平成 27 年9月 29 日 開会 平成 27 年度 第1回紫波町学校教育審議会

平成 27 年9月 29 日 開会
平成 27 年度
第1回紫波町学校教育審議会
紫波町教育委員会
議事録
平成 27 年度
第1回紫波町紫波町学校教育審議会
1 日
時
平成 27 年9月 29 日
1 場
所
紫波町役場
1 出 席 者
議 題
(1)
(2)
(3)
(4)
(5)
(6)
議事録
午後6時 30 分から午後8時 30 分
会議室 302・303
委員
委員
委員
委員
委員
委員
委員
委員
委員
委員
委員
委員
委員
(事務局)
教育長
教育部長兼学務課長
学務室長
学務技査
主
任
主任指導主事
教育相談員
塚
田
石
佐
藤
北
佐
阿
舘
今
福
作
長
野
代
亀
藤
原
條
藤
部
澤
侘
森
葛
畠
藤
菊
畠
美
川
山
山
澤
山
原
池
山
弘 明
高 章
孝 文
富美子
美由紀
彰 久
謙 一
礼 子
友 広
俊 晴
利 賀
智 子
聖 浩
君
君
君
君
君
君
君
君
君
君
君
君
君
淳
一 成
博 之
肇
慎 也
一 章
秀一郎
君
君
君
君
君
君
君
諮問の趣旨
紫波町学校教育審議会の運営について
町立学校の児童生徒の現状等について
意見交換
審議会のスケジュールについて
その他
議事の大要
(開会 午後6時 30 分)
○ 事務局
ただ今から第1回紫波町学校教育審議会を開会させていただきます。
【辞令書交付】
続きまして、教育長からご挨拶申し上げます。
○ 教育長
1
第1回紫波町学校教育審議会を開催する運びとなりました。委員の皆様におかれま
しては、ご出席いただきまして感謝申し上げます。
近年、社会の在り方、教育制度の在り方が変化してきております。少子高齢化につ
いては、色々と施策をしてきているわけですが、なかなか改善には時間がかかるもの
と思っております。紫波町でも複式学級が増えてきており、議会でも話題になってき
ております。この審議会においては、紫波町の子ども達の教育、また将来について議
論を進めていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
○ 事務局
【委員・事務局職員紹介】
次に、会長及び副会長の選出となってございますが、事務局からお願いしてよろし
いでしょうか。
(「異議なしの声あり」)
それでは会長に、1号委員岩手大学教育学部教授、塚野先生にお願いしたいと思い
ます。副会長ですが、同じく1号委員の岩手大学教育学部教授、田代先生にお願いし
たいと思います。よろしいでしょうか。
(「異議なしの声あり」)
ありがとうございます。それでは塚野先生は会長席にお移りください。
○ 事務局
【諮問書の交付】
会長よりご挨拶をお願いいたします。
○ 会長
会長を仰せつかりました塚野です。どうぞよろしくお願いします。
いよいよ少子化問題が学校教育にまでおよびはじめております。そうした中で、こ
の審議会に付託されたのは、これからの時代において学校教育がどうあるべきか、子
ども達の成長にとってふさわしい教育環境はどういったものなのか、そういうことを
議論する場ではないかと思っております。皆様方の忌憚の無いご意見をお願いいたし
ます。
○ 事務局
それでは、紫波町学校教育審議会条例第4条2項によりまして、会長は会議の議長
となるとございますので、ここからは会長にお願いします。
○ 会長
それでは、議題「(1)諮問の趣旨」について事務局からお願いします。
○ 事務局
【資料1 諮問書について詳細説明】
○ 会長
続きまして、議題「(2)紫波町学校教育審議会の運営について」、事務局からお願
いします。
○ 事務局
【資料2 「紫波町学校教育審議会条例」について詳細説明】
○ 会長
ただ今の事務局からの説明に、ご質問ご意見ございませんでしょうか。
無いようですので、次に進めさせていただきます。
議題「(3)町立学校の児童生徒の現状等について」、事務局からお願いします。
○ 会長
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それでは、①児童生徒数の推移等について、説明をお願いします。
○ 事務局
【パワーポイントによる紫波町学校教育の概要説明】
【資料3 ①児童生徒数の推移について詳細説明】
【資料4 ②複式学級の見込について詳細説明】
【資料5 ③学校施設の現状について詳細説明】
【資料6 ④子どもたちの実態について詳細説明】
○ 会長
非常にたくさんの資料となっておりますが、学校教育審議会は長丁場のスケジュー
ルとなっており、まだまだ疑問に思う事への回答が出来る場面があるわけですが、現
時点で事務局からの説明に、ご質問ご意見ございませんでしょうか。
○ 委員
東部地区に小学校が多いのは、歴史的背景があるのでしょうか。
○ 事務局
旧町村に準じておりましたので、今のかたちになっております。
○ 委員
資料5の学校施設の現状について、現在予定している大規模改修はありますか。ま
た、整備の優先順位について基本的なお考えはあるのでしょうか。
○ 事務局
大規模改修についてですが、現時点で予定している所はありませんが、外壁塗装な
どの小規模改修については、考えている学校はあります。整備の優先順位ですが、老
朽化の激しい所から優先的に改修するように考えております。
○ 委員
クラスの数が減少すれば、教諭が減って講師になると思いますが、今後の見通しは、
どのようになっていますか。
○ 事務局
学校の教員の定数は、基本的には学級の数で決まります。児童生徒が増えれば、そ
れに合わせて増えますし、複式学級なれば、当然1名減となります。来年度の見通し
としましては、今年度と同じくらいになると思われます。
○ 委員
講師の先生は、めまぐるしく勤務された後、1年後には異動となりますが、その中
で子ども達がどのように育っていくのか、育てられていくのか、地域を含めて深く関
わって解決していかなくてはならない問題だと思います。学校運営の現状について、
教えていただければと思います。
○ 事務局
教員の1人あたりの子どもの割合ですが、大きな学校では約 17 人、一番小さい学
校で 3.7 人となっており、学校規模によりそれだけの開きがあります。一概に先生の
忙しさや勤務の在り方については、単純にはかれないものがあります。
○ 会長
こういった環境を整えていこうとすれば、先生方の勤務状態だとかを、どう改善さ
れていくのかだとかは当然関心事として出てきます。それについてのデータを示すこ
とは可能だと思います。
それでは(4)の意見交換に移ります。ここでは皆さんから審議会へ参加されての
感想だとか、普段思っている問題意識などについて、ご意見をいただきたいと思いま
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す。
○ 委員
私からは、出来る事、思った事をみなさんと一緒に話し合いながら、よりよい紫波
町の学校になればと思っております。
○ 委員
以前スクールヘルパーだとかスクールアシスタントをする機会があり、実際に先生
方と仕事をしてみますと、非常に忙しく、もっと子ども達と触れあう時間が必要では
と感じる時もありました。そう言った意味では、地域の方だったり、子ども達への思
いのある方々の力をお借りするような仕組みを考えていければと感じました。
○ 委員
学校を訪問する機会がありますが、それぞれの地域でそれぞれの課題があるようで
す。子どもが少なくなれば必然的に先生も減になるということで、研究会などがあれ
ば学校に残っている職員で対応しなくてはならず、指導することが大変だと伺った事
があります。微力ではありますが、審議会に参加させていただければと思います。
○ 委員
保育園とか児童館、または学童だとか学校以外の環境についても合せて考えながら、
協力できればと考えております。
○ 委員
就学前の子どもを持つ親として、私は東部地区なのですが、自分の子どもが複式の
学級になるのが目に見えているので、危惧している部分があります。
また、個人的には子どもの貧困問題について関心がありますので、紫波町の就学援
助制度を把握したうえで、学習支援の在り方についても考えていきたいと思います。
○ 委員
現実に複式学級の現状をみますと、子ども達にどんな環境を与えてあげればいいの
か、社会に出たときにみんなとやっていけるのか考えさせられました。また、子ども
達には、色々な環境の中でも生きる力をつけさせてあげたいと思っております。
○ 委員
私は生きる力の中に、他者を受け入れる心の寛容さがあると、もっといい人間関係
が築けるのではないかと思っております。自分と考えの違う方を排除してしまうので
はなく、一歩引いて相手を認める心の余裕を持てれば、いいのではないかと思ってお
ります。
○ 委員
児童生徒数の減少によって、サッカーなどチームプレーができない環境が、ハンデ
になるような思いはさせたくないと思いました。どのくらいの児童の規模が適正なの
か。少子化は、地域の問題でもあると思いますので、この審議会でいい取り組みが見
いだせるのか期待しながら、参加させていただきたいと思います。
○ 委員
資料のデータを見て、本当に大変だと思いました。子ども達にいい環境を整えてあ
げたいと考えております。
○ 委員
地域の小学校で図書ボランティアをしておりますが、比較的小規模な学校でしたが、
さらに人数が減ってきている事に、驚いております。今日は、具体的な数字だとか現
状が示されましたので、待ったなしで加速している問題だと分かりました。総合的に
考えていきたいと思いました。
4
○ 委員
私は東部地区から参加しておりますが、児童数の減少がこのまま続けば、地域はど
うなってしまうのか危機感を持ちました。実際、東部地区の小さい学校では先生の目
が行き届くといういい面がある反面、スポーツ等が出来にくいという問題があります。
減少問題については、親が別の地域に生活拠点を設けているという現実もあります。
長期的な展望を組み立てていく必要があると思いますし、審議会では様々な議論が深
まればいいと思っております。
○ 委員
今回諮問で出されていますように、子どもたちがこれからの将来を担って行くため
に、どのように生きていくか。学力が大事だということは分かっていますが、教育基
本法で定める目的というのは、人格の完成、人としてどう生きるかというそういう部
分がしっかりと基盤になければなりません。それから、地域の中の学校ですから、地
域づくりやまちづくりが根本にありますが、東部・西部地区は小規模化が進んでおり、
現実として学校の存立については避けて通れない問題であろうと思います。ただ、地
域がどう考えるか。小規模校ならではのメリット、デメリットがありますが、大規模
校においてもデメリットはあります。そのあたりのバランスをうまくはかりながら紫
波の教育を考えていかなければならないと思います。
その際には、大人目線というよりは、子ども目線で考え、皆さんの意見をお聞きし
ながら、自分なりの意見や考えを出していきたいと思っております。
○ 会長
審議会での議論の内容やアイデアが、長期的な紫波町の教育に影響を与えていくと
思っております。子ども達の将来につながっていくわけですので、紫波町に住んで良
い教育を受けられたと思ってもらえるような仕組みや取組みを考えていきたいと思
っております。
ご存じのように、紫波町は全国的にも注目されている町であります。非常に斬新な
アイデアで町おこしをしているわけですが、この中に教育という部分が貢献してい
けるのか、あるいは、どのあたりを目標に議論を進めていくのか難しさもあろうかと
思います。どれだけユニークなアイデアを出していけるか、キャリアを全力投入し
て審議会を進めていきたいと考えております。
○ 会長
続きまして、議題「(5)審議会のスケジュールについて」、事務局からお願いしま
す。
○ 事務局
【資料7 「紫波町学校教育審議会スケジュール(案)」について詳細説明】
○ 会長
次回 11 月 18 日ということでございますが、いかがでしょうか。
都合が付かない場合は、欠席も可能と考えております。
スケジュール表をご覧いただきたいと思いますが、長丁場となってございますが、
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
○ 会長
(6)その他でございますが、事務局からございますか。
○ 事務局
【事務連絡】
○ 会長
5
皆様方からございませんでしょうか。
○ 委員
紫波町自体の人口の推移と世帯数の増減等について、次回の資料として出していた
だきたいです。
○ 事務局
次回までに、用意いたします。
○ 会長
その他ございませんか。
○ 委員
スケジュール表の中で、地域の意見を聞きますとありますが、どのようなやり方で
進める予定ですか。
○ 事務局
審議会の委員全員で、その地域の意見を聞いて、集約する方法が良いのではないか
と考えております。
○ 委員
そうすると、6月に3回行う予定ですか。
○ 事務局
主旨は、審議会だけの意見だけではなく、地域に出向いて意見を伺うということ
です。日程等については後ほど皆様にお諮りして決めていきたいと思っております。
○ 会長
ここにいるメンバーで手分けをして、意見の把握をすることも可能なわけですね。
○ 事務局
はい、可能です。
○ 会長
その他ございませんか。
本日の議題は以上ですので、これで議長を降りさせていただきます。
ありがとうございました。
○ 事務局
貴重なご意見ありがとうございました。
以上をもちまして、平成 27 年度第1回紫波町学校教育審議会を閉会いたします。
お疲れ様でした。
(閉 会)
(閉会 午後 20 時 30 分)
6