岩手県矢巾町の中学校におけるいじめ事案 及び 本校のいじめ問題対策

岩手県矢巾町の中学校におけるいじめ事案
及び
本校のいじめ問題対策への取組について
保護者の皆様には、日頃より本校の学校教育に深いご理解とご協力をいただい
ておりますことに心より御礼申し上げます。
さて、既に報道等でご承知のことと存じますが、岩手県矢巾町におきましてい
じめを苦にした中学生が自殺するという痛ましい事件が発生しました。
同じ中学生をお預かりしている本校としても、誠に残念であり、当該生徒及び
保護者を思うと言葉に表せないほどの心の痛みを感じざるを得ません。
本校では、小山市小中学校長会での共通認識の下、「いじめ問題」に対して、
お子様の「生命尊重・人権尊重」をすべての教育活動の基盤に据え、「いじめを
しない、させない、見逃さない」ために独自の「いじめ防止アクションプラン」
や「いじめ防止基本方針」を策定するなど、これまで計画的・組織的にいじめ問
題の「未然防止、早期発見・早期対応」に取り組んでまいりました。
特に、生徒に対する「声かけ」や「生活ノート」をはじめとする日常的な生徒
とのかかわりを大切にするとともに、「いじめに関するアンケート」(いごこち
アンケート)や「生徒集会」、「教育相談」などを実施するなど、お子様にとっ
て学校が安全で安心な居場所となるよう取り組んでおります。また、各種研修等
を通して教職員の資質向上を図るとともに、家庭や地域、関係機関との連携・協
力に努めてまいりました。
保護者の皆様におかれましては、お子様の表情や行動、普段の会話等の中で気
になることがございましたら、遠慮なく学校までご連絡いただけますと幸いです。
生徒の心とからだの健全な成長に向けて、保護者の皆様のご理解の下、連携・
協力を図りながら、「夢や希望のある学校」を皆様と共に創って参りたいと思い
ます。どうぞよろしくお願いいたします。
平成27年7月10日
小山市立大谷中学校長
佐藤
義明
小山市小中学校校長会長
永井
秀典