学年スローガン 『JIRITSU』(自立と自律) 2年生としての授業・家庭学習

リレーション活動
新宮町立新宮中学校
2学年通信
第2号
平成 27 年 4 月 21 日
文責
学年スローガン
井上
崇
『JIRITSU』(自立と自律)
4月7日の学年集会(学年びらき)で、2学年担当の先生からの自己紹介があり、学年
集団の第一印象(たくさんのよいところを挙げてもらいました。)や期待することについ
て話してもらいました。また、その中で、学年スローガンをみんなで確認しました。学年
通信第1号でも述べたことですが、みなさんが「自分たちでやる」ようになってほしいと
10 日の5校時(授業参観)には、新しい学年・学級になって初めてのリレーション(人
の願いからこのスローガンを設定したのですが、具体的には、①自分のできているところ
間関係作り)活動を行いました。今回は「ブレーンストーミング(否定をしない話し合い)」
とできていないところを知る
③自分たちで学校生活や
を通して、「こんな学級にしよう」というテーマで考え、話し合いました。個人で考えた
ということです。いろ
案をグループで出し合い、それを発展・統合させ(今回は「質より量」)、ふくらませて
いろな場面でこれらを意識して取り組んでいけば、個人としても、学年集団としても成長
いきました。出来上がったものには、みんなの理想とする学級像がたくさんつまっていま
・前進していけるはずです。ということで、学年通信のタイトルも『JIRITSU』に
した。他の人の気持ちや考えを知るという意味でも、いい機会だったと思います。
行事を作り上げていく
②やるべきことを自分で考える
④自分の言葉と行動をコントロールする
しました。
先日、各学級で委員・係決めが行われましたが、さっそく『JIRITSU』の場面が
多く見られました。いろいろな委員に積極的に立候補して、「いい学年集団を作っていこ
う」「自分の力を伸ばそう」という意思表示をしてくれた人がとても多く、嬉しく、頼も
しく感じました。そういう一人一人の思いや行動が300人分集まれば、きっと大きな力
になっていきます。
生徒の感想より
○「ブレーンストーミング」のよいところは、自分が少数意見側だった場合も、批判
を受けることがないので、しっかり話ができることだと思います。
○今日は、否定されないので、嫌な気分にもならなかったし、あまり緊張もしなかっ
たのでよかったです。授業の4人班の時もこんな風に話せたらいいです。
○今日は、自分の意見だけではなく、他の人の意見を尊重して、学級について考える
ことができました。
2年生としての授業・家庭学習スタート!!
本格的に2年生としての学習が始まりました。授業では、全体的に落ち着いた雰囲気で
ありながら、発言もしっかりできていて活気もあります。ま
保護者の皆様、ありがとうございました。
た、家庭学習の自学ノートの取り組みも始まりましたが、2
10 日の授業参観後に、PTA委員決めが行われました。それぞ
年生では、毎日細かく課題が与えられていた1年生までのや
れの学級から3名の保護者に学年委員と専門委員を引き受けてい
り方とは異なり、「自分で内容を考える」(これもJIRIT
ただきました。立候補していただいたり、お忙しいのに引き受け
SUです)やり方になりました。自分に必要な、やるべきこ
ていただいたり、本当にありがとうございました。教育は、学校
と(やりたいことではない)をしっかり考えて頑張りましょ
・家庭・地域が力を合わせていかないとうまくいかないものだと
う。楽をしようと思えば楽をできるやり方です。だからこそ、
思います。委員の方のおかげでその3つをスムーズにつなぐこと
自分に厳しく、頑張っていきましょう。
ができると思います。1年間よろしくお願いします。