JR総連通信 2015年 9月 8日 №1169 全日本鉄道労働組合総連合会(JR総連) http://www.jr-souren.com TPP違憲訴訟第 1 回口頭弁論開催! 原告団から 3 名が意見陳述を行う! TPP交渉差止・違憲訴訟の会は 5 月 15 日に続き 8 月 21 日に日本国に対して TPP交渉の差止、交渉の違憲確認、損害 賠償を求め東京地方裁判所に提訴した。 その違憲訴訟の第 1 回口頭弁論が 9 月 7 日 13 時 30 分より東京地裁 101 号法廷 で行われた。雨の中、全国から 250 名が 傍聴券を求め集まり抽選での傍聴なった。 裁判は原告団より 3 名が意見陳述を行 った。原中前日本医師会会長は医療の分野 の問題点を陳述した。安住教授は 3 つの NGOでの経験から日本国内に居住する 人々の被害と途上国の人々の食料確保や 生活環境などに深刻な影響を及ぼすこと を陳述した。 3 人目は山本太郎参議院議員がTPP は国民の生活よりも大資本による 「自由な 貿易」を優先する国家権力と大資本の談合・カルテルであるとして、TPPが日本国民に及ぼす被害、TPP の異常な秘密性、ISDS条項による国家主権の侵害ということで陳述を行った。裁判は裁判長より 2 月の 第 3 回までの予定が示され閉会した。 その後弁護士会館に場所を移し、傍聴に入れなかった人たちと合流し、報告集会が開催された。全員が座れ ず立ち見も出る中で、弁護団より裁判の報告と今後の予定などが報告され、更に原告団を拡大し大きく運動 をつくりだしていこうという提起がされ報告集会は終了した。 われわれの生活に直結するTPP交渉をストップさせるため、今後も連帯した取り組みをしていく。 (写真左:雨の中、傍聴券を求める長い列、写真右:立ち見も出た報告集会)
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