製品安全データシート ISO 11014-1/ ANSI 基準 Z400.1-2004に従って作製された / JIS Z 7250:2000 見直し日:20/6月/2007 1. 製品及び会社情報 製品名: チタン酸バリウム粉末 同義語: BaTiO3 薬物/製剤の使用: 多様, 工業製品 サプライヤー: キャボットSupermetals Administration Building County Line Road Boyertown, PA 19512 UNITED STATES Tel: 1-610-367-1500 Fax: 1-610-369-8259 緊急電話番号: 米国: 米国: CHEMTREC 1-800-424-9300 または 1-703-527-3887 キャボット 1-978-663-3456 2. 危険有害性の要約 緊急時の概略 ― 注意: オフホワイト結晶性粉末. 機械的な刺激の原因となる場合がある. 暴露の主経路: 吸入, 目への接触, 皮膚への接触 健康に対するあり得る影響: 目への接触: 機械的な刺激の原因となる場合がある. 皮膚への接触: 機械的な刺激の原因となる場合がある. 吸入: 粉塵は呼吸器官に刺激を与えることがあります. 機械装置と粉塵が発生する地域に適切な排気を供給すること. セクション8も参照のこと. 経口摂取: 通常の使用において健康の障害の危険は知られていないか、予想されない. 通常の産業及び商業実務では低程度の危険. 発癌性効果: IARC (国際がん研究機関), NTP (国家毒性プログラム), OSHA (労働安全衛生局), ACGIH (米国産業衛生専門家会議)、 EU (欧州連合)に記載のいかなる物質も含まない. セクション11も参照のこと. 内臓に与える影響: 肺, 眼, 皮膚 暴露による病状の悪化: 喘息, 呼吸障害 環境に対するあり得る影響: 環境に関する注意は特になし. セクション12を参照のこと. 3. 組成、成分情報 化学名 Barium Titanate CAS番号 12047-27-7 EINECS番号 234-975-0 重量% 100 EEC分類 なし 4. 応急措置 皮膚接触: 石鹸と水でしっかり洗い流すこと。赤み、はれ、かゆみ、熱がある時は医者の手当 てを受けること。 眼との接触: 即座に大量の水で15分間目を洗い流すこと。充血、はれ、かゆみ、熱、外観の異常 がある場合は、医師の手当てを受けること。 キャボットコーポレーション 製品名:Barium Titanate Powder 製品コード:BARIUMTITPOWDER 見直し日:20/6月/2007 ページ 2 of 5 _________________________________________________________________________ 吸入: 咳、短呼吸、及び呼吸の異常がある場合は、外気のあるところに移動させること。 症状が消えない場合は医者の手当てを受けること。必要に応じて、標準応急処置法 を用いて通常呼吸を回復させること。 摂取: 嘔吐を誘導しないこと。意識があれば数杯の水を飲ませること。意識不明の者には 、経口で何も与えてはならない。 医師への注意: 兆候により処置すること。 5. 火災時の措置 引火点: 空気中爆発上限界濃度(%): 空気中引火性限界-下限(%): OSHA 引火性分類: 決定していない 決定していない 決定していない 決定していない 安定した消火剤: 地域の環境及び周りの状況に応じて適当な消化法をとるこ と。 消防士用の特殊保護装置: 適当な保護装置を着用すること。火災の際は自給式呼吸装 置を着用すること。 特定の危険: わずかな火災危険性. 危険有害な燃焼性生物: その他の熱分解生成物. 粉塵爆発のリスク: 無視できる. 6. 漏出時の措置 個人的注意: 粉塵の生成を避けること. 充分な換気を確実にすること. 個人保護具を使用すること. セクション8も参照のこと. 洗浄法: 即座に掃除機で掃除すること. 高効率粒子空気(HEPA) ろ過式の真空掃除機の使用が推奨されます. ブラシや圧縮空気で塵雲を発生させないこと. 拾い上げ、適正に表示した容器に移すこと. セクション13を参照のこと. 環境に関する注意: 環境に関する注意は特になし. 制御を越えた流出があった場合は、地区の関係機関に届け出なくてはならない. 7. 取扱い及び保管上の注意 取扱い: 皮膚、目への接触を避けること. 粉塵を吸い込まないこと. 機械装置と粉塵が発生する地域に適切な排気を供給すること. ブラシや圧縮空気で塵雲を発生させないこと. 静電気の放電に対する予防措置をとること. 攪拌及び工程装置の全ての金属部分は、接地されてなくてはならない. 輸送作業を開始する前に、全ての装置を確実に接地すること. 細かい粉塵は、電気機器を通り抜けることが可能で、ショートを起こす原因となる ことがあります. 保管: 容器の蓋をしっかり閉めて、乾燥し、涼しく換気の行き届いた所に保管すること. 熱と発火源から離します。. 強酸化剤とともに保管しない. 適正に表示した容器に保管すること. 8. 暴露防止及び保護措置 暴露限界 当製品の曝露限界は確定されていません. 技術的管理 暴露を最少にするため充分な換気を励行. 機械装置と粉塵が発生する地域に適切な排気を供給すること. 個人保護具 呼吸保護具: 局所的な排気装置が充分でない場合は、認可呼吸器が必要でしょう. キャボットコーポレーション 製品名:Barium Titanate Powder 製品コード:BARIUMTITPOWDER 見直し日:20/6月/2007 ページ 3 of 5 _________________________________________________________________________ 手の保護: 適切な耐化学薬品性手袋を着用してください. 目の保護: 目/顔用保護具を着用すること. サイドシールド付き安全めがね. ゴーグル. 皮膚と体の保護: 保護服を着用すること. その他: 適正な産業衛生安全実務に従って取り扱うこと。緊急用洗眼器及び安全シャワーを 近くに設置すること. 9. 物理的及び化学的性質 外観: オフホワイト 結晶 粉末 臭い: 決定していない pH: 決定していない 蒸気圧: 決定していない 沸点/範囲: 決定していない 融点/範囲: 1654ーC 水溶解性: 不溶性 溶剤溶解性: 次のものに溶解性: 濃縮硫酸 フッ化水素酸 希釈酸類 次のものに不溶性: アルカリ 密度: 決定していない 比重: 5.95 蒸発率: 決定していない 粘度: 決定していない 分割係数(n-オクタノール/水) 決定していない 10. 安定性及び反応性 安定性: 安定している 危険有害な重合: 危険有害な重合は起こらない. 機械的感度(ショック): 機械的衝撃に敏感ではない。 避けなければならない状況: 熱及び発火元に近づけてはならない. 粉塵の生成を避けること. 危険有害な分解生成物: その他の熱分解生成物. 静電気放電効果: 静電気の放電に対する予防措置をとること. 粉塵の生成を避けること. 11. 有毒性情報 急性毒性 経口 LD50:LD50/経口/ラット = > 12 g/kg. 吸入 LC50:LC50/吸入/1時間/ラット = > 6.4 mg/l. 皮膚 LD50:決定していない. 目への刺激:決定していない. 皮膚への刺激:ウサギ. > 200 mg/kg. NOAEL. 準慢性毒性 決定していない. 慢性中毒 キャボットコーポレーション 製品名:Barium Titanate Powder 製品コード:BARIUMTITPOWDER 見直し日:20/6月/2007 ページ 4 of 5 _________________________________________________________________________ 発癌性効果:IARC (国際がん研究機関), NTP (国家毒性プログラム), OSHA (労働安全衛生局), ACGIH (米国産業衛生専門家会議)、 EU (欧州連合)に記載のいかなる物質も含まない. 突然変異誘発性:決定していない. 生殖毒性:決定していない. 感作効果:既知の感作剤は含まれていません。 相乗作用のある物質:合理的に予想されることはない. 12. 環境影響情報 水生生物毒性: 決定していない 環境における最終形態 可動性: 拡散すると予想されない. 不溶. 生物蓄積: 決定していない. 残存率/分解性: 決定していない. 環境区分への分配: 決定していない. 13. 廃棄上の注意 Disclaimer:このセクションの情報は、当MSDSのセクション2に記載の適正な状態で発送された製品に関するものです。混合及び処理により廃 棄物の特質及び要件が変わることがあります。空容器、ライナー、すすぎ液にも規則が適用されることがあります。県及び地域の規則が国の規則と異 なっていることがあります。 未使用、及び非汚染製品適応する国家、県、地域発行の規制に従い、適切な焼却施設で焼却するか、適切なごみ処理場 に廃棄することができる。 14. 輸送上の注意 輸送規制で危険物として分類されていない. 日本規則 船舶安全法 危規則第2、3条危険物告示別表第1毒物類([国連番号1564 バリウム化合物). 15. 適用法令 危険有害分類 米国 ― OSHA (29 CFR 1910.1200):危険有害性なし. Mexico - NOM-018-STPS-2000:セクション16のHMIS等級を参照のこと。 カナダ - WHMIS 分類 (CPR, SOR/88-66):分類無し. 当製品は、制御製品規制に従って分類されており、制御製品規制に要求される全ての情報はMSDSに記載されてい ます。 国際インベントリー この製品の全ての成分は記載されているか、あるいは以下の目録で免除されている: YES - オーストラリア化学物質インベントリー (AICS) YES - カナダ国内物質リスト (DSL) YES - 中国インベントリー YES - 欧州既存商業化学物質インベントリー (EINECS) YES - 日本既存及び新規化学物質 (ENCS) YES - 韓国既存化学薬品リスト (KECL) NO - ニュージーランド有害性物質・新生物法 (HSNO) YES - フィリピン化学品および化学物質インベントリー (PICCS) YES - 米国有害物質規制法 (TSCA) インベントリー 日本規則 製品名:Barium Titanate Powder キャボットコーポレーション 製品コード:BARIUMTITPOWDER 見直し日:20/6月/2007 ページ 5 of 5 _________________________________________________________________________ 消防法: 法第9条の2貯蔵等の届出を要する物質危険物規制令第1条の10(省令第2条-54 チタン酸バリウム). 毒物及び劇物取締法: 指定令第2条劇物(79 バリウム化合物). 航空法: 施行規則第194条危険物告示別表第1毒物類・毒物(6.1 バリウム化合物). 米国連邦規則 TSCA 12(b) 輸出通知:本製品は、TSCA 12(b) 輸出通知規則に該当するいかなる成分も含んでいません (米)大気清浄法(1990年) (CAA, セクション 112, 40 CFR 82):当製品は、空気汚染危険物、引火性物質、毒性物質、及びオゾン層破壊物質のクラス1,2として記載される成 分を、一切含んでいません。 (米)水質清浄法 (CWA, 40 CFR 116) 優先汚染物:当製品は、重大汚染物質を一切含んでいません (米)包括的環境対応補償責任法 (CERCLA, 40 CFR 302):本製品は、有害物質として挙げられるいかなる成分も含んでいません 包括的環境対応補償責任法 (SARAタイトルⅠ,Ⅱ): SARA セクション 302 (40 CFR 355) 極度危険物質:成分に、SARA のセクション302に極度の危険有害物質として記載されているものはない。 SARA セクション 311/312 (40 CFR 370)危険物部門:当製品は、SARA セクション 311/312に記載の危険有害物質のMSDS要件のどの項目にも適応されません。 SARA セクション 313 (40 CFR 372)有害物質放出インベントリー:毒性化学物質としてセクション313に記載の物質で、規制を必要とする最低濃 度を超えているものは含まない。 薬剤情報:非許可 米国州規則 カリフォルニア企画65:本製品は、カルフォルニア・プロポシション 65 に記載のいかなる成分も含んでいません 北米東米知事連合 (CONEG)金属リスト:決定していない. 16. その他の情報 HMIS 等級 HMISインデックス: 健康: 引火性: 物理的汚染: 製作者: 見直し日: 前回見直し日: 見直しの理由: * - 慢性, 0 - 殆ど無い, 1 0 0 1 -わずかに, 2 - 中程度, 3 - 非常に, 4 - 極度に キャボットコーポレーション ― 安全衛生環境事業 20/6月/2007 13/3月/2006 至る所の改訂 棄権: これらの情報は、キャボット社が正確であると信じる情報に基づくものです。明示、暗示のいかんに関わらず、保障さ れるものではありません。この情報はそれを受け取る人のための情報と考察のためにのみ提供されるものであって、キ ャボット社として今後の使用及び準拠に関してなんら法的責任を負うものではありません。 R と 'TM' はキャボット社のトレードマークを表します。
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