病害虫防除マニュアル 佐倉草ぶえの丘 制定日: 26 年 4月 1日 病害虫防除マニュアル 制定日 佐倉草ぶえの丘 (1)適用 佐倉草ぶえの丘館内及び屋外の樹木を対象とする。 (2)研修棟・食堂・カフェ 1 対象衛生害虫 ネズミ・ゴキブリ (1)管理状況の調査 ①清掃状況:厨房機器、流し台、床、排水溝などに調理屑など厨芥類が付着していないか、清潔に なっているかなど。 ②整理整頓状況:棚が乱雑で、段ボールや包装材が放置されていないかなど。 ③食物管理状況:食物や食品材料が放置されていないかなど。 ④厨芥類の管理状況:厨芥類が放置されていないか、、ゴミ箱は清掃されて厨芥類が付着していない かなど。 (2)施設・設備の調査 ①周辺に外部から侵入出来る隙間がないか。 ②パイプシャフト周辺など垂直に移動できる隙間はないか。 ③壁、天井、床、カウンター、食器棚周辺にネズミが侵入できる隙間はないか。 ④排水系統からのネズミの侵入はないか。 ⑤厨房機器の下部は清掃ができる構造になっているか。 ⑥壁や天井にゴキブリが潜伏しそうな隙間・くぼみはないか、隙間は多いか、器具の下は清掃しや すいか、戸棚や引き出し内など調査する。 (3)防除方法の決定 生息調査結果により防除方法を決定する。 (4)防除作業 ア 環境対策 ①食物管理 a)食品倉庫を密閉する。野菜等を冷蔵庫や密閉されたキャビネットに収納する。 b)食品を収納することが困難な場所では、巣になるような隙間を作らない。 c)厨芥類は始末をし、使った食器などは、洗浄後戸棚に収納する。 ②清掃管理 a)厨房の床は営業時間後に清掃し、厨房機器の上部、下部や裏側に残菜を残さないように片づける 改訂履歴 1/4 配布先 アメニス・プラネット共同事業体 病害虫防除マニュアル 制定日 佐倉草ぶえの丘 b)棚や引き出しは整理整頓し、段ボール箱などをかたずける。 c)排水溝やグリストラップを清掃し、厨芥類は処分する。 d)ゴミ箱は営業時間後に洗浄し、内部に厨芥類を残さない。執務室においても、ゴミ箱内部に食品 の残りかす等を残さない。 イ 殺そ剤の利用 ウ 忌避剤の利用 エ トラップの利用 オ 食毒剤の配置による防除 カ 殺虫剤による防除(ゴキブリ) ①事前・事後通知 薬剤を処理する場合は、少なくとも5日前までに防除の目的、防除薬剤名、防除処理法、実施場所 科学物質などの利用者への注意などを記載したお知らせを作成して掲示し、実施後も5日間は掲示 する。空間噴霧を行った場所で、人の出入りがある場所では、処理後、窓などを開放し、少なくと も3時間は立入禁止にする。 (3) 屋外・植栽管理 1 ア 病害虫の生息状況調査 病害虫は、毎年同じ様な場所と時期に発生しやすい。管理している樹木等を日常的に観察するこ とにより、早期発見と早期防除につなげること。病害虫を早期に発見することで、被害の拡散 を防ぐ。 イ 発生により人への危害の可能性が大きいもの チャドクガ・ドクガ・クロシタアオイガラ・マツ カレハなど、大量発生するもの アメリカシロヒトリ・オビカレハ・イラガ・モンクロシャチ ホコ・サンゴジュハムシなど (1)農薬を使用しない防除 ア 補殺、切除 害虫をピンセット等で取り除く、発生した枝葉を剪定、切取し切除する。 イ ブラシ、竹べらなどで剥ぎ取り ウ 雑草の刈り取り抜き取り (2)農薬の使用方法 やむを得ず農薬を使用する場合は、 ①人体に無害の薬剤使用 ②散布以外の方法 フェロモン剤による誘引、農薬の樹幹注入、農薬の塗布、粒剤の利用 改訂履歴 2/4 配布先 アメニス・プラネット共同事業体 病害虫防除マニュアル 制定日 佐倉草ぶえの丘 ③農薬を散布する方法 ア 農薬飛散による他はの危険防止のための注意事項 ①農薬の散布は、必要最低限の箇所に最小限の量を散布すること。 ②風がないとき、周辺に人や車両の通行のない時間帯に散布すること。 ③噴霧器の圧力を上げすぎない事。 ④飛散しずらいノズルの使用 ⑤人に与える影響の低い農薬を使用すること。 ⑥有機リン系殺虫剤同士の混合は避けること。 (3)周辺への配慮と安全対策 農薬の使用に際しては、散布前・散布後に周知すること。 ア 周知 農薬を散布する場合は、事前に十分な告知を行うこと。また、散布後も周知を最低5日以上行うこ と。 イ 安全対策 散布前・散布中・散布後は、散布区域に人が立ち入らないように、カラーコーン、ロープ等で人止 めすること。 (4)報告書の提出 防除作業に農薬・殺虫剤を使用した場合は、「薬剤使用実績報告書」を作成し、5年間保存するこ と。 改訂履歴 3/4 配布先 アメニス・プラネット共同事業体
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