灘中算数 灘中 (1) 灘進学教室 14年 http://nadasingaku.com (すべて類題) 図1のように、長方形ABCDがあり、点Eは辺ADを1:3に分け、点Fは辺BCの中点である。 図の斜線部分で示した、△AFDと△BCEの共通部分の面積は、長方形ABCDの面積の何倍か。 (2) 図2は、1辺が15cmの立方体である。 辺AE、BF、CG、DHには1cm刻みで0から15までの目もりがついている。 点Pは対角線ACを1:3に分け、点Qは対角線EGの中点である。 四角すいP-EFGHと四角すいQ-ABCDの共通部分を立体 V とする。 次の目もりのついた4つの点を通る平面で V を切ると、切り口は正方形になる。 ① その1辺の長さは何cmか。 ② 1の目もり …… 1辺が1cmの正方形 5の目もり …… 1辺が cmの正方形 7の目もり …… 1辺が cmの正方形 9の目もり …… 1辺が cmの正方形 V の体積を求めよ。 【解説】 (1) AFとEBの交点をM、DFとECの交点をNとする 斜線部分=△EFM+△EFN FM FN +△EFD× FA FD 1 2 3 2 =□ABCD× × +□ABCD× × 8 3 8 5 =△EFA× (∵ FM:MA=FB:EA=2:1、FN:ND=FC:ED=2:3 =□ABCD× 答 より) 7 30 7 倍 30 (2) 図1のABCD、E、Fを、図2のAEGC、P、Qにおきかえ、 PEとAGの交点をJ、CQとPGの交点をKとすると 四角形PJQKは、立体 V の、平面AEGCによる切り口になる ① 四角形PJQKを、EGに平行に横切る線分が、問題の切り口の正方形の対角線になる 5の目もりは、ちょうど点Jに対応するから 5の目もり …… 15× 5 =5より 15 1辺が 5 cmの正方形 9の目もりは、下から6目もりであり、ちょうど点Kに対応するから 9の目もり …… 15× 6 =6より 15 1辺が 6 cmの正方形 目もり7は、目もり5と9の真ん中だから 7の目もり …… (5+6)÷2より 1辺が 5.5 cmの正方形 ② V を、底面に平行な平面で切り分けると 目もり0∼5の部分 四角すい =底面(1辺5cmの正方形)、高さ(5cm) 目もり9∼15の部分 四角すい =底面(1辺6cmの正方形)、高さ(6cm) 目もり5∼9の部分 四角すい台=上面(1辺5cmの正方形)、下面(1辺6cmの正方形)、高さ(4cm) =底面(1辺6cmの正方形)、高さ(24cm)の四角すいのうち、上から V の体積は 5×5×5× 1 1 1 5 5 5 3 +6×6×6× +6×6×24× ×(1− × × )=235 cm 3 3 3 6 6 6 5 を除いた部分 6 灘中算数 灘中 灘進学教室 14年 http://nadasingaku.com (すべて類題) 2 5つの異なる偶数がある。 この5つの数の平均は 61 . 6 、最も大きいものを除いた4つの数の平均は 6 0 . 5 、 最も小さいものを除いた4つの数の平均は 6 3 である。 である。 この5つの偶数の中で、2番目に小さいものは 3 地点Xと地点Yを結ぶ、長さが2100mのまっすぐな道がある。 A君は地点Xを出発して毎分140mの速さで地点Yに向かう。 B君は地点Xと地点Yの間にある地点Zを出発して毎分100mの速さで地点Yに向かう。 C君は地点Yを出発して毎分160mの速さで地点Xに向かう。 D君は地点Yを出発して毎分180mの速さで地点Xに向かう。 4人が同時に出発したところ、A君、B君、C君の3人は地点Pで同時に出会った。 このとき、地点Xと地点Zは m離れている。 また、A君とD君が出会った地点Qと、B君とD君が出会った地点Rは m離れている。 4 図で、19個の○に1から19までの整数をひとつずつ入れて、 ア列からソ列までのそれぞれについて、 直線上に並んだ整数全部の和が列ごとにすべて38になるようにする。 例えば、ケ列では 11+1+7+19=38 である。 図に、続けて整数を入れるとき、Aに入る整数は 、Bに入る整数は である。 5 整数を、素数の積として表す。 例えば、12は2×2×3と3個の素数の積として、 また、1000は2×2×2×5×5×5と6個の素数の積として表される。 1から1000までの整数で、7個以上の素数の積として表される整数全部のうち、 小さい方から5番目のものは 、最も大きいものは である。 ただし、1とその数のほかに約数がない整数を素数という。1は素数に含めない。 6 2 面積が18 cm の正六角形ABCDEFの内部に点Gをとり、6つの頂点とGをそれぞれ直線で結ぶ。 3点B、G、Eと、3点D、G、Fがそれぞれ一直線上にあるときは、△ABGの面積は 3点C、G、Eと、3点D、G、Fがそれぞれ一直線上にあるときは、△ABGの面積は cm 2 である。 cm 2 である。 灘中算数 灘中 灘進学教室 14年 http://nadasingaku.com (すべて類題) 7 図で、点A、B、C、D、Eは正五角形の頂点で、ACの長さは5cmである。 また、A、B、C、D、Eを中心とする円の半径はすべて1cmである。 図の太線のように、5個の円にたるまないように糸をかける。 必要な糸の長さは cmである。 ただし、糸の太さは考えない。 8 図の四角形ABCDは、ADとBCが平行な台形である。 対角線AC、BDの交点をEとし、辺BC上に点Fをとる。 2 2 三角形AFEの面積が42 cm 、三角形DECの面積が108 cm のとき、 (BFの長さ):(FCの長さ)= : になる。 9 図のような、斜線をつけた面とそれに向かい合う面が台形で、 他の面が長方形である水そうが、水平な床の上に置かれている。 この水そうを空にして、毎秒一定の量の水を注いでいく。 水を注ぎ始めてから4分後の水面の高さは20cm、 また、水を注ぎ始めてから6分18秒後の水面の高さは30cmであった。 水面の高さが60cmになるのは、水を注ぎ始めてから 分 秒 後である。 10 図は、1辺が6cmの立方体である。 四角すいE-ABCDを3点A、F、Hを通る平面で切ったとき、 この平面と辺BE、CE、DEとの交をそれぞれI、J、Kとする。 四角すいE-AIJKの体積は cm3 である。 11 図のように、長方形の板から大小2つの直角二等辺三角形の部分を切り取った板がある。 ただし、板の厚さは考えない。 この板を直線アのまわりに1回転させたとき、板が通過する部分の体積は cm3 である。 灘中算数 灘中 灘進学教室 14年 http://nadasingaku.com (すべて類題) 1 縦横に並んだ○の中に数を入れていく。 ただし、1つの○がその上下左右にある4つの○と短い線でつながっているとき、 これら5つの○のうち、中央にある○の中の数は、残りの4つの○の中の数の平均となるようにする。 例えば、 のとき、アには 2 1 、イには5、ウには11が入る。 2 この規則に従って、次の(1)∼(5)で、数の入っていない○の中に数を入れよ。 2 東西方向にまっすぐな道があり、西から順にA地点、B地点、C地点がある。 この道をP君とQ君が歩く。 P君とQ君の歩く速さは一定で、その比は3:4である。 また、P君は15分歩くたびに2分休むことをくり返し、Q君は8分歩くたびに1分休むことをくり返す。 P君がA地点からB地点に、Q君がB地点からA地点に向かって同時に歩き始めると、 10分後に初めて2人は出会う。 また、P君がA地点からC地点に、Q君がC地点からA地点に向かって同時に歩き始めると、 20分後に初めて2人は出会う。 BC区間の距離は1500mである。 (1) P君、Q君の歩く速さは毎分何mか。 また、AB区間の距離は何mか。 (2) P君はA地点を、Q君はB地点を同時に出発して歩き始め、AB区間を1往復する。 2回目に2人が出会うのは、歩き始めてから何分後か。 また、このとき、2人はA地点から何mの地点にいるか。 灘中算数 灘中 灘進学教室 14年 http://nadasingaku.com (すべて類題) 3 2辺が10cm、20cmの長方形のタイルがたくさんある。 これらのタイルで長方形の壁をすき間がないようにしきつめる。 例えば、縦30cm、横20cmの壁の場合、タイルのしきつめ方は のように全部で3通りある。 (1) 縦30cm、横40cmの壁の場合、タイルのしきつめ方は全部で何通りあるか。 (2) 縦30em、横60cmの壁の場合、タイルのしきつめ方は全部で何通りあるか。 4 4桁の整数ABCDに次の①、②、③の「操作」をして新しい整数を作る。 ① A×A、B×B、C×C、D×Dをそれぞれ計算する。 ② ①でできた4個の数をそれぞれ14で割り、余りを求める。 ただし、0を14で割ったときの余りは0である。 ③ ②で求めた余りを順に並べて整数を作る。 例えば、右のように、2014に「操作」をすると4012ができ、 1513に「操作」をすると11119ができいる。 (1) 次の表の空欄に数を入れて表を完成させよ。 D 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 D×D 0 1 4 9 16 25 36 49 64 81 D×Dを14で割った余り 0 1 4 9 2 11 (2) 「操作」をしても値が変化しないような4桁の整数は全部で何個あるか。 (3) 「操作」をすると値が小さくなるような4桁の整数は全部で何個あるか。 (4) 「操作」をすると値が大きくなるような4桁の整数は全部で何個あるか。
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