SSH通信第13号 - 北海道岩見沢農業高等学校

Super Science High School
農業科学科 畜産科学科 食品科学科 生活科学科 農業土木工学科 環境造園科 森林科学科
農業土木工学科
Volume . 13
2014 . 7 . 9
講演会 ~その1~
農業土木工学科では雪冷熱利用や地中熱利用など、それぞれ
地域特性を生かした新エネルギーを地域の主産業である農業で
活用する事を目的とした技術開発研究に取り組んでいます。S
SHにおいても、より内容を深めるために自然エネルギーを研
究したり、利用するためには熱力学や燃焼化学を理解する必要
があります。また同時に石油エネルギーとの比較や今現在の利
用事例などを知る必要があります。
今回は「自然エネルギーを利用技術の展望~雪冷熱利用技術を
中心として」と題して、自然エネルギー利用の現状と展望につい
て室蘭工業大学特任教授の媚山政良氏をお招きし、講演をいた
だきました。
~生徒の感想~
平成26年度【SSH2期生】総勢42名(男子27名、女子15名)
・工学は私達の身近にあるあらゆるもの
に関係していることを学びました。中で
も熱エネルギーの計算は非常に難し
かったのですがエンジンを馬に例える
と○馬力になるということがわかりやすく
理解することができました。
・先生の話の中であと50年で石油はな
くなるという話がありました。それに変わ
るエネルギーをこれから必死になって
探さなければならないことが身につまさ
れる思いでした。
農業土木工学科
スーパーサイエンスハイスクール(SSH)2期生の認証式が
7月8日(火)、本校森林製図実習室で行われました。
認証式では、最初にSSH選抜生徒42名に、西田校長先生
より一人一人に認証状が手渡され、校長式辞では、「科学の観
点から農業を更に研究してほしい」、さらには「SSHの選抜
に誇りを持っていただきたい」との校長先生の思いを話され、
生徒の皆さんは改めてSSHに取り組む気持ちを新たにして
いったのではないでしょうか。
最後に、生徒代表として1年農業土木工学科の佐藤瑠星君が
「2期生として自覚ある活動をしていきたい」と宣誓を行いま
した。
学科
農業科学科
農業科学科
農業科学科
農業科学科
農業科学科
農業科学科
農業科学科
畜産科学科
畜産科学科
畜産科学科
畜産科学科
畜産科学科
畜産科学科
畜産科学科
畜産科学科
食品科学科
食品科学科
食品科学科
食品科学科
食品科学科
食品科学科
氏名
青山 和寛
石上 和哉
石崎 真平
江端 直哉
佐藤 聡太
橋本 若香子
宮 森
祐
大原 知也
川 村
岬
鈴木 友海
髙橋 一生
髙橋 野乃花
中川 桃花
西川 幸歩
日暮 優衣
板橋 美雨
太田 朱音
大 西
温
郷野 由佳
髙橋 侑香
立川 亜由実
ふりがな
あおやま かずひろ
いしが み か ず や
い しざ き しん ぺ い
え ば た な お や
さ と う そ う た
はしも と わかこ
み や も り ゆ う
おおはら とも や
か わ む ら み さき
す ず き
う み
たか はし いっ せい
たかは し の のか
なかが わ も も か
にしか わ さ ちほ
ひ ぐ ら し ゆ い
い た ば し み う
お お た あ か ね
おおにし のどか
ご う の
ゆ か
たかはし ゆうか
たちかわ あ ゆみ
学科
食品科学科
生活科学科
生活科学科
生活科学科
農業土木工学科
農業土木工学科
農業土木工学科
農業土木工学科
農業土木工学科
農業土木工学科
農業土木工学科
農業土木工学科
農業土木工学科
環境造園科 環境造園科 環境造園科 環境造園科 森林科学科 森林科学科 森林科学科 森林科学科 氏名
中村 優花
稲 玲 緒菜
岩﨑 利音
大髙 咲幸
喜井 健太
木浪 啓太
笹木 柊也
佐 藤
翼
佐藤 瑠星
冨永 侑弥
留 木
将
新田 圭介
増地 拓海
伊 勢
薫
鵜浦 大輔
工藤 真樹
丹生 谷 侑
石田 直樹
仲川 知輝
宮﨑 優汰
村田 義基
ふりがな
な か む ら ゆ か
い な
れ お な
い わ さ き り ね
おおたか さゆ き
き い け ん た
き な み け い た
ささき しゅ うや
さ と う つ ば さ
さとう り ゅ う せい
とみなが ゆ う や
と め き し ょ う
にった けいすけ
ま す ち た く み
い せ か お る
う の う ら だ いすけ
く ど う ま さ き
に う や ゆ う き
い し だ な お き
なかがわ と も き
みやざき ゆうた
む ら た よ し き
講演会 ~その2~
自然エネルギーを利用技術の具体例として「雪冷熱技術開発と利
用の実際~地域での事例を中心として」と題して、雪冷熱利用システ
ムの概要について、北海道美唄市の「ホワイトデータセンター構想」を
例に、雪屋媚山商店代表取締役である本間弘達氏より講演をいただ
いた。
世の中に便利なIT商品が普及している一方で、この情報化社会が
大量の電力消費を招くという社会問題も抱えている。クラウドかが進め
ば端末は軽量化されるが、どこかで大きなデータセンターが増加し、
冷却の関係で寒冷地に新設される方向にある。
媚山先生の提唱する自然エネルギーのひとつ、ありあまる雪山より
雪冷熱をもちいてサーバーや機械の発熱を押さえたり、放熱した空
気を取り込んで暖房に使用することも可能となる。これまでデータセン
ターが多額を投じていた空調電気料金を大幅削減できるのがこの構
想の核の一つである。
「自治体の排雪」と「IT産業」に「農業」や福祉施設など、雪が横串に
なったこの組み合わせは、全てが理にかなったパートナーとなり、地
域から歓迎されるデータセンターとなることが期待されます。
農業科学科
畜産科学科
環境造園科
7月
7月上旬
7月11日(金)
講義名
生物防除について
家畜栄養学
都市における緑のデザインを
考える
講師名
帯広畜産大学
相内大吾氏
酪農学園大学
中辻教授
山田准教授
西日本短期大学
准教授 西川 真水様
自成寮・農業科学科圃場
産振棟農業実験室
本校視聴覚室
実施月日
講義場所
文部科学省スーパーサイエンスハイスクール指定校 (平成25年度~29年度)
北海道岩見沢農業高等学校
〒068-0818 北海道岩見沢市並木町1番地5 TEL:(0126)22-0130 FAX:(0126)22-5362
MAIL:[email protected] WEB:http://www.gannou.ed.jp/
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