伝いにきて
いました。また、6年生も何人かお手伝いしていました。とてもかっこよく見えまし
た。先生方も応援に駆けつけてくれました。
青少対の「スポーツまつり」は、学年の異なる人と一緒に走ったり、玉入れをした
りなど、学校の運動会とは違う楽しさもありますね。このような「スポーツまつり」
などをしてくれる六小の地域は、とても素晴らしいと思いました。
さて、今日のお話は「いじめられる側にも原因が」です。
皆さんはどう思いますか?心の中で答えてください。「いじめが起きるのは、いじ
められる側にも原因がある。」○ですか?×ですか?
「暗い、きもい、からいじめられるのだ。」という人がいます。しかし、
「明るくて、
目立つから、いじめられている人もいます。」だったら、どのような人がいじめられ
るのでしょうか?
私は、いじめられる側には原因がないと思っています。時々、「いじめられる側に
も原因がある。」と、言う人がいますが、それは、自分がやっていることを正当化(間
違ったことはしていない)するための言い訳を言っている卑怯者だと思います。
また、同じクラスの人がいじめられているのに、
「いじめられる側にも原因がある。」
からだと、見て見ぬふりをしているもいます。それは、勇気のない人の言い訳だと思
います。いじめは、「いじめている人が 100%悪いです。」それだけではありません。
いじめている人は、どんどん自分の心が壊れていきます。そして、誰からも信頼され
ない人になってしまいます。ほっとくととてもかわいそうです。私は、六小の中に、
そのような子を一人でも作りたくないと思っています。
6月は「ふれあい月間」特に今月は「いじめ防止月間」と名付けて、東京都の小・
中・高校で取り組んでいます。
「いじめられる側にも原因がある。」と平気で言う、卑
怯者や勇気のない臆病者がいない六小、これからも仲のよい、楽しい六小にしていき
ましょう。