Photo Book #03 むろらんの建物 ~Part 2

Photo Book #03
~ Part 2 ~
むろらん・てつのまち写真館
目次
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はじめに
撮影場所マップ(広域図)
撮影場所マップ(中央地区拡大図)
No.41 旧中央バス室蘭ターミナル
No.42 旧日新小学校
No.43 旧大黒屋本店
No.44 旧スーパーカネマツ輪西店
No.45 室蘭ドレスメーカー専門学院
No.46 旧山口紙店
No.47 旧わかさいも本舗室蘭東町店
No.48 旧三菱合資会社室蘭出張所
No.49 旧北洋銀行室蘭支店
No.50 惠山苑(旧栗林本宅)
No.51 市営住宅汐見団地38-1RC
No.52 旧北炭倶楽部
No.53 室蘭市役所本庁舎本館
No.54 新日鐵住金中島アパート
No.55 総合卸センター
No.56 旧北炭役宅
No.57 新日鐵如水寮
No.58 室蘭産業㈱建屋
No.59 新日鐵知利別会館
No.60 若林金物店
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No.61
No.62
No.63
No.64
No.65
No.66
No.67
No.68
No.69
No.70
No.71
No.72
No.73
No.74
No.75
No.76
No.77
No.78
No.79
No.80
三菱製鋼室蘭 緑ヶ丘高砂寮
輪西屯田兵旧火薬庫
新日鐵住金 緑ヶ丘第2寮
母恋マンションデパート
旧向陽中学校
旧室蘭生協母恋ストア
沢町会館
室蘭市民俗資料館
旧鶴ケ崎中学校
栄町の古民家
グリンデパート
桜蘭中学校(旧蘭東中学校)
空想工房OZのライオン
中央協同食品本輪西本店
丸善志ちや
旧室蘭(大黒島)灯台
白鳥ヒュッテ
日本製鋼所旧火力発電所
東町汐見団地
常盤町会館
2
はじめに
「むろらんの建物」Part 1をお届けしてから2ヶ月近くが経ちました。
たぶん、見て下さる方はほとんどいないだろう・・と思っていたのですが、
思いがけず多くの方に見て頂けたようで、「力作だね!」「素晴らしいね!」と
たくさんの過分なお褒めの言葉を頂きました。ありがとうございます。
第2弾となるこの「Part 2」では、建物シリーズのNo.41から80まで、
合計40枚の写真を収録しています。
幸い、本編に収録の建物で取り壊された建物はほとんどありません。
でも、今年度中の解体が決まっている建物、
数年中には取り壊されることが決まっている建物が何棟も含まれています。
特に、今年、廃校になった学校が多数解体されそうです。
学校が解体されて、宅地として分譲されてしまったら・・・
徐々に、そこに学校があったことを記憶する人はいなくなるでしょう。
そんな時に、もしかしたらこの冊子の写真が、
在りし日の学校の記憶を思い起こさせるスイッチになる日も来るかもしれない。。
そんなことを考えながら編集をしました。
むろらんにしかない、むろらんの記憶。
どうぞお楽しみ下さい。
2015年6月27日
むろらん・てつのまち写真館
管理人 山田 正樹
3
撮影場所マップ(広域図)
番号は各写真の「No.◯◯」と一致します。
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59
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63
61
55
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79 47
5145
75 73
44 69
次
頁
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66 64
4
撮影場所マップ(中央地区拡大図)
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80
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70
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むろらんの建物 No.41
ほっともっと室蘭駅前店(旧中央バス室蘭ターミナル)
[掲載時のキャプション]
今日ご紹介するのは、海岸町にある「ほっともっと室蘭駅前
店」です。この建物は昔、北海道中央バスの室蘭ターミナルで
した。 中央バスとしての営業終了は1999年。なのでもう15
年も経ってしまいました。ここがバスターミナルだったのを記憶し
ている人もずいぶん減ってしまっているんでしょうね。。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/01/31
海岸町
[いま思うこと]
不釣合いなほどの広い敷地は、大型バスが転回できるスペー
スを考慮してのものなのでしょうね。建物は当時のままですが、
周辺の景色はずいぶん変わりました。
6
むろらんの建物 No.42
旧日新小学校
[掲載時のキャプション]
今日ご紹介するのは、旧日新小学校です。日新小学校は昭
和29年に開校。周囲に新日鐵社宅・アパートが林立してい
た他、八丁平小学校ができるまで八丁平の児童も通学して
いたようで、まさにマンモス校の様相を呈していたようです。しか
し鉄鋼不況による新日鐵の合理化、八丁平小学校の分離
開校を経て児童数が減少し、平成22年(2010年)に中島
小学校と統合され、旭ヶ丘小学校となりました。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/02/07
中島本町
[いま思うこと]
統合校・旭が丘小学校は旧中島小学校の場所に新築され
たため、この校舎は解体され、今は住宅地として分譲されてい
ます。こうして学校があった記憶すら塗りつぶされていくのは悲
しいですね。。
7
むろらんの建物 No.43
トヨタカローラ苫小牧イルカ室蘭店(旧大黒屋本店)
[掲載時のキャプション]
今回ご紹介するのは、寿町にあるトヨタカローラ苫小牧 イル
カ室蘭店です。今は中古車ショップになっているここ、実はかつ
て、室蘭を代表するパン屋・お菓子屋さんだった大黒屋さんの
本社兼工場でした。市内に多数店舗を構えていて、焼きたて
のパンを販売したり、いろいろなお菓子を販売したりしてました
ね。管理人が一番記憶に残っているのは、細雪(さざめゆき)と
いうモナカです。これ、管理人の祖父の大好物だったんですよ。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/02/14
寿町
[いま思うこと]
建物自体は健在ですが、トヨタカローラ室蘭もトヨタカローラ苫
小牧と社名を変え、本社を苫小牧に移してしまいました。どん
どん室蘭の企業が無くなっていきます。
8
むろらんの建物 No.44
旧スーパーカネマツ輪西店
[掲載時のキャプション]
今日ご紹介するのは、輪西の「旧スーパーカネマツ 輪西店」で
す。古い室蘭の人なら、「カネマツさん」と呼んでたお店で、最
盛期には市内に何店舗も持つ有力チェーンだったのを記憶さ
れているのではないでしょうか。管理人の家ではここ輪西店と、
今はケンタッキーになってる中島店によく行きました。ここはスー
パーでありながら古き良き市場のような雰囲気もあって、野菜
や果物、魚なんかがパック詰めされず、店先でかごに山積みで
売られてたんですよね。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/02/21
輪西町
[いま思うこと]
この建物は現在、福祉の店ドリームベーカリーさんになっていて、
焼きたてのパンが買えるお店になっているそうです。輪西仲通り
もすっかり活気が無くなり、人が歩いている姿も見かけなくなり
ました。
9
むろらんの建物 No.45
室蘭ドレスメーカー専門学院
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/02/28
東町
[掲載時のキャプション]
今日ご紹介するのは、東町にある「室蘭ドレスメーカー専門学院」です。潮見のバス停近くにあって、
バスの車内放送で案内されてますので、聞き覚えのある方は多いのではないでしょうか。 残念なが
ら詳細な情報が出てこなかったのですが、管理人が物心ついた頃から、この古びた雰囲気を放って
ましたので、少なくとも40年以上前の建物ではないかと思ってます。服飾・洋裁の専修学校で、パ
ソコンを教える室蘭タイピスト学院も併設しています。
[いま思うこと]
この建物も現在も健在ですね。室蘭で若者が通う専門学校・専修学校は多くないので、是非これ
からも若者の教育に貢献して欲しいですね。
10
むろらんの建物 No.46
旧山口紙店
[掲載時のキャプション]
今日ご紹介するのは、昨年ライブ等のイベントが行われるなど、
脚光を浴びている海岸町の旧山口紙店です。赤レンガ造りの
どっしりとした外観は見るものを圧倒しますね。1923年の建築
で、昨年満90年を迎えた歴史的建造物です。これからも街
を見守り続けて欲しいですね。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/03/07
海岸町
[いま思うこと]
この建物も健在です。今室蘭で残る煉瓦造りの建物は、ここ
と長谷川貿易ビルくらいかもしれません。非常に貴重ですよね。
蔦が紅葉する季節や花の咲く季節など四季折々の姿を見せ
てくれます。
11
むろらんの建物 No.47
旧わかさいも本舗室蘭東町店
[掲載時のキャプション]
今日ご紹介するのは、割と新し目の建物ですね。東町ターミ
ナルに隣接する「旧わかさいも本舗室蘭東町店」です。 わか
さいも東町店は1987年にここにオープンし、一時は2Fに系列
のとんかつレストラン「とん吉」が出店したりと奮闘してましたが、
2007年にイオン室蘭店内に移転し、ここは閉店となりました。
閉店後は道南バスが買い取ったようで、今はこんな外観になっ
ています。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/03/14
東町
[いま思うこと]
おしゃれな店舗だった建物は事務所か倉庫として使われてい
るのか、すっかり雰囲気も変わってしまいましたね。
12
むろらんの建物 No.48
旧三菱合資会社室蘭出張所
[掲載時のキャプション]
今日ご紹介するこの建物。蘭歴建見会さんなどでも取り上げ
られて超有名になってますが、北星株式会社さんです。この建
物は1915年に当時の三菱合資会社(現三菱商事)の社屋
として建設されたもので、今年で99年になります。室蘭に残っ
てる木造洋風建築としては非常に貴重なもので、北星株式
会社さんが大切に保存・活用されています。最近はキャンドル
ショップとしても活用されているようなので、お近くをお通りの際
には立ち寄られてみてはいかがでしょうか。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/03/21
緑町
[いま思うこと]
2014年にあわや解体かというところまで話が進みましたが、市
民有志が一般社団法人を立ち上げて買い取り、今年無事
100歳を迎えました。これからもここにあり続けて欲しいですね。
13
むろらんの建物 No.49
旧北洋銀行室蘭支店
[掲載時のキャプション]
今日ご紹介するのは、大町交差点の角にある、旧北洋銀行
室蘭支店です。拓銀との統合で坂下の拓銀店舗に統合に
なって以来、空き家になってますが、建物自体は拓銀店舗が
先に解体され、こちらが残っています。中央町界隈では最後に
残った銀行建築になりますね。この建物も活用されている気
配がありませんので、いつまで残るやら・・です。せっかくなので
何かに利用できればいいんですが。。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/03/28
中央町
[いま思うこと]
実は掲載当時は知らなかったんですが、この建物は現在北斗
文化学園の本部が入居しているそうです。大町交差点は名
実ともに中央町の中心なので、この立派な建物が残っていてく
れるのはとてもありがたいですよね。
14
むろらんの建物 No.50
惠山苑(旧栗林本宅)
[掲載時のキャプション]
今日ご紹介するのは、常盤町にあるこの建物。・・というか、一
般公開されてないので、門を撮ることしかできませんでした。
(^^; 立派な門構えですよね。旧栗林本宅「惠山苑」です。
ここはもともと栗林商会の創始者栗林五朔氏が、室蘭に財
界人を接待する場所が無いことに気づき、私財を投じて建て
た迎賓施設と聞いてます。現在は栗林商会によって保存され
ており、年に何回か一般公開されているようですね。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/04/04
常盤町
[いま思うこと]
2014年、蘭歴建見会の催しで見学会があったそうなのです
が、残念ながら行くことができませんでした。いつか見学してみ
たいと願っています。
15
むろらんの建物 No.51
市営住宅汐見団地38-1RC
[掲載時のキャプション]
今日ご紹介するのは、市営住宅東町団地38-1RCです。潮
見交差点角、グランドボウルの向かいにある店舗兼集合住宅
ですね。 ここが建てられたのは昭和38年。まさに半世紀もの
間この場所に室蘭の栄枯盛衰を見守ってきたことになります。
かつて20年ほど前に、1Fの店舗部分のシャッターが可愛らし
いイラストで塗り替えられ、隣の39-1RCと続く横長のイラスト
だったんですが、今は部分部分が白く塗装されてしまっているた
め、当時のイラストは一部しか残ってません。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/04/11
東町
[いま思うこと]
室蘭市は平成22年度から東町地区の市営住宅建て替えに
着手しており、すでに大和団地の取り壊しが始まっています。
ここ汐見団地も近い将来、解体される運命と思われます。
16
むろらんの建物 No.52
旧北炭倶楽部
[掲載時のキャプション]
今日ご紹介するのは、緑町にある旧北炭倶楽部です。かつて
緑町に本社を構えていた、北海道開拓期を代表する大企
業・北海道炭鉱汽船株式会社の迎賓施設だったそうで、大
正15年の建築になります。現在は株式会社室港サービスさ
んが入居されてます。 緑町の坂の中腹に堂々と建ち、港を見
下ろす勇姿はかつての室蘭の繁栄を物語ってますね。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/04/18
緑町
[いま思うこと]
小高い斜面に建つ山荘風の建物はとても素敵ですね。室港
サービスさんの尽力により今に残されているこの建物、大切に
して行きたいですね。
17
むろらんの建物 No.53
室蘭市役所本庁舎本館
[掲載時のキャプション]
今日ご紹介するのは、室蘭市役所本庁舎です。なんでそんな
建物を? とおっしゃる方もいるかもしれませんね。 室蘭市役
所本庁舎本館は昭和27年に建設された建物で、今年で満
62年。すでに半世紀以上を過ぎている建物なのです。 どうし
ても昭和生まれの人たちは、昭和の建物を「大したもんじゃな
い」と言う傾向がありますし、室信本店や道新室蘭支社のよう
にあっけなく解体してしまいますが、この年代なんかは実は昭
和ロマンど真ん中なのであります。もっと大切にして欲しい。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/04/25
本町
[いま思うこと]
掲載当時、何やら熱く語ってますが(笑) この想いは今も同じ
です。昭和の建築を大切にすること。それが数十年後の室蘭
の観光資源として生きてくる。そう思います。
18
むろらんの建物 No.54
新日鐵住金中島アパート
[掲載時のキャプション]
今日ご紹介するのは、新日鐵住金中島アパートです。写真
は中島本町公園すぐそばの14号館ですね。以前ご紹介した
みゆき町の三橋アパートに比べるとずっと新しく、今も現役の
新日鐵住金の社宅として使われています。 アパートだけでなく、
注目して頂きたいのが手前にあるハーモニカ型の車庫。昔、室
蘭のいたるところにこういう車庫がありましたよね。 これも比較
的新しいようで、高度経済成長期に建てられたものだと思うの
で半世紀近い歴史を刻んでいる産業遺産と呼べると思います。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/05/02
中島本町
[いま思うこと]
あれよあれよと言う間に輪西地区のアパートが全て無くなって
しまったので、新日鐵住金のアパートで残っているのはここ中
島アパートだけになってしまいました。寂しいです。。
19
むろらんの建物 No.55
総合卸センター
[掲載時のキャプション]
今日ご紹介する建物は、総合卸センターです。室蘭市公設
地方卸売市場の門前にある場外市場の一角を担っている場
所ですね。三角形の敷地に長屋状の建物が建てられて、多く
の店舗が入ってます。新鮮な食品を求めて、ここへ買い物に
来たことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。 管理人
が訪れた時にはたまたま休日の日中だったため、シャッター通り
と化してましたが、今でも平日の朝ともなれば活気があるんで
しょうかね?
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/05/09
日の出町
[いま思うこと]
卸売市場の改修問題で、現在地で場外市場を整備するよう
な案も出ているようです。新たな観光の拠点としての発展を期
待したいですね。
20
むろらんの建物 No.56
旧北炭役宅
[掲載時のキャプション]
今日の建物は、西小路町にある旧北炭社宅(役宅)です。黒
光りする下見張りの壁と、軒先の漆喰部分の白さのコントラス
トがきれいですよね。和風建築ながら、丸窓が配されてたりと
和洋折衷の雰囲気も素敵です。この建物は昭和12年に北
海道炭鉱汽船(北炭)の役宅として建てられたもので、現在も
現役で使われています。これもまた後世に残していきたい名建
築ですね。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/05/16
西小路町
[いま思うこと]
この写真は、実は2014年に一年間で一番多く閲覧された写
真です。立派で味のある建物ですよね。いつまでもここからまち
を見守って欲しいものです。
21
むろらんの建物 No.57
新日鐵住金如水寮
[掲載時のキャプション]
今日ご紹介するのは、新日鐵住金室蘭製鐵所の独身寮の
一つ、如水寮です。築50年以上経っており、高度経済成長
時代を伝える産業遺産の一つですね。この建物も、近いうち
に取り壊されることが決まっています。ここ如水寮と高砂町の緑
が丘寮、中島町の中島寮が統合されて、輪西町の元町ア
パート跡に新しい独身寮が建つとのこと。 もしかしたら、ご覧の
皆様の中にも、ここや緑が丘寮で青春時代を過ごした方がい
らっしゃるかもしれませんね。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/05/23
天神町
[いま思うこと]
2015年6月に新しい独身寮「輪西寮」が完成し、寮生の引
越しが始まったと聞いています。ここ如水寮もまもなく解体され
てしまうのでしょうか。
22
むろらんの建物 No.58
室蘭産業㈱建屋
[掲載時のキャプション]
今日ご紹介するのは、海岸町にある室蘭産業㈱さんの社屋
です。この建物についての情報は、残念ながらネット上にはほと
んどありません。注意深く見てみると、そこかしこに古い建物の
面影を残してます。建屋正面と、潮風の当たる海側の壁は傷
みが激しかったのか、金属製のサイディングで補修されてますが、
建物左側面の一部に、木造下見張りの壁が残っています。そ
して側面の窓の形は縦長型。大正から昭和初期の雰囲気を
思わせます。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/05/30
海岸町
[いま思うこと]
この写真掲載直後、この会社の創業者の身内の方からコメン
トを頂きまして、大正年間の建築であることが確認できました。
これもまた大切な歴史的建造物ですね。
23
むろらんの建物 No.59
新日鐵知利別会館
[掲載時のキャプション]
今日ご紹介するのは、知利別町にある新日鐵の迎賓施設
「知利別会館」です。この建物は、昭和15年に新日鐵の幹
部クラス向け職員倶楽部として建設されました。当時のお金
で100万円を費やして建設されたというここは、日鋼の瑞泉
閣、栗林商会の惠山苑に並ぶ企業の迎賓施設ですね。 新
日鐵社員の父に聞いたところ、社員でも一般社員は長い会
社人生の中で何度も入る機会は無いそうで、入社の時、退
職の時、あとは所長表彰などのときに限られるそうです。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/06/06
知利別町
[いま思うこと]
この建物は、瑞泉閣や惠山苑と違い、まず一般に公開された
ことのない建物です。ここも死ぬまでにはいつか見学してみたい
ですね。
24
むろらんの建物 No.60
若林金物店
[掲載時のキャプション]
今日ご紹介するのは、海岸町にある若林金物店さんです。建
築年代は不詳ながら、堂々たる風格ですね。ここは一種の看
板建築になると思いますが、通りに面した建物前面はブロック
やモルタル等不燃物の建材で仕上げられてます。が、左側の
建物との間にちらりと見える左側面には、和風の木造下見張
りの壁が見えますね。木の古さから考えると、おそらく大正から
昭和初期にかけての建築ではないかなぁと思います。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/06/13
海岸町
[いま思うこと]
この辺りには築100年クラスの歴史的建造物が密集しており、
独特の街並みになっています。「むろらん歴史街道」として是
非保存・活用したいものですね。
25
むろらんの建物 No.61
三菱製鋼室蘭特殊鋼 緑ヶ丘高砂寮
[掲載時のキャプション]
今日ご紹介するのは、三菱製鋼室蘭特殊鋼の緑ヶ丘高砂
寮です。今は三菱の独身寮になってますが、この佇まいにピン
とくる方もいるかもしれませんね。この建物はもともと、新日鐵
の緑ヶ丘第一寮だったそうです。写真に写ってる範囲からはわ
かりにくいですが、とても大きな施設で、かつてはここに「金の
卵」と呼ばれた若手社員たちが全道から集まり、共同生活を
していたのかなぁと思うと感慨深いですね。ちなみに北隣には
新日鐵名義のままの第二寮も健在です。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/06/20
高砂町
[いま思うこと]
この建物は新日鐵住金から三菱製鋼に名義が移ってますの
で、今回の独身寮移転の対象にはなっていないと思われます。
このまま残していけるといいなぁ、と思います。
26
むろらんの建物 No.62
輪西屯田兵旧火薬庫
[掲載時のキャプション]
中嶋神社の境内の一角に、小さな建物があります。これは室
蘭市指定文化財第2号のれっきとした歴史的建造物で、輪
西屯田兵旧火薬庫といいます。かつて輪西から東町にかけて
は屯田兵村が築かれ、今の中嶋神社の場所に司令部や演
習場がありました。やがて司令部は旭川に移転し、この場所
は中嶋神社になったのですが、この火薬庫だけが当時のまま
残されています。明治19年建築とされる市内でもかなり古い
部類の建物ですね。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/06/27
宮の森町
[いま思うこと]
屯田兵の歴史を伝えるものがほとんど無くなってしまっている今、
ふるさとの歴史を振り返る意味でもこうした建物を保存すること
はとても大切だと思います。
27
むろらんの建物 No.63
新日鐵住金 緑ヶ丘第2寮
[掲載時のキャプション]
今日は緑ヶ丘第2寮をご紹介します。今でも新日鐵住金の
独身寮として使用されているここですが、老朽化により、現在
輪西に建設中の輪西寮が完成したら、取り壊される運命です。
外から見ると、見上げるほどに大きく、建物4棟が中央の建物
を介して繋がっている構造で、その広大さには圧倒されます。
かつてたくさんの若者たちが明日に夢を抱いてここで暮らし、そ
してここを巣立って行ったのでしょう。そう考えると感慨深いもの
がありますね。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/07/04
高砂町
[いま思うこと]
2014年6月に輪西寮が完成・引越しが始まっています。それ
が完了したら、ここもまた解体されてしまうのでしょうね。。
28
むろらんの建物 No.64
母恋マンションデパート
[掲載時のキャプション]
今回ご紹介するのは、母恋北町の母恋駅前にあるこの建物
です。もともとマンションデパートと呼ばれていたこの建物は
1975年(昭和50年)の建築で、かつては1F-2F部分に多く
の店舗が入っており、近隣住民で賑わっていたとか。現在も数
店舗が細々と営業を続けているそうで、この建物もまた母恋
駅前の盛衰を見守ってきた証人と言えるのではないでしょうか
ね。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/07/11
母恋北町
[いま思うこと]
この写真は掲載後、建築年代が違うとの指摘があり、正確に
は1966年(昭和41年)であることが判明しました。賑やかかり
し頃の母恋の象徴的建物だそうです。
29
むろらんの建物 No.65
旧向陽中学校
[掲載時のキャプション]
今回ご紹介するのはここ。当ページご覧の皆様の中にも卒業
生がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。中島町の旧向
陽中学校です。平成23年に惜しまれつつ閉校し、蘭東中学
校と統合されて桜蘭中学校となりました。 旧校舎の土地には
今後、室蘭市の複合公共施設が建設されることになっており、
早ければ今年度・来年度中にも解体が始まると思います。
室蘭からまた一つ、中学校が無くなります。。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/07/18
中島町
[いま思うこと]
この建物は、今はまだここに建ってますが、解体費用を盛り込
んだ予算が成立したため、今年度中に解体されることになりそ
うです。室蘭からまた一つ、学校が無くなります。
30
むろらんの建物 No.66
アルファマート母恋店(旧室蘭生協母恋ストア)
[掲載時のキャプション]
今回ご紹介するのは母恋駅前のアルファマート母恋店です。
ここはかつてコープクレア(旧室蘭生協)の母恋ストアだった建
物で、建物は当時のまま使用されています。 2003年にコー
プクレアが破綻した時に、「このままでは地域からスーパーが無く
なる」と危惧した現アルファマートの社長さんが一念奮起。この
建物を取得して創業。10年経った今ではここを本部に八丁
平と新生町に出店し地域の暮らしを支えています。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/07/25
母恋北町
[いま思うこと]
今も変わらず、このお店は地域の「くらし」を守り続けています。
地域を守るのは、やはり地域の人たちなんだなぁとつくづく思い
ます。
31
むろらんの建物 No.67
沢町会館
[掲載時のキャプション]
今回ご紹介するのは、なんとも不安感を感じる建物・・ 沢町
にある沢町会館です。まさに宙に浮いた建物といった感じで、
建物の一部が鉄骨の柱1本の上に乗っています。建物の中に
いたらあまり恐怖感は感じないのかもしれませんが、下から見
上げると、なんとも不安ですよね!
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/08/01
沢町
[いま思うこと]
今でもこの建物を見るたびに、なんとなくざわざわというか、ぞわ
ぞわします。耐震性とか、大丈夫なんでしょうかね?
32
むろらんの建物 No.68
室蘭市民俗資料館「とんてん館」
[掲載時のキャプション]
今回ご紹介するのは、陣屋町にある室蘭市民俗資料館「と
んてん館」です。ここは昭和55年開館だそうで、常設展示は
2Fにあり、縄文時代からの出土物から開拓の歴史、室蘭繁
栄の歴史までを辿れるようになっています。1Fの収蔵庫も公
開されており、市民から寄贈された、昭和の香り漂う品々が並
んでいます。 どうしても近隣の市町村の博物館や資料館に比
べて若干の見劣りは否めませんが、室蘭の歴史を辿れる数少
ない施設といえるのではないでしょうか。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/08/15
陣屋町
[いま思うこと]
今年、有志で見学した際に団体扱いということで、館員の方
に展示を解説して頂いたのですが、とても勉強になりました!
やはり解説があると理解が深まりますね。
33
むろらんの建物 No.69
旧鶴ケ崎中学校
[掲載時のキャプション]
まちを見下ろす高台に建てられた特徴的なL字型の校舎・・。
旧鶴ケ崎中学校を室蘭名物の海霧とともにお届けします。
旧鶴ケ崎中学校は明治35年に輪西簡易教育所として開設
されたのが最初で、平成23年の閉校まで109年に渡り多くの
卒業生を送り出しました。一時期は栄高校の分校だった時期
もあるそうで、いろいろな歴史を持つ学校だったようですね。 鶴
中としての最後の数年間は、吹奏楽部が改編したジャズバン
ド部が大活躍し、その名を轟かせていました。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/08/29
みゆき町
[いま思うこと]
ここは野球専用のグラウンドとしての活用が方針として示され
ており、校舎は早期に解体するとの方針になってます。この姿
が見られるのもあと僅かでしょうね。
34
むろらんの建物 No.70
栄町の古民家
[掲載時のキャプション]
今回は、先日幸町・栄町のあたりを散策していた時に偶然見
つけた建物をご紹介します。この建物、栄町1丁目で見つけた
んですが、なんとも風格のある由緒有りげな建物ですよね。右
側と左側で建築様式が違うようで、左側は簓子下見の壁に
寄棟の屋根。左側は普通の下見張りに切妻の屋根です。作
りとしては右側の方が立派に見えますね。一体どのような由来
のある建物なのでしょうか。何かご存知の方がいれば、教えて
頂けると嬉しいです。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/09/12
栄町
[いま思うこと]
掲載後、ここがかつて理髪店だったとの情報を頂きました。すご
く風格のある建物ですよね。大切に大切に保存して欲しいで
す。
35
むろらんの建物 No.71
グリンデパート
[掲載時のキャプション]
グリンデパートは昭和43年の開店だそうで、もともとはファション
タウングリンという愛称のとおり服飾・衣類などを中心に営業し
てきました。そんな中、丸井さんの撤退を受けて、食品部門の
導入を決意。現在は元丸井さんのテナントでもあった肉の極さ
んなどなど食料品店も開設しています。また、毎月のように「う
まいもの市」というイベントも開催しており、各地の美味しいも
のを提供しています。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/09/26
中島町
[いま思うこと]
近隣の大型店が次々と変化していく中で、グリンデパートは以
前のまま頑張って営業してます。広報むろらんを見ていると催
事も積極的に行ってるようで、素晴らしいですよね。
36
むろらんの建物 No.72
桜蘭中学校(旧蘭東中学校)
[掲載時のキャプション]
残念ながら蘭東中学校は2012年に向陽中学校と統合され、
「桜蘭中学校」として再スタートをしております。校名は変わり、
装いも新しくなったこの校舎ですが、実は旧蘭東中学校の校
舎を大規模改修して使用しています。つまり、蘭東中学校の
校舎です。その証拠に、卒業生の皆さん、なんとなく見覚えが
ありませんか? 写真右手のレンガの校門は蘭東中学時代の
ままですね。名前は変わりましたが、こうして受け継がれている
ものもあるんですね。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/10/10
知利別町
[いま思うこと]
学校の統廃合が進む中で、無くなる学校、校舎だけが改修さ
れて使われる学校などなど、いろいろですね。名前は変わって
も校舎が残っているだけ幸せなのでしょうか。
37
むろらんの建物 No.73
空想工房OZのライオン
[掲載時のキャプション]
今日ご紹介するのは、輪西9条あたりにある「空想工房OZの
ライオン」というお店です。もともと築80年の古民家を買い取っ
て始めたお店だそうで、Webで検索して出てきたブログのレ
ポートなどを見ると、なんとも怪しげな混沌とした空間という噂
です。市内でカオスな穴場といえば栄町のランブ城が有名です
が、ここもいい勝負かも。(笑) 行ってみたことのある方、是非
レポートお願いします。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/10/23
輪西町
[いま思うこと]
結局まだ行ったことはありません。行ったことのある方に聞いたと
ころ、「話のタネになら一度行ってみるといいですよ」とのこと。
うーん。気になりますね!
38
むろらんの建物 No.74
中央協同食品本輪西本店
[掲載時のキャプション]
今日ご紹介するのは、本輪西町にある中央協同食品本輪
西本店です。この建物、管理人が物心付いた30年くらい前
に、すでに十分古い佇まいを見せてましたので、かなり古いもの
なのでは・・? と思いますが、残念ながらWeb上でこの建物
についての情報を見つけられませんでした。いつ頃の建物なの
でしょう。本輪西公園のすぐそばで、本輪西のメインストリート
沿いということもあり、蘭北地区の出身者にとっては懐かしい景
色なのではないでしょうかね。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/11/07
本輪西町
[いま思うこと]
この建物も健在ですが、だいぶ老朽化してきていて、危険家
屋としてそろそろ認定しなければならないのでは? という感じで
すね。
39
むろらんの建物 No.75
丸善志ちや
[掲載時のキャプション]
今日ご紹介するのは、輪西町の旧市民会館跡地に隣接する
この建物。丸善志ちやさんです。一見すると新しそうな建物で
すが、手前側の壁の一部がレンガ積みだったり、2F正面の出
窓部分の屋根の意匠が凝ってたりと、意外に面白い建物です。
いつ頃からここにある建物なんでしょうね。ご存知の方がいれば
教えて下さい!
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/11/21
輪西町
[いま思うこと]
この建物についても詳細は不明のままです。見ればみるほど不
思議な形の建物ですよね。
40
むろらんの建物 No.76
旧室蘭(大黒島)灯台
[掲載時のキャプション]
今日ご紹介するのは、室蘭のモンサンミッシェルこと大黒島の
頂きにある「室蘭灯台」です。その始まりは明治24年までさか
のぼり、現在残る建物は大正15年に建て替えられたものです。
実は88年もの間、室蘭の港を見守って来てくれたんですね。
現役の頃には灯台守さんが住み込みで灯台を守っていたとも
聞きます。 ちなみに昭和49年に消灯。昭和53年には霧笛
も廃止されて、灯台としての役割は終えているそうです。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/12/05
絵鞆町
[いま思うこと]
「昔、船で大黒島に渡れたよね。」「お弁当持って大黒島によ
く行ったよ」そんな話を年配の方からよく聞きます。再び渡れる
ようになったら素敵なのになぁ・・と夢見てます。
41
むろらんの建物 No.77
白鳥ヒュッテ
[掲載時のキャプション]
今日ご紹介するのは、室蘭岳の中腹にある避難小屋「白鳥
ヒュッテ」です。室蘭岳を登ったことがある方なら、一度は見たこ
とのある建物だと思います。この建物も意外に古いそうで、戦
後すぐの昭和22年に開設。建物もその当時のものではないか
と言われてますので、すでに半世紀以上建っている建物になり
ます。外観は長年の風雪に耐えた木造下見張りに赤い屋根
が特徴的で、一部柱や軒先が白で塗られててアクセントになっ
ています。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2014/12/19
香川町
[いま思うこと]
標高1000mもない山で、これだけ本格的なヒュッテのあるとこ
ろも珍しいのではないでしょうか。いつか、機会があれば泊まっ
てみたいですね。
42
むろらんの建物 No.78
日本製鋼所旧火力発電所
[掲載時のキャプション]
今日ご紹介するのはここ。日本製鋼所構内に創業当時のま
まの姿で残る旧火力発電所です。日本製鋼所が完成・創業
したのが明治44年のことですので、実に104年前の建物とい
うことになりますね。色々Web上で検索すると、今でも倉庫と
して現役で使っているそうで、104年前の建物が現役というの
は凄いことですよね。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2015/01/02
茶津町
[いま思うこと]
この建物は今でも現役です。機会があれば見学してみたいも
のですね。
43
むろらんの建物 No.79
東町汐見団地
[掲載時のキャプション]
今日ご紹介するのはここ。市営住宅東町汐見団地です。この
一角は昭和30年台に建てられた、かなり古い建物で、写真
手前の建物は40-1RCで比較的新しいのですが、その一つ
奥が36KR-1で、恐らく東町にある市営住宅で最も古い建物
と思います。昭和36年の建物なので半世紀以上前の建物で
すね。歴史的建造物の定義が「建築後、50年以上を経過し
ていること」だそうなので、このあたりの市営住宅も十分歴史的
建造物の風格あり、と言えるのではないでしょうか。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2015/01/16
東町
[いま思うこと]
ここも建て替えの対象になっており、数年中に解体される方向
のようです。この角の丸い階段が憧れだったとのコメントを多数
頂きました。
44
むろらんの建物 No.80
常盤町会館
[掲載時のキャプション]
今日ご紹介するのは、常盤町にある常盤町会館です。いつご
ろの建築かは調べきれませんでしたが、建物の様式が旧札幌
通り沿いにある大正~昭和初期の建築にとてもよく似ている
ので、その頃のものではないかなぁ、と思います。特徴的なのは、
縦長の窓ですね。屋根は寄棟造。通りに面したこちら側の外
壁は直されてますけど、側面をのぞき込むと古いコンクリートの
壁が見られます。このような味のある建物が何気なく残っている
のも、室蘭とくに中央町界隈の魅力ですよね。
© OpenStreetMap contributors
掲載日:
所在地:
2015/01/30
常盤町
[いま思うこと]
この建物についても掲載後情報を頂きまして、とりあえず大正
11年頃まで遡れるとのことです。昭和43年に常盤町会が買
い取り開館。48年に内部改修を行っているそうです。
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むろらん・てつのまち写真館PhotoBook #3
「むろらんの建物 ~Part 2~」
発行日:2015年6月27日
発行者:Facebookページ「むろらん・てつのまち写真館」
管理人 山田 正樹
本冊子の無断複製・転載を禁じます。
~北海道★むろらん~
てつのまち写真館
- The Iron City Photo Museum -