COM-2(PCI)H

COM-2(PCI)H
Ver.2.00
PCIバス対応 RS-232C 2ch シリアル通信ボード
COM-2(PCI)H
¥23,000
仕様
項 目
仕 様
チャネル数
2ch
入出力仕様
RS-232C
伝送方式
非同期シリアル伝送
ボーレート
50∼921,600bps *1 *2
データ長
5、6、7、8ビット
1、1.5、2ストップビット *1
パリティチェック
イーブン、オッド、ノーパリティ *1
搭載LSI
162850相当品
(FIFOバッファは、各チャネルごとに
送信用128byte、受信用128byte)
信号延長可能距離
15m以内
割り込み
1点使用 *3
I/Oアドレス
8ビット×32ポート占有
消費電流
DC5V 250mA (Max.)
この商品は、外部装置とシリアルデータ転送を行う、P C I バス
使用条件
0∼50℃、10∼90%RH(ただし、結露しないこと)
準拠のインターフェイスボードです。パソコン本体のP C I バス
PCIバス仕様
32bit、33MHz、5V
スロットまたはP C I バスユニットに挿入して使用します。
標準外形寸法(mm)
121.69(L)×106.68(H)
ボード本体の質量
100g
添付の標準C O M シリアル通信ドライバソフトウェア [ C O M DRV(W32)] を使用することで、Windows 標準のCOM ボートと
*1
ソフトウェアによって設定することができます。
してアクセスすることができます。また、このボードは当社
*2
高速でデータ伝送する場合、外部機器やケーブル長などの環境によって
製C O M - 2 ( P C I ) の上位互換製品のため、すでに構築されてい
るシステム内で置き換えることが可能です。
正常な伝送ができない場合があります。
*3
各チャネルからの割り込み信号は、ひとつの割り込み信号にまとめられ
PCIバスに接続されます。
■ボード外形寸法
121.69(L)
106.68(H)
特長
・R S - 2 3 2 C 準拠のシリアル入出力ポートを2 チャネル備えて
います。
・ボーレートは、5 0 ∼9 2 1 , 6 0 0 b p sの中からソフトウェアに
よって設定することができます。
[mm]
標準外形寸法の (L) は、基板の端から
スロットカバーの外側の面までのサイズです。
また、各チャネルのボーレートは個別に設定することがで
きます。
・送信128byte 受信128byte のFIFOバッファを各チャネル
ごとに搭載しています。
・最大1 6 枚まで同一パソコンに実装して使用することができ
ます。
COM-2(PCI)との相違点
COM-2(PCI)H は、従来のCOM-2(PCI) を一部改良した商品で
あり、C O M - x x ( P C I )の上位互換品です。したがって、基本的
商品構成
・COM-2(PCI)H ボード…1
・説明書…1
・COM(PCI) Series Windows COM Driver with DOS
にはC O M - x x ( P C I ) と同じ使い方ができます。仕様において相
違点があります。その相違点を以下に示します。
なお、搭載L S I の詳細は、E X A R 社のデータシートを参照して
ください。
Sample Program (3.5インチ/1.44MB)…1
COM-2(PCI)
COM-2(PCI)H
・登録カード&保証書…1
ボーレート
230,400bps
921,600bps
・登録カード返送用封筒…1
送受信FIFO
16byte
128byte
・Question 用紙…1
搭載LSI
16552相当品
162850相当品
1
COM-2(PCI)H
Ver.2.00
サポートソフトウェア
■添付のサポートソフトウェア
・標準C O M シリアル通信ドライバソフトウェア
COM-DRV(W32)
パソコン本体のC O M ポート( 標準C O M ) と同様に使用できるようにするためのソフトウェアです。ボードの増設によりC O M 1 ∼
C O M 2 5 6 まで設定できます。
リモートアクセスサービス( R A S ) や無停電電源( U P S ) などの各種シリアル通信を行うことが可能です。
OS標準のWin32APIコミュニケーション関数(CreateFile( ), WriteFile( ), ReadFile( ), SetCommState( )など)に対
応しています。V i s u a l B a s i c のコミュニケーションコントロール( M S C o m m ) に対応しています。
■別売のサポートソフトウェア
・計測システム開発用ActiveX コンポーネント集 ACX-PAC(W32)BP
すぐに使える実例集、組み合わせるだけで簡単にプログラミングが行えるコンポーネント集( ソフトウェア部品集) を収録し
た、便利なW i n d o w s 用の計測システム開発ツールです。
当社製入出力ボード( カード) の制御用コンポーネントをワンパッケージにしています。アナログ入出力、デジタル入出力、
G P I B 通信の各インターフェイスの制御とX - Y グラフ表示、ファイル保存が可能です。
・計測システム開発用ActiveX コンポーネント集 ACX-PAC(W32)AP
すぐに使える実例集、組み合わせるだけで簡単にプログラミングが行えるコンポーネント集( ソフトウェア部品集) を収録し
た、便利なW i n d o w s 用の計測システム開発ツールです。
A C X - P A C ( W 3 2 ) B P の機能に加え、各種グラフ、スイッチやランプなどの表示系、演算/ 解析などのコンポーネントがパッケージ
となっています。
■無償ダウンロードサービス
・API関数ライブラリ
API-PAC(W32)
当社ハードウェアへのコマンドをW i n d o w s標準のW i n 3 2 A P I 関数( D L L )形式で提供するライブラリソフトウェアです。V i s u a l
B a s i c やV i s u a l C / C + +などのW i n 3 2 A P I関数をサポートしている各種プログラミング言語で、当社ハードウェアの特色を活かし
た高速なアプリケーションソフトウェアが作成できます。
最新ドライバおよび差分ファイルのダウンロードサービス( h t t p : / / w w w . c o n t e c . c o . j p / a p i p a c / ) も行っています。
<動作環境>
主な対応O S
Windows XP、2000、NT 、Me 、98 など、
主な適応言語
Visual C/C++、Borland C++、Visual Basicなど、
その他
ライブラリソフトウェアごとに2 0 M B の空き領域を持つハードディスクが必要
▼注意
本ライブラリは、当社独自で定義したローカルな関数(SioOpen( ), SioWrite( ), SioRead( ), SioStatus( )など)で
す。OS 標準のWin32API コミュニケーション関数(CreateFile( ), WriteFile( )など)との互換性はありません。
・Linux用標準COMドライバ COM-DRV(LNX)
L i n u x で当社製シリアル通信ボード( カード) をパソコン本体のC O M ポート( 標準C O M ) と同様に使用できるようにするための、ド
ライバソフトウェアです。
当社ホームページからダウンロードして入手することができます。
ケーブル・コネクタ
■ケーブル( 別売)
RS-232C D-SUB9Pストレートケーブル(1.8m): RSS-9M/F
RS-232C D-SUB9Pクロスケーブル(1.8m)
: RSC-9F
■コネクタ( 別売)
9ピン D-SUB(オス) コネクタ 5 個セット
: CN5-D9M
9ピン D-SUB(メス) コネクタ 5 個セット
: CN5-D9F
各製品の詳細は、当社ホームページの製品情報またはF A X 情報サービスでご確認ください。
2
COM-2(PCI)H
Ver.2.00
インターフェイスコネクタ
ケーブルの接続
ボード上のインターフェイスコネクタを用いて、外部機器と
R S - 2 3 2 C インターフェイスの接続は、モデムやコンピュータ
接続します。
( パソコン) などのように、接続する機器によって使用する
ケーブルが異なる場合があります。したがって、ケーブルは
ロックナット : UNC#4-40( インチネジ )
6
意してください。さらに、コネクタ内で信号線処理の必要が
CN1
9
6
ある場合には、仕様に合わせ適切に処理を行ってください。
5
■モデムとの接続例
1
CN2
9
接続する外部機器の仕様を確認の上、その種別( 仕様) によっ
てストレートタイプ、あるいはクロス( リバース) タイプを用
1
5
TxD
(送信データ)
RxD
RxD
(受信データ)
● 使用コネクタ
DELC-J9PAF-20L9相当品 [JAE製、M(雄)タイプ]
RTS
RTS
(送信要求)
CTS
CTS
(送信可)
● 適合コネクタ例
17JE-13090-02(D8C) [DDK製、F(雌)タイプ]
CN5-D9F (コネクタ5個セット) [CONTEC、F(雌)タイプ]
DTR
DTR
(データターミナルレディ)
DSR
DSR
(データセットレディ)
SG
SG
(信号グランド)
Data Set Ready DSR1
6
Request to Send RTS1
7
Clear to Send CTS1
Ring Indicator
TxD
RI1
8
9
外部機器
1
DCD1 Data Carrier Detect
2
RxD1 Receive Data
3
TxD1 Transmit Data
4
DTR1 Data Terminal Ready
TxD
TxD
SG1
RxD
RxD
RTS
RTS
CTS
CTS
5
■パソコンとの接続例
Signal Ground 1
CN1
Data Set Ready DSR2
Request to Send RTS2
Clear to Send CTS2
Ring Indicator
RI2
6
7
8
9
1
DCD2 Data Carrier Detect
DTR
DTR
2
RxD2 Receive Data
DSR
DSR
3
TxD2 Transmit Data
SG
SG
4
DTR2 Data Terminal Ready
5
SG2
Signal Ground 2
外部機器
■機器との接続例
CN2
TxD
TxD
RxD
RxD
RTS
RTS
CTS
CTS
DTR
DTR
DSR
DSR
SG
SG
外部機器
3