憩いの場所を創出する刈谷レストラーレ構想 公共と

16(2004)年
平成
をめざし、宅地内への雨水貯留槽などの設置を支援す
(平成16年 3 月定例会)
る「雨水貯留浸透施設設置事業補助」が 4 月 1 日から
開始され、家庭での浸水対策協力が呼びかけられた。
問 市が負担する岩ケ池公園の総事業費と刈谷ハイ
ウェイオアシス㈱が負担する事業費は、それぞれど
憩いの場所を創出する刈谷レストラーレ構想
の程度になるのか。
答 市の事業費については、第一期整備区域約27億
本年、
地域再生計画として
「刈谷レストラーレ構想」
円、第二期約53億円、第三期約70億円で、総事業費
が策定され、12月 8 日に国の認定を受けた。
「レスト
は約150億円を予定している。また、刈谷ハイウェ
ラーレ」とは、ラテン語で「癒す、元気を回復する」
イオアシス㈱が建設する複合商業施設や観覧車等の
という意味の言葉である。
建設費は、37億円と聞いている。
国の認定を受けた後は、岩ケ池公園を中心とした北
(平成16年 9 月定例会)
部丘陵地の自然、風景を生かした公園整備、旧依佐美
送信所跡地を活用した「フローラルガーデンよさみ」
などの整備計画により、余暇を過ごすための憩いの場
各種施策を実現するための施設がオープン
所の創出に向けた事業が進められた。
● 刈谷ハイウェイオアシス
そして、このことが地域経済の活性化や地域雇用の
12月 4 日、伊勢湾岸自動車道(第 2 東名高速道路)
創造にインパクトを与えることが期待された。
の刈谷PAと、岩ケ池公園が一体になった施設「刈谷
● ピックアップ・一般質問(要旨)●
公共と民間が協力して管理運営する
刈谷ハイウェイオアシス
問 岩ケ池公園整備事業・刈谷パーキングエリアな
ハイウェイオアシス」が開園した。これを記念して同
日、刈谷ハイウェイオアシスオープニングイベントが
盛大に開催され、地元小学生によるパレードやブラス
バンド演奏、刈谷の無形民俗文化財の万燈や奴のねり
が披露された。
どの施設の内容と管理主体は、どのようになってい
るか。
答 市が管理する公園休憩施設には、展示スペース
を設け、市の産業や万燈などを紹介し、全国に向け
情報発信する。
刈谷ハイウェイオアシス株式会社が管理する施設
は、飲食物販の商業施設、60m級の観覧車、温水を
利用した健康運動施設である。
また、刈谷市と刈谷ハイウェイアオシス㈱が出資
刈谷ハイウェイオアシス
する第 3 セクターの㈱オアシスタウンが管理する部
分は、パーキングエリア内に設置される売店やガソ
東西600mにおよぶ刈谷ハイウェイオアシスは、市
リンスタンドである。
民が楽しめる天然温泉や観覧車など、さまざまな施設
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