日本医師会 医師資格証 利用規約

日本医師会医師資格証利用規約
2015 年 3 月 3 日
Ver.3.00
日本医師会 医師資格証 利用規約
(日本医師会のサービス)
公益社団法人日本医師会(以下、「本会」という。)は、次の各サービスを行い本会の「公益社団法人日
本医師会電子認証センター」(以下、「電子認証センター」という。)を通じて提供します。
1.
HPKI電子証明書発行サービス
HPKI 署名用電子証明書および HPKI 認証用電子証明書を格納した、ICカードの発行サービス
2.
日本医師会医師資格証発行サービス
ICカードに格納された電子証明書のカード券面に、顔写真、氏名、生年月日、医籍登録番号、日
医会員番号等を記載し、医師資格を有する者であることを証する医師資格証の発行サービス
3.
日本医師会医療認証基盤サービス
ICカードに格納された HPKI 認証用電子証明書を用いた利用者が、システムにログインする際に
医師資格の認証を行う医療認証基盤サービス
「日本医師会医師資格証利用規約」(以下、「本規約」という。)は、前項1.「HPKI 電子証明書発行サ
ービス」、前項 2.「日本医師会医師資格証発行サービス」に関して、医師資格証の利用者が遵守すべ
き事項を定めます。
前項 3.「日本医師会医療認証基盤サービス」に関する、利用対象システムの運営者団体が遵守すべき
事項については、別途「日本医師会医療認証基盤サービス利用規約」に定めます。
第1条 (総則)
1. 本会が提供する「HPKI 電子証明書発行サービス」、「日本医師会医師資格証発行サービス」およ
び「日本医師会医療認証基盤サービス」に関し、各サービスを区分する必要がない場合は、以下、
これらを合わせて「本サービス」と呼びます。
2. 「日本医師会 HPKI 署名用電子証明書(以下、「署名用証明書」という。)」および「日本医師会
HPKI 認証用電子証明書(以下、「認証用証明書」という。)」に関し、電子証明書の区別をしない
場合はこれらを合わせて、以下、「電子証明書」と呼びます。
3. 電子証明書はICカードに格納され、券面に医師であることを証する記載を行い、「医師資格証」と
して利用者に提供されます。電子証明書、ICカード、医師資格証を区別しない場合は、以下、こ
れらを合わせて「医師資格証」と呼びます。
4. 本会が定める「日本医師会認証局運用規程」(CPS: Certification Practice Statement 以下、「CPS」
という。)および本規約は、本サービスの変更に伴い変更される場合があります。
第 2 条 (サービス内容)
1. 本会は、利用者からの利用申込みにより医師資格証を発行します。
2. 本会が定めた地域受付審査局は、利用者からの申込みを受付けし、審査の後に本会が医師資格
証を発行します。
3. 本会は、CPSおよび本規約に同意した利用者に対して、利用者公開鍵(利用者署名検証符号)お
よび利用者秘密鍵(利用者署名符号)を生成し、電子証明書を IC カードに格納し、ICカード券面
に必要事項を記載した医師資格証として提供します。
4. 医師資格証の券面の利用者は、自らが医師資格の保有者であること、本会の会員または非会員で
あること、券面記載内容は本会が確認した内容であることを示す目的でのみ利用できるものとしま
す。
5. 電子証明書が署名用証明書の場合は、医療従事者等の保健医療福祉分野サービス提供者の署
名および署名検証用途においてのみ利用できるものとします。
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6.
電子証明書が認証用証明書の場合は、医療従事者等の保健医療福祉分野サービス提供者の認
証用途においてのみ利用できるものとします。
第 3 条 (利用者の義務)
1. 医師資格証の利用に際してはCPSおよび本規約に同意し、遵守するとともに、CPSおよび本規約
に記載の用途でのみ医師資格証を利用しなければなりません。
2. 医師資格証の利用申込みに際しては、利用者本人が正確な申込み内容を地域受付審査局に提
出しなければなりません。
3. 医師資格証は、他人に貸与または譲渡してはなりません。
4. 医師資格証を紛失もしくは破損した場合は、速やかに本会または地域受付審査局に届け出なけれ
ばなりません。
5. 医師資格証もしくは電子証明書の記載事項に変更が生じた場合、また、これらの有効期限が満了
した場合の取り扱いについて、本会の指示に従わねばなりません。
6. 医師資格または日本医師会会員資格を失った場合、変更が生じた場合は直ちに届け出し、医師
資格証の取り扱いについて本会の指示に従わねばなりません。
7. 医師資格証の申込者は、日本医師会医療認証基盤サービスに登録されることに同意するものとし
ます。
8. 医師資格証の利用者は、電子証明書に対応する秘密鍵とそれに対応する暗証番号を、十分に注
意して管理し、秘匿し続けなければなりません。
9. 医師資格証受領時に医師資格証の記載事項、有効性等を確認し、記載事項に誤りがあった場合
には、直ちに本会へ連絡をしなければなりません。
10. 医師資格証に格納された電子証明書が危殆化(「電子証明書の秘密鍵が盗難、漏洩などにより他
人によって使用され得る状態になること」以下、同様)または危殆化の恐れがある場合、本会もしく
は地域受付審査局に遅滞なく電子証明書の失効申請を行わなければなりません。また医師資格
証に記録されている事項に変更が生じた場合もしくは医師資格証の利用を中止する場合におい
ても、遅滞なく必要な手続きを行わなければなりません。
11. 本会は、電子証明書の利用者が使用する電子署名アルゴリズムとして、法令で定めるアルゴリズム
のうち、公開鍵暗号方式については鍵長 2,048 ビットの RSA 方式を、ハッシュ関数については
SHA256 方式を指定します。電子証明書の利用者は本会が指定する電子署名アルゴリズムを使用
しなければなりません。
12. 電子証明書の利用者は、署名検証者が電子証明書を利用することに関し本会は責任を負わない
ことを、承知しなければなりません。
13. 電子証明書の利用者は、リポジトリを随時閲覧し本サービスに関する情報を適宜取得しなくてはな
りません。
14. 医師資格証の利用者は、医師資格証券面に、発行申請書の記載事項である「顔写真」、「氏名」、
「生年月日」、「医籍登録番号」、「日医会員 ID(非会員の場合は「非会員」と記載)」が記載される
ことに承諾しなければなりません。
15. 本サービスで使用する文字は、Windows7 の日本語入力環境(JIS2004)の MSP ゴシックで変換でき
る文字のみ医師資格証券面に印字可能とします。これに規定されていない文字は、カナで入力す
ることについて承諾しなければなりません。
第 4 条 (医師資格証の申し込みおよび利用資格)
1.
利用申込をできる者は、本会の会員非会員を問わず医師に限られます。
利用申込者は、本会が定める手続きに従い「日本医師会 医師資格証発行申請書」(以下、「発
行申請書」という。)と共に所定の必要書類を持参して、地域受付審査局へ利用申込みを行いま
す。
2.
地域受付審査局および本会による審査の完了をもって、利用が認められます。
3.
利用に係わる利用会費等は、別途定めるものとします。
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日本医師会医師資格証利用規約
第 5 条 (医師資格証の利用申込み先)
1. 利用申込者は、地域受付審査局が定める場所で、地域受付審査局担当者との対面により申し込
みを行います。
2. 利用申込者は、地域受付審査局の責任者経由で本会に医師資格証の発行申請がなされることを
承諾しなければなりません。
第 6 条 (医師資格証の利用申込み審査)
1.
本会は、地域受付審査局が申込者と対面で受理した申請書類を、所定の手続に従い審査して、
問題が無いことの確認をもって、利用申込者を利用者として位置付け、医師資格証の発行手続を
開始します。
2.
地域受付審査局は、申請者との対面での受付時に申請書類等の不備、不足を指摘し、修正ある
いは訂正等を求めることがあります。
3.
本会または地域受付審査局は、受理した書類に不備があった場合には、郵便書留等の手段によ
り利用申込者に問題点を通知します。利用申込者は、地域受付審査局または本会の要求に従い
問題点を解決し、不備のあった書類を通知後 20 日以内に訂正あるいは再提出しなければなりま
せん。さらに、本会または地域受付審査局の審査の結果、医師資格証の発行ができないと判断し
た場合、不受理理由とその旨を所定の方法により利用申込者に通知します。
第 7 条 (医師資格証の送付)
本会は、医師資格証を安全に利用者に提供するために、「本人限定受取郵便(特例型)」を使って
利用者が指定した住所の利用者本人宛に郵送します。ただし、止むを得ない事情で本人限定受
取郵便(特例型)を受け取れない場合は、地域受付審査局関係者から受け取ることができます。
第 8 条 (医師資格証の受領確認)
1. 利用者が、郵送により医師資格証を受け取る方法に関して、
(1) 「本人限定受取郵便(特例型)」が到着した旨の連絡を郵便局から受けた利用者は、郵便局
に連絡を行い、受取方法を選択し、自身を証明する身分証明書を提示して「本人限定受取
郵便(特例型)」を受け取ります。この中には、「医師資格証」、「医師資格証受領書」(以下、
「受領書」という。)および必要な場合には「医師資格証の利用会費の支払い関する書類」等
が同封されます。
(2) 「本人限定受取郵便(特例型)」で医師資格証を受領した利用者は、記載内容を確認後、受
領書に氏名を自署して、指定の方法で本会が指定する場所へ返送しなければなりません。
(3) 前(1)(2)項にかかわらず、地域受付審査局関係者から受け取る場合は、申請者本人が所
定の身分証明書を提示し、受領書に氏名を自署し提出することで受領の確認をすることがで
きます。
(4) 「医師資格証の利用会費の支払いに関する書類」に必要事項を記入、押印し、指定の方法
で本会が指定する場所に返送することで利用会費を支払わなくてはなりません。
※利用会費の支払は、申請者から発行申請がなされる以前に、申請者所属組織、地域受付
審査局、電子認証センター間の事前の合意がなされている場合に限り支払方法を別途定め
ることができます。
2. 本会は、利用者から受領書を受取ることにより、利用者本人に医師資格証が渡ったことを確認しま
す。
3. 利用者は、交付された医師資格証の記載内容を確認し、その内容に疑義がある場合は、本会から
発送後 20 日以内に本会または地域受付審査局に連絡しなければなりません。内容に疑義がある
場合、受領書を本会に返送してはいけません。
4.
利用者は、本会の医師資格証発行後、28 日以内に「受領書」および「医師資格証の利用会費の
支払い関する書類」が本会宛てに届くよう返信する必要があります。本会はこの期間内に返信が
なく、利用者に督促後さらに 7 日を経過しても返信がない場合は、医師資格証の受領が行われな
かったものとみなし、当該医師資格証の電子証明書を失効させます。
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5.
電子証明書が失効された当該医師資格証の取り扱いに関して、利用者は本会の指示に従うものと
します。
第 9 条 (暗証番号の管理)
1. 利用者は電子証明書の暗証番号を紛失したり、盗用されたりしないよう一切の管理義務を負うもの
とします。
2. 利用者は以下の場合、電子証明書の失効申請手続を行なわなければなりません。また、電子証明
書が再度必要な場合は、医師資格証の再発行等の手続を行わなければなりません。
(1) 暗証番号を紛失してしまった場合
(2) 暗証番号の漏洩または、そのおそれがある場合
(3) 暗証番号が分からなくなった場合
(4) 暗証番号の入力ミスで IC カードが利用できなくなった場合
(5) その他 本会が必要と認めた場合
3. 暗証番号は、15 回連続で間違えて入力すると電子証明書を利用することが出来なくなります。暗
証番号の再発行もしくは再設定は、本会が定める手続きを行うものとします。
第 10 条 (医師資格証の有効期間)
1. 医師資格証の券面記載の有効期限は、医師資格証の発行から6年となります。
2. 本規約に定める医師資格証の返却がなされた場合を除き、利用者は電子証明書を有効期限内で
利用できます。
3. 医師資格証に格納された電子証明書の失効を行った場合または利用者が電子証明書の更新を
行わない場合においても、電子証明書の利用ができない状態で医師資格証の利用ができます。
4. ただし、利用者が「医師資格証利用中止届」を提出した場合、または利用会費の支払いがなされな
い場合、あるいは本会が必要と認めた場合、本会は医師資格証の返却を求め電子証明書の失効
を行います。
5. 本会は、医師資格証および電子証明書の自動更新および自動継続は行ないません。
※ 利用会費の支払いは、第 8 条(4)事前の合意がなされている場合を除き口座自動引き
落しになります。
第 11 条 (電子証明書の失効申請)
1. 利用者は、以下に定める事由が発生したときには、直ちに「電子証明書失効申請書」を提出し電子
証明書の失効を申請しなければなりません。利用者は、失効すべき理由が生じた場合において、
自ら失効申請をしない場合または失効申請できない場合は、代理人が失効申請することについて
予め同意するものとします。但し、本会は、利用者本人が死亡した場合のみ代理人からの失効申
請を受け付けます。
(1) 医師資格に変更が生じたとき
(2) 電子証明書の記載事項が事実と異なる場合
(3) 電子証明書の記載事項に変更が生じた場合
(4) 医師資格証を紛失あるいは破損した場合
(5) 医師資格証の盗難あるいは不正使用などを知った場合
(6) 医師資格証の利用を中止する場合
(7) その他、利用者が電子証明書失効の必要性を判断した場合
(8) 利用会費が支払われない場合
(9) その他、本会が必要と認めた場合
2.
失効申請については、利用者が、地域受付審査局に「電子証明書失効申請書」を持参すること
で対面により受付けます。
3.
医師資格証の紛失、盗難等で、利用者が電子証明書の不正使用もしくは不正使用の恐れがあ
ると知った場合、電子証明書の緊急失効を行うことができます。緊急失効の連絡と手続きは電子
認証センターに問い合わせるものとします。
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日本医師会医師資格証利用規約
第 12 条 (本会による電子証明書の失効)
1.
本会は、以下に定める事由が発生したとき、医師資格証の返却を求める、もしくは電子証明書を
失効させる権限を有するものとします。
(1) 利用者の医師資格に変更が生じたとき
(2) 利用者が CPS および本規約に基づく義務に違反した場合
(3) 電子証明書秘密鍵が危殆化もしくはその恐れがあると本会が認めた場合
(4) 電子証明書秘密鍵が不正利用された場合、もしくはその危険性があると本会が認めた場合
(5) 認証局の CA 秘密鍵が危殆化もしくはその恐れがある場合
(6) 医師資格証を発送した日から28日以内に受領書が本会に返送されなかった場合
(7) 医師資格証の記載情報に事実と相違があり、またはその情報が変更されたことを本会が確
認した場合
(8) 医師資格証の規格変更がなされた場合
(9) 利用会費が支払われない場合
(10) その他、本会が必要と判断した場合
2.
本会は、電子証明書失効させたときには、速やかに利用者にこれを通知します。但し、利用者に
通知することが不可能な場合には、この限りではありません。利用者は、本会による医師資格証
の返却要求もしくは電子証明書の失効に関し、本会の指示に従わねばなりません。
第 13 条 (利用中止の申請)
1.
医師資格証の利用中止手続き
利用中止する利用者は、「医師資格証利用中止届」に必要事項を記入の上、地域受付審査
局に提出するものとします。また、利用者は本会の指示に従って、医師資格証を本会に返却
するものとします。
※医師資格証の利用中止により、電子証明書は失効されます。
※医師資格証利用会費は、次回から請求されません。
2.
医師資格証に格納された電子証明書の利用中止手続き
(医師資格証の利用は継続するが、医師資格証に格納された電子証明書の利用を中止する手
続き)
電子証明書の利用を中止する利用者は、「電子証明書失効申請書」に必要事項を記入の上、
地域受付審査局に提出するものとし、本会にて当該電子証明書の失効を行うものとします。
※電子証明書のみの利用中止の場合、利用者の手元の「医師資格証」は、電子証明書の使用ができない
状態で、医師資格証利用会費の支払いがある場合において券面記載の有効期限まで利用できます。
※電子証明書の利用中止の場合、「医師資格証」の利用会費は変更されません。
第 14 条 (電子証明書と医師資格証の更新・再発行)
1.
電子証明書の更新
(1) 新規発行された医師資格証に格納された電子証明書は、2年に1度の更新を行わなければな
りません。
(2) 電子証明書の更新は、最初の新規発効日から2年後の2ヶ月前から2年後までの2ヶ月の期間
内に実施する必要があります。
(3) 本会から、利用者の連絡先に更新の通知が到着後、指定する期間内に更新をする必要があり
ます。
2.
医師資格証の更新
(1) 引き続き医師資格証の利用を希望する場合は、医師資格証の券面記載の有効期限の2ヶ月
前から有効期限日までの間に、医師資格証の発行申請を行わねばなりません。
(2) 「日本医師会医師資格証発行申請書」を地域受付審査局に本人が持参して提出することで、
発行の申請を行います。
3.
医師資格証の再発行
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医師資格証の紛失、破損、姓名変更、日医会員/非会員変更で、医師資格証の再発行を希望する
利用者は、「医師資格証発行申請書(再発行)」を地域受付審査局に提出し、随時に医師資格証の
再発行申請を行うことができます。
※再発行には、別途、再発行の手数料が必要になります。
第 15 条 (医師資格証の返却)
1.
利用者において、以下の各項に該当する場合は、有効期限内といえども、医師資格証の返却に
関して、本会の指示に従わねばなりません。
(1) 医師でなくなったとき
(2) CPS および本規約で定める利用者の義務に反したとき
(3) 医師資格証の有効期限が切れたとき
(4) 本人が死亡した場合
(5) 医師資格証が、利用中止、再発行等、本規約で定める事由が発生したとき
(6) 利用会費の支払いがなされないとき
(7) その他、本会が必要と認めたとき
2. 医師資格証の再発行、医師資格証の利用中止、不適切な利用もしくは本会が返却を求める場合、
本会の指示に従い医師資格証の返却をしなければなりません。
紛失等で、利用者が医師資格証を本会に返却できない場合は、「医師資格証紛失届」の提出が必
要になります。
3.
本会の指示に関わらず、利用者から医師資格証の返却がなされない場合、本会は当該医師資格
証が無効になったことを、本会が定める方法で公開する場合があることに、利用者は同意しなけれ
ばなりません。
第 16 条 (失効情報の公開)
1.
本会は、失効した電子証明書に関する情報を証明書失効リスト「Certification Revocation List」(以
下、「CRL」という。)としてすみやかにリポジトリに掲載します。
2.
本会は、CRL を 48 時間ごとに更新します。
第 17 条 (電子証明書失効後の秘密鍵の管理)
1.
利用者は、電子証明書が失効された後も、利用者秘密鍵を適正に管理しなければならないものと
します。
2.
前 1 項に定めた管理義務を怠ったことにより利用者が被った損害について、本会は、一切の責任
を負わないものとします。
第 18 条 (本会の保有する利用者情報の閲覧および訂正)
1.
利用者は、本会が保有する利用者についての情報の開示叉は訂正を求めることができる権利を
有します。
2.
本会は、情報を開示叉は訂正につき、要する費用を請求することができるものとします。
第 19 条 (個人情報の取扱い)
1.
CPSおよび本規約において個人情報とは、特定の利用者を識別することができる情報をいいます。
2.
本会は、医師資格証の利用申込み時に提出される個人情報および失効、再発行等の申請時に
提出される個人情報を、医師資格証、電子証明書に記載するなど認証業務の用もしくは本会会
員情報管理の用、日本医師会医療認証基盤への登録の用以外には、利用者の承諾を得ることな
く使用することはありません。
3.
利用者は、医師資格証記載事項の開示を地域受付審査局経由で本会に請求することができます。
個人情報の開示を請求する場合は、本会所定の方法で請求しなければなりません。
4.
本会および地域受付審査局は安全に管理された場所に個人情報を記録した書類等を保存するこ
とで、許可された者以外がアクセスできないような措置を講じ、個人情報への不正アクセスや漏洩
を防止します。
5.
本会および地域受付審査局は、医師資格証の利用申込み時、医師資格証の再発行申請時等に
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日本医師会医師資格証利用規約
提出された発行申請書と必要書類は、該当する電子証明書の有効期限の満了日から十年間保
存します。
第 20 条 (法執行機関への情報開示)
本会は、本会で取扱う情報に対し、法的根拠に基づいて情報を開示するように請求があった場合には、
法の定めに従い、法執行機関へ情報を開示します。
第 21 条 (利用者等の準備事項)
利用者は、自らの責任と負担において本サービスを利用するために必要な機器、ソフトウェアおよび回
線等の設備一式を準備するものとします。
第 22 条 (知的財産権)
利用者は、本サービスに関するマニュアル、CPS などについての著作権その他知的財産権など全ての
権利が本会に留保されていることを承認するものとします。
第 23 条 (利用者の損害賠償責任)
利用者が CPS および本規約で定める範囲以外の用途あるいは本規約で定める失効等の申請を怠っ
た結果、あるいは医師資格証の紛失もしくは返却義務を果たさない結果で生じたトラブルについは、
利用者が一切の責任を負うものとします。当該トラブルにより本会および署名検証者(利用者の医師
資格証の情報に基づき、利用者の電子署名を検証する者(以下同じ))に損害を与えた場合、利用
者が本会および署名検証者に対し、損害賠償を行なうものとします。
第 24 条 (本会の損害賠償責任)
1. 本会は、CPSおよび本規約に定める責任に違反したことにより、利用者に損害を与えた場合には、
その損害の賠償責任を負うものとします。但し、本会の責に帰すことができない事由から生じた損
害および逸失利益については、賠償責任を負わないものとします。
2. 本会が損害賠償責任を負う場合には、その賠償額において本会が現に受領した対価の 1 年間の
合計額を超過しない範囲に限るものとします。
3. 具体的な賠償の方法については、問題発生ごとに利用者に明示します。
第 25 条 (免責事項)
1. 本会は、利用者が第 2 条第4項、第5項および第6項で定める用途以外に医師資格証を使用する
ことに対して、一切の責任を負わないものとします。
2. 本会は、医師資格証の紛失、盗難、不正な使用などによって利用者が被った損害に対して、一切
の責任を負わないものとします。
3. 本会は、IC カードに格納されている利用者秘密鍵の盗難、不正使用などによって利用者が被った
損害に対して、一切の責任を負わないものとします。
4. 本会は、利用者の暗証番号の盗難、不正使用などによって利用者が被った損害に対して、一切の
責任を負わないものとします。
5. 本会は、電子証明書の失効申請に対し、遅滞なく失効をおこなった場合、リポジトリへの CRL の公
開前に発生した利用者の被害に対し、一切責任を負わないものとします。
6. 本会は、利用者が、電子証明書を利用する際に発生したコンピュータシステムなどのハードウェア
もしくはソフトウェアへの障害について、一切の賠償責任を負わないものとします。
7. 本会は、以下に定める事由による本サービスの全部または一部の停止によって利用者が被った損
害については、一切の損害賠償責任を負わないものとします。
(1) 火災、雷、噴火、洪水、地震、嵐、台風、天変地異、自然災害、放射能汚染、有害物質による
汚染、または、その他の自然現象
(2) 暴動、市民暴動、悪意的損害、破壊行為、内乱、戦争(宣戦布告されているか否かを問わな
い)または革命
(3) 裁判所、政府または地方機関による作為または不作為
(4) ストライキ、工場閉鎖、労働争議
(5) 本 CPS および本規約に基づく義務の遂行上必要とする必須の機器、物品、供給物もしくは
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サービス(電力、ネットワークその他の設備を含むがそれに限らない)が利用不能となった場
合
本会は、その他本会の責に帰すべきでない事由から生じた利用者の損害については、一切の損害賠
償責任を負わないものとします。
第 26 条 (通知)
1. 本会は、利用者への通知方法として、郵便、FAX、電子メールまたは電子認証センターのホームペ
ージへの掲示など、本会叉は地域受付審査局が適当と判断した方法により行います。
2. 第 1 項に定める郵便による通知においては、当該郵便の消印を利用者への到達時とみなします。
3. 第 1 項に定める FAX による通知においては、当該 FAX を本会が送信し、送信できたことが確認で
きた時点とみなします。
4. 第 1 項に定める電子メールによる通知においては、当該電子メールを本会の運営要員が送信し、
送信できたことが確認できた時点とみなします。
5. 第 1 項に定める電子認証センターのホームページへの掲示による通知においては、当該掲示の掲
載日を利用者への到達時とみなします。
第 27 条 (譲渡の禁止)
利用者は、本サービスの提供を受ける権利を第三者に譲渡することができないものとします。
第 28 条 (認証サービスの変更)
本会は本サービスの全部または一部を変更することができます。
利用者や署名検証者への変更通知は、本サービスの仕様を変更後、速やかに CPS をリポジトリにて公
開することにより、実施されたものとします。
第 29 条 (本サービスの廃止)
1. 本会は、本サービスを廃止することができるものとします。
2. 本会は本サービスを廃止する場合、利用者に対し、廃止日の 60 日前迄に通知します。
3. 本会および地域受付審査局は、廃止日をもって、利用者の医師資格証および IC カードに格納さ
れた電子証明書を失効させます。
第 30 条 (輸出管理)
利用者は医師資格証を輸出する場合には、外国為替及び外国貿易法その他輸出関連法令を遵守し、
所定の手続きをとるものとします。
第 31条 (管轄裁判所)
利用者と本会との間に訴訟や法的行為が起こる場合、東京地方裁判所を管轄裁判所とします。
以上
改定履歴
Ver.1.0 から Ver.1.1 の改訂 2014年3月10日
押印を削除
本サービスに使用する文字を、JIS 第 1 水準または第 2 水準から、「Windows7 の日本語入力環境
(JIS2004)の MSP ゴシックで変換できる文字のみ医師資格証券面に印字可能とします。」に変更。
Ver.1.1 から Ver.1.2 の改訂 2014年8月4日
「第 30 条(輸出管理) 利用者は医師資格証を輸出する場合には、外国為替及び外国貿易法その他
輸出関連法令を遵守し、所定の手続きをとるものとします。」を追加。
第 30 条(管轄裁判所)を 31 条に繰り下げ。
Ver.1.2 から Ver.1.3 の改訂 2114年9月26日
第8条4項の期限内に返信が必要な書類に「年会費の支払いに関する書類」を追加
Ver.1.3 から Ver.3.00 の改訂 2015 年 3 月 3 日
第 8 条に、医師資格証の地域受付審査局での受け取りできる要件を追加
All Rights Reserved.
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