東海地区まちづくり懇談会・議事録(要旨)

東海地区まちづくり懇談会・議事録(要旨)
日
時
平成27年9月2日(水) 19時00分~20時50分
会
場
延岡市東海コミュニティセンター
参 加 者
81人
1 東海地区区長会会長から地区の課題等について説明・提言
【吉田会長】
本日は東海地区のまちづくり懇談会ということでご案内したところ、多くの方に
来ていただき感謝している。また、市長を始め市当局の方々もお忙しい中出席いた
だきありがとうございます。市長と直接意見交換ができるこのまちづくり懇談会を
毎年楽しみにしている。
東海地区も行政の努力により、友内橋が平成31年、二ッ島の避難タワーが平成
28年度には完成予定である。また、市のまちづくり活動支援事業を活用した「稲
田川を蘇らそう会」の取り組みで、稲田川が見違えるようにきれいになった。国・
県・市、地区住民はもちろん、土地改良区、そしてなにより東海小・東海中学校の
生徒たちに協力していただいている。以前と比べて川が明らかにきれいになってい
ることを実感できると思う。昨年、東海中学校の体育館で生徒の皆さんの前で『ホ
タルが舞い、将来的にはアユが遡上するようなきれいな川にしたい』という夢をお
話しさせてもらった。この言葉がウソにならないよう、努力を続けていきたい。
<東海地区の要望について>
本日の東海地区の要望は、祝子川の計画高水量 1,250 ㎥/s を実現してほしいとい
うお願いである。
内
容
先日、五ヶ瀬川水系河川改修と国道10号線建設期成会の会合が中企センターで
開催されたが、その際県土木事務所の大坪所長から、
「祝子川の改修は平成 17 年度
の台風 14 号から改修を続けているが、進捗率は 49%にとどまる」という話をうけ
た。そして、現在祝子川ダムの放流量を増やす改修工事を行っている。その進捗率
は95%と伺っており、27年度中には完成する見込みのようだ。
祝子川の放流量は現在 686 ㎥/s であるが、ダムの改修が終わると 880 ㎥/s ともの
すごい量になる。このため、祝子川の流量 1,250 ㎥/s を確保するため、祝子川の掘
削をお願いしている。現状では 1,250 ㎥/s の水は流れない。掘削工事を実施しても
らえれば 1,250 ㎥/s の水が流れると思う。県土木事務所の河川管理の職員の方に何
度も東海コミセンに足を運んでもらってお話を聞いたが、
「1,250 ㎥/s 流れるように
掘削はするが、掘り出した土砂を捨てる場所がない」と言われている。これが一番
のネックになっている。
「東海の区長さんの方で捨てる場所を確保してもらえれば県
としてはすぐにでも実施する」との言葉をもらっている。稲田川を蘇らそう会の取
り組みの一環で、友内川の河床を掘削してもらったが、この土砂も門川まで行って
捨てた。祝子ダムが 880 ㎡/s の流量に増えるということだが、祝子橋地点で流量増
のため、12cm 水位が上がる。これはあくまでも 1,250 ㎡/s が確保できた場合の話
で、県の担当者は祝子川ダムにもし何かあれば、掘削工事が終わっていなくても、
880 ㎥/s を流すと言っている。この量を流してもらうと大変なことになる。平成17
年には立花もやし店近辺の鹿狩瀬地区も浸かり、甚大な被害を受けた。その二の舞
を踏まないためにも、一刻も速く祝子川の河床を掘削し、計画高水量 1,250 ㎥/s の
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流量を確保してほしい。祝子川周辺も工事を実施してはいるが、何ぶん地権者が多
く、その地権者が居所不明なため、堤防が築堤できない。県道岩戸線から上祝子に
上っていくと、行縢山に登るところにあった佐藤商店(現在閉店)から旧立花もや
し店間の道路をかさ上げしている。あの道路ができたら、行縢山から流れる水と祝
子川から入ってくる水が鹿狩瀬に入らないように堤防を作る計画があるそうだ。何
度も言うが、祝子川の絶対流量を確保していただかなければ、大災害の再来となる
おそれもある。是非とも市長に河床の掘削を実現してほしい。
《市長》
会長から、祝子川の河道掘削のお話をいただいた。我々も水害を何度も経験して
いるので、水量の増加の原因は河床が上がっているからではないかと第一に素人な
がら思いがちである。しかし、専門家から話を聞くと、
「河床が上がっているのであ
れば、河床を掘削すれば流量を増やせるじゃないか」
、というのはなかなか難しいと
のこと。一か所だけ掘削をすれば、下流やその他の複雑な影響が出てくることを聞
いている。しっかりそのあたりは土木事務所と連携して、市としても意見を述べつ
つ進めていきたい。
過去の実績というか、今50%近く事業が進んでいるという紹介があったが、もと
もとこの事業は平成17年度の台風14号の被害がきっかけで始まったもの。当初
は平成27年度までの事業だったが、これが31年度まで伸びている。31年度までの46
億円の総事業費の内、23億円分程度の事業が既に実施されている。それでは今まで
何をやってきたかというと、17年度から20年度までに河道掘削もある程度やってお
り、その後、築堤工事等を実施している。今年度は桑平地区の築堤、それから桑平
の樋門上部工、鹿狩瀬橋上部工事等を実施していく。先ほど会長からもお話のあっ
た通り、築堤については用地の問題があり、用地が取得できないと前に進まないと
いうこともあるので、これについてはぜひ地元のご協力をいただきたいと思ってい
る。やっと半分といったところだが、27年度で終わる予定だった計画を31年度まで
しっかりやろうということで期間を伸ばしており、事業費総額は増えている。しか
し、進捗率は若干遅いようである。今後も要望を出しながらしっかり進めていきた
い。現状はそういったところである。
2 意見交換
【意見】
質問と要望だが、有害鳥獣の駆除についてである。鹿やイノシシなど、猟で捕ま
えたものを持っていく、お金に換える場所が少ない。市がお金を出して、小規模で
もいいので食肉処理用の施設を作ってもらい、年間通じて有害鳥獣をそこにそのま
ま持ち込んでお金に換えられることができれば魅力だと思う。
そういったことがこれまでなかった実態としては、延岡保健所も市の農林畜産課、
県の農林振興局等もボランティア的なところで駆除しているところがあるかと思
う。毎年狩猟者は減少しており、なり手がいない。そこに田んぼ畑を持って生活し
ている人たちが(鳥獣害で)嘆いている実態を何とかしたいが、現状なかなか…と
いうところがある。国も補助金を出してジビエとかいう形で積極的に取り組んでお
り、時期的にはいいタイミングだと思う。延岡市が施設を設けて、若者が狩猟は面
白いんだ、お金になるんだということが分かれば成り手も増えると思う。延岡市が
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そうしたことを率先して手を挙げてやってもらって県内に広めてもらいたい。
単純明快なことだが、獲物を粗末に扱いたくないというのが狩猟者の気持ちである。
実態は廃棄したり粗末に扱っている。獲物を解体するのはショッキングな光景で自
分の子供・家族に見せたくないという気持ちがある。そうすると、獲物が無駄にな
ってせっかく仕留めたものがお金にならない。市長に聞きたいが、鹿肉・猪肉はい
いと思いますか?猪肉は結構良い値段が付く。市から 2,000 万円ほどの補助金を出
してもらっているのはありがたいと思うので、そういうことに加えて(処理施設整
備も)やってもらいたい。
《市長》
有害鳥獣についてざっと触れさせていただくと、鹿・猿・猪、カワウということ
もあるし、鳥獣という分野からは外れるが、近年は山ビルなども大きな問題になっ
ている。これまではどこに行っても特にシカが多かったようだが、最近は少し減っ
たようで、その分猪が増えているという話もある。これに対し市としてどう考えて
いるかというと、一つは捕獲などによって数そのものを減らすこと、その他、田畑
を柵などで囲って侵入を防止する手がある。電柵については、ちょっと前に事故が
起きたが…。簡単に言うと、狩猟して数を減らすか、侵入できないようにするかだ
が、現在狩猟班、免許を持っているガンナーの方がどんどん減って高齢化も進んで
いる。
(捕獲について)県・市も予算をしっかりつけてやっているところである。近
年では金網ネットが鳥獣害に有効であることがわかり、現在は金網ネットに予算を
どんどん増やしている。被害が抑えられることで、今まで食害のために野菜作りを
やめていた方々も「もう一度やってみようか」ということも良い変化として起きて
いる。最後にご提案のあった市としての食肉加工場の整備ということだが、コスト
と、それに見合う効果を考えた時に、すぐには作れないと考えている。総合的な政
策としては先に述べたように様々な手を打っている。これから先の効果等をみなが
ら個々の政策を検証していく。この十数年の中で予算は年々増えており、予算だけ
見ても力を入れていることが分かる。どういう政策をとっていくかについては、そ
ういうことを勘案しながら進めていきたい。
【意見】
8 月上旬に旭化成柔道部の合宿を見に行った。世界選手権に出場する選手がたくさ
んこられていた。市長も大変忙しいと思うが、デイリー新聞を見たところ、県から
は局長が来られていたが、市長は来られていなかった。アスリートタウンを掲げる
延岡市の代表が表敬訪問に行かないのはおかしいのでは?延岡市の担当課に市長は
なぜ行かないのかと問い合わせたところ、市長は別の予定が入っていたので出席で
きなかった、との回答だった。そんな次元の低い話をしているのではない。市長か
らすればああいう場は顔を見せてアピールできる場。延岡市をアピールするために
市長が自ら行くべきだったのではないか。
《市長》
旭化成の柔道部には毎年来てもらっているが、今年は体育館には(訪問に)行け
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なかった。その年によって(市長が)行けたり行けなかったりするのだが、合宿に
顔を出した折には井上康生監督や選手の方々ともお話をさせていただいている。新
聞等も、私が市長に就任したころはよく写真に写してくれたが、最近は珍しさも減
ってあまり写してくれなくなったようで、そういうお叱りの声にもつながったのか
なと思う。今年はたまたまいけなかったということです。
【意見】
先ほど災害マップの話があったが、東海小学校と稲葉崎町南区は以前の東海幼稚
園跡地が災害時の避難場所となっている。この前東海東小学校の校長先生とお話し
た際、東海東小学校の避難場所は東海東小学校校舎と星雲高校が避難場所になって
いると伺った。ところが、鐵工団地の職場で働いている人数、牧・大武・柚の木田
の住民の数を考えた際、避難するキャパが足りないのではという懸念がある。二ッ
島に出来る避難タワーは二ッ島の住民が主に使うであろうし、鉄工団地にも避難タ
ワーが必要ではないかと思った。それと、避難をする際の連絡状況が決まっている
のかどうか分からない。もしそうした体制がないのなら、青少協のほうで東海東小
学校を中心とした情報網を作ろうかと思っている。
《市長》
津波避難についてお話をいただいたが、避難場所が多いエリアとそうでないエリ
アがあるが、危機管理室でずっと作業を進めており、その地域の人口と避難場所の
面積を考慮し、それぞれの地区に避難場所を設定している。地域に居住している住
民の人口を確認しながら作業を進めているので、避難面積が足りないということに
はなっていないはず。中には避難場所が遠いとか、回り道が必要とか色んな地域の
状況がある。避難の仕方や連絡の方法については基本的には避難訓練が一番いいと
は思うが、地域の区長さんなどとご相談させていただきながら、危機管理室と一緒
になって訓練したり、避難の講話などを実施していきたい。そうした準備が地域で
できているところはいいが、そうでないところは、うちの危機管理室とも一緒にな
って調整していきたいので、ご相談いただきたい。
【意見】
新聞等で以前から延岡城整備の話を聞いている。延岡城ができたらいいなあと思
っているが、今後延岡城(三階櫓)が完成した暁には観光スポットになろうかと思
うが、見るところが城山だけで周りには何もない状況では、城山だけ見て観光客が
帰ってしまうことにならないか。それでは何もならない。周辺を回遊するような方
策は何か検討しているのか。
《市長》
おっしゃる通り、延岡城が仮に復元できた際に、そこだけ見て帰られるのではも
ったいない。延岡市全体の魅力を高める必要がある。一つはここまで来たら食事も
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されると思うので、延岡にはおいしいものも色々あるという要素を作っていきたい。
今年 11 月に開催されるエンジン01も「食べる」がテーマ。これを契機に、
「延岡
というまちは食べることに魅力があるまち」と思ってもらえるようにしていきたい。
今までの県外からの延岡市のイメージは、以前は旭化成にはじまり、宗兄弟が走る
マラソンのまち、あるいは先ほどお話のあった柔道などアスリートのまちなどが連
想されてきた。では、それをもって外からお客さんが来るか、というとなかなか難
しい。食べることに大きな魅力があれば、城を見に行くついでに食べ物を食べに行
こうかと思ってもらえるような大きな仕掛けとなる。11月以降は延岡に食に魅力
のあるまちというイメージを対外的に持ってもらいたい。同時に、アウトドア等で
はうみウララといった魅力や、大崩等山の魅力もある。合わせ技として、春の延岡
花物語など、観光の目玉をいくつも作って楽しんでいただく取り組みをしていきた
い。
【意見】
城山の整備について、
「延岡城は天下の名城。延岡城の整備にあたっては日本一と
言われるようなことをしてください」という奈良大学教授の講演が新聞に書かれて
いた。延岡城の再現にあたって、日本一であるべきとは何かを一生懸命考えたが、
市が業者に頼んで業者にやってもらうのはごく普通のこと。そこで市民力という、
市長がよくおっしゃる言葉が浮かんだ。じゃあ市民力を生かして、例えば石垣を覆
っている樹木の伐採にはボランティアで有志を募ったり、三階櫓の材料についても、
四百年前の建物を再現するので、各民家に眠っている瓦や材木を市民から提供して
もらい、それで作り上げるということはできないか。また、全国的に空き家問題が
クローズアップされていることもあり、そうした空き家の解体で出た材木が利用で
きれば、最終処分場にもっていくごみの量も減るとも思っている。市民に広報で呼
びかけて材料をあつめてもらうというのはどうか。また、夢みたいな話ではあるが、
昔大工や左官をされていた方々に、ボランティアでかつて鍛えた匠の技を提供して
もらうわけにはいかないだろうか。日本一の城と言われるにはこの方法しかないと
思う。そうして協力してくれた大工の人たちの名前や住所を、三階櫓の正門前に残
してほしい。
《市長》
奈良大学の千田先生には、延岡に23,4年前にも来てもらったことがある。延
岡城にほれ込んでおられていて、いろいろと城山のことを調べてもらっている。今
では日本一の城の専門家になっておられる。ご提案のあった市民力による整備であ
るが、素晴らしいと思う。そういう形になれば全国に誇れるものになると思う。千
田先生のおっしゃる「全国に誇れる整備」というのは「ニセモノの整備をしないよ
うに」ということである。城によっては基礎をコンクリで固めたり、天守閣が無い
のに天守閣を作ったりということもあり、こういう歴史にウソをつく整備をしない
ことだとおっしゃっている。延岡城が名城と言われるのは、建物だけではなく、城
門から天守閣への動線など、お城全体の作り方を指している。延岡市としては歴史
にうそのない三階櫓の復元を目指したい。延岡城について、実際に話が具体化する
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段になれば、ご提案のあった内容や、一口城主といったことで、出資してもらった
人の名前を瓦に刻むなど、色々な手法がある。工夫して進めていきたい。
【意見】
昨年の台風の時に避難勧告があった際に商業高校に避難した。高齢者単身世帯で
避難が困難な家庭が多数あり、区の役員や民生委員の力を借りて車で避難支援を行
った。当初は商業高校の体育館が避難場所だったが、土砂災害の恐れがあるという
ことで、体育館から校舎に移動した。敷物や寝具、食料は個人で準備をしてくれと
いう話だったが、高齢者はそうしたことが難しいので、避難さえすればどうにかな
るだろうという考えで、身一つで避難してくる。食事もないので、区の方でも炊き
出しを行って、高齢者や避難所の担当市職員におにぎりをふるまった。
避難勧告も重要だが、避難する人の多くは支援が必要な弱者である。高齢者がト
イレに行く際は、市職員の方々が二階に付き添いをしてくださった。今すぐ市に何
か対策をとってくれというわけではないが、そういう事実があるということを汲ん
でいただきたく、お話しさせていただいた。
《市長》
お話の内容は我々としてはしっかり認識しておかなければならないし、庁内で共
有して進めていきたい。体が丈夫な人たちは毛布や食料、ラジオなどの携行品をも
っていってほしい。市も避難に備えた備蓄は用意しているが、数に限りがある。な
るべく弱者の方に市の備蓄品を使ってもらいたいので、健康な人たちは日頃から携
行品の準備や、自宅での備えをしていただきたい。
【意見】
まずは、友内橋架け替えと二ッ島の避難タワー整備決定についてお礼を述べたい。
避難タワーの件で、会の冒頭に吉田会長がお話した祝子川の掘削と関連することだ
が、危機管理室と避難タワーの整備方法について、鉄骨コンクリート方式によるも
のと盛土方式によるものの二つを協議している。どちらがいいか地区でもアンケー
トをとっているところだが、命の山という盛土方式にすれば、祝子川の掘削した土
砂を有効活用しつつ、土砂の行先も確保される、まさに一石二鳥の方策であると考
える。参考意見として述べさせていただいた。
《市長》
避難タワーの整備方式については、地域で十分な協議をして結論を出してほしい。
私も個人的には命の山として盛土でやった方がいいと思う。盛土の方が、平時の際
も公園等として活用可能である。景観を壊す上に普段には何にも使い道がないタワ
ーよりはその方がいいと思うし、地元の方々の合意があればしっかりと進めていき
たい。
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【意見】
延岡に移住して二年ほどだが、延岡は非常に発展するものだと期待して移り住ん
できた。しかし、一向にその気配はない。日之影線の開発、三軒家のところの話を
聞きたい。昔鉄橋があった三軒家のところだが、議員は市民のため国民のためと選
挙の時は一生懸命言うが、当選した後は知らん顔をしている。議員の成果について
報告会もない。また、市役所は新しくなって市職員の対応が丁寧になった。来たこ
ろはサービスが悪かったが、これはいつまでも続けてほしい。
《市長》
TR 跡地についてはその活用方法について地区ごとに要望がある。線路を民間に払
下げてほしいとか、子供たちの通学路にしたいなどとさまざまであり、なるべくそ
の土地の要望に応える形にしていきたいが、まだたくさんの土地がその利活用方法
について未定である。今でも要望はあがっているので、市としても協議をして、や
れることはしっかりしていきたいので、ご意見があればおっしゃっていただきたい。
市議会議員については、議員ご自身も議会報告会を開催するようになっており、そ
の取り組みを市民の皆さんに報告する機会を作っている。今日は市が開催した会だ
が、議会からの報告の場もある。
【意見】
延岡市危機管理室の件で聞いていただきたい話がある。東北の大震災が起こり、
何もできない中悶々としていたところ、地域の実態はということで、市役所の危機
管理室の方に電話したら、私は牧町ですから『星雲高校が避難場所になっている』
と聞いた。星雲高校のどこかと尋ねると体育館だという。体育館では低い、それは
台風等の災害の避難場所ではないかと言うと、
『
(津波の想定高さは)2メーター程
度とコンピューターで予測されているから大丈夫である』とのことだった。それは
ないと思うので、3棟の高層の棟があるので、そこはどうだと聞いたら話をはぐら
かして『あれは県立で、市立でないから県に聞いてくれ』と言われた。埒が明かな
いので、星雲高校の校長に直談判して承諾を得て、自分が承諾したから、明日、危
機管理室の担当が来れば検討するという話になった。
(予定の時間を過ぎたため、一旦閉会した)
(以下は閉会後の意見)
星雲高校の屋上に手すりを付けて避難場所にしてはどうか。屋上まで上がる階段も
付けてほしい。
(終了 20:50)
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