中西洋子のナチュラリスト・ヘナやり方講座

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株式会社サンエナジー
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開発者 中西洋子のナチュラリスト・ヘナやり方講座
お風呂場のすすめ
<ヘナをする前に>
ヘナをする際には、お部屋を暖かくしてから
始められることをお勧めいたします。
これは、第一にヘナの染まりを良くするため、
第二にリラクゼーションのためであります。
ヘナの染髪効果は40℃位の温度で最も活発
になります。なので、お部屋が寒いとヘナが
冷めて染まりが悪くなってしまうのです。
© Axcel-R co.,ltd.
<用意するもの>
・ヘナ・お湯(50℃)・ボウル・泡だて器
・手袋・ハケ(あれば楽です)・タオル
・床に敷くもの(ビニールや新聞紙)
・エプロン
(無ければ大きなタオルでも)
・ヘアキャップ
ヘナをしている時間は、髪を染めている
と同時にリラックスの時間でもあります。
心身ともに落ち着けるよう、お部屋の温度。
ゆっくりできる時間。
余裕があれば、お茶や音楽なども用意して、
心地よい空間でお楽しみ下さい。
※初めてヘナをされる方は、必ずパッチテストを行ってください(
以下では室内で行うヘナ染めをご紹介しているのですが、
実はお風呂場で行うことでよりカンタンに・より心地良くヘ
ナを楽しんでいただくことが出来ます。
やり方は全く同じですがお風呂で行うことにより、
①シートやエプロンが要らないので準備がカンタン。
②ヘナが体や床に垂れてもお湯で流せば OK。
③だから髪がキレイに纏まらなくても大丈夫。
④その上浴室は暖かく、湯船に浸かることでリラックス
効果も期待できる。
等、とってもカンタンで心地よくお楽しみいただけます。
今回は是非一度、お風呂場でのヘナをお試し下さい。
<パッチテストのやり方>
ヘナをする際には事前にパッチテストを行い、アレルギーの無いことをご確認下さい。以下はやり方の解説です。
ヘナを少量溶き、腕の裏などの目立たないところに乗せます。そのまま 30分ほど置いてから洗い流し、
皮膚に異常が無いかを確かめます。 一晩たっても異常が見られなければ、安心してヘナをお使いいただけます。
万一、発疹やかぶれなどの異常があった場合、残念ですがご使用はお控え頂きますようお願い申し上げます。
step1. ヘナを溶きましょう。
①
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髪の長さと分量
お湯
50g
180ml
ショート
80g
セミロング
ロング
200ml
290ml
∼
(袋半分)
∼
ヘナ
310ml
100g
370ml
(一袋)
390ml
∼
長さ
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②
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③
①使う分のヘナをボウルにあけ、
お湯を半分ほど注ぎます。
ヘナの量はショートの方で 50g、
今回の U さんは長めなので 90g使用します。
お湯は 50g なら 190ml 前後、
今回は 350ml 用意しました。
お湯の温度は、
冬場なら 50℃位・夏場なら 45℃位のものをご用意下さい。
これは、
最終的にペーストを 40℃位の温度に仕上げるための温度です。
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②半分のお湯を入れた段階でまずヘナを全部溶かします。
溶かしきれない場合はお湯を少し足しましょう。
この段階ではまだまだ固いので、
少しづつお湯を足してやわらかくしてゆきます。
③写真のような状態になったらお湯は十分です。
目安はマヨネーズ位の固さです。
これをさらに練り続けると、
④の様になめらかでネバネバなペーストになります。
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これで完成です。
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④
step2. ヘナを乗せましょう。
① 右上の写真くらいの量のヘナを取り、頭頂部に乗せます。
根元まで行き渡るように少し押し込むように塗りましょう。
<ヘナをする時の格好>
ヘナをする際には、服など
に付かないよう、エプロンか、
タオルを巻きます。ヘナは布
に落ちるとなかなか色が落ち
ないので、エプロンやタオル
は色がついても大丈夫なもの
を使いましょう。
同じように床にもビニール
か新聞紙を。手にはビニール
手袋をつけましょう。
② 髪をひと房取り、まず根元にしっかりとつけます。根元にヘナがついていないと、
当然その部分は染まりませんし、この後の作業で髪がまとまってくれません。
③ 根元についたら徐々に毛先のほうまでつけ、くるっと丸めて押さえつけます。
②で十分ヘナがついていれば、丸めて押さえるとしっかりと髪がまとまります。
④ ②と③を繰り返してゆきます。ハケを使うと髪の根元に付けやすく便利です。
⑤ 全ての髪につけ終わったら、残ったヘナを髪の隙間に乗せて完成です。
下の写真⑥は、完成状態を上から撮ったものです。長い後ろ髪などは、渦巻き
状に何重にも重ねて巻いてゆき、最後は大きなお団子にしてしまいます。
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①
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②
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③
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④
⑤
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⑥
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step3. 頭をラッピングしましょう。
①②最後に頭をラッピングします。
ラップは後ろ下からまわし (①) ヘナが垂れないようしっかりと包みます。(②)
③その上からタオルを巻きます。
④最後にヘアキャップをかぶせて完成です。このまま 30 分程待ちます。
基本の待ち時間は 30 分ですが、もっと長く置いていただいても構いません。
待ち終えたらお風呂場へ行き、2・3 回シャンプーをしてヘナを洗い流したら終了です。
①
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②
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③
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色ごとの例外について
■ブラウン・ライトブラウンの場合
ヘアキャップは不要です。
空気に触れさせることで色が入りやすくなります。
■ソフトブラック・ダークブラウンの場合
待ち時間は 1 時間程度です。
この 2 色は通常より長く待つ必要があります。
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④
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