番外編：RJDJ の Abstraction を活用しよう！

番外編：RJDJ の Abstraction を活用しよう！
RjDj のライブラリ（Rj library）にある便利な Abstraction を使う
http://rjdj.me/
必要なもの：
Pd Vanilla または Pd-extended
（RjDj のシーンを作るのなら Pd Vanilla）
Rj library（RJDJ 用のパッチを作るための Pd のライブラリ）
ダウンロード先：
http://blog.rjdj.me/pages/pd-utilities
1.
rjdj.me のトップページ右下の Scene Making-Pd がリンク。
2.
Rj Lib を Git Hub からダウンロード。
3.
解凍したフォルダ/rj フォルダ内に Abstraction が多数ある。この rj フォル
ダを作成するパッチと同じ階層にコピーして使用する。
4.
解凍したフォルダ/pd フォルダも同じ階層にコピーした後、Pd-extended –
Preferences – Path で指定すると、Abstraction の Help ファイルで音声出力
が動作するようになる。
rj フォルダを認識する。
1.
examplescenes フォルダ内のシーン（例えば HelloWorldWorld.rj）の中の_main.pd の
一部を新規パッチにコピー＆ペーストする。
2.
[declare]オブジェクトは Pd-extended メニュー – Preferences - Path で Pd が認識する
範囲を指定するのと同じ効果がある。ここでは同じ階層にある「rj」フォルダ内の
Abstraction を認識する。
pd フォルダを認識する
1.
examplescenes フォルダと同じ階層にあった「pd」フォルダを、先ほどの「rj」と同
じ階層にコピー＆ペーストする。declare オブジェクトで設定すると、soundinput.pd
などの pd 内の Abstraction が認識される。
2.
しかし、これは完全な正解ではない。なぜならば、後述する OVERVIEW
（ rj/OVERVIEW.pd ）の中のほとんどの Abstraction の Help ファイルでは
soundoutput.pd などが認識されないからである。
3.
これは declare オブジェクトがあるパッチから見た pd フォルダは認識範囲として設
定されるが、各 Abstraction の Help ファイルからは pd フォルダは認識範囲として
設定されていないからである。
4.
それを解消するには別途、Pd-extended メニュー – Preferences - Path で pd フォルダ
を Pd-extended の認識範囲に指定する。
OVERVIEW
[OVERVIEW]は rj フォルダ内にある Abstraction。右クリック- Open で開く。
メッセージボックスをクリックすると、それぞれの役割別の Abstraction のリストが表
示される。
Abstraction にはそれぞれ Help ファイルが用意されている。
例えば、[_ Synths]をクリックして開いた中の[s_ejun]は Juno というシンセを模したオ
ブジェクトである。Ctrl＋クリック-Help でヘルプファイルが表示される。
[pd detailed_help]をクリックすると、さらに詳しい解説パッチが表示される。
Abstraction を使用する場合はこのリストからコピペして使用すると簡単である。
なお、一部の Abstraction は iPhone のタッチパッドやマイクに対応しているものもあ
る。

Download Report