大同が首位を堅持！車体もピタリと追走

JHL NEWS
No.９
2016年11月14日
●発行●
日本ハンドボールリーグ機構
会長　多田　博
東京都渋谷区神南1-1-1
電話　03-3481-2494
大同が首位を堅持！　車体もピタリと追走
〜第41回日本ハンドボールリーグ・第９週〜
第41回日本ハンドボールリーグ・第９週は11月12、13日に愛知などで男子４
試合が行われ、大同特殊鋼が湧永製薬に競り勝って首位を守り、２位のトヨタ
車体も順当勝ちしてピタリと追走。３位以下は４チームが勝点２差でひしめき
合い、プレーオフ進出の４位以内をめぐって目が離せぬ展開が続く。次週も豊
田合成、琉球コラソンらにとって負けられない戦いとなる。
12日愛知の合成−トヨタ自動車東日本は、野間、濵口の３連取で好スタート
した東日本が11分８−４と序盤の主導権を握った。その後、合成・樋口の退場
もあって東日本が23分14−８とさらに差を広げたところで合成がタイムアウト
を要求。これが功を奏して合成が津波古らで５連続得点を奪い、14−15と１点
差に詰め寄って前半を終えた。後半も両者の激しい主導権争いが続く中、10分
過ぎから合成・ロペス、橋本が退場する間に東日本は玉井らの集中打で突き放
しにかかった。しかし、合成も武田、出村の得点に加え、ＧＫ藤田のファイン
セーブもあり、残り５分からは１点を争う手に汗握る攻防に。結局は東日本が
川端の一打で29−29の同点として引き分けに終わった。
大分の車体−北陸電力は、いきなり車体が津屋の強打を皮切りに10分までに
７連続得点をもぎ取り、北電に痛烈な先制パンチを浴びせた。その後、車体は
得点ペースが鈍った中盤以降、北電・池上らの連打を許して３点差まで迫られ
たが、20分過ぎから渡部、門山、菅野による４連取で再び流れを引き寄せ、16
−８として前半を折り返した。後半立ち上がり、北電は池上、髙森の連取を足
がかりに反撃ムードを盛り上げ、11分15−20、18分19−25と必死に食らいつい
ていた。しかし、車体は19分過ぎから津屋らの３連打で粘る北電を突き放した。
北電は諦めることなく７人アタックを仕掛けるなどで後半スコアを17−17のタ
イとしたが前半の点差を覆すまでに至らなかった。
続く大同−湧永は、２分過ぎに東江のミドルシュートで先制した大同が優勢
に試合を進めた。湧永も３人の退場者を出しながらも粘り強いディフェンスと
ＧＫ志水の好セーブもあり、18分３−６とロースコアの展開に持ち込んで反撃
チャンスをうかがった。その後も湧永が僅差で追う形で前半は９−７と大同
２点リードで終了。後半に入るとスタートから両チーム譲らず一進一退の攻防
が続き、湧永は大同の高いディフェンスに対してポストで得点を重ね、９分に
12−12の同点とすると、12分には仁平の得点で試合初めてリードした。しかし、
大同は18分16−16の場面から速攻を中心に久保（龍）らで４点を連取し、この
リードを守り切って首位の底力を見せつけた。
13日沖縄の琉球−トヨタ紡織九州は、立ち上がりに紡織・鈴木（済）がサイ
ドから先制点を決めるも琉球は石川のステップシュートで取り返す。琉球・石
田、紡織・岩下と両ＧＫのファインセーブもあり、序盤はロースコアの展開で
進んだ。そんな中、琉球が趙顯章のミドルシュートなどで流れをつかみ、15−
11と４点リードでＵターン。後半に入り、紡織はＧＫ岩下の活躍に加え、中本
の連打や鈴木（済）のサイドシュートなどで必死に食い下がった。しかし、地
元の声援を背に受けたコラソンは19分過ぎに連続退場で数的不利な状況になり
ながら、趙のカットインやＧＫ石田の好守でピンチをしのぎ、31−27と４点差
で上位争いに踏みとどまる勝点２をものにした。
㊤琉球・赤塚㊦合成・小塩
第10週の日程
宮城フラップ大郷21
（ＪＲ東北本線愛宕駅から車15分）
11月19日
（土）
愛知
TGアリーナ
（名鉄名古屋本線国府宮駅から名鉄バス
「稲沢
市役所」下車、徒歩８分）
13：00～（男）トヨタ自動車東日本 ×ト
13：00～（男）大
同
田
特
殊
合
タ
車
体
鋼 ×トヨタ紡織九州
成 × 大
崎
電
気
11月20日
（日）沖縄浦添市民体育館（那覇バスターミナルより21・90・112・88・98バスで「浅野浦」） 14：00～（男）琉球コラソン × 北
陸
電
力
─1─
15：30～（男）豊
ヨ
◆ 11月12日(土)　男子
愛知・ＴＧアリーナ
豊田合成
29
5勝1分4敗
<0/1>
0/1
Ｋ
0/ 0
4/ 4
0/ 0
6/ 9
5/ 5
4/ 9
Ｋ
1/ 1
2/ 5
0/ 0
0/ 0
4/ 4
2/ 8
1/ 1
Ｋ
14-15
( 15-14 ) 29
藤　戸
榊　原
野　田
上　田
武　田
津波古
ロペス
藤　田
今　村
樋　口
岡　山
舘　盛
出　村
小　塩
橋　本
佐々木
永　瀬
濵　口
山　田
川　端
松　本
吉　田
玉　井
関　口
桑　名
野　間
崎　前
堤
9(FPP)5
0/1 29/46
◆ 11月12日(土)　男子
◆ 11月12日(土)　男子
大分・別府市総合体育館（べっぷアリーナ）
大分・別府市総合体育館（べっぷアリーナ）
トヨタ自動車
東日本
トヨタ車体
2勝2分5敗
8勝0分2敗
Ｋ
5/ 8
6/11
1/ 2
2/ 4
3/ 3 1/1
7/11
1/ 1 <1/1>
0/ 0
3/ 4
0/ 0
0/ 0
0/ 0
0/ 1
2/ 3
2/ 2
1/ 3
0/ 0
1/ 1
1/1 2/ 6
<0/1> Ｋ
1/ 2
1/ 2
4/ 5
4/ 6
6/ 9
1/ 1
7/ 7
28/44 1/1
1/1 32/48
33
16- 8
( 17-17 ) 25
笠　原
熊　谷
高　智
内　海
藤　本
藤　田
髙　木
津　屋
加　藤
岡　元
玉　城
崎　前
菅　野
渡　部
甲　斐
門　山
岩　永
藤　坂
切　越
久　保
松　島
須　坂
髙　森
小　川
池　上
辻
横　川
成　田
(GK)
0.300 12/40
審判（吉田・岡野）
(GK)
0.478 22/46
審判（堀川・内海）
5勝1分4敗
1/ 2
0/ 1
1/1 1/ 4
2/ 4
3/ 4
0/ 1
3/ 4
0/ 0
<0/1> Ｋ
6/ 9
2/ 2
0/ 1
0/1 3/ 3
Ｋ
1/ 2
8/12
1/2 30/49
31
( 16-16 )
伊　計
内田惠
村　山
赤　塚
福　田
大和田
牧　山
松　信
内田武
石　川
名　嘉
中　村
連
石　田
水　野
趙顯章
Ｋ
3/13
0/ 1
0/ 0
0/ 2 1/1
5/11
6/10
1/ 2
6/ 9
Ｋ <0/1>
0/ 0
3/ 6
<1/1>
7/30 0.233
4/13 0.308
11/43 0.256
観客　782人
1勝0分9敗
中　畠
田　中
上　田
松　浦
中　本
津　山
荒　川
岩　下
梅　本
野　田
下　野
藤　本
鈴木済
八　巻
鈴木優
酒　井
0/ 1
7/ 8
0/ 2
2/ 9
5/ 6
0/ 1
0/ 0
Ｋ
0/ 0
0/ 0
Ｋ <1/2>
0/ 1
7/10 1/1
3/ 5
0/ 0
2/ 2
26/45 1/1
岩　下 17/47 0.362
下　野 0/ 0 0.000
(GK)
0.333 13/39
審判（本田・田渕）
17/47 0.362
観客　863人
第８回チャレンジ・ディビジョン
第８回チャレンジ・ディビジョンは12日
京都でＢブロック２試合が行われ、HC・
MKA奈良が開幕２連勝を飾った。
また13日奈良で来シーズンに日本リーグ
加盟予定の女子・大阪ラヴィッツとプレス
テージ・インターナショナル　アランマー
レのプレマッチがあり、大阪が36−11で白
星を握った。
〈Ｂブロック〉
11月12日京都・田辺中央体育館
12−10　八光自動車工業　24
23　ＨＣ彦根
12−13
18−11　ＨＣ・ＭＫＡ奈良　33
32　ＨＣ同志社
15−21
〈女子〉
11月12日京都・田辺中央体育館
12−４　大阪ラヴィッツ　36
11　Ｐ･Ｉアランマーレ
24−７
（　）
（　）
（　）
得点王
Ｋ
0/ 0
7/10
1/ 6
0/ 0
0/ 0
3/ 3
0/ 2
Ｋ
0/ 0
1/ 2
0/ 0
5/16
0/ 0
2/ 4
1/ 1
2/4 20/44
22
9- 7
( 13-12 ) 19
田　中
杉　山
野　村
藤　江
石　橋
加　藤
久保龍
平　子
久保侑
池　辺
千々波
下　村
東　江
上　原
朴重奎
杉　本
志　水
谷　村
成　田
野　村
東　江
小賀野
佐　藤
稲　毛
矢　田
原
仁　平
今　井
中　浦
新　名
荻　原
福　田
0(FPP)9
1.000 1/ 1 田　中
0.321 9/28 久保侑
湧永製薬
5勝2分3敗
Ｋ <2/4>
1/ 3
6/ 9
0/ 2
3/ 7 0/1
1/ 1
0/ 0
3/ 6
0/ 0
0/ 0
1/ 3
2/ 2
0/ 0
1/ 1
Ｋ
1/ 1
19/35 0/1
志　水 17/37 0.459
荻　原 0/ 0 0.000
(GK)
0.345 10/29
審判（太田・島尻）
男子個人ランキング
トヨタ紡織
27
九州
8(FPP)7
0.500 1/ 2 内田武
0.324 12/37 石　田
8勝1分1敗
24/54 1/1
岩　永
辻
◆ 11月13日(日)　男子
沖縄・浦添市民体育館
15-11
0勝0分10敗
0/1
5(FPP)2
0.333 8/24 加　藤
0.636 14/22 甲　斐
琉球
コラソン
大同特殊鋼
2/3
（シュート阻止率）
永　瀬 0/ 0 0.000
0.000 0/ 0 藤　戸
関　口 13/42 0.310
0.300 12/40 藤　田
0.000 0/ 0 佐々木
13/42 0.310
観客　647人
北陸電力
17/37 0.459
観客　987人
第９週終了現在
6 東江　雄斗（大同特殊鋼）62点/112射0.554
1 東江　雄斗（大同特殊鋼）73 点（10試合）
7 藤坂　知輝（北陸電力）56点/102射0.549
2 趙　顯章（琉球コラソン）66 点（10試合）
8 趙　顯章（琉球コラソン）66点/123射0.537
3 石川　出（琉球コラソン）57 点（10試合）
9 小塩　豪紀（豊田合成）50点/95射0.526
4 藤坂　知輝（北陸電力）56 点（10試合） 10 池上　直輝（北陸電力）48点/107射0.449
5 山田　隼也（トヨタ東日本）51 点（ 9 試合）
７ｍスロー得点
6 小塩　豪紀（豊田合成）50 点（10試合）
1 鈴木　済（トヨタ紡織九州）20 点（10試合）
7 玉井　宏章（トヨタ東日本）49 点（ 9 試合）
2 連　基徳（琉球コラソン）12 点（10試合）
8 渡部　仁（トヨタ車体）48 点（10試合）
2 藤本　純季（トヨタ車体）12 点（10試合）
8 池上　直輝（北陸電力）48 点（10試合）
4 東江　雄斗（大同特殊鋼）11 点（10試合）
10 鈴木　済（トヨタ紡織九州）46 点（10試合）
5 吉田　翔太（トヨタ東日本）10 点（ 9 試合）
10 藤本　純季（トヨタ車体）46 点（10試合）
5 東江　太輝（湧永製薬）10 点（10試合）
フィールド得点
1 趙　顯章（琉球コラソン）66 点（10試合）
2 東江　雄斗（大同特殊鋼）62 点（10試合）
3 石川　出（琉球コラソン）57 点（10試合）
4 藤坂　知輝（北陸電力）56 点（10試合）
5 山田　隼也（トヨタ東日本）51 点（ 9 試合）
6 小塩　豪紀（豊田合成）50 点（10試合）
7 池上　直輝（北陸電力）48 点（10試合）
8 玉井　宏章（トヨタ東日本）47 点（ 9 試合）
9 渡部　仁（トヨタ車体）45 点（10試合）
10 門山　哲也（トヨタ車体）41 点（10試合）
シュート率
（フィールド得点ベスト10を対象）
1 渡部　仁（トヨタ車体）45点/58射0.776
2 山田　隼也（トヨタ東日本）51点/82射0.622
3 石川　出（琉球コラソン）57点/96射0.594
4 玉井　宏章（トヨタ東日本）47点/82射0.573
5 門山　哲也（トヨタ車体）41点/73射0.562
─2─
シュート阻止率
（フィールドシュートを受けた数が、
６位以内のＧＫが対象）
1 岩下　祐太（トヨタ紡織九州）111本/290射0.383
2 甲斐　昭人（トヨタ車体）113本/298射0.379
3 木村　昌丈（大崎電気）109本/301射0.362
4 志水　孝行（湧永製薬）105本/300射0.350
5 藤田　東吾（豊田合成）113本/333射0.339
6 久保　侑生（大同特殊鋼）115本/339射0.339
7 田村　卓大（琉球コラソン）75本/232射0.323
8 関口　勝志（トヨタ東日本）89本/299射0.298
9 岩永　龍哉（北陸電力）91本/320射0.284
７ｍスロー阻止率
（７ｍスローを受けた数が、チームの試合数以上のＧＫが対象）
1 田中　雄大（大同特殊鋼） 4本/10射0.400
2 松村　昌幸（トヨタ車体） 4本/13射0.308
3 岩永　龍哉（北陸電力） 3本/10射0.300
4 関口　勝志（トヨタ東日本） 3本/12射0.250
5 藤戸　量介（豊田合成） 4本/17射0.235
※女子ランキングは前号参照
第 41 回日本ハンドボールリーグ成績表　第9 週第2 日目終了　1 1 月
順
位
大　同
特殊鋼
男　子
27
○
22
1 大同特殊鋼
22
体 ●
27
28
大崎
電気 ○
21
20
湧永
製薬 △
20
30
琉球コラソン ●
31
25
豊田
合成 ●
28
26
トヨタ自動車東日本 ●
27
24
トヨタ紡織九州 ●
32
18
北陸
電力 ●
28
2 ト
3
4
5
6
7
8
9
ヨ
タ
車
順
位
女　子
1 北
國
3
4
5
6
7
銀
ム
19
●
22
24
●
33
北國銀行
30
○
23
24
●
29
29
●
37
27
●
29
24
●
30
26
●
39
24
●
28
24
●
32
25
●
33
15
●
23
湧永製薬
21
●
28
23
●
30
20
△
20
29
○
24
24
△
24
24
△
24
21
●
26
30
○
27
23
●
29
19
●
24
31
●
36
17
●
24
21
●
28
15
●
20
17
●
25
16
●
17
33
○
21
34
○
23
24
●
30
24
●
25
23
●
24
25
●
26
三重ﾊﾞｲｵ
ﾚｯﾄｱｲﾘｽ
30
○
19
24
○
17
ロ
13
●
29
大崎電気
オムロン
26
○
20
行
20
ン ●
26
19
三重ﾊﾞｲｵﾚｯﾄｱｲﾘｽ ●
30
18
広島ﾒｲﾌﾟﾙﾚｯｽﾞ ●
24
15
ｿﾆｰｾﾐｺﾝﾀﾞｸﾀ
●
ﾏﾆｭﾌｧｸﾁｬﾘﾝｸﾞ
30
16
ＨＣ名古屋 ●
27
14
飛騨高山ブラック
●
ブルズ岐阜
29
2 オ
トヨタ
車　体
17
○
16
16
●
28
13
●
29
19
●
23
19
●
23
16
●
21
29
○
13
25
○
20
18
●
24
22
○
19
21
●
33
琉　球
コラソン
31
○
30
37
○
29
26
○
21
23
●
34
33
○
24
27
●
30
31
△
31
24
●
28
26
●
29
27
●
31
広島ﾒｲﾌﾟﾙ
ﾚｯｽﾞ
24
○
18
28
○
21
29
○
13
24
○
15
16
●
20
16
●
21
豊田合成
28
○
25
29
○
27
27
●
30
30
○
24
30
○
27
25
●
33
19
●
27
22
●
27
トヨタ
自動車
東日本
27
○
26
30
○
24
29
○
23
25
○
24
31
△
31
33
○
25
29
△
29
22
●
27
20
●
31
21
●
31
ｿﾆｰｾﾐｺﾝﾀﾞｸﾀ
ﾏﾆｭﾌｧｸﾁｬﾘﾝｸﾞ
30
○
15
20
○
15
23
○
19
15
●
24
16
●
17
20
●
25
16
●
28
20
●
27
14
●
16
29
△
29
24
○
18
19
●
21
トヨタ
紡織九州
32
○
24
39
○
26
24
○
19
24
○
23
28
○
24
27
○
19
31
○
20
北陸電力
28
○
18
28
○
24
36
○
31
26
○
25
29
○
26
27
○
22
31
○
21
27
○
20
32
○
24
31
○
27
27
○
22
20
●
27
ＨＣ名古屋
27
○
16
25
○
17
23
○
19
20
○
16
27
○
20
15
●
18
28
○
16
28
○
16
飛騨高山
ﾌﾞﾗｯｸﾌﾞﾙｽﾞ
岐阜
29 23
○ ○
14 15
17
○
16
21
○
16
21
○
16
16 21
○ ○
14 19
18 20
○ ○
15 17
17
●
20
※この星取り表は、シーズン途中は試合数に関係なく、仮の順位で並び替えてあります。
同勝点の場合は、１.対戦間勝点　２.対戦間得失点差　３.総得失点差　４.総得点　の多い順で順位付けしています。
-3-
33
○
25
13日
試勝引敗勝
合
分
数数数数点
総
得
点
総
失
点
差
10
8
1
1
17 269 236
33
10
8
0
2
16 302 260
42
9
6
1
2
13 245 225
20
10
5
2
3
12 248 246
2
10
5
1
4
11 287 285
2
10
5
1
4
11 276 261
15
9
2
2
5
6
244 245
10
1
0
9
2
233 288 -55
10
0
0
10
0
234 292 -58
試勝引敗勝
合
分
数数数数点
総
得
点
-1
総
失
点
差
8
8
0
0
16 218 130
88
8
6
0
2
12 178 145
33
9
5
0
4
10 189 193
-4
9
5
0
4
10 178 189 -11
8
4
0
4
8 155 165 -10
9
2
0
7
4 158 210 -52
9
0
0
9
0 142 186 -44

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