別表(7)容認事項

別表(7)容認事項
区分所有者は下記各号に定める事項を承認し、以後これにつき売主に異議を申し出ないものとすること。又、将
来専有部分を第三者に譲渡又は貸与等する場合は、当該承継人及び占有者に対してこれを承継、遵守させること。
(1)周辺環境について
① 将来、本マンションの周辺に建物が建設され、これにより本マンションに影響を及ぼすおそれのある日照、
通風、眺望等の環境の変化が生じる場合があること。
② 本マンションの周辺土地に将来、建築基準法その他関係法令に適合する建物が建築される場合、その建物の
建設及び工事等により発生する騒音、振動、塵芥等について法令の規定内である限り、売主及び当該建築主
に対して、異議苦情を申し立てないこと。
③ 本マンションの北側隣接地(地番浮田2丁目22番1・22番4)にマンション建設の計画があること。
(2)本マンションの建替えについて
将来、本マンションを建替える際に、建築基準法等関係法令の改正等により、本マンションと同一規模の建物
を建設することができない場合があること。
(3)専有面積について
① 専有面積には、パイプスペース面積が含まれていること。
② 専有部分の登記簿面積は、内法計算によるため、壁芯計算による専有面積より減少すること。
(4)名称の標識板等の設置について
本マンションの名称を表示するため、本マンションの屋上壁面及び玄関出入口部分、外壁面等の一部に標識板
等を設置し、管理組合にてこれを維持管理すること。
(5)不法駐車及び不法駐輪について
本マンションの周辺道路及び周辺の他人所有地に不法駐車及び不法駐輪をしないこと。又、これを本マンショ
ンの来訪者にも遵守させること。
(6)住戸内の改修工事について
本マンションの上下階及び相隣関係に位置する各住戸において、将来、改修工事等を行う場合は、互いに協力
すること。
(7)共用部分の変更について
本マンションの入居予定者が身体障害者(法的認定を受けている方に限る)である場合等やむを得ない事由に
より、共用部分の一部を設計変更により身体障害者対応等にする場合があること。又、この変更に伴って共用
持分割合が変更になる場合があること。
(8)所轄官庁よりの指導について
本マンション竣工時までに、所轄官庁の指導により避難ハッチの位置避難方法などが変更される場合があるこ
と。
(9)長期修繕計画について
長期修繕計画は、計画的に実施すべき修繕項目とその概算金額、実施時期等をまとめたものであり、経済の
変動及び建物の劣化状況等に応じ、本マンション竣工後一定時期ごとに点検、見直しが必要となること。又、
長期修繕計画に基づく修繕積立金に関しても、本マンション竣工後一定時期ごとに改定等が必要となるとと
もに、修繕一時金の徴収が必要となる場合があること。
(10)バイク置場及び自転車置場について
バイク置場及び自転車置場の使用については、次の条件となること。
なお、管理組合は、次に定めるバイク置場及び自転車置場の使用資格のある者が合理的、かつ公正な利用がで
きるように運営する義務を負うこと。
① 本マンションに居住し、かつバイク、自転車(以下「自転車等」という。)を保有しているか又は本マンシ
ョン引渡後速やかに自転車等を保有することができる区分所有者(同居家族を含む。)は、バイク置場につ
いては「バイク置場使用契約」の締結により、自転車置場については「使用申込申請書」を提出することに
より使用できること。
② バイク置場の使用料については、引渡日から起算した引渡月の日割金額より管理者が指定する期日及び自動
振替の方法に基づき納入すること。
③ 使用者が本マンションを第三者に譲渡又は貸与等をし、本マンションに居住しなくなった場合は、当該専用
使用権が消滅すること。
④ 使用者が「バイク置場使用契約」に定める解約事由に該当した場合は、解約日の月末までの使用料を負担す
ること。
⑤ 本マンション竣工時までに、バイク置場、自転車置場の位置、形状、台数等が変更される場合があること。
⑥ 駐車できるバイクは、区画線内に収まる大きさのバイクとし、区画線からはみ出すバイクは駐輪できないこ
と。
(11)駐車場について
①当初の駐車場の使用者及びその位置は、売主が選定すること。
②駐車場の収容可能な車両の寸法等については、駐車場使用細則記載のとおりとすること。ただし、車種、タ
イヤ幅等の諸条件により収容できない場合があること。
③駐車場の使用期間及び利用条件は、別途締結する「駐車場賃貸借契約」に基づくものとし、管理組合は、
次に定める駐車場の使用資格のある者が合理的かつ公正な利用ができるよう運営する義務を負うこと。
イ. 本マンションを区分所有している期間中は、別に定める「駐車場使用細則」を遵守し、指定された駐車区
画を使用できること。
ロ. 使用料については、「別表(4)」のとおりとする。
ハ. 本マンションの区分所有者が本マンションを第三者に譲渡、転売又は貸与等をし、本マンションに居住し
なくなった場合は、当該専用使用は消滅すること。
④ 機械式駐車場については、地下収納式となっており、豪雨等により当該駐車場の地下ピット内に浸水の
おそれがあることに伴い、車両保険の加入及び当該駐車場利用者は地下ピット内の車両を一時的に移動させ
るなどの措置が必要となる場合があること。
(12)宅配ボックス設備について
① 本マンションの共用部分に設置する宅配ボックス設備のメンテナンス契約は、当初、管理受託者である管理
会社とメンテナンス会社との間で締結され、管理組合結成後、管理組合が当該メンテナンス契約における管
理会社の地位を承継すること。
② 宅配ボックス設備のメンテナンス料は、管理費に含まれること。
③ 宅配ボックス設備のメンテナンス期間中の維持管理は、管理組合が行うこと。
(13)防犯カメラ設備について
防犯カメラ設備のリース期間中の維持管理は、管理組合が行うこと。防犯カメラの画像は、別に設置されるモ
ニターに表示されるとともに、管理室にて自動録画されるが、当該モニターの常時監視は行われないこと。
(14)電波障害対策について
①本マンションの建設により、周辺地域にテレビ等の電波障害が発生した場合、売主が自己の責任と負担にお
いて、受信配線設備を設置し、電波障害の改善を行うとともに、当該受信配線設備を周辺地域住民等が無償
にて使用すること。なお、売主と周辺地域住民等及び電波障害対策工事業者との間で、当該受信配線設備の
維持管理に関する契約を締結する場合には、管理組合結成後、管理組合が当該契約における売主の地位を承
継すること。
②上記①号による電波障害が発生した場合の受信配線設備の維持管理は、管理組合が行うものとし、その維持
管理費用は、管理組合が負担すること。
(15)ケーブルテレビ放送設備について
本マンションにおいて引込配線するケーブルテレビ放送サービス(以下「放送サービス」という。)につい
ては、売主が大阪セントラルケーブルネットワーク株式会社(大阪市中央区城見2丁目1番61号ツイン21
MIDタワー9階以下「OCCN」という。)との間で全住戸について放送サービスの導入に関する契約等を
締結し、管理組合結成後、管理組合が当該契約等における売主の地位を承継すること。なお、放送サービスの
導入に関する条件は、次のとおりとなること。
①放送サービスの施設は、保安器までの引込施設はCATV会社の所有、保安器の出力端子からテレビアウト
レットまでの部分は区分所有者の共有となるため、保安器の出力端子からテレビアウトレットまでの部分に
ついては管理組合が責任をもって維持管理すること。
②CATV会社等が提供する各種有料放送の受信を希望する場合は、別途各戸にて加入契約を締結し、別途利
用料及び宅内工事費用等を負担すること。又、NHK受信料は、各戸にてNHKに対し、直接負担すること。
③CATV会社が放送サービスの施設を設置するために、敷地及び共用部分等の一部を無償で使用すること。
又、CATV会社等が施設の維持管理のために本マンションに立ち入る場合があること。
(16)設備、施設等について
① 駐車場、バイク置場、自転車置場の使用に際しては、居住者及び近隣住民に対し騒音等の迷惑がかからない
よう十分注意すること。
② 車路等には、駐車及び駐輪等をしないこと。
③ ゴミの搬出については、所轄官庁及び管理者の指示に従うこと。
④ バルコニーは避難通路となるため、人の通行を妨げる物品を置くこと、ならびにバルコニー等にサンルーム、
物置、ゴルフ練習用ネット等これに類する物及び本マンションに被害を与えるような重量物を構築又は設置
することはできないこと。
⑤ エレベーター、電気室、下部ポンプ室、オートロック自動ドア、機械式駐車場等の作動時には、多少の稼動
音、振動等が発生する場合があること。
⑥ 各住戸の専有部分のフローリング貼は、通常の生活音を和らげる性能を持つ床材となっているが、音の種類
や特性、発生時間、周辺の状況等の諸条件により、下階の居住者において騒音と感じる場合があること。
なお、居住者は、他の住戸に対し迷惑のかかるような衝撃音等の発生がないよう十分注意すること。
⑦ キッチンのタイル貼は、衝撃音等を和らげる性能がないこと。
⑧ 関西電力株式会社が電気設備の維持管理のため、電気室をその必要がなくなるまでの間、無償にて使用する
こと。
⑨ 管理者又は管理会社が管理室及び倉庫、備品等を無償にて使用すること。
⑩ 水道、電気、ガス、防火施設等の維持管理のために必要な範囲内において、当該事業者等が本マンション敷
地及び共用部分等の一部を無償にて使用すること。
⑪ 管理業者がバルコニー、サービスバルコニー、ポーチ、屋根部分等に保守点検のために立ち入ること、なら
びにそのために管理業者が住戸内や専用使用部分内に立ち入る場合があること。
(17)自治会について
① 本マンション区分所有者(賃貸人を含む)は、本マンションの所在する自治会へ加入し、その行事等に協力
すること。
② 自治会運営のための自治会費(月額戸当り500円予定)は、管理組合が一括して徴収し、当該自治会へ
支払うこと。なお、自治会費については、管理費に含まれるが、上記金額を超えた場合には、その超えた
金額は各区分所有者の負担となること。
(18)その他の事項について
① 近隣居住者との相互プライバシー保護及び防犯、安全上のため、本マンションの一部の窓が不透明ガラスに
なる場合があること、ならびにバルコニー(サービスバルコニー等を含む)及び窓、共用廊下、屋外階段等
の共用部分に面格子、目隠しパネル、侵入防止柵等が設置される場合があること。
② 暴力団関係者は本マンションを購入又は入居できないこと。
以上