HOBO® U12 温度/湿度/ライト/ 外部入力データロガー (製品番号 U12-012) このパッケージの内容: • HOBO U12 温度/湿度/ ライト/外部入力データロガー • 磁石、フックおよびループ テープ、タイラップマウン ト、タイラップ、ねじ 2 個 が付属した取付キット。 Onset Computer Corporation HOBO データロガーをお買い上 げ頂きありがとうございます。 適切にお手入れすることで、長 年にわたり精度と信頼の高い測 定にご利用いただけます。 HOBO U12 温度/湿度/ライト/ 外部入力データロガ ーは、解像度 12 ビットの 4 チャンネルロガーであ り、最大 43,000 の測定値やイベントを記録できま す。外部チャンネルは Onset 製およびサードパーテ ィ製のさまざまな DC 0~2.5V 出力付センサー/トラ ンスデューサー(外部温度、交流電流、圧力、空 気速度、kW センサーを含む)に対応しています。 Onset 製センサーの仕様については、 www.onsetcomp.com をご覧いただくか、Onset 認定 販売店までお問い合わせください。DC0~5 V、DC 0~0 V、4-20mA 出力については、オプションの Onset 製品番号をご使用ください。製品番号はそれ ぞれ CABLE-ADAP5、CABLE-ADAP10、CABLE-4-20mA となります。 ロガーはダイレクト USB インターフェースを使用し て起動し、コンピュータがデータを読み出します。 ロガーの操作には Onset ソフトウェアが必要です。 互換性のあるソフトウェアについては、 www.onsetcomp.com をご覧ください。 仕様 測定範囲 精度 解像度 ドリフト 1 m/s (2.2mph) の空気流の場合の 応答時間 時間精度 動作温度 電池寿命 メモリ 重量 寸法 温度: -20°C~70°C 湿度 (RH): 5%~95% RH 光強度: 通常 1~3000 フートキャンドル (ルーメン 2 /ft )、最大値 1500~4500 フートキャンドル 2 (ルーメン/ft ) 外部入力チャンネル (センサーマニュアル参照): D C0~2.5 V、D C0 ~ 5 V (CABLE-ADAP5 接続時) およ び DC 0~10V (CABLE-ADAP10 接続時) 温度:0°C~50°C の場合 ± 0.35°C 、プロット A を 参照 湿度: 10%~90% RH の場合± 2.5% (通常)、最大 ± 3.5%。プロット B を参照。 光強度: 相対的な光源レベルの屋内測定用に設計、 光波長応答についてはプロット D を参照 外部入力チャンネル (センサーマニュアル参照): ±2 mV 絶対読値の ±2.5% 温度: 25°C で 0.03°C、プロット A を参照。 湿度: 0.03% RH 外部入力チャンネル: 0.6 mV 温度: 0.1°C/年 (0.2°F/年) 湿度: 代表値で <1% 年間、RH ヒステリシス 1% 温度: 代表値で 6 分から 90%まで 湿度: 代表値で 1 分から 90%まで プロット A プロット B プロット C プロット D 25°C で ±1 分/月、プロット C を参照 ロギング: -20°C~70°C 起動/読み出し:0°C~50°C、USB 仕様に準拠 1 年間 (代表的な使用法) 64 K バイト (43,000 回の 12 ビット測定) 46 g 58 x 74 x 22 mm CE マークは、本製品が欧州連合 (EU) のすべての 関連指令に適合していることを示します。 ロガーの接続 U-Family ロガーをコンピュータに接続するには、Onset 社提供の USB インターフェース・ケーブルが必要です。 可能な限り、0°C 以下または 50°C 以上の温度で接続し ないでください。 1. 1. USB インターフェース・ケーブルの大きい方を コンピュータの USB ポートに差し込みます。 18487-A Copyright© 2013–2015 Onset Computer Corporation. 無断複写・転載禁止。 Onset、HOBO および HOBOware は、Onset Computer Corporation の登 録商標です。その他の製品およびブランド名は、それぞれの所有者の商標または登録商標です。特許技術(米国特許 6,826,664) HOBO U12 温度/相対湿度/ライト/外部入力データロガー 2. USB インターフェース・ケーブルの小さい方を、 下図に示すようにロガー底部に差し込みます。 外部センサーの使用 外部入力チャンネルは、切り替えられた 2.5 V 出力を装備 しています。この信号は、直接センサーの電源を入れると きに使用できるほか、外部回路を作動させるときにも使用 できます。外部センサーを使用するときは、電源が入った 場合の、電力供給は合計 4 mA 以下としてください。下図 に示すように、切り替えられた 2.5 V 出力は、外部チャン ネルの測定前に約 15 ミリ秒電源が ON となり、測定後は 48 ミリ秒電源が供給されたままになります。グレイのバ ーは、ロガーが入力信号をサンプリングする間の 16 ミリ 秒を示しています。 初めてロガーをコンピュータに接続する場合、新しいハードウ ェアの検出に数秒かかります。ロガーのソフトウェアを使用し て、ロガーを起動し、読み取ってください。 重要: ロガーをスタートボタンで起動するように設定する場 合、ロギング開始時にロガー前面のボタンを 3 秒以上押し続 けてください。 外部センサーを使用する場合、ロギングが始まる前にロガー 側面に差し込んでください。また、起動を設定する場合、正 しいセンサーを選択し、ロガーのソフトウェアの外部チャン ネルを有効にしてください。 重要: 外部チャンネルを選択しているが、プローブを差し込ま ない場合、そのチャンネルに虚偽のデータが記録されます。 ログの途中でもデータの読み出しは可能で、ソフトウェアを 使用してのロガーの停止、またはメモリがいっぱいになるま でデータ収集も可能です。 注意:アナログチャンネル入力は、DC 2.5 V を超え ないようにしてください。最大 DC 10 V のセンサ ー出力には、適切な電圧アダプターケーブルをご 使用ください。 作動 ロガー側面のライト (LED) はロガーの作動を確認します。 ロガーの起動、読み出し、データの閲覧に関する詳細につい ては、ソフトウェアのユーザーマニュアルを参照してくださ い。 チャンネル 4 外部入力 サンプルとイベントログ ロガーは、サンプルとイベントの 2 種類のデータを記録可 能です。サンプルとは、各ロギングインターバルで記録さ れるセンサー測定値です(毎分の温度など)。イベントと は、ロガーアクティビティに引き起こされる独立したイベ ントです。計測中に非同期的に記録されるイベントの例に は、ロガーがホストに接続されたとき、バッテリ残量が少 ないとき、ロガーが停止し、ボタンが押し下げられた場合 のデータファイルの終了があります。 ロガー前面のボタンを 1 秒間押すと、イベントが記録さ れます。ボタンを上下に動かしてもイベントは記録され ます。この機能は特定位置でデータファイルをマークす る場合に役立ちます。例えば、ロガーがインキュベータ ーに設置されている場合、ドアが開くたびにボタンを押 すことができます。 ライト 次の表は、ロガー作動中にロガーがいつ点滅するかにつ いて説明しています。 いつ: ライト: ロガーのロギング時 1~4 秒毎に 1 回点滅(ロギングイ ンターバルが短いほど点滅が速く なる)、サンプルをロギング中に 点滅 「インターバルで起動」、 「遅延起動」、「ボタン起動」 モードのいずれかで起動したた め、ロガーは起動を待機中 起動が開始するまで 8 秒毎に 1 回点滅 「ボタン起動」のためロガー のボタンを押しているとき ボタンを押している間は 1 秒に 1 回点滅し、ボタンを離すと速く点 滅。その後ライトはロギングイン ターバルに基づいて元の点滅パタ ーンに戻る ロガーは、64k のデータを保存可能で、サンプルとイベ ントを合わせて最大 43,000 記録することができます。 2 HOBO U12 温度/湿度/ライト/外部入力データロガー 湿度センサーの使用 湿度測定をするには、温度センサーを湿度センサーと併 用する必要があります。 推奨使用範囲外での使用は、湿度信号をオフセットする 場合があります。また、蒸気も湿度センサーに影響を与 えることがあります。センサー内に化学薬品を拡散させ ると、オフセットと感度の両方に誤差が生じることがあ ります。高濃度の汚染物質は、センサーに永久的な損傷 を与えることがあります。 バッテリ ロガーにはコイン型リチウム電池(3V CR-2032)1 個が 必要です。バッテリの予想寿命は、温度やロガーがデー タを記録するときの頻度(ロギングインターバル)によ って異なります。新しいバッテリの場合、通常、1 分以 上のロギングインターバルで 1 年間持ちます。極端に低 温または高温の場所に配置したり、ロギングインターバ ルを 1 分未満すると、バッテリ寿命が著しく短くなりま す。 バッテリの交換手順: 正常な状態に戻ると、湿度センサーは徐々に較正状態に戻 ります。ただし、長期間極端な条件下で使用された場合、 経年劣化を加速し、最終的に恒久的な誤差をもたらすこと があります。センサーを再調整するには、以下を行ってく ださい。 3. 回路基板を持ち上げ、小型鈍器を使用して注意しなが らバッテリを押し出すか、爪で引き出します。 1. バッテリを取り外します 4. +側を上に向けて、新しいバッテリを挿入します。 2. 24 時間 < 5% RH で 80~90°C で温めます 5. 注意しながらロガーケースを合わせ閉じ、ねじを締め ます。 3. 48 時間 75~95% RH で 20~30°C で再水和させます 1. ロガーをコンピュータから外します。 2. ロガーケースのねじを回して外します。 警告:リチウム電池を切り開いたり、焼却したり、 85°C 以上で加熱したり、再充電したりしないでくださ い。ロガーが極端な高温下におかれたり、バッテリケ ースが損傷または破壊されるような状態におかれたり した場合、バッテリが破裂することがあります。ロガ ーやバッテリを火器に投じないでください。バッテリ の中身が水分に触れないようにしてください。リチウ ム電池に関する地域の条例に従って、バッテリを処分 してください ロガーの保護 ロガーが濡れた場合、腐食により永久的な損傷を受け ることがあります。結露から保護してください。バッ テリが濡れた場合、直ちに取り外し、ヘアドライヤー で回路基板を乾かしてからバッテリを再び取り付けて ください。回路基板が熱くなりすぎないように注意し てください。乾かしている間、回路基板を楽に手に持 てる程の熱さに保ってください。 注意!静電気はロガーがロギングを停止する原因となり ます。静電放電を避けるため、ロガーを静電気防止バッ グに入れて運び、非塗装金属面に触れて放電を行ってか らロガーを使用してください。静電放電の詳細について は、http://www.onsetcomp.com/Support/support.html を ご覧ください。 取り付け ロガーに付属している取り付けキットの材料を使用し て、ロガーを取り付ける方法は 4 通りあります。 • フックとループテープを使用して、ロガーを表面に 貼ります。 32 mm (1¼ inch) • 磁石を貼り付けてロガーを磁気面にセットします。 • タイラップとタイラップマウントを使用して、ロガ ーを対象物に結び付けます。 • 2 個の皿ねじを使用してロガーを表面に固定します 。ロガーの裏面には 2 つのねじ用の差し込み口があ り、32mm の間隔で離れています。 3
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