第86号 平成27年3月18日 発行(PDF:334KB)

~できることを
できるときに
できるところから~
No.26-16(86)
平成27年3月18日
いちき串木野市学校支援事業本部
社会科「世界の未来」での支援
3 月 3 日(火)、照島小学校 6 年生社会科の「世界の未来と日本の役割」の学習で海外青年
協力隊員として活動された、いちき串木野市に帰省中の河野弥生さんに話をしていただきま
した。
河野さんは、海外青年協力隊員として、南アメ
リカ大陸のボリビアで 3 年間(平成 16 年~18
年)、看護師として活動されました。自分の持っ
ている技術などをボリビアの方々に伝えること
が仕事でした。仕事をしていく中で、日本では体
験できない文化や食生活、生活環境の違いや仕事
での悩みなど、6 年生に分かりやすく話してくだ
さいました。
特に、食生活では、ジャガイモを主食にしてい
ること、まちの中心にある病院を取り巻く道路も
舗装されていなくて、砂ぼこりに悩ませられたこ
と、職場での仕事に対する取り組みの違いなど苦
労が多かったということも話されました。
スライドを利用して、現地の人たちの様子(服
装など)や、初めて降り立った空港が富士山の
頂上よりも高い場所にあって、環境に慣れるの
も一苦労だったこと、さらに言葉が分からなく
ても、一生懸命に接すれば伝えることができる
ということや挑戦することの大事さも話してく
ださり、児童の皆さんも一生懸命聞いていまし
た。
最後に、
「今住んでいる北京やボリビアの生活
と比べると、日本は、すごく安全で安心して暮らしていける所だと改めて感じる。こんな日
本を誇りに大事にしてください。」と結ばれました。
中学校での習字の支援
3月13日(金)
、生冠中学校では 1 年生と 2 年生の習字の時間に支援をしていただきま
した。生福地区の吉留文雄さんにボランティアとして参加いただきました。中学校での習字
の支援は、初めてでしたが、生徒の皆さんは一生懸命取り組んでくれました。ボランティア
の吉留さんも生徒の机を回って朱墨で添削しながら指導してくださいました。
1 年生は「空想」、2 年生「確かな成長」
の課題でした。1 年生(31 名)では、「二文字を大
きく書くこと」、
「行書なので墨継ぎしないように」、
「楷書と違って少し早めの筆遣いで」、筆をたてて
書くこと」などの指導を受けながらがんばってい
ました。
2 年生は字数が多いので字配りを考えながら五
文字に取り組みました。行書なので「筆の動きに
注意して一文
字一文字をていねいに」、「筆順をしっかりしないと字
の形が大きく変わる」などの指導のもと、清書までが
んばりました。
担任の先生は「小学校で学んできているので基本の
内容まで指導しないが、これからは、さらに注意して
いきたい。多くの生徒に声をかけていただきとても助
かりました。」と、話されました。
平成 26 年度も多くの地域の方の支援で充実した「学校応援団」が行われました。ボラン
ティアとして参加くださった方々に厚くお礼申し上げます。
平成 26 年度実施状況
見守り・あいさつ
小学校
中学校
計
2,486 件
11,038 人
238 件
526 人
2724 件
11、564 人
環境整備・
19 件
256 人
8件
25 人
27 件
281 人
生活科・総合的な学習
67 件
479 人
4件
53 人
71 件
532 人
240 件
1,336 人
94 件
244 人
334 件
1,580 人
33 件
193 人
62 件
343 人
95 件
536 人
2,845 件
1,3302 人
406 件 1,191 人 3,251 件
14,493 人
教科・家庭科・習字・・・
その他・部活動・託児
合
計
連絡先=市来庁舎 2 階 市教育委員会社会教育課
(℡21-5128)(FAX36-5044)/ご意見・質問・相談もどうぞ
地域コーディネーター(串木野地域 濱田俊浩)(市来地域 中川壽明)