保健だより 平成 26 年度 6 月 犬山南高等学校 保健室 6月になり急に暑くなりました。ジメジメと湿度も高く、雨天では急に気温が低くな ったりして、体調を崩しやすい時期です。睡眠不足や食事を抜くなどの不規則な生活で、 抵抗力を落とさないようにしましょう。 また、食中毒やノロ・ロタ等ウィルス性胃腸症の危険性も高まります。 食事前やトイレの後の手洗いをしっかりし、食物の管理(消費期限や 保管場所)に注意しましょう。 ※手洗い場の石けん及びポンプ式液体ソープがなくなっている場合は、 保健室に取りに来てください。 ◆ 健康診断の結果について 各検診の結果、「結果のお知らせ」(専門医受診勧告)の書類を もらった人は、早めに医療機関へ行き、受診報告書を保健室まで 提出してください。 ※歯科検診では、う歯(虫歯)や歯肉炎等の異常があった場合、 耳鼻科検診では鼻炎等の異常があった場合にその場で受診勧告書 を渡します。 虫歯は風邪と違って自然に治ることはありません。放っておけばおく程ひどくな り、治療に時間もお金もかかります。痛みを感じていなくても、検診で指摘を受け た人は早めに受診しましょう。 ◆ 水道水について・・・ 水道水は塩素によって消毒されています。ときどき、水が塩素臭いと感じることがあ ると思いますが、それは水に十分塩素が残っているということです。(残留塩素) 水道水は、しばらく放置しておくと残留塩素が減っていきます。 日に当 てたり、気温が高いとより早く減ってしまいます。 ですから、暑い時期に長時間放置された水道水は、残留塩素が少 ない状態と言えますのですぐに飲料に使用しない方がいいで 保健委員が昼放課に しょう。 水質検査をしています あまり使用されていない場所や休み明けの水道では、蛇口をひねった直後の水には残 留塩素が少ないと思われますので、飲用とする場合は、しばらく放水してから使用す るようにしましょう。 ↓ (例)先に手や顔を洗う、つぎにうがいをする等 「知って防ごう熱中症」 熱中症は防げます! 今年は気温が低めの日が多かったので、この頃急に暑くなり、まだ体が暑さに慣れてい ない状態と言えます。このような時は熱中症に注意しましょう。 炎天下での部活動はもちろん体育館や屋内での活動でも注意が必要です。 特に急に暑くなったときなどは、体調管理をしっかりして、無理な活動はさけましょう。 もし、活動中(運動だけとは限りません!暑い室内でじっとしていても!)、次のよう な体の不調がおこったら、熱中症かもしれないと思って、すぐに活動を中止しましょう。 □ □ □ □ □ □ □ □ いつもどおりに動けない 体中が疲れて、やる気がぜんぜんなくなる 体がおもたくて、力が入らない、ボーっとする 耳の中でキーンと音がしたり、友達の声が聞きにくい 足や筋肉が痛い、しびれる 気持ちが悪い、はきそう 頭が痛い、目がまわる フラフラする、立っていられない、力がぬけてたおれて しまいそう こんな時はためらわずに救急車を呼びましょう ●自分で水分が飲めない、脱力感や倦怠感が強く、動けない場合 ●意識がない(おかしい)、全身のけいれんがある場合 ☆熱中症の応急手当☆ ①涼しい場所に移動 ②体温を下げる(衣服をゆるめ、脇や首を冷やす、水をかけてうちわで仰ぐ) ③水分補給(スポーツドリンクで塩分も摂取) ☆熱中症予防のポイント☆ ・のどが渇かなくてもこまめに水分補給をする ・激しい運動の時は30分に1回程度スポーツドリンクを飲む ・服装は軽装で、吸湿性や通気性のよい素材にする。直射日光は帽子などで防ぐ ・梅雨明けなど急に暑くなった時は運動を軽くして暑さに除々にならしていく ・体調が良くない時は早めに休養する ※栄養・睡眠を十分とり規則正しい生活習慣で体調を整えておくことが大切です
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