【フラット35】制度拡充の想定問答

平成26年度補正予算に伴う【フラット35】制度拡充の想定問答(外部照会用)
(証券化支援事業)
問1
制度拡充の内容はなにか。
(答)平成26年度補正予算成立に伴い、【フラット35】に係る以下の制度拡充を実施しま
す。
①【フラット35】Sの金利引下げ幅の拡大
②【フラット35(買取型)】の融資率が9割を超える場合の金利引下げ
問2
いつから開始するのか。
(答)平成27年2月9日(月)以後の資金お受取分から実施します。
なお、平成27年2月9日(月)以前の借入申込分についても、平成27年2月9日(月)以
後の資金お受取分(平成28年1月29日(金)以後を含む。)であれば、今般の制度拡充の
対象になります。
問3
いつまで実施するのか。1年間の時限措置なのか。
制度拡充実施期間中に前倒しで終了することはあるのか。
(答)平成28年1月29日(金)までにお申込された方に適用します。
なお、今回の制度拡充は、平成26年度補正予算を前提としているため、予算金額に達
する見込みとなった場合は、受付を終了させていただきます。受付終了日は、終了する
約3週間前までにフラット35サイト(機構ホームページ)でお知らせします。
更問
どちらか片方の制度拡充だけ前倒しで終了することはあるのか。
(答)平成26年度補正予算においては、【フラット35】Sの金利引下げ幅拡大分に係る
国費と【フラット35(買取型)】の9割超融資の金利引下げ分に係る国費が一体的
に措置されるため、どちらか一方のみ先に終了することはありません。
(【フラット35】Sの金利引下げ幅の拡大)
問4
【フラット35】Sの金利引下げ幅はどうなるのか。
(答)【フラット35】Sについては、現在0.3%の金利引下げを行っておりますが、これを
0.6%にします。
問5
【フラット35】Sの対象となる住宅の基準や金利引下期間に変更はあるのか。
(答)変更はありません。
問6 制度拡充開始後、新規に申し込むに当たって、【フラット35】Sの金利引下げ幅
の拡大の適用を受けるために特別な手続はあるのか。
(答)通常の手続と変わりありません。【フラット35】Sの適用を受けるため、一定の技
術基準を満たす住宅であることを示す適合証明書等を取得することが必要になります。
問7 既に【フラット35】を申し込んでいるが、【フラット35】Sとなっていない。
制度拡充開始後に資金実行する場合、今から【フラット35】Sに変更することは可
能か。
(答)住宅の種類、建て方や工事の進捗により取扱いが異なりますので、住宅事業者、取扱
金融機関などにご相談ください。
(【フラット35】(買取型)の融資率が9割を超える場合の金利引下げ)
問8
融資率が9割を超える場合の金利の引下げ幅はどうなるのか。
(答)現在、融資率が9割を超える場合は、9割以下融資と比較して貸倒れ等の信用リスク
が増大するため、機構が金融機関から当該住宅ローン債権を買い取る際の金利を高く設
定しております。
今回の補正予算では、その高く設定している金利の一部(0.31%分)について国費が
措置されることから、この金利を引き下げることになります。
ただし、お客さまの具体の借入金利については、取扱金融機関によって異なること、
毎月変動があること、資金受取時の金利が適用されること等にご留意ください。
問9
融資率が9割を超える場合の審査は厳しいのか。
(答)融資率が9割を超える場合は、住宅取得に係る自己資金が少ないお客さまであっても
将来にわたって安心してご返済いただけるよう、ご返済の確実性などをより慎重に審査
させていただきます。
問10
既に【フラット35】を申し込んでいるが、融資率が9割以下となっている。制
度拡充開始後に資金実行する場合、今から融資率を9割超に変更することは可能か。
(答)今回の制度拡充の適用を受けるために、再度お申込いただく必要はありませんが、融
資額の増額をお申込みの金融機関にご相談いただき、所定の審査を経る必要があります。
ただし、取扱金融機関の融資審査又はローンを買い取る住宅金融支援機構の買取審査
の結果によっては、お客さまのご希望に添えない場合がありますのでご留意ください。