2015年10月 No.169

日 本 サ ー バ ス九 州 支 部会 報
No.169
2015 年 10 月 20 日 発 行
九州支部長
青 空 が頭 上 いっ ぱ い に広 が り、 葉 を落 と し た柿 の 木の 橙 色の 実 が 青空 に 映え て 、こ の 地
方の 典 型的 な 秋景 色 を つく っ てい ま す。 こ こ 九州 で もも う すぐ 紅 葉 の季 節 を迎 え ます 。 寒
さで 外 歩き を 控え た く なる ま での つ かの 間 で すが 、 大い に 秋日 和 を 楽し み たい も ので す 。
さ て 、サ ー バス 九 州 では 恒 例の 秋 例会 も 無 事終 了 しま し た。 初 参 加の 方 も多 く 、会 員 間
の交 流 が一 層 深ま り ま した 。
3 年 に 1 回 開催 さ れ てい る 国際 会 議は 今 年 はニ ュ ージ ー ラン ド で 開催 さ れ、 世 界各 地 か
らの 参 加者 と 交流 を 深 めら れ た方 も いら っ し ゃい ま す。
最 近 は、 九 州を 訪 れ てく だ さる ト ラベ ラ ー も増 え てき て いる よ う です 。 あち こ ちで 「 一
つ屋 根 の下 で の交 流 」 が行 わ れて い るこ と で しょ う 。そ の 報告 も お 聞か せ くだ さ い。 お 待
ちし て いま す 。
会 報 2015 年 10 月 号(169 号)を お届 け しま す 。
受 信 され ま した ら ご 一報 い ただ け ると 安 心 しま す 。ど う ぞよ ろ し くお 願 いい た しま す 。
掲 載 して い る内 容 は 以下 の 通り で す。
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サーバス九州秋例会(長崎・雲仙)報告
サー バ スト ラ ベ リン グ 報告 その 1 国内 旅 行
サー バ スト ラ ベ リン グ 報告 その 2 ドイ ツ ・チ ェ コ。 ポ ー ラン ド 自転 車 の旅
サー バ ス九 州 か らの お 知ら せ とお 願 い
サー バ ス九 州 現 況 ( 2015年10月1日現 在 )と会 員 情報
サー バ ス九 州 連 絡先 等 (常 掲 ) HPでは 省略
サーバス九州の秋例会を行いました
概 要 は以 下 の 通り で す。
参 加 者か ら 寄 せて い ただ い た参 加 記 2 通 を ご紹 介 しま す。雰 囲気 を ご想 像 ださ い。
時: 2015年 9月 26日( 土 )~ 27日(日)
所: 長 崎市 ・ 雲仙 ( 青雲 荘 泊)
内容 : ①長 崎 原爆 資 料 館見 学
②聖 母 の騎 士 コ ルベ 神 父記 念 館見 学
③雲 仙 青雲 荘 で 宿泊 ・ 交流
④藤 浦 会員 の お 話( 楠 学園 の 紹介 と ヨ ーロ ッ パ自 転 車の 旅 )
⑤普 賢 岳火 砕 流 記念 館 見学
-1-
参加 者 :17名 (福 岡 2,
大 分 4,
宮 崎 2,
長 崎5 ,
フ ラン ス 1,
韓 国1
サ ー バ ス九 州秋例 会 に 参加 して
福岡
N 会員
入 会 して 初 めて の 例 会。 福 岡を 出 発し て 長 崎へ 。 集合 先 のJ R 長 崎駅 改 札口 。 一回 お 会
いし た 方が 二 人。 他 の 方は 、 名前 も 知ら な い 人ば か り。 支 部長 の 「 だれ か お腹 す いて な ー
い? 」 「パ ン 食べ る ? 」 や さし い その 第 一 声に 、 一気 に うち と け まし た 。
市 内 電車 で 原爆 資 料 館へ 。
悲 し い残 酷 な原 爆 の 資料 展 示と 記 憶伝 承 と 思う ん だけ ど。と て も涼 しく て 快適 な 館内 に、
きれ い な展 示 。私 は 表 面だ け しか 理 解で き な かっ た 。恐 怖 の元 凶 の ファ ッ トマ ン ( プ ル ト
ニウ ム 爆弾 を つめ て い た4 ・ 5ト ン の爆 弾 ) の模 型 も太 っ た人 と 言 う名 の とお り ぷっ く り
して い て、 こ わさ は 、 感じ に くか っ た。 被 爆 当時 約 7万 人 、5 年 後 には 1 4万 人 の人 々 が
殺さ れ てし ま った の に 。
平 和 公園 を 通っ て 、被爆 者 の方 の お話 し を 伺い に 。ご 本 人が 退 院 の日 で 来れ な いと の 事。
今も 苦 しん で おら れ る 原爆 の 被害 。 風化 さ せ ては い けな い と、 強 く 反省 い たし ま した 。 戦
後7 0 年。 こ の平 和 を ずっ と 続け る ため に 。
つ ぎ は、 一 番行 き た かっ た コル ベ 記念 館 へ 。
5 0 年ぶ り の2 度 目 の訪 問 。カ ト リッ ク の 布教 の 為に 印 刷さ れ て いた 聖 母の 騎 士誌 の 印
刷機 、 机、 部 屋の 一 部 が保 存 され 、 アウ シ ュ ビッ ツ で男 の 人の 身 代 わり に なっ て 、殺 さ れ
た事 実 が、 展 示さ れ て いま し た。 昔 は気 が つ かな か った の です が 、 横に 聖 母の 騎 士学 園 が
建っ て いま し た。 今 は 亡き コ ルベ 神 父の 宣 教 の志 が 今も 息 づい て い て、 と って も うれ し く
なり ま した 。
ここ で 、ペ ル ーか ら の ロサ さ んと フ ラン ス の モニ ク さん と うち と け て楽 し くお 話 !
宿 か らの お 迎え の バ スで 雲 仙へ 。
1 7 名の サ ーバ ス 会 員。 な んだ か 旧知 の 仲 みた い 。ワ イ ワイ と な んだ か 楽し い 。一 人 一
人の 自 己紹 介 のあ と K さん が 楽し い バス ガ イ ド。
雲 仙 の宿 で の夕 餉 。
も う すっ か りみ ん な 知り 合 い。 楽 しい お い しい 食 事と 会 話。 こ こ で、 韓 国の J さん が 日
本3 < 韓国 5 <中 国 6 と宴 会 の声 が 大き く な る話 を され て なん だ か おも し ろい 。 そう い え
ば、 天 神で 買 い物 し て る韓 国 の人 も 、中 国 の 人も 、 声が す ごく 大 き くて 元 気だ も の。 Mr.
I が R さん と の結 婚 の なれ そ めを 話 して く だ さっ た り。 ア ルコ ー ル も少 々 入り 、 私達 も ワ
イワ イ ! 静 かじ ゃ あ りま せ ん。
別 室で 鹿 児島 で フ リー ス クー ル を経 営 さ れて る F さ ん が、 楽 し そう な 生徒 の 様子 や 、
ご本 人 のヨ ー ロッ パ で のサ ー バス 体 験を ピ デ オと や さし い お話 で 楽 しく 見 せて く ださ い ま
した 。 すて き ! 私 も来 年 、サー バ ス体 験 をし に サー バ スに 誘 っ てく れ た Y 子 さ んと 行
きた く なり ま した 。 鹿 児島 に も。
夜 は 白濁 し たや わ ら かな 温 泉に つ かっ て 、 3人 部 屋で 、 ゆっ た り 、ぐ っ すり 。
朝 は 露天 風 呂に 。
出 発 前ロ ビ ーで 名 刺 交換 や 情報 交 換! ワ イ ワイ ガ ヤガ ヤ !
宿の バ スで 水 なし 本 陣 へ。 噴 火の 被 災家 屋 が 移築 さ れ、 展 示さ れ て いて 説 明の テ ープ が ず
っと 同 じ説 明 をし て い ます 。 外の 普 通の 人 家 を見 て いる と 、と て も きれ い で、 畑 には 野 菜
がす く すく 育 って い ま す。 大 噴火 か ら2 5 年 もた ち 復興 の 並々 な ら ない 努 力を 感 じま す 。
それ に して も 町の す ぐ うら に 普厳 岳 が大 き く そび え 私に は とて も こ わく 圧 迫感 さ え感 じ ら
れま し た。 今 でも 裏 に 二筋 白 く噴 煙 が上 が っ てい ま すと 教 えて く れ たこ の 土地 の 方に 、 噴
-2-
火の 後 、ど こ かに 引 っ 越そ う と思 わ れま し た か? と 聞く 私 に、 普 厳 様の お かげ で 暮ら し て
いま す 。こ こ が一 番 。 どこ に も行 き たく あ り ませ ん 。と の 明快 な 答 え。 そ れに し ても 、 普
厳さ ま なん だ !と び っ くり し まし た 。
雲 仙 岳災 害 記念 館 ・ 「が ま だす ド ーム 」 ヘ 。
今 か ら約 2 00 年 前 の島 原 大変 噴 火が 劇 場 形式 で 見れ る 部屋 と 、 19 9 0 年 の 火砕 流 、 土
石流 を 度迫 力 で疑 似 体 験で き る平 成 大噴 火 シ アタ ー を体 験 しま し た 。自 然 の驚 異 と災 害 の
教訓 が 学べ る よう に な って い まし た 。
帰 り は、 島 原鉄 道 で 諌早 へ 。
諌 早 から 博 多の 新 幹 線の 車 中は 、 眠っ て ば かり 。 盛り 沢 山の 2 日 間で し た。 秋 例会 を 企
画し 、 実行 し てく だ さ り、 車 でサ ポ ート し た り、 い ろん な 方の 、 み ごと な ボラ ン ティ ア を
みせ て もら っ た旅 で し た。いつ も 頼 りに し て い る T さ ん 。こ れ から も、よろ し く お願 い し
ます 。
2 0 1 5 .長 崎・雲 仙 例 会1 日目の 報 告
宮崎
I 会員
9 月 26 日 長 崎原 爆 資料 館 前 に 12 時 30 分 集合 で した 。私 は 宮 崎か らの 長 距離 バ スで い
きま す ので 、 その 時 間 には 間 に合 い そう に な かっ た ので 遅 刻届 を 出 して い まし た 。長 崎 駅
よ り 1 つ前 昭 和町 停 留 所で 下 車。 す ぐタ ク シ ーを 拾 えま し た。 理 由 を告 げ たら 資 料館 へ 行
って み まし ょ うと な り 、原 爆 資料 館 につ い た らサ ー バス の メン バ ー に入 口 近く で 合流 す る
こと が でき ま した 。
修 学 旅行 の 引率 で た びた び 訪れ た 資料 館 で した が すっ か り新 し く なっ て 、観 賞 しや す く
なっ て いま し た。 半 数 の方 が 外国 人 で真 剣 に 見学 さ れて い まし た 。
「 被 爆者 の 声を 聴 く 会」 が 予定 さ れて い た ので 、 被爆 者 の店 へ 移 動で す 。爆 心 地を 示 す
モニ ュ メン ト の広 場 を 抜け 、 坂を 下 って 北 村 西望 作 の平 和 記念 像 の 前に で まし た 。そ の 横
に被 爆 者の 店 はあ り ま した 。 しか し 、被 爆 者 がな か なか 見 えま せ ん 。
入 院 され て いて 、 本 日退 院 され た ばか り と いう こ とが わ かり ま し た。 初 めて じ かに 被 爆
者の 話 が聞 け ると 期 待 して い まし た 。健 や か な日 常 に戻 ら れる こ と を祈 念 いた し ます 。
次 の 予定 地 ,聖 コ ル ベ記 念 館の あ る聖 母 の 騎士 教 会を め ざし ま す 。坂 を 下り て 電車 通 り
に出 て 蛍茶 屋 行に 乗 り 、終 点 で下 車 。 教 会 は 、山 頂 にあ り まし た 。
コ ル ベ神 父 は教 会 を 創立 し 、 6 年 後に ポ ー ラン ド にも ど られ ま す 。そ こ でナ チ スに と ら
われ て 、ア ウ シュ ビ ッ ツに 送 られ ま す。 脱 走 者が 出 て、 銃 殺さ れ る とこ ろ を、 コ ルベ は 、
身代 わ りを 申 し出 て 、 独房 で 餓死 を 選び ま し た。 コ ルベ は 聖コ ル ベ にな り まし た 。
「 日 本の 教 会の 平 和 に対 す る使 命 」を 発 信 する 教 会で あ るこ と も 知り ま した 。 いい と こ
ろを 紹 介し て いた だ い て感 謝 です 。
青 雲 荘の バ スが 迎 え にき て くれ ま した 。
バス の 中で 今 回の 参 加 者の 自 己紹 介 をし ま し た。サー バ ス専 属 ガイ ド の K さ んの 案 内で 島
原半 島 の歴 史 など を 学 習し な がら 、ホ テル に つき ま した 。夕 食後 、鹿児 島 の F さ ん に よ る
学校 紹 介( 特 定非 営 利 滑動 法 人 森 の学 校 楠 学園 ) があ り まし た 。
フラ ン スか ら の M さ ん や、F さ ん と 同 室だ っ たの に、す ぐね っ むて しま っ てざ ん ねん で し
た。
追記 : 被爆 者 の講 話 を ぜひ 、 直接 聞 いて 頂 き たい と 思い 、 今回 の メ イン に 講話 聴 取を 設 定
して い まし た。例 会の 企画 担 当 の Y さ んは 被 爆講 話 の窓 口 にな っ て いる 方 と何 回 も連 絡 を
取り 合 い、下平 作 江 さん (こ の方 に つい て 関心 が あら れ る方 は 名前 を 入 力し て ネッ ト 検索 を
され て くだ さ い)が講 話 者に 決 定し て いま し た 。二 人 で喜 ん でい た の です が 、下 平 さん が 体
調を 悪 くさ れ 、入 院 さ れて い るこ と を窓 口 の 方か ら 知ら さ れて は い ませ ん でし た 。窓 口 の
-3-
方も そ の日 が 「地 球 市 民の 会 」の 集 会と 重 な り、 準 備の た めに 忙 し くさ れ てい て 、連 絡 を
失念 さ れて い たの で し ょう 。 その た め、 参 加 者の み なさ ん のご 期 待 に応 え られ ず 申し 訳 あ
りま せ んで し た。 深 謝 (O)
2
トラベリング報告
その1
サーバスメイトに誘われて原水禁大会へ
S 会員
8 月 7日 朝、車 で徳 山を 発 ち、一路 諫 早の サー バ スメ イ ト の Y 子 さん 宅 をめ ざ した 。1
2時 半 頃に 彼 女宅 に 到 着。 早 速、 島 原そ う め んを ご 馳走 に なり 、 し ばら く ダベ リ ング 。 1
5時 半 から 始 まる 平 和 のつ ど いに 参 加す る た め、 彼 女に 長 崎市 民 会 館に 運 んで も らっ た 。
彼女 は 大会 の 間、2 人 の外 国 代表 者 と私 を 泊 める の で、夕 食の 支 度 があ る から と 帰宅 し た。
平 和 のつ ど いの 1 部 は合 唱 のオ ー プニ ン グ 、主 催 者あ い さつ 、 田 上長 崎 市長 あ いさ つ 、
松井 広 島市 長 メッ セ ー ジ、 被 爆者 代 表谷 口 さ んの あ いさ つ (田 上 市 長と 谷 口さ ん は9 日 の
平和 公 園で の 式典 に も あい さ つさ れ てい た )、世 界 各国 代 表あ い さ つや メ ッセ ー ジ、等 々。
2 部 は文 化 のつ ど い で、 被 爆者 合 唱団 ひ ま わり の 合唱 、 ベネ ズ エ ラ駐 日 大使 夫 人の ア ヴ
ェマ リ ア、 組 曲「 平 和 への 旅 」・ ・ ・。 谷 口 さん の 被爆 体 験は 想 像 を絶 す る。 よ くぞ 戦 後
70 年 まで 生 きて く だ さっ た こと よ 、命 あ る かぎ り 核廃 絶 を訴 え る との 力 強い メ ッセ ー ジ
に頭 が 下が る 。被 爆 し てい な かっ た ら、 別 の 人生 も あっ た であ ろ う に・ ・ ・。
1 8 時頃 、 早め に 会 場を 出 て、 市 電に 乗 り 、大 会 事務 局 の置 か れ てい る ワシ ン トン ホ テ
ルに 行 った 。 ここ で 、 Y さん と彼 女 宅に 泊 ま るイ ン ド人 、 ネパ ー ル 人と 合 流し た 。4 人 で
Y
さん宅に移動。いよいよ遅めの夕食。カレーライス、サラダ、冷や奴、煮染めの4品。 Y
さん の 夫を 含 めた 5 人 でビ ー ルで 乾 杯。 カ レ ーが 本 場の 2 人も 「 お いし い 。お い しい 。 」
を連 発。ネ パー ル 人 がベ ジタ リ アン な ので 彼 女 はカ レ ーを 豆 とチ キ ン で2 種 類作 っ てい た。
マイ ル ドな 日 本酒 も 飲 みな が ら、 4 人の 変 な 英会 話 でわ か らな い と ころ は 無視 し て楽 し い
晩餐 会 でし た 。
8 日 の朝 食 は和 食 。 その 後 、彼 女 の車 で 、 外国 人 2人 は 青年 の つ どい 分 科会 。 Y さ ん と
私は 「 原発 と 原爆 」 分 科会 に 分か れ て参 加 。
そ の 日の 夕 食は 多 種 類の 野 菜の て んぷ ら 、ほ とん ど の野 菜 は彼 女 の 夫が 栽 培さ れ たも の。
アン ベ ジタ リ アン の た めの 魚 フラ イ 、冷 や 奴 、ち ら しず し 、○ ○ ○ 。彼 女 はい つ も4 品 つ
くる そ うだ 。 また ま た 5人 で ビー ル で乾 杯 。 ビー ル の後 は 少し 甘 み のあ る 黒糖 焼 酎。 外 国
人ら は 「ジ ャ パニ ー ズ フー ズ ナ イ ス! 」 を 連発 で した 。
9 日 の朝 食 はパ ン 食 。自 家 製の か ぼち ゃ ス ープ 、 サラ ダ 。前 日 、 夫が 作 った か ぼち ゃ を
彼女 が 手に 豆 を作 っ て 包丁 で 切っ て いた 。 大 会最 終 日な の で、 夫 も 参加 さ れて 5 人で 長 崎
市民 会 館に 行 った 。入 り口 前 のテ ン トで 売 ら れて い たチ ェ ・ゲバ ラ の似 顔 絵入 り の T シャ
ツが 気 に入 っ て Y 夫 婦 と私 が 買っ た 。着て い たら 、キ ュー バ に行 っ たと 思 われ る かも よ と
言い な がら 。
1 日 目の 参 加数 5 0 00 人 、3 日 目は 6 0 00 人 。3 日 目は 座 る とこ ろ もな く 、2 階 の
最上 階 の床 に 座っ て の 参加 だ った 。 沖縄 か ら 北海 道 まで の 各地 か ら の代 表 団が 核 廃絶 と 戦
争法 案 反対 の 訴え を し て熱 気 むん む ん。 こ の 思い と 願い が この 会 場 内だ け でな く 、日 本 各
地に 世 界各 地 にと 広 が って ほ しい 。
1 3 時過 ぎ に大 会 は 盛大 に 終わ り 、 Y さ ん と私 だ け自 宅 に戻 り 、 昼食 を 頂い て 、1 4 時
半頃 彼 女宅 を 出発 し 帰 路に つ いた 。外 国 人 2 人 と Y 夫 婦は そ の夜 、さよ な らパ ー ティ に 出
て、 彼 らは ま た Y 宅 に 泊ま る との こ と。
-4-
彼 女 はあ ら かじ め 献 立を 考 えて い るが 、 3 人を 2 ~3 日 も泊 め て 、食 事 も出 し て大 変 だ
と思 う が、 そ んな に 苦 にし て なく 、 淡々 と 料 理も 作 って い る。 そ ば で見 て いて 感 心し た 。
夫も と ても 協 力的 だ っ た。 あ なた は 何を し た のっ て 言わ れ そう 。 は い、 私 は配 膳 と後 か た
づけ の 手伝 い をし た だ けで す 。
九 州 支部 の メン バ ー にな っ たの が 縁で 、 Y さん と 知り 合 って 念 願 の原 水 禁大 会 に参 加 で
きて 、 2人 の アジ ア 人 とも 交 流で き て、 と て も充 実 した 夏 を過 ご す こと が でき た 。
サー バ スと 巡 り合 わ せ てく れ た人 、 例会 で 知 り合 っ た人 、 人、 い ろ いろ な 人の 縁 があ っ て
人生 が 広が る こと に 感 謝し ま す。 皆 様、 あ り がと う ござ い まし た 。 今後 と もよ ろ しく お 願
いし ま す。 秋 例会 で お 会い し まし ょ う。
追記 :
早 々 に旅 行 記を い た だい て いた の です が 、 会報 の 発行 期 に合 わ せ たた め 、時 期 が少 し ず
れて し まい ま した 。 ご めん な さい 。
ホ ス トリ ス ト に JTW( 日本 人 旅行 者 歓 迎 )と書 い てあ る 方は 日 本 人も 受 け入 れ OK と い
う意 味 です 。 外国 は ち ょっ と ~と 言 われ る 方 もト ラ イさ れ ては い か がで す か。 一 つ屋 根 の
下の 国 内交 流 です 。(O)
3
トラベリング報告
その2
ー ド イ ツ・ チ ェコ ・ ポー ラ ン ド自 転 車旅 行
初 め て のサ ーバス 旅 行
鹿 児島
F 会員
旅 行 とい う より 知 人 訪問 。 それ が ,初 め て のサ ー バス ト ラベ ル を 経験 し て感 じ たこ と で
した 。
2015 年 7 月 14 日 ,私 は一 人 の男 の 子と 一 緒 にフ ラ ンク フ ルト の 空 港に 降 り立 ち まし た。
これ か らド イ ツに 留 学 する 彼 を送 り 届け る た めで す 。彼 は 私の 経 営 する オ ルタ ナ ティ ブ ス
クー ル 「森 の 学校 楠 学 園」 に 小学 部 ・中 学 部 と7 年 間通 っ た卒 業 生 。釣 り と写 真 と料 理 が
好き で 包丁 研 ぎま で こ なす と いう 才 能に あ ふ れた 少 年で , 世界 的 な 視野 を 身に つ けて ほ し
いと い う親 御 さん の 希 望も あ リ留 学 を決 意 し まし た 。
楠 学 園は 独 特な カ リ キュ ラ ムを 組 んで お り ,キ ャ ンプ や 自転 車 旅 に出 掛 けた り 生徒 だ け
で修 学 旅行 を 企画 し て 実現 し たり し てい ま す 。ま た 海外 か ら長 期 滞 在の ゲ スト が 来ら れ る
こと も 多く , 異な る ア イデ ン ティ テ ィー を 持 った 方 と接 す る機 会 が 多い の が特 徴 です 。 そ
んな 中 で育 っ た彼 で す から , 新し く 暮ら す こ とに な るこ の 国で も な るべ く 地元 の 方と 交 流
し視 野 を広 げ ても ら い たい も の。
当 初 は彼 を 送り 届 け た後 に 単独 で サー バ ス 旅行 を して み よう と 考 えて い たの で すが , ホ
スト さ んに ご 相談 し た とこ ろ 快く 彼 の滞 在 も 引き
受け て くだ さ いま し た ので 一 緒に お じゃ ま す るこ
とが で きま し た。
予 定 より 半 時間 遅 れ で到 着 した 私 たち を , ハイ
デル ベ ルク の ホス ト で あ る E さん は 満面 の 笑 みと
共に 迎 えて く ださ い ま した 。 右も 左 も分 か ら ない
異国 の 地。 そ こに , 自 分た ち の名 前 を知 っ て いて
待っ て いて く れる 人 が いる 。 それ は なん と 心 強い
こと な ので し ょう 。 移 動と 時 差と 不 安で 張 り 詰め
てい た 彼の 緊 張の 糸 も ふっ と 緩ん だ のを 感 じ まし
た。
-5-
結 局 そち ら には な ん と5 泊 もお 世 話に な り まし た 。 4 泊目 以 降 はホ テ ルに 移 る予 定 だ
った の です が,奥 様の C さん よ りご 提 案を い ただ い たの で す。C さ んは ご 自身 も サー バ ス
旅行 を 何度 も され て い て,お互 い を知 る の に2 泊で は 短い と 感じ て い らっ し ゃる と のこ と。
今回 は 週末 に スイ ス で 行わ れ るサ ー バス の 交 流会 に 参加 さ れる ご 予 定が あ りま し たの で 3
泊だ け とい う こと だ っ たの で すが , ご夫 婦 が ご不 在 でも お 子さ ん 方 でホ ス ト役 を 務め る こ
とが で きる と 判断 さ れ ての ご 提案 で した 。
こ の 子ど も たち が ま た素 敵 なの で す。17 歳 と 10 歳 の ご兄 弟 なの で すが ,「 よ く眠 れ た? 」
「今 日 はど う だっ た?」など と よく 話 し掛 け て くれ て ,その ホ スピ タ リ ティ ー に感 動 しま す。
これ か らこ の 街で 暮 ら すこ と にな る 彼に と っ ては , ひと き わ心 強 い 味方 に なっ て くれ る こ
とで し ょう 。 ちな み に ドイ ツ の方 は ,い ろ い ろな 方 とフ レ ンド リ ー に話 を され る と感 じ ま
す。 友 達の お 母さ ん , カフ ェ でた ま たま 隣 に 座っ た 方, お 買い 物 を する 時 の店 員 さん な ど
など 。 素敵 な 文化 で す ね。
さ て ,今 回 私は ハ イ デル ベ ルク ば かり で な く計 6 軒の ホ スト さ ん のと こ ろを 訪 問す る こ
とが で きま し た。 2 軒目 か らは 単 独旅 行 。 ミュ ン ヘン に て自 転 車 を購 入 し , チ ェコ の リ
ーニ ェ まで 漕 いで 行 っ たの で す。 途 中途 中 の 街で 2 泊ず つ ,つ ま り 自転 車 を漕 ぐ 日と 交 流
する 日 が交 互 にく る と いう 感 じで 街 から 街 を つな い でゆ き まし た 。
サ ー バス の ホス ト リ スト に は興 味 のあ る こ とが 記
して あ りま す ので , 近 <に 複 数の ホ スト さ ん がい ら
っし ゃ る時 に は「biking」「nature」「 alternative」な
どの キ -ワ ー ドを 探 し てコ ン タク ト を取 リ ま した 。
この 項 目が 設 定し て あ るの は お互 い にと っ て とて も
いい と 実感 し ます 。 な ぜな ら ,趣 味 や嗜 好 を 同じ く
する 方 とか ら すぐ に 打 ち解 け られ 、 共感 す る 場面 も
多い か らで す 。
ま た 事前 に メー ル で やり と りを し たこ と で ミュ ン
ヘン で はモ ン テッ ソ ー リの 学 校を , デッ ゲ ン ドル フ
では 森 のよ う ちえ ん を 見る こ とが で きま し た し, モ ース バ ーグ で は オー ガ ニッ ク のお 店 や
お子 さ んの 通 う幼 稚 園 を案 内 して い ただ く こ とが で きま し た。 嬉 し かっ た のは , どれ も 日
常生 活 の中 に ある 場 所 だと い うこ と です 。 実 は以 前 にも ド イツ で 森 のよ う ちえ ん を訪 問 し
たこ と があ る ので す が ,公 的 な訪 問 だっ た た めき ち んと 準 備し た も のを 見 せて い ただ く 形
にな っ てい ま した 。 い わば , 学校 で いう と こ ろの 「 学校 訪 問」 の よ うな も ので す ね。 一 通
りは 分 かっ て も形 式 的 なこ と や表 面 的な こ と が多 < なる こ とは 否 め ませ ん 。そ の 点, 知 っ
てい る 人が 連 れて き た 訪問 者 とい う 立場 で す と相 手 も取 り 繕う こ と なく 普 段の 姿 を見 せ て
くだ さ いま す 。こ れ は 予想 外 の嬉 し い出 来 事 でし た 。
今 回 ,1 ヶ 月の 旅 行 のう ち 半分 は サー バ ス のホ ス トさ ん にお 世 話 にな っ たこ と にな り ま
す。出発 前 には そ ん なに たく さ んお 世 話に な っ てい い のか し らと い う 想い も あり ま した が,
旅行 を 終え た いま , 思 い切 っ てコ ン タク ト を 取っ て みて 本 当に よ か った と 感じ て いま す 。
わず か 二泊 三 日の 滞 在 では あ りま す が, そ れ ぞれ に 大変 充 実し た 時 間と な りま し た。 つ な
がり は きっ と これ か ら も続 い てい く はず … 。
お 世 話に な った 分 は ,こ れ から 鹿 児島 を 訪 ねて こ られ る トラ ベ ラ ーさ ん や多 く の若 者 た
ちに お 返し し てい く 所 存 で す 。そ れ と, 信 頼 でき る 友人 を お誘 い し て鹿 児 島の ホ スト さ ん
を増 や して い けれ ば 嬉 しい で すね 。 尚, 今 回 の旅 行 にあ た って は 九 州支 部 のみ な さま 方 に
に大 変 お世 話 にな り ま した 。 この 場 をお 借 り して 深 く感 謝 の意 を 表 しこ の 旅行 記 を閉 じ た
いと 思 いま す 。あ り が とう ご ざい ま した 。
追記 : F さ ん のオ ル タ ナテ ィ ブス ク ール に つ いて 詳 しく 知 りた い 方 はネ ッ トで 「 森の 学 校
楠学 園 」で 検 索し て み てく だ さい 。 ヒッ ト し ます 。 (O)
-6-
4
サーバス九州からのお知らせとお願い
1
トラ ベ ラー 受 け 入れ 報 告の 準 備
そ ろそ ろ 年末 。 1 年間 の 活動 の 集約 を す る時 期 が近 づ いて い ま す。
ト ラベ ラ ー受 け 入 れ報 告 をお 願 いし ま す ので 、 以下 の こと を ま とめ て おい て いた だ け
れ ば と思 い ます 。
①2015 年 に 受け 入 れた ト ラベ ラ ーの 名 前 ② 国 名 ③ 期日 (何 泊 何日 ) ④ コメ ン ト
2 2016 年 分 の年 会 費(3000 円 ) の納 入 を お願 い しま す 。 2016 年 1 月 31 日 を締 め 切り
に し ます 。 (サ ー バ ス九 州 事務 局 は郵 貯 口 座を も って い ます 。 も し、 郵 貯通 帳 をお
持 ち でし た ら振 り 込 み手 数 料無 し で送 金 で きま す 。口 座 番号 は こ のメ ー ルの 末 尾に 常
掲 し てい ま す。 ご 利 用く だ さい 。 )
3 サー バ ス会 員 資 格は 自 動継 続 にな っ て いま す が、ご 事情 で 退 会を 希 望さ れ る方 は 12
月 末 まで に お申 し 出 いた だ けれ ば と思 い ま す。
4
ホス ト リス ト に 関し て もあ ら ため て 意 向を お 聞き 致 しま す 。 (紙 版 ・電 子 版共 に )
5 サー バ ス受 け 入 れの 場 合は L OI を し っか り ご確 認 くだ さ い 。期 限 切れ の 方も あ っ
て い るよ う です の で 、チ ェ ック を お願 い し ます 。
ご 多 用で し ょう が 、 どう ぞ よろ し くお 願 い 致し ま す。
5
サーバス九州現況と会員情報 (2015年 10月20日 現在 )
みな さ まの 口 コミ 等 の おか げ で、 サ ーバ ス に つい て の問 い 合わ せ が しば し ばあ っ てい
ます 。今 回も 佐 賀の Y 会員 の ご紹 介 で沖 縄 の 方か ら の問 い 合わ せ が あり ま した 。も し、
ご入 会 いた だ けれ ば 九 州 8 県 全て に 会員 在 住 と言 う こと に なり ま す 。期 待 !
現 在九 州 支部 会 員 数 59 家 族
内 訳: 福 岡 15、佐 賀 4、 長 崎 10、 熊 本 6、 大分 14、宮 崎 9、鹿 児 島 1
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