エアクレンスFC-H72

TECHNICAL INFORMATION
NIHON CHEMTREX CO.,LTD
〒174-0043 13-39-1 SAKASHITA ITABASHI-KU TOKYO JAPAN
TEL:(03)3430-1139
消臭剤
エアクレンス FC-H72
【特 長】
エアクレンスFC-H72はH7の改良タイプで、冬場低温時の析出を改善し、アセトアルデ
ヒドの消臭性能を向上させたアルデヒド対応の消臭剤です。ベタイン化合物を主剤とし、アミ
ド系化合物、スルホン酸塩化合物、多価アルコール化合物等を配合した水溶液となっております。
1) ベタイン化合物とアミド系化合物の相乗効果により、優れたアルデヒド消臭性能を発揮します。
尚、ベタイン化合物のベタインは、魚介類が含む甘味に関連するアミノ酸の一種です。
2) ベタイン化合物とアミド系化合物の官能基(NH2:アミノ基)がアルデヒド類と反応(シッフ反応)して無臭化する。
*ホルムアルデヒド(HCHO)とアミノ基(NH2)の反応 (シッフ反応)
-H2O
R-NH2+HCHO → R-NHCH2OH → R-N=CH
3) 安全性の高い成分で構成されております。
【性 状】
◇ 成 分
: ベタイン化合物、アミド系化合物、スルホン酸塩化合物、多価アルコール化合物
ノニオン系界面活性剤(浸透剤)、精製水
: 半透明~無色透明液体
: 微臭
: 18.6 ± 0.5
: 6.8 ± 1.0 (25℃)
◇ 外 観
◇ 臭 い
◇ 有効成分
◇ pH
【使用方法】
: 希釈せず原液でご使用下さい。
: 塗布量は、20g/㎡程度に設定して下さい。
【消臭性能】
1) 試験方法:25㎠の不織布に規定量の消臭剤を滴下し、 80℃の熱風で2分間乾燥したものを試験体とする。
1Lのガラス容器中に試験体を入れ、 更に一定濃度の悪臭成分を注入した後直ちに密閉し、60
分経過後の残存ガス濃度を検知管で測定する。
※不織布:ポリオレフィン、ポリエステル、パルプ混抄不織布で坪量50g/㎡
2) 試験結果
*アセトアルデヒドに対する消臭性能
試 料
塗布量
μl/25㎠
g/㎡
空ブランク
基材(不織布のみ)
エアクレンス FC-H7
エアクレンス FC-H72
50
20
50
20
20
8
20
8
アセトアルデヒド
残存ガス濃度(ppm)
150
145
0
28
0
0
*ホルムデヒドに対する消臭性能
試 料
塗布量
μl/25㎠
g/㎡
空ブランク
基材(不織布のみ)
エアクレンス FC-H7
エアクレンス FC-H72
50
25
50
25
20
10
20
10
ホルムアルデヒド
残存ガス濃度(ppm)
80
68
5
7.2
4
4.2
以上
製造販売元 :日本ケムトレックス株式会社
〒174-0043 東京都板橋区坂下1-39-13
TEL:03-3430-1139 FAX:03-3430-1139