愛川ふれあいの村8月の風景 平成27年8月 自然のたより 猛暑日が続いた8月。日光に照らされて花が咲き、セミも嬉しそうに大合唱をしていました。 下旬には台風の影響もあり雨の日が続きましたが、日照りが続いた地面にとっては喜びの雨となりました。 秋虫の声が聞こえたり木の実が落ちたりして、少しずつ秋の知らせが届き始めています。 ササキリ サルスベリ ミンミンゼミ 枯木にとまるガビチョウ ホシウスバカゲロウ ルリモンハナバチ ツクツクボウシ イチモンジセセリ キツネノカミソリ ニイニイゼミ ベッコウハゴロモ サトキマダラヒカゲ ヤマトシジミ オオホシカメムシ ウラギンシジミ ◆自家受粉をするツユクサ◆ 虫に頼らなくても大丈夫! 鮮やかな青色の花を咲かせるツユクサ。花のつくりを 見ると、花弁は3枚あり、うち2枚は青く大きいのです が、もう1枚は小さいことが特徴的です。 受粉に必要な雄しべは6本ありますが、花粉が良く付 いているものは長い2本です。雌しべは1本のみで、雄 しべの長い2本よりも長いものです。 本来受粉は、昆虫が蜜を吸う際に雄しべに触れ、花粉 が体に付きます。そして、そのまま他の花に移り、雌し べに付着し、受粉が成功するという仕組みになっていま す。これが通常の受粉の過程です。 しかしこのツユクサという植物は、朝に花が開いて昼 にはしぼんでしまうため、昆虫が来るとは限りません。 なのでツユクサは、万が一、昆虫が来なくても受粉が 行えるよう、「花がしぼむ前に雄しべがまきあがって花 粉を雌しべに付け、受粉する」という行為を行います。 このように植物は、まわりの環境や動物と関わり合い ながら生きています。この他にも道端に咲いている花や 草、木々などもさまざまな知恵を持っています。いろん な植物を調べてみると新しい発見があるかもしれません。 ▼ソバを育てています▼ 日本で昔から食べられている「蕎麦」 。実は、 一時期大干ばつに見舞われた奈良時代に、天皇 がソバを栽培して備蓄し、飢饉に備えるよう命 じた詔を出しています。それ以来、ソバは日照 りや荒れ地でも育つ救荒作物となりました。 栄養素としてはビタミンB₁やビタミンB₂な どが多く含まれており、疲労回復に最適です。ビ タミンB₁は糖分やでんぷんなどの糖質をエネル ギーに変え、ビタミンB₂はたんぱく質や脂質、糖 質などの代謝に関係する酵素を助け、皮膚や粘膜 を保護したり、爪や髪の発育や身体全体の抵抗力 を強め、成長を助ける働きを持っ ています。疲れをとりながらも、 栄養がとれるソバ。夏の終わりに 食べてみてはいかがでしょうか。 ★旬のお知らせ:9月★ 秋の味覚といえば『クリ』が思い浮かびま す。村にはたくさんの栗の木があり、夏前か ら実が生り、茶色く大きくなった実が地面に 落ち始めています。 クリの実の『イガ』がどうなっているか、 じっくりと見たことはありますか? 良く見ると、まっすぐと伸びているわけで はなく、1本から枝分かれしているのです。 そうほう つぼみを包んでいた葉(総苞)が果実を包 み、変化させたものが『イガ』となったそう。 これからが 旬のクリ。い ろんな調理方 法で味わって みてください。 い で し ょ う か 。 日 本 人 の 誇 り と 言 え る の で は な ん 。 自 然 と 共 生 し て い る こ と は こ と が で き る の か も し れ ま せ の 声 で 季 節 の 変 わ り 目 を 感 じ る す 。 だ か ら こ そ 、 日 本 人 は 秋 虫 す る こ と な く 感 受 し て い る の で に 対 し 、 日 本 人 は そ れ ら を 区 別 性 と 情 緒 性 を 分 別 し て い る こ と また語械 分的りしり のい つすもや音ちをな、い、脳違う ま。の虫はな司判左と右はいと 、 はの右みっ断脳い脳左」「 り 左音脳にてをでっで右が音 、 脳、で日いすはたはであに 西 で邦感本まる言「美役る対 洋 人 一楽知人す「語情し割かし が 緒器さは。論・緒いがらて 理理」・分な活 明 にのれ、 的解な醜かの動 確 感音、音 」・どいれです に 知と他楽 な数を・てする 論 さいのや 部値司優お。脳 理 れっ言機 な ぜ 、 違 っ て 聞 こ え る の か と 聞 こ え る よ う で す 。 音 」 と 捉 え て し ま い 、 う る さ く け 。 多 く の 西 洋 人 は 虫 の 声 を 「 雑 の は 世 界 の 中 で も 数 か 国 の 人 だ で す が 、 【 心 地 良 く 】 聞 い て い る 秋 に な る と よ く 聞 く 秋 虫 の 声 聞 こ え て き ま す 。 む ら か ら さ ま ざ ま な 秋 虫 の 声 が ッ 」 「 ガ チ ャ ガ チ ャ ガ チ ャ 」 。 草 「 リ ー リ ー リ ー 」 「 チ ッ チ ッ チ 注 目 ポ イ ン ト ◎ ◎ 九 月 の 発行者:神奈川県立愛川ふれあいの村 TEL:046-281-1611 写真:吉田文雄・大瀧裕基子 文章:大瀧裕基子 編集:大瀧裕基子・吉田文雄 HP:http://fureai-aikawa.com/ 愛川ふれあいの村で、検索★
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