新中期経営計画 2015年11月18日 1 目 次 現中期経営計画「Double 15」の総括 新中期経営計画「NICHIGO 20」の概要 基本方針 事業戦略 業績目標 2 「Double15」の総括 （億円） （億円） 1,400 1,200 1,000 売上高 「Double 15」売上高目標 営業利益 予想 「Double 15」営業利益目標 1,002 872 300 1,300 1,080 1,052 売上目標と 予想との差 919 250 200 200 800 利益目標と 予想との差 150 148 600 118 400 200 140 予想 111 71 100 50 0 0 11年度 12年度 13年度 14年度 15年度 2013年度は連結子会社の決算期変更影響を除いた数値です。 2015年度の業績予想は、本資料公表日時点の見通しです。 3 「Double15」の総括 基本方針・戦略に基づき、着実に施策を実施 ＯＰＬフィルムは品質要求への対応と安定生産に遅れ ソアノールは原料価格高騰で一時的に損益悪化も堅調に推移 第三の柱候補の育成、新製品開発は時間を要し、利益貢献には至らず 最終年度での目標達成は難しい状況も、 2016年以降に繋がる基盤を構築 4 「Double15」の主なアクション 基本方針 主な施策 評価 コア事業の積極拡大 「ＯＰＬフィルム」第５・第６系列稼働 「ソアノール」米国第３系列稼働 第三の柱構築 新製品開発強化 偏光板用粘着剤 新系列建設 液体洗剤用「ハイセロン」 新系列建設 中央研究所先端研究棟完成 競争力強化 不採算事業からの撤退 エマルジョン製造部門の統合 事業の選択と集中 は進展 海外展開の拡大 アジア拠点整備（上海､タイ） 拡販、現地生産は 未達 安全・環境・品質・ コンプライアンス バイオマスボイラー新設（熊本） 太陽光発電設備新設（熊本） 都市ガスボイラー新設（大垣） 着実に成長 着実に布石も 新製品開発は 不十分 着実に実施 5 新中期経営計画 「NICHIGO 20」の概要 6 「NICHIGO 20」の基本方針 ありたい姿 （「Double 15」から継承） 当社の強みを活かしたスペシャリティ製品を提供する ことで持続可能な社会に貢献するとともにグローバル 市場で存在感のある企業でありたい 1. 既存事業の継続成長、選択と集中、新製品開発加速に よる事業ポートフォリオの充実を目指す 2. 中長期的な視点から、企業競争力の強化を行う 3. 社会からの一層の信頼度向上を図る 7 事業ポートフォリオの充実 コア事業への継続投資 第三の柱構築 新製品開発の加速 事業提携・Ｍ＆Ａも視野に 事業範囲・規模の拡大 8 プロダクトライン ソアノール エチレン ア セ チ ル 事 業 ＶＡＭ ＰＶＯＨ ファインＰＶＯＨ ニチゴーＧポリマー ＯＰＬフィルム ハイセロン 酢酸 酢酸ナトリウム ポ リ マ ー 事 業 アクリル酸 ス エステル ペ シ ャ リ イソシアネート テ ィ ポリオール エマルジョン エマルジョンパウダー コーポニール （粘着剤） 粘着製品 紫光 ニチゴーポリエスター 9 現在の事業ポートフォリオ（2015年） 医薬用PVOH ﾊｲｾﾛﾝ ﾌｧｲﾝPVOH 機能性ｴﾏﾙｼﾞｮﾝ ﾆﾁｺﾞｰGﾎﾟﾘﾏｰ 粘着製品 水素関連部材 ｺｰﾎﾟﾆｰﾙ 紫光 ﾆﾁｺﾞｰﾎﾟﾘｴｽﾀｰ 育成 新製品 再編 再構築 OPLﾌｨﾙﾑ ｿｱﾉｰﾙ コア 基盤 一般ｴﾏﾙｼﾞｮﾝ VAM その他 酢酸ﾅﾄﾘｳﾑ PVOH ﾌｧｲﾝｹﾐｶﾙの 一部製品 10 目指す事業ポートフォリオ（2020年） 医薬用PVOH 粘着製品 ｺｰﾎﾟﾆｰﾙ 紫光 ﾆﾁｺﾞｰﾎﾟﾘｴｽﾀｰ OPLﾌｨﾙﾑ ｿｱﾉｰﾙ ﾊｲｾﾛﾝ 新たな 開発製品 機能性ｴﾏﾙｼﾞｮﾝ 水素関連部材 育成 新製品 再編 再構築 ﾌｧｲﾝPVOH コア 酢酸ﾅﾄﾘｳﾑ ﾆﾁｺﾞｰGﾎﾟﾘﾏｰ 基盤 一般ｴﾏﾙｼﾞｮﾝ VAM PVOH 11 コア事業 ＯＰＬフィルム • • • ・ 市場要求に応える高機能化 （薄膜、低収縮、高透過） ・ 需要増に応える新系列建設 ・ 一層の生産性向上によるコストダウン ソアノール • • • ・ 需要増に見合う生産能力の増強 ・ 高機能グレード開発 ・ カスタマーサービスの強化 12 第三の柱構築 営業利益１０億円規模の事業群構築を目指す 有望製品への積極投資 粘着剤 酢酸ナトリウム コーポニール ・ 生産能力増強 ・ 偏光板用途の 拡販 ・ 食添・透析用途の 拡販 ・ 生産能力増強 水溶性フィルム BVOH ハイセロン ニチゴーＧポリマー ・ 液体洗剤用途の 拡販 ・ 生産能力増強 ・ 用途開発 ・ 早期実需化 13 新製品の創造 更なる機能性付与 ▶ 超高機能フィルム （ＯＰＬフィルム、ハイセロン） 品質の向上 ▶ 新プロセスによる高品質製品 （酢酸ナトリウム） ▶ レトルト用ソアノール 新分野展開 ▶ 水素エネルギー、医療、 農業、燃料採掘用部材 （ニチゴーＧポリマー） （医薬用ＰＶＯＨなど） 川下展開 ▶ 粘着テープ ▶ ３Ｄプリンター用材料 （ニチゴーＧポリマーなど） ▶ 新型粘着剤 （コーポニール、紫光など） 14 競争力強化 国内工場の再編 • 大垣（岐阜県）地区の拠点集約と増強 1. 撤退事業製造設備の撤去 2. 最新鋭工場としてのグランドデザイン構築 3. 新製造設備導入・増強 粘着剤「コーポニール」：2016年度１Ｑ～営業運転開始予定 ＯＰＬフィルム第７・第８系列、酢酸ナトリウム等を予定 基幹原料のグローバル安定調達 人材育成 15 社会からの信頼度向上 環境・安全への取り組み • 工場の安全基盤強化への投資加速 • 熊本工場バイオマスボイラー設備の増設 • 環境負荷低減への取り組み継続 品質保証体制の更なる充実 コンプライアンスの継続 ＣＳＲ活動の取り組み 16 業績目標 「NICHIGO 20」増設・新事業立ち上げ成果 酢酸ナトリウム （億円） 「Double 15」の新増設成果 ＯＰＬフィルム第６系列 ソアノール新系列 コーポニール ハイセロン 1,200 1,400 1,200 1,000 1,080 ＯＰＬフィルム第７系列 ニチゴーＧポリマー 第三の柱事業群 1,400 +40億円 200 （億円） 250 200 +20億円 150 160 800 140 600 100 400 売上高 50 営業利益 200 0 0 15年度 （予想） 18年度 （計画） 20年度 （目標） 17 設備投資等 （億円） Double 15 NICHIGO 20 (※15年度は見通し) 16～18年度 計画 19～20年度 目標 16～20年度 合計 設備投資 680 480 260 740 減価償却費 370 380 300 680 研究開発費 190 130 100 230 11～15年度 ※設備投資は検収ベース 米ドル（円） 120 ユーロ（円） 140 国産ナフサ （円／ＫＬ） 52,000 18 海外売上高比率 2020年度 2014年度 日本 46% 北南米 12% アジア 25% 1,052億円 54% 欧州 16% 日本 40% 北南米 14% 欧州 16% アジア 29% 1,400億円 60% 19
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