充実した2学期を目指して

滝川市立江部乙小学校 学校だより
【学校教育目標】
第 6 号
心豊かでたくましい子ども
進んで考え表現する子ども
力を合わせてやりぬく子ども
なかなおりマーク
いじめ相談電話
0800-800-8734(24 時間対応)
平成27年 8月26日発行
充実した2学期を目指して
校長 粟井 康裕
25日間の夏休みが終わりました。大きな事故などの報告も無く、子ども達が無事に2学期を迎
えることができました。この夏休みに頑張った学習や自由研究、お手伝いやスポーツ・文化活動な
どの取り組みは子ども達を大きく成長させてくれました。これも保護者・地域の皆様のご指導・ご
協力の賜物と感謝申し上げます。夏休み期間中、KAYAGINI 祭りでのよさこいソーランの演舞や江
部乙屯田太鼓の演奏をはじめ、本校の子ども達が、ラジオ体操、育成会の各種行事、盆踊り、社会
教育事業など地域の中において、生き生きと活動する場面を数多く目にすることができました。お
世話にいただきました地域、関係機関の皆様に、厚くお礼を申し上げます。子ども達にも見えると
ころ、見えないところでお世話になっている方々に感謝の気持ちを持つように話したところです。
さらに、この夏休みスポーツや文化活動、音楽を頑張った人達では、各種大会、発表会等に出場し、
貴重な経験をしたり、素晴らしい成績を残したりした人もいます。暑い中、練習に取り組み、それ
ぞれの大会で精一杯頑張った人達を讃えたいと思います。
さて、いよいよ始まった2学期は、気候にも恵まれ、学習・生活・行事等すべてにおいて1年間
の中でも最も充実した取り組みを行い、子ども達の成長を図ることができる学期と考えておりま
す。そんな2学期の学校生活に向けて、始業式に頑張ってほしいことを3つ話しました。
1つ目は、「人の話を心でしっかりと聞く。」です。このことは、学習をきちんと定着させてい
く上で、まず、身に付けなければならない大切なことです。話している人を見て、耳だけではなく、
心も働かせて話を聞くようにと話しました。このことは、一人一人の意見や考えを大切にするとい
うことでもあります。学校全体でもそれぞれの思いを伝え合い、互いに高め合う学習を積極的に推
進しているところです。その成果を11月 20 日の公開研究会(算数科の授業を公開)において、
多くの方々に発信していきたいと考えています。
2つ目は、「思いやりの心を持って生活する」です。このことは「いじめゼロ」の取り組みとし
て1学期から繰り返し伝えていることです。「自分がされていやなことは、相手にすることはしな
い。」「自分がされてうれしいことを相手にもしてあげる。」だけではなく、言葉遣いにも気を配
っていけるようにということを伝えました。私たち大人も言葉遣いに気を配りながら、言語環境を
整えていかなければならないと考えています。
最後に、3つ目は、「強い心で最後まで頑張る」です。一人一人によさがあり、可能性がありま
す。しかし、努力しなければ、持っている力を十分に発揮することはできません。好きなこと得意
なことは勿論のこと、苦手なこと、苦しいことなども続けていくうちにできるようになったり、好
きになったりすることもあります。毎日の学習を含め、自分に厳しく、自分で限界を決めずに最後
まで挑戦して欲しいと考えています。以上のことを心に留めながら、2学期の学校生活を送らせた
いと考えます。
この後10月には、学校生活の中でも最も大きな行事である開校40周年記念学芸会が予定され
ています。さらに、乙っ子集会などの行事も続きます。各学年においては、総合的な学習の時間の
福祉の学習、農業体験等さまざまな体験活動や生活科や社会科、理科等の自然体験、自然観察、施
設やお店探検等の体験的な学習も計画しています。このように、子ども達の興味・関心を引き出し
ながら、自らが進んで学習する・活動する教育活動を進めるよう、教職員一同、子ども達とともに
全力で取り組んでいきたいと思いますので、保護者・地域の皆様の変わらぬ、ご支援・ご協力をお
願い申し上げます。