盤渓便り

平成20年(2008 年)12月 1日
No.12
盤渓便り
札幌市立盤渓小学校
嫌い箸 (きらいばし)
教頭
佐藤 広明
先日、札幌のある小学校で行われた全国特別活動研究協議会北海道大会に参加させていただきました。全学年の学級活動
を参観しましたが、どの学年も話し方・聞き方がしっかりしていました。特に、うなずき等の反応についてはよく訓練され
ていると感心しました。
5年生の学級では「主体的な問題解決を図り、仲間と共に高めあう実践活動」のテーマの下、
「嫌い箸」を題材に話し合い
活動をしていました。私自身、給食時間に食事のマナーを意識させる際に箸の持ち方を指導することはありましたが、箸使
いを特に取り上げたこともなく、嫌い箸の種類や名称についてもわずかな知識しかなかったので、大変勉強になりました。
学校に戻って、早速「嫌い箸」を検索してみると、次のようなことがわかりました。
【嫌い箸】とは・・・
昔から食事中にいっしょに食べている人に不快な気持ちや不潔な感じを与えるとしてたしなめられている無作法な行為
・ねぶり箸 … 箸についたものを口でなめること。
・にぎり箸 … 箸を握り締めて持つこと。
(箸の機能を全く果たしていない。
)
・刺し箸
… 料理に箸を突き刺して食べること。
・重ね箸
… 一つのおかずばかりを次々と続けて食べる。
・かきこみ箸… お茶碗を口に当てて、箸で中の物をかきこんで食べること。
子どもの頃に母親に何度も注意されていた自分の癖が「重ね箸」であることに赤面しつつ、ご飯とおかずと汁を交互に口
に入れることにより口の中で塩辛さや甘さを調節するという体にやさしい食べ方を、昔の人は「重ね箸」を「嫌い箸」にす
ることで伝えていたように思え、感心するばかりです。
全校給食の時に子どもたちの箸使いを見て回ると、
「にぎり箸」や「かきこみ箸」
、
「刺し箸」の子もちらほら。自分と同じ
ように食事のたびに親に注意されているこの子たちの様子を思い浮かべながら、早く直してねと心の中で応援していました。
人に不快感を与えない気遣いは他人のためであると同時に自分に返ってくるものでもあり、社会生活の上で不可欠なもの
です。本校でも、他人とのかかわりを大切にしており、学年や全校行事・たてわり活動において、他人への思いやりや気遣
い等を指導してまいりました。以前から指摘されておりました子どもたちのバス乗車マナーについても、保護者の皆様の協
力もあり、改善の兆しが見えてきたところです。また、他人への気遣いはたてわり活動の中心となるリーダーにとって必須
条件であると考え、5年生の教室ではすでに来年度に向けて指導を始めております。
今後もさらに心の教育に力をいれていきたいと考えておりますので、地域・保護者の皆様のご理解とご協力をお願いい
たします。
15(月)・17(水)・18(木)は個人懇談です。
本校では、児童一人一人の学習や生活について保護者の皆様と話し合う「個人懇談」を7月と12月に設けております。
今回はお子さんの学習・生活全般にわたる成長の姿をはじめとして、3学期に向けた個別の課題等について話し合う
大切な機会となりますので、時節柄ご多用の折とは存じますが、どうぞよろしくお願いいたします。
○懇談の時間帯等、詳細につきましては、各学年便りにてご確認ください。なお、自家用車でお越しの際は、本校職員の
誘導に従い、なかよし広場および校地内通路をご利用ください。
(どんぐり広場は敷地養生のため、天候により駐車で
きない場合があります。
)児童の下校時間帯と重なる場合がありますので、校地内は最徐行で通行してください。
○この期間、子どもたちは4時限授業で給食後の 14 時下校となります。
(なお、17 日・18 日の放課後は、バス下校時間までの時間を利用し、全校児童でばんけいスキー場周辺を美しく飾る
スノーキャンドルづくりの取組があります。グラウンドで行いますので、この日は手袋や防寒の準備を確実にして
臨ませてください。
)