浜松地域ウルトラハイテン事業化研究会(フェーズⅡ) 平成 27 年度 第 2 回技術セミナー開催のご案内 「超ハイテンのプレス成形における難題解決法を探る」 当研究会では、ウルトラハイテンの応用開発に寄与すべく、CAE と実成形の整合性向上や、 新用途開発、さらに実用上の課題に関するセミナー開催などの活動を行っております。 さて、自動車の軽量化対策の一環として、超ハイテンの採用が急増している一方で、その加 工技術(プレス、溶接)や金型に大きな難題を抱えている現状があります。そこで今回、それ らの分野で御活躍されている講師を迎え、セミナーを開催する運びとなりました。同時に、浜 松地域で苦闘しているハイテン関連企業の方々と講師を交え、その難題解決法を探るパネルデ ィスカッションも設けました。超ハイテンに関わる皆様のご参加をお待ちしています。 記 1.日 時:平成27年11月27日(金)13:00~18:00 2.会 場:ホテルクラウンパレス浜松 4 階 芙蓉の間(浜松市中区板屋町 110-7) 3.募集人員;70 名(先着順) 4.参加費:2,000 円(税込み) 5.スケジュール 開会挨拶 研究会会長 静岡大学工学部 教授 早川邦夫氏 (13:00~13:05) 【第1部】講演会 1) 「超ハイテン材のプレス成形における課題と対策」 JFE スチール㈱ 鉄鋼研究所 薄板加工技術部 (13:05~14:05) 主任研究員(部長) 工学博士 山崎雄司氏 超ハイテン材の急速な適用拡大にともない、プレス成形における様々な課題が顕在化している。以前より課題とされ てきた、材料の成形性の低下にともなう割れ、しわや、強度上昇にともなうスプリングバック量の増加などの成形不良に 加え、金型強度やプレス機能力の不足も問題となっている。本講演では、超ハイテン材のプレス成形において発生して いる課題を紹介するとともに、その発生原因と対策について解説する。 2) 「超ハイテンの溶接における問題とその対策」 新日鐵住金㈱ 技術開発本部 鉄鋼研究所 (14:05~15:05) 接合研究部 上席主幹研究員 宮崎康信氏 超ハイテンの抵抗スポット溶接について、軟鋼板の溶接と比較しながらその特徴を述べ、良好な溶接部を実現する ための要件について考える。 ~ 休 憩 ~ (15:05~15:20) 3) 「ハイテン用プレス金型の課題と長寿命化対策~素材と表面処理~」(15:20~16:20) 大同特殊鋼㈱ 工具鋼部 工具鋼ソリューション部 副主任部員 増田哲也氏 本講演では,弊社の冷間プレス金型用鋼の基礎特性と超ハイテン板成形試験で得られた PVD 膜などの表面処理と の相性について紹介する。また超ハイテン板成形試験は、曲げ加工と抜き加工の 2 種類を紹介し、それぞれの金型損 傷に有効と考える鋼材および表面処理について提案する。 【第2部】 パネルディスカッション (16:25~17:25) テーマ「超ハイテンの難題解決法を探る」 パネラー: JFE スチール㈱ 主任研究員 山崎雄司氏 新日鐵住金㈱ 上席主幹研究員 宮崎康信氏 大同特殊鋼㈱ 副主任部員 増田哲也氏 スズキ㈱ 常務役員 松浦浩明氏 ㈱キャムテック 代表取締役 石田友文氏 協和工業㈱ 取締役 諸橋良尚氏 モデレーター:静岡大学 工学部 教授 早川邦夫 氏 ※講演時間及び演題等については変更の可能性もあります。 【第3部】名刺交換会 (17:30~18:00) 講師、参加者による意見交換のための交流会を開催します。 第 2 回浜松地域ウルトラハイテン事業化研究会「技術セミナー」参加申込書 会社名 会 社 参 加 者 住所 〒 TEL FAX 氏名 所属・役職 氏名 所属・役職 E-mail ※お申し込み締め切りは 11 月 20 日(金)まででございます。 事務局 公益財団法人浜松地域イノベーション推進機構 担当:山田、金原 〒432-8036 浜松市中区東伊場二丁目7番1号 浜松商工会議所会館 8 階 Tel:053-489-8111 Fax:053-450-2100 E-mail:[email protected]
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