旭橋歩道橋の撤去に係る説明会について

市民みんなの意見箱に寄せられたご意見・ご要望
に対しての芦別市の回答・対応
受付年月日
平成27年2月2日
ご意見・ご要望
旭橋歩道橋の撤去に係る説明会について
の表題
1月27日の説明会に参加しました。私は昨年6月に芦別
市に転入した者で、本件に係るこれまでの経緯を把握してい
ませんが、主催者側(札建、滝川道路、芦別市・都市建設課)
の趣旨に対して住民意思が合意に達していると感じられませ
んでした。
①主催者側、特に市・都市建設課さんの財政支出上における
課題の説明は理解できますが、たとえば、年次別の予想費用
の発生額試算、景観・観光等を要素に入れた費用対効果及び
撤去に伴う代替措置の有無といった内容の説明があるとより
ご意見・ご要望 理解が得られるのではと考えました。
の内容
②私個人としては、本橋を散歩に利用し、橋上からの景観と
右岸丘陵地からの空知川+本橋の眺望にいつも感動してお
り、その存続を望んでいます。ただそれが個人の趣味の範囲
では、存続を強く求める理由にはならないと認識しています。
③最後に私の提案(意見)を述べます。本橋の将来に係る議
論は、現在の担当部署・都市建設課さんの範囲を超える可能
性が大きいと思います。つまり、景観や観光の視点に対して、
関係部署のお考えも必要になりますし、さらに地方創生の観
点を加えることが必要と感じており、本橋の議論の輪を広げ
ることを提案させていただきます。
①芦別市として旭橋を撤去する費用を捻出することは、財政
上とても厳しいものと考えております。これまで、予想され
る維持費、景観・観光等における費用対効果、橋の撤去の際
の代替措置について国と協議を進めてまいりましたが、年間
の維持費が 50 万円程、5 年に 1 回の点検業務で 100 万円程、
その他に修繕を要する場合には数千万円、さらに数年後には
老朽化による撤去が必要であり、物価等の上昇を考慮すると
回答・対応
その費用は 1 億 5 千万円~2 億円程度と試算したことから、
今回、国の予算によって旭橋の撤去をしていただく提案とな
りましたことをご理解願います。
②旭橋はワイヤーロープで支えられた吊り橋となっており、
人道橋としてのみ利用されている、とても珍しい橋であると
考えております。しかし、橋の寿命が 50 年とも言われており、
その維持費、安全性、さらには将来の撤去費用等を考慮いた
しますと、本市としても苦渋の選択をした結果でありますこ
とをご理解願います。
③旭橋の撤去に関しましては、本市の考えとして提案させて
いただいているものでございます。景観・観光の視点から期
待できるものもあるかと思われますが、橋の安全性が保証で
きない以上、最終的には撤去しなければならないとの結論に
至ったところでございます。
この度は、このような貴重なご意見をいただいたことに感謝
申し上げます。
問い合わせ先
都市建設課土木係
電話番号 0124-22-2111(内線343)