会長あいさつ要旨

会長定例会見(平成27年7月)萬歳会長挨拶要旨
平成27年7月2日(木)16:00~
JAビル301会議室
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お忙しいところ、今月も多くの皆様にお集まりいただき、心よりお礼。
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はじめに、新たな全中会長選に関してであります。
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本日、全中会長選にかかる投票が締め切られ、さきほど、役員推薦会議
におきまして、開票が行われました。
おくの
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ちょうえ
役員推薦会議の廣瀬議長より、開票の結果、奥野 長衛 氏を新たな全中
会長候補者として、推薦することで決定したとの報告を受けたところであ
ります。
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今後につきましては、新会長は、8月11日に予定される臨時総会にお
いて、正式に決定・就任する見込みであります。
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奥野新会長には、農協改革など、
多くの農政課題が山積しているなかで、
強力なリーダーシップを発揮され、新たなJAグループの道を切り拓いて
いかれるものと期待しております。
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続いて、TPPに関してであります。
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TPPに関しては、進展のカギを握るアメリカのTPA法案が、先月2
9日に成立をいたしました。
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日本政府は、7月中に閣僚会合を開催し、早期の交渉妥結を目指す姿勢
を明確にしております。TPP交渉は最終局面を迎えていると言われてお
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りますが、交渉内容の詳細が明らかにされていないことから、現場では不
安や懸念が募っております。
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合意を急ぐあまり、拙速な譲歩が行われることなどあってはなりません。
政府にはなんとしても国会決議を遵守し、毅然とした交渉姿勢を貫いてい
ただきたいと考えております。
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続いて、次期JA全国大会議案の検討状況に関してであります。
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JAグループでは、3年に一度、今後3カ年のグループ全体の取り組み
方向を決定するJA全国大会を開催しており、今年10月に開催いたしま
す。
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今回のJA全国大会議案に向けては、これまで組織内外の多くの方々か
ら様々なご意見をいただきましたが、本日より全国のJAや都道府県中央
会・連合会等での話し合いをスタートいたしました。
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現在の検討状況につきましては、ポイントを後ほど谷口専務より簡単に
説明いたしますが、後日、マスコミの皆様にも、ご説明する機会を設けて
まいりたいと思っております。
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JAグループ内をはじめ、様々な方々にご意見を賜りつつ、今後3カ年
のJAグループの取り組み方向となる次期JA全国大会議案を決議し、国
民の皆様にご理解いただきながら、自己改革を完遂してまいりたいと考え
ております。
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最後になりますが、今回が、
私としての最後の定例記者会見となります。
振り返れば、昨年1月にこうした形で記者会見を定例化してから、今回で
19回目を迎えました。
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私が全中会長として在任した4年間は、まさに激動の時代であったろう
と思っております。
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国内では、未曾有の大災害であった東日本大震災の復旧・復興、減反廃
止を含めた米改革、今般の農協改革など、また、海外に向けては、TPP
交渉をはじめ、日豪EPA交渉への対応など、国内外で重大な課題に対応
してまいりました。
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私は、日頃から「農は国の基」
「切磋琢磨」など、今後のわが国の農業・
農村・農協への課題に関して、メッセージを込めて、最善の道を探ってま
いりました。
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今後も、この精神をもとに、一農業協同組合の、一組合員として、支え
てまいりたいと存じます。
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私からは以上であります。ありがとうございました。
以
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上