15年度 授業科目 - うらやす市民大学

ともに考え
、
ともに行動する
会へ。
協働社
平成27年度 募集期間
平成27年3月16日(月)∼
募 集 案内
4月15日(水)【消印有効】
お問い合わせ
うらやす市民大学事務局
〒279-0011 千葉県浦安市美浜三丁目15番1号
浦安市
TEL:047-351-4811 FAX:047-351-4812 E-mail:[email protected]
「うらやす市民大学」ホームページ
http://www.urayasu-cc.com/
目 次 01 はじめに ………………………………………… 1
02 うらやす市民大学の概要 ……………………… 2
03 入学までの流れ ………………………………… 3
04 平成27年度 募集要項 …………………………… 4
05 平成27年度 開講科目一覧表 …………………… 6
● 開講科目の紹介 …………………………… 8
表紙画:常田純孝(うらやす市民大学学生)
01はじめに
世の中には様々な学問(科学)分野があります。例えば、医学、看護学は、専門知識
を持った職業者としての医者、看護師が、患者さん(病人)を治療する、または病気を
予防するための学問であり、とても有用です。他方、視線や方法論が異なる、病気を抱
えた市民が必要とする「患者学」の重要性が増しつつあります。両者は、目標は同じで
も、教育学と学習学の内容が、立場が異なるので、同じにはならないのと同様です。農
家のための作物生産学と市民のための市民農園学も同様な関係です。患者学、学習学、
市民農園学、まちづくり学などのような市民が主体となる科学を総称して、「市民科学」
と呼びます。これからの時代では、
「市民科学」が「職業専門家科学」と同様に必要です。
市民科学は、行政、職業専門家、政治家などと協働しつつも、市民が主体となって市民
の経験や感覚を活かして作り上げる必要があります。
現代は心の時代、環境の時代と言われています。心と環境の豊かさは物質的・経済的
豊かさより価値が高いと思う人が増えているのです。私たちは、生きていることの目標
と充実感がほしい、誰かに必要とされ、役立っていることを感じたい、身近な人や遠く
の人と多様なかたちでつながっていたいと心のどこかで願っていると思います。他方、
私たちの住む地域社会における諸問題は、日本、アジア、世界のそれらの問題と根底で
は強くつながっています。ローカル、ナショナル、グローバルな社会問題が根底で互い
につながった現代社会において、私たち市民が自身の人生の質を向上させ、日々生きが
いを感じ、さらには社会に何らかのかたちで役立つにはどうしたらよいでしょう。
「うらやす市民大学」は、市民の多様性を尊重し、個性を活かしながら、市民一人一人
が何をしたいのかを考え、一歩前に踏み出して、何かできることを実行してみるための、
市民のための大学、市民による大学、市民が創る大学です。市民科学の発信場所でもあ
ります。自身の生きがいを再発見し、地域社会に絆と心の豊かさと潤いをもたらす環境
福祉社会を共生的に広げることに関心のある皆様がうらやす市民大学に入学して、自分
の個性を活かしながら仲間と楽しく活動しながら、充実した豊かな時間を過ごされるこ
とを心から願っています。
平成27年3月
うらやす市民大学学長
古在 豊樹
1
02うらやす市民大学の概要
■趣旨
浦安市では、まちづくりの次のステージとして、「住みがいのあるまち」づくりを目指しています。それを実
現するためには、市民と行政がより一層連携して、まちづくりに取り組んでいく協働社会を創っていく必要が
あります。「うらやす市民大学」は、まちづくり活動を行うために必要な知識や技能を身につけ、市民自らが
地域に貢献する協働の担い手として、活躍するための学びの場として、開校しました。
■特色
市民大学の学習は、その成果が確実に地域に活かされることを重要視しています。授業は、受講生と講師の対
話型授業(ワークショップ形式など)を中心に進め、講師が受講生に知識を教えるだけでなく、一緒に考え、
学びあい、教えあう双方向型の学習形態を構成します。
■授業科目
平成27年度は、全17科目を開講します。授業科目は、「出会い」「気づき」「担い」の科目群で構成されていま
す。
出会い
多くの人との出会いを通じ、自らの可能性を広げ、市民一人ひとりが自らのライフスタイルを
豊かにすることを目指します。
気づき
「浦安の視点」を大切にし、地域活動に必要な知識を高めるとともに、これからの課題や問題点
の解決を目指します。
担 い
■授業時間
地域貢献や協働を担う人材として必要な知識や技術を習得することを目指します。
1授業90分 1時間目 → 10時00分~11時30分
2時間目 → 13時00分~14時30分
3時間目 → 15時00分~16時30分
■受講参加料
各授業科目の受講は有料となります。授業1回あたり500円です。
■場所
うらやす市民大学(浦安市美浜3151 浦安市立美浜南小学校内)
※うらやす市民大学は、浦安市立美浜南小学校の施設の一部を利用しています。市民大学への出入は市民大
学専用門を利用してください。
首都高速湾岸線
NTT 浦安前
(路線バス)
富岡中学校
うらやす市民大学
(おさんぽバス)
(おさんぽバス)
富岡小
美浜南小
市民大学専用門
境川中央歩道橋
歯科医院
(おさんぽバス)
(おさんぽバス)
シンボルロード
富岡中
ニッセイ
総合研修所
美浜東団地
(路線バス)
境川
若潮公園
順天堂大
浦安病院
今川橋
浦安ブライトン
ホテル
東レ
本社
オリエンタルホテル
東京ベイ
新浦安駅北口
(路線バス おさんぽバス)
(路線バス、
若潮通り
JR新浦安駅
【交通のご案内】
●J
R新浦安駅から徒歩7分 ●バス2・3・7・11・18系統で「美浜東団地」下車徒歩7分
●バス4・5・8・12 系統で「NTT浦安前」下車徒歩8分 ●おさんぽバス医療センター線で
「境川中央歩道橋」下車徒歩5分 ●おさんぽバス舞浜線で「富岡中学校」下車徒歩8分
2
03入学までの流れ
■受講申し込み(3月16日~4月15日)
新規入学希望者への説明会
日 時:平成27年4月11日(
土)
14時~15時
場 所:うらやす市民大学
▼
■結果通知の送付(5月上旬)
▼
■受講参加料の入金(5月中旬)
▼
■新規入学者ガイダンス・うらやすの協働を考える(講義)
日 時:平成27年5月30日(
土)
13時~16時
場 所:うらやす市民大学
対 象:初めて市民大学を受講される方
▼
■平成27年度開講式・うらやす市民大学入門
日 時:平成27年6月20日(
土)
13時~15時30分
場 所:浦安市文化会館小ホール
対 象:全ての学生
▼
■授業開始(6月22日~)
いよいよ市民大学の通常授業が始まります。授業科目ごとにオリエンテーショ
ンを開催しますので、指定日時にお集まりください。
3
04平成27年度 募集要項
■申込資格
本学の趣旨に賛同する方(市外在住者可)
ただし、申し込み多数の場合は、市内在住・在勤・在学・新規入学の方を優先とします。
■申込期間
平成2
7年3月1
6日(月)~4月1
5日(水)まで(消印有効)
■申込手続
(1)申込方法
○申込期間内に提出書類を直接(うらやす市民大学、市役所5階協働推進課)、または郵送してください。
(2)提出書類
○受講申込書
所定の申込書に写真を貼付し、必要事項を記入してください。
(学生証をお持ちの方は写真を貼付する必要はありません)
■申込結果
○申込結果は、受講の可否にかかわらず、申込者全員に結果を文書で通知します。
○結果通知書が5月下旬を過ぎても到着しない場合は、市民大学までご連絡ください。
■受講手続
○受講者は、結果通知に記載してある手続き(受講参加料の納入)を所定の期限までに行ってください。
○受講参加料の納入方法及び納付書は、結果通知とともに送付いたします。
○納入された受講参加料については、途中で受講を中止した場合でも返還しません。
○受講にかかる教材費などは別途自己負担になる場合があります。
■注意点
○うらやす市民大学に駐車場はありません。公共交通機関または自転車・徒歩での通学をお願いします。
○「うらやす市民大学入門(必修)
」のみの受講はできません。
○科目の日時・内容は、開講後に変更になる場合があります。
○授業科目は自由に申し込みすることができます。
○複数受講も可能ですが、日程が重複している授業もありますのでご注意ください。
■個人情報の取扱いについて
浦安市では、社会情勢やプライバシー保護の考え方の変化に対応するため、
「浦安市個人情報保護条例」を定め、保
有している皆さんの個人情報を正しく安全に取り扱う制度を運用しています。申込時に提出していただいた氏名、住
所、その他の個人情報については、うらやす市民大学事業のみで使用します。
お問い合わせ
うらやす市民大学事務局 〒2790011 千葉県浦安市美浜三丁目15番1号
TEL0473514811 F
AX 0473514812 Emai
ls
hi
mi
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u@c
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y
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ur
ayas
u.
l
g.
j
p
4
記入例
平成27年度うらやす市民大学受講申込書
記入日: 年 月 日
ふりがな
うらやす はなこ
氏 名
浦安 花子
生年月日
昭和30 年 4
ふりがな
うらやすしみはま
〒
現 住 所
月
1
日生(満
60歳)
性別
男 ・ 女
27
9 - 0011
浦安市美浜○-○-○ ●●マンション○○○号室
市内在勤・在学の場合は会社名・学校名ご記入ください。
(会社名・学校名:
電話番号
)
4
7-***-****
(自宅) 0
90-****-****
(携帯) 0
学生会への情報開示
Eメールアドレス
(PC):
公 開 ・ 非公開
(携帯):
Eメールアドレスは、事務局からの授業の連絡、各種イベントのご案内をお知らせする際に使用させていただきます。
併せて、学生会からのお知らせ等でメールを活用しています。学生会への情報公開が可能な場合は、
「学生会への情報開示」の公開
を○で囲んでください。
(公開を○で囲んでいただいた方のみ学生会へ情報を提供します。
)
受講を希望する科目に○を記入し、受講希望科目数を記入してください。
申込
○
科目番号
科目名(副題省略)
回数
受講参加料
e wi
t
h you.
’
)うらやすを創る
150101 世界とつながる(‘We ar
11回
5,
500円
150102 健康をうらやすの文化に
12回
6,
000円
150103 うらやす市民のための経済と経営の基礎
15回
7,
500円
150104 リーダーに関する一考察・歴史に学び、現代を視る
10回
5,
000円
8回
4,
000円
150106 浦安の歴史未来学を学ぶ
10回
5,
000円
150107 うらやすの街を花で彩る
18回
9,
000円
150108 集合住宅のこれからの課題に備える
10回
5,
000円
150109 浦安の再生街づくりを考えよう
8回
4,
000円
150110 これからのうらやすの学校を地域連携で支える
10回
5,
000円
150111 うらやす街づくりゼミ
10回
5,
000円
150112 地球に優しいうらやすの環境を守り創る 13回
6,
500円
150113 うらやすの地域コミュニティを創る
10回
5,
000円
150114「うらやすのブランド」を創る 16回
8,
000円
150115 高齢化社会を担う市民力とは
15回
7,
500円
150116 地域の防災力を高めよう
18回
9,
000円
150117 うらやすで介護予防を進めるために
15回
7,
500円
地域とつながる!うらやすの私らしい子育てライフ
150105 保育を希望される方はご記入ください。
(保育人数: 人・お子様年齢: 歳 ヵ月)
○
○
※複数科目受講可能です。
受講希望科目数
※詳細は各授業科目のシラバスを参照して下さい。
3
※受講決定後のキャンセルは原則認められません。
科目
5
05平成27年度 開講科目一覧表
うらやす市民大学入門(全学生必修)
コーディネーター 松崎 秀樹 (浦安市長)
うらやす市民大学は、
「市民のための 市民による 市民が創る大学」をモットーとし、市民と行政が協働して、浦安がより住みやすく、よ
り生きがいを感じ、より絆が深まる地域となるよう貢献することを目指しています。この「うらやす市民大学入門」では、地域課題を解決
する上で必要となる浦安市のまちづくりについてをすべての学生に受講していただきます。
日 程
必
修
内 容
27年6月20日(土)
13
:15~14
:30
14
:45~15
:30
浦安市のまちづくり
多くの先人が「浦、安かれ」と願いをこめて築きあげた、この「浦安」の成り立ちから、浦安市の現状と課
題、それらに対する市の取り組みについてお話します。
講師 松崎 秀樹 (浦安市長)
学長講演
「協働」をうらやすに活かす(新規入学生必修)
コーディネーター 関谷 昇 (千葉大学法政経学部准教授)
新
規
学
生
必
修
日 程
内 容
27年5月30日(土)
14
:00~15
:30
うらやす市民大学で学ばれた方が、協働の実践に向けて歩み始めている中で、市民における協働の意識が一
層広がっていくよう、
「協働」とは何かについて、協働の事例を交えてお話します。
講師 関谷 昇 (千葉大学法政経学部准教授)
科目名
コーディネーター氏名(肩書き)
種 別 科目番号
授業期間
時 間
授業回数
受講参加料
掲載
ページ
世界とつながる(‘We ar
e wi
t
h you.’)うらやすを創る
ーグローカルな視点に根ざしたうらやすを築こうー
150101 山内 久明(うらやす市民大学副学長/
東京大学名誉教授)
27年7月3日(金)~28年1月22日(金)
15
:00~16
:30
8
11回
5,
500円
健康をうらやすの文化に
出
会
い
ー健康づくりと運動ー
150102 岡田 隆(了德寺大学准教授/
日本オリンピック委員会強化スタッフ(水球・柔道))
27年7月4日(土)~27年12月12日(土) 10
:00~11
:30ほか
12回
10
6,
000円
うらやす市民のための経済と経営の基礎
ー豊かなくらしと明るい未来を自分たちの手でつくるにはー
150103 川上 慎市郎(グロービス経営大学院准教授)
27年6月27日(土)~28年3月19日(土)
10
:00~11
:30
12
15回
7,
500円
リーダーに関する一考察・歴史に学び、現代を視る
150104 阿部 正和(すてきナイスG・木と住宅総合研究所特別顧問)
27年6月22日(月)~28年3月14日(月)
10
:00~11
:30
14
10回
5,
000円
地域とつながる!うらやすの私らしい子育てライフ
気
づ
き
ー未来を担う子どもを育てる親としてー
150105 田頭 あやこ(市民活動団体プリズム代表/ファシリテーター)
27年6月23日(火)~27年11月10日(火)
10
:00~11
:30
15
8回
4,
000円
浦安の歴史未来学を学ぶ
ー「浦安 もののはじめ考」2015をつくろうー
150106 岩下 哲典(明海大学ホスピタリティ・ツーリズム学部・大学院応用言語学研究科教授)
27年7月1日(水)~28年3月2日(水)
10
:00~11
:30
6
10回
16
5,
000円
科目名
コーディネーター氏名(肩書き)
種 別 科目番号
授業期間
時 間
授業回数
受講参加料
掲載
ページ
うらやすの街を花で彩る
ー園芸の楽しみを街に広げる(その2)ー
150107 賀来 宏和(千葉大学大学院客員教授/
園芸プロデューサー)
27年6月22日(月)~28年3月28日(月) 15
:00~16
:30ほか
18
18回
気
集合住宅のこれからの課題に備える
08 廣田 信子(マンションコミュニティ研究会代表/一級建築士/マンション管理士)
づ 1501 27年6月22日(月)~28年1月18日(月) 13
:00~14
:30
10回
き
9,
000円
20
5,
000円
浦安の再生街づくりを考えよう
ー中町を考えるー
150109 繁治 寿(建築家/都市開発プランナー)
27年6月30日(火)~27年12月22日(火)
22
15
:00~16
:30
8回
4,
000円
これからのうらやすの学校を地域連携で支える
ー学校支援コーディネーターとともに地域が協力して関わるにはー
150110 大橋 龍司(GCDF(米国CCE.
i
nc認定)キャリアカウンセラー /
キャリア教育コーディネーター)
27年6月23日(火)~27年11月24日(火)
15
:00~16
:30
10回
23
5,
000円
うらやす街づくりゼミ
明海大学不動産学部教授)
150111 阪本 一郎(うらやす市民大学副学長/
27年6月25日(木)~27年12月10日(木)
10
:00~11
:30
24
10回
5,
000円
地球に優しいうらやすの環境を守り創る
ー自然との共生を大切にするうらやすを築こうー
150112 山本 忠(千葉大学名誉教授)
27年6月23日(火)~28年2月2日(火)
13
:00~14
:30ほか
26
13回
6,
500円
うらやすの地域コミュニティを創る
担
い
ー多世代交流コミュニティ活動へのチャレンジー
150113 石川 久(淑徳大学コミュニティ政策学部教授)
27年7月1日(水)~27年12月9日(水)
13
:00~14
:30ほか
28
10回
5,
000円
「うらやすのブランド」を創る
ー植物工房などを含むホワイエの構想・提案ー
150114 宮崎 清(うらやす市民大学副学長/
千葉大学名誉教授)
27年6月27日(土)~28年1月23日(土) 13
:00~16
:30ほか
30
16回
8,
000円
高齢化社会を担う市民力とは
ー安心して歳を重ねられる居場所「うらやす」を目指してー
150115 岩室 紳也(ヘルスプロモーション推進センター(オフィスいわむろ)代表)
27年6月24日(水)~28年3月16日(水) 13
:00~14
:30ほか
15回
32
7,
500円
地域の防災力を高めよう
ー自助・共助・公助を学ぶー
150116 中林 一樹(明治大学危機管理研究センター特任教授)
27年7月4日(土)~27年12月12日(土)
13
:00~16
:30
34
18回
9,
000円
うらやすで介護予防を進めるために
ーうらやす介護予防リーダー養成講座ー
150117 櫻井 しのぶ(順天堂大学大学院医療看護学研究科教授)
27年7月2日(木)~27年10月29日(木) 13
:00~14
:30ほか
※時間については、各科目詳細を確認してください。
7
36
15回
7,
500円
出会い 科目番号【1501-01】
定員:40名
世界とつながる(`
We ar
e wi
t
h you.
'
)うらやすを創る ーグローカルな視点に根ざしたうらやすを築こうー
コーディネーター 山内 久明 (うらやす市民大学副学長/
東京大学名誉教授)
この科目は開設以来、
「うらやすから日本と世界を考える―ローカル、グローバル、グローカル」という全体テーマを掲げ、3.
11以降はカ
リキュラム委員会により「出会い」科目として位置づけられ、現在の科目名に更新されました。市民大学が理念として掲げる「協働」の実
現に直結するわけではありませんが、自己の立ち位置から広い世界を眺め、広い世界から自己を省みる、
「グローカル」な意識と態度をつく
りだすことを目指します。2015年度もこれまでの基本的枠組みを踏襲しつつ、多彩な顔ぶれの講師陣による各回の個別テーマを更新し、新
旧の受講者の方々の関心に等しく応えたいと思います。
回
日 程
27年7月3日(金)
14
:45~15
:00
1
2
3
4
5
6
15
:00~16
:30
27年7月10日(金)
15
:00~16
:30
27年7月17日(金)
15
:00~16
:30
27年9月11日(金)
15
:00~16
:30
27年9月25日(金)
15
:00~16
:30
27年10月2日(金)
15
:00~16
:30
内 容
オリエンテーション
戦後70年、日本は何を発信すべきか
今年は第二次大戦後70年の節目を迎えました。国内では失われた20年の奪回を目指すアベノミクスが推進さ
れていると同時に、敗戦の反動で一国平和主義に大きく振れた日本の安全保障体制を普通の国家に戻そうと
しています。日本を取り巻く国際環境は厳しく、特に中国、韓国、ロシアは今年日本の踏み絵を迫ってくるで
しょう。日本安保体制もその根底が今年問われる事となります。こうした中で、国家にとっての歴史とは何
か、自分の過去にどう向き合っていけばよいのか、日本及び日本人自体がどの程度考えればよいのかを一緒
に考えて行きます。
講師 田中 信明 (元国連事務次長(軍縮担当)/元大使)
日本を囲む世界とその意味
最近は世界で紛争、暴動が絶えません。世界戦国時代の到来かと思える程です。この講義の頃にいちばん
「旬」
になっている事件を材料にして、今の世界を動かす主要因を主として歴史、経済の視点からあぶり出します。
講師 河東 哲夫 (外交評論家/元駐ウズベキスタン・タジキスタン大使/元駐ロシア公使)
エボラ熱の流行とWHO(世界保健機関)
エボラ熱が西アフリカを中心に猛威を振るっています。この対策の出足が遅れたWHOは、世界からの批判
にさらされています。しかし、1995年にエボラ熱が旧ザイールを襲った時、WHOの対応は驚異的に迅速で、
死者も2百名あまりに抑えて終息させました。その時のWHO事務局長は、千葉県出身の日本人の中嶋宏氏
でした。中嶋事務局長は、WHOのマネジメント面で西欧諸国から批判を浴びたことで知られていますが、
エボラ熱やポリオ、ハンセン氏病などの感染症対策や必須医薬品リストの創設に見事な指導力を発揮しまし
た。今こそ、このような知られざる業績を再評価し、日本の若者の中から中嶋氏に続くようなグローバル・
リーダーが多数輩出することを期待します。
講師 赤阪 清隆 (公益財団法人フォーリン・プレスセンター理事長/元国連事務次長/WHO顧問)
現代世界と地域統合
現在の世界では、さまざまな地域で国家の枠をこえる地域統合の動きが進展しています。第二次世界大戦後
に始まったこの動きは、グローバルな規模での人類の共生を追求していく上で、重要な意味をもっています。
その先端をきるヨーロッパ統合については、本講座で、いくつかの側面から既に扱いましたが、今回は、東
南アジアにおけるASEANをはじめ、他の地域での統合の試みを概観し、さらに最近とみに勢いを失った感が
ある東アジア共同体構想をめぐる諸問題についても考えてみたいと思います。
講師 木畑 洋一 (成城大学法学部教授/東京大学名誉教授)
オキナワの民俗文化とイメージとしての「オキナワ」
現在の観光地としての「オキナワ」のイメージは、沖縄返還(1972年)
、沖縄海洋博(1975年)を契機とす
る大規模なリゾート観光キャンペーンとともに形成されてきました。本講義では、
「オキナワイメージ」の形
成過程を見直しながら、
「イメージ」の後景となって見えにくくなっているオキナワの民俗文化の歴史・地域
性・変容しつつある姿を紹介します。
講師 内田 順子 (国立歴史民俗博物館准教授)
仏教と現代社会-浦安の地域コミュニティに対する貢献
浦安のお寺もかつては寺小屋として子ども達の教育に携っていましたが、学校が出来、地域で様々なカル
チャースクール等が開催されるようになった現在、仏教・お寺の役割は何なのか?今後どのように地域のコ
ミュニティに貢献できるのかを色々なお寺の取り組みを紹介しながら皆様とともに考えていきたいと思います。
講師 田中 貞真 (日蓮宗 説江山 正福寺 副住職)
7
浦安のまちづくりとディズニー
浦安の名を全国に広め、住みたい街として常に上位に入るその礎となった東京ディズニーリゾートの開発と
27年10月16日(金)
その後の舞浜リゾートゾーンがいかに開発され、その後一大ゾーンとして形成されてきたかについてお話し
15
:00~16
:30
ます。
講師 中山 高樹 (公益財団法人 浦安市施設利用振興公社 常務理事)
8
海外における日本語教育
海外諸国との文化交流においてどの国も自国語教育に力を入れています。日本の場合、1979年の調査では、
海外諸国における日本語学習者数は、127,
167人でしたが、2012年の調査では、3,
985,
689人と大幅に増加して
います。この講義では、日本語学習者数急増の背景、現状と問題点、今後の動向等について詳しく触れ、海
外における日本語教育の全体像を浮き彫りにします。
講師 清水 陽一 (ベルリン日独センター前副事務総長/元ケルン日本文化会館館長)
27年11月6日(金)
15
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:30
8
回
日 程
内 容
9
異文化美術論
1980年NYへ渡米。新表現主義の台頭を目の前に、芸術環境の相違を実感しました。授業では、約30カ国を訪
27年11月20日(金)
れた経験の一端を語ることになります。異文化とはどのようなものか、ニューヨークやアートを語り日本文
15
:00~16
:30
化とを比較ができる、グローカル化を考える授業です。
講師 髙田 壽八郎 (放送大学非常勤講師)
10
外から見た日本-日本研究の系譜
誰もが知るドナルド・キーン(1922-)に代表される、20世紀後半の英米において日本研究を推進した第一
世代は、第二次世界大戦中、戦争遂行目的のために敵性語としての日本語習得に動員された語学の才に秀で
た人々でした。第一世代の貢献により隆盛を極めた日本研究は、第二・第三世代へと受け継がれました。しか
し古く日本研究は、A.B.ミットフォード(18371916)やアーネスト・サトウ(18431929)を筆頭に文人
外交官の伝統と、
『源氏物語』の名訳で知られる天才的アーサー・ウェイリー(18891966)に遡ります。個
人と制度に即しながら海外における日本研究の系譜を辿り、世界が日本を見る目を通して、日本について考
えます。
講師 山内 久明 (うらやす市民大学副学長/東京大学名誉教授)
11
27年12月4日(金)
15
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:30
28年1月22日(金)
15
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:30
西欧文明の本質を考える
西欧の文明を、過去、現在、未来の3相に分けて、その特質を考究します。たとえば、近現代の西欧。ノーベ
ル賞、オリンピック、世界遺産などのシステムを産み出した西欧に焦点を当てると、何が見えて来るのか? かれら(西欧)は、
「自分達の標準」を「世界標準」とすることに強いこだわりを示し、多くの成功例を見せ
ています。世界標準志向の強いこの西欧をトータルに把握するためには、
「或る補助線」が有効です。講演で
は、その「或る補助線」を示ししつつ、
我が国では認識が低い西欧の「文明力」に迫ります。
講師 上野 景文 (杏林大学外国語学部客員教授/元駐バチカン大使)
備考 ○授業の内容・スケジュール等は変更になる場合があります。
コーディネーター 山内 久明 先生
私は在住者ではありませんが、了徳寺大学勤務(20062010)にはじまり、市民大学への参画を通じて浦安
市とのつながりが10年に及びます。市民と講師の方々との橋渡しは、私にとってかけがえのない「出会い」
にほかなりません。人口比にすると市民大学在籍者の数は少ないかもしれませんが、意識の高さと密度の
濃さにおいて、市民大学の存立自体が、行政と市民との「協働」への踏み台であることを実感します。
平成26年度授業風景
「求む、日本人のグローバル・リーダー」
グローバルな場で活躍する日本人リーダーを輩出する必要性と、グ
ローバル人材を育成する方法について考えました。
「芸術と社会」
日本の歴史的な視点から、近未来の芸術とグローカル化社会につい
て考えました。
9
出会い 科目番号【1501-02】
定員:40名
健康をうらやすの文化に ー健康づくりと運動ー
コーディネーター 岡田 隆 (了德寺大学准教授/
日本オリンピック委員会強化スタッフ(水球・柔道)
)
日本は21世紀における国民の健康作り運動のため2003年に「健康日本21」を実施し(2012年改正)
、2007年に突入した超高齢社会の対策
を設けています。その中で、浦安市は病気を未然に防ぐ事(一次予防)に重点おいており、その実現には健康づくりのための運動が重要と
なります。皆さんもより充実した生活の為に正しい運動の方法や知識を身に付けます。
回
日 程
27年7月4日(土)
9
:45~10
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1
2
10
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:30
27年7月11日(土)
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:30
内 容
オリエンテーション
体脂肪燃焼
体脂肪は万病の元。体脂肪を除去する技術(除脂肪メソッド)を学びます。
講師 岡田 隆 (了德寺大学准教授)
元気に歩き続けるための筋力トレーニング
正しい歩行に必要な筋とそのトレーニングについて学び、実際に行います。
講師 松本 揚 (了德寺大学助教)
生涯現役でいるための体力づくり
3
4
5
6
7
27年7月18日(土) 「なぜ体力が必要なのか」から「どうしたら体力がつくのか」までを詳しく学びます。
13
:00~14
:30
27年7月25日(土)
10
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:30
27年8月1日(土)
10
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:30
27年9月5日(土)
10
:00~11
:30
27年9月26日(土)
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:30
講師 小菅 亨 (了德寺大学助手)
会場 了德寺大学
家庭でも簡単に行えるストレッチ
身体が硬いと肩こりや腰痛を引き起こし、怪我の原因になるなど、様々なリスクがあります。そのリスクの
仕組みをお話しすると共に、ご自分一人でも簡単に行えるストレッチを実践し、柔軟性を高めていきます。
講師 岡田 隆 (了德寺大学準教授) /小菅 亨 (了德寺大学助手) /池田 未里 (了德寺大学助手)
会場 了德寺大学
腰痛について
皆さんが悩まされている腰痛について、日常生活で行えるストレッチなどを学び、実際に身体を動かします。
講師 田辺 達磨 (了德寺大学助手)
膝痛対策
厚生労働省「性別にみた有訴者率の上位5症状」によると、手足の関節が痛むが男性は5位、女性は3位となっ
ています。今回は、関節痛の中で最も多い膝痛の予防法について概説します。日頃の姿勢、動作、運動の見直
しから始めましょう。
講師 荒巻 英文 (了德寺大学助教)
家でできる筋力向上トレーニング(上半身)
年齢によって減少していく筋肉はいくつになってもトレーニングで取り戻すことができます。元気に活動す
るために大切な筋肉を学びながら、家でもできるトレーニングを一緒に実践していきましょう。
講師 池田 未里 (了德寺大学助手)
会場 了德寺大学
8
家でできる筋力向上トレーニング(下半身)
下半身の筋力を向上させることは基礎代謝の向上、転倒予防に効果的です。前回学んだ理論を基に下半身を
27年10月10日(土)
強くしていきましょう。
13
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:30
講師 岡田 隆 (了德寺大学準教授) /小菅 亨 (了德寺大学助手) /池田 未里 (了德寺大学助手)
会場 了德寺大学
9
柔道を通して学ぶ転倒予防
高齢になっていくにつれ、転倒することは大きな怪我に繋がります。柔道の受け身を利用して怪我から自分
を守りましょう。柔道だけでなく護身術も行います。
講師 小菅 亨 (了德寺大学助手)
会場 了德寺大学
10
27年11月7日(土)
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27年11月14日(土)
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家庭看護
看護や介護が必要になった時のための家庭看護について学びます。
(家庭医・介護保険制度・看護方法)
講師 土平 俊子 (了德寺大学教授)
10
回
日 程
11
12
内 容
ストレッチでしなやかに動く身体に
第1回のストレッチの効果を確認し、基本から少し発展したストレッチ方法やスポーツの前に行うといいと
27年11月21日(土)
されるストレッチ方法までストレッチの幅を広げていきます。
13
:00~14
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講師 池田 未里 (了德寺大学助手)
会場 了德寺大学
27年12月12日(土)
10
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:30
肩こり対策
肩こりの原因を知るとともに、肩こり改善の運動実践を行います。
講師 野田 哲由 (了德寺大学教授)
備考 ○10
:00~11
:30の回は講義中心、13
:00~14
:30の回は実技中心の内容となっています。
○講義中心でもストレッチなど、体を動かすことがありますので、運動のできる服装でお越しください。
○授業の内容・スケジュール等は変更になる場合があります。
コーディネーター 岡田 隆 先生
現在の日本では、体力低下による弊害が多く生じています。超高齢社会の日本では健康寿命延伸が医療費
抑制に必須で、低体力から発展する要介護状態を防ぐ必要があります。子供の体力低下も報告されてから
久しい問題です。肩こり、腰痛、膝痛といった問題、致死的疾患につながる血圧や血液性状の問題、お子
様やお孫さんの部活での活躍も、体力強化で解決可能なものばかりです。充実した生活の為に正しい運動
の方法を身に付けていきましょう
平成26年度授業風景
「腰痛・肩凝り・姿勢改善について(実技)」
日常生活のなかで行えるエクササイズを学びました。
「水から学ぶ健康の泉」
私たちの体重量の半分以上を占める水について学び、健康長寿法を
考えました。
11
出会い 科目番号【1501-03】
定員:40名
うらやす市民のための経済と経営の基礎 ー豊かなくらしと明るい未来を自分たちの手でつくるには-
コーディネーター 川上 慎市郎 (グロービス経営大学院准教授)
世の中を動かす経済の仕組みを正しく理解することは、個人や企業が自らを守り、正しい道を選択して生きていくために必要不可欠です。
この講座では前半にマクロを中心とした経済・金融の基礎と資産運用の具体的なノウハウを、後半にさまざまな企業の事例を取り上げながら
企業経営の基礎を、最後に公共経済と浦安市の財政の基礎を取り上げます。
毎回のテーマに沿った面白いクイズを考えてきていただくほか、ビジネススクールの事例研究(ケーススタディー)を使った討論会など
の形式を通じ、初学者にも分かりやすい参加型の講義を行います。
回
日 程
27年6月27日(土)
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27年7月18日(土)
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27年9月12日(土)
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27年9月26日(土)
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27年10月10日(土)
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27年10月24日(土)
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27年11月7日(土)
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27年11月21日(土)
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27年12月5日(土)
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27年12月19日(土)
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28年1月23日(土)
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28年2月6日(土)
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28年2月20日(土)
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内 容
オリエンテーション
オリエンテーション ~経済とは何か?
本コースの全体像、クラス内とクラス外の学習の進め方
講師 川上 慎市郎 (グロービス経営大学院准教授)
金利とは何か?(1)
~時間の価値を計算しよう
リスクとリターン、割引率の考え方
講師 川上 慎市郎 (グロービス経営大学院准教授)
金利とは何か?(2)
~金融市場の仕組みを知ろう
名目/実質金利、短期/長期金利の考え方
講師 富樫 佳子 (楽学生活協会理事)
為替とは何か? ~国民経済の仕組みを知ろう
通貨の信用と国際(貿易/金融)経済の考え方
講師 富樫 佳子 (楽学生活協会理事)
アベノミクスとは何か? ~マクロ経済政策を知ろう
経済政策の種類とそのメカニズム
講師 富樫 佳子 (楽学生活協会理事)
投資とは何か? ~さまざまな金融商品を知ろう
投資と金融サービスの基礎
講師 富樫 佳子 (楽学生活協会理事)
企業とは何か? ~投資対象としての企業を知ろう
企業価値評価の基礎
講師 富樫 佳子 (楽学生活協会理事)
株価とは何か? ~企業の価値について知ろう
DCF法、マルチプル法などを用いた企業価値計算
講師 富樫 佳子 (楽学生活協会理事)
投資信託とは何か? ~便利な投資ツールの使い方を知ろう
投資信託による資産運用の手順と注意点
講師 富樫 佳子 (楽学生活協会理事)
経営とは何か? ~成長する企業の条件を考えよう
事業戦略と競争優位性の考え方
講師 川上 慎市郎 (グロービス経営大学院准教授)
企業の社会的責任とは何か? ~中長期的な企業価値の高め方を知ろう
財務的側面以外の企業の存在意義
講師 川上 慎市郎 (グロービス経営大学院准教授)
この会社は今後どうすべきか? ~事例研究と討論会(1)
マーケティングの基礎(製品からソリューションへ)
講師 川上 慎市郎 (グロービス経営大学院准教授)
この会社は今後どうすべきか? ~事例研究と討論会(2)
アカウンティングの基礎(財務三表の使い方)
講師 川上 慎市郎 (グロービス経営大学院准教授)
12
回
日 程
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28年3月5日(土)
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28年3月19日(土)
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:30
内 容
この会社は今後どうすべきか? ~事例研究と討論会(3)
地域活性化における社会的企業の役割
講師 川上 慎市郎 (グロービス経営大学院准教授)
財政とは何か? ~浦安市の経済を知ろう
公共経済の基礎と自治体行政の未来
講師 川上 慎市郎 (グロービス経営大学院准教授) /財務部財政課
備考 ○インターネットに接続できるPCもしくはタブレット端末を利用します。(事前課題の提示や提出、講義資料の共有等で各種のインターネッ
トサービスを活用します)
○授業の内容・スケジュール等は変更になる場合があります。
コーディネーター 川上 慎市郎 先生
2020年に東京オリンピックの開催を控え、日本経済はデフレ下の輸出・内需主導からインフレ下のサービ
ス主導へとその構造を大きく変え、政府もその経済政策を大きく転換させつつあります。豊かな暮らしを
続けていくためには、私たち一人一人が新しい経済の仕組みやその変化に合わせた行動を取ることが必要
です。経済とその主体である企業の基本原理を理解して、これからの時代を楽しく主体的に生きるための
知恵を身につけましょう。
平成26年度授業風景
「株価とは何か?~株価を計算してみよう」
株価の重要性について、企業の事例を題材にグループワークを行い
ました。
「企業の社会的責任(CSR)とは何か?~企業のさまざまな価値を
知ろう」
企業の社会的責任とは何か。また、なぜ企業が社会的責任活動を行
うのかについて学びました。
13
出会い 科目番号【1501-04】
定員:40名
リーダーに関する一考察・歴史に学び、現代を視る
コーディネーター 阿部 正和 (すてきナイスG・木と住宅総合研究所特別顧問)
「Be,St
udy,Know,Do」(
どうあるべきか?何を学ぶべきか?何を知るべきか?どのように行動すべきか? )
、'
13、'
14年度自主講座で
「中国の古典に学ぶ」を「テーマ」として「人間の生き様」を学びました。今年度も「リーダー論を歴史に学び、現代を視たい」と思います。
「リーダーの役割は、『決断』と『教育』に尽きる。
」この二つの為に「資質・素養」が必要であり、根底には「文化の要素たる、『論理=知
性、科学=技術、構成創造力、感性=情緒、言語=コミュニケーション』を認識し、具体的には『決断』のための「先見性、歴史観、現認
力、戦略創造力、プライオリティー構成力、説得力=ベクトル醸成、使命感・説明責任能力」などが求められます。
リーダーに求められる「教育」とは、
「次の世代」に「その次の世代を教育する能力を開発すること」だと思います。これは、「トップに
しかできない」重要な課題だろうと思っています。これらについて、
「歴史から先人に学び、現代のエクセレント」を学びます。
回
日 程
27年6月22日(月)
9
:45~10
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1
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:30
内 容
オリエンテーション
「『中国の古典の持つ魅力』をその『言葉』から学ぶ。
」
「
『座右の書』に助けられることは多い。
」
講師 阿部 正和 (すてきナイスG・木と住宅総合研究所特別顧問)
「組織の存在価値は、
『常在戦場』を以て意義を発揮する。
」
2
3
4
5
27年7月13日(月) 「『ジャック・ウェルチ』の経営哲学に触れ、『日本陸軍の作戦要務令』を読む。」
10
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27年9月14日(月)
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「洋の東西を問わず、
『戦術のみでは大局に勝てず、戦略が左右する』
。
」
講師 阿部 正和 (すてきナイスG・木と住宅総合研究所特別顧問)
「文明の衰亡・国家の盛衰は『人』に尽きる。
」
「J
ender
論」
「偉大な文明も伝統ある大企業も滅亡する要因は、共通する。
」
講師 阿部 正和 (すてきナイスG・木と住宅総合研究所特別顧問)
27年10月19日(月) 「経済現象を『歴史観』で視る。最近50年間を10年単位で俯瞰する。」「歴史は繰り返すか?」
10
:00~11
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27年11月9日(月)
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:30
講師 阿部 正和 (すてきナイスG・木と住宅総合研究所特別顧問)
「真のリーダーだけが、
『不可能と思われることに挑戦する』胆識を持つ。
」
「Wel
c
h'
sRevol
ut
i
on.
」
「大功を為す者は、衆に譲らず。
」(
戦国策・趙策)
講師 阿部 正和 (すてきナイスG・木と住宅総合研究所特別顧問)
「経営を『継続して改革するための考察』
・メモの整理。
」
6
7
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10
27年11月16日(月) 「カオスの状態の中で『如何に透明度を上げて目標を高める』か?」
10
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「些少を見逃せば,大に無策となり、時を失えば、為すことなし。
」
講師 阿部 正和 (すてきナイスG・木と住宅総合研究所特別顧問)
27年12月14日(月) 「失敗の本質と成功の条件。」「トップの役割と優秀企業の『失敗管理の遺伝子』、経営の基点。」
10
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28年1月18日(月)
10
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講師 阿部 正和 (すてきナイスG・木と住宅総合研究所特別顧問)
「永遠のエクセレントカンパニーは存在するか?」
「伝統とは異質のものを取り入れることから継続して成り立つ。
」
「毎日が初日。
」
講師 阿部 正和 (すてきナイスG・木と住宅総合研究所特別顧問)
28年2月15日(月) 「不在其位 不謀其政」「トップの資質は『覚悟』であり、『引き際の美学である。』」
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28年3月14日(月)
10
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講師 阿部 正和 (すてきナイスG・木と住宅総合研究所特別顧問)
「世界市民の条件・・・自ら考え、判断し、参加し、行動すること。
」
「徳は孤ならず、必ず隣有り。知命,知禮、知人。古典の言葉に学ぶ。
」
講師 阿部 正和 (すてきナイスG・木と住宅総合研究所特別顧問)
備考 ○授業の内容・スケジュール等は変更になる場合があります。
コーディネーター 阿部 正和 先生
いつのころからか「漢詩」を聞くのが好きで、
「中国の古典」に興味を持ち始め、必然的に日本史、世界史
を時代的に比較するようになり、経営のトップを担当するようになってから、座右の書もそれらに類する
ものが多くなりました。現役のころから経営者の方々や若手社員に語りかけるように講演を依頼され務め
てきましたが、生涯の「終の棲家」となる「浦安」に住まいして20年、勧められる方があって「市民大学」
自由講座を担当し、アンコールが多いとかで1年だけの予定が2年になり、3年目で「正規講座」に誘われま
した。この度は、やはり「中国の古典」を参考にしながらも、現代社会、特に企業社会のテーマを取り上
げたいと思っています。その中心には「自分がいる」と思えるような内容にしたいとカリキュラムを考え
ました。楽しんでいただけると思います。「少壮にして努力することなくんば、老いて徒に傷悲す。時に及
んで当に勉励すべし、歳月は人を待つことなく、往く人生に『血気には老少ありても、士気には老少なし』
。
正に『時』を惜しむべし。」
14
気づき 科目番号【1501-05】
定員:16名
地域とつながる!うらやすの私らしい子育てライフ -未来を担う子どもを育てる親として-
コーディネーター 田頭 あやこ (浦安市民活動団体プリズム代表/ファシリテーター)
初めての子育ては分からないことだらけで不安なことも多いでしょう。しかし、そんな不安や悩みを解消してくれるものは、身近なとこ
ろにたくさんあるのかも知れません。子育て期は大変なこともありますが、同時に、視野を広げたり、自分のライフスタイルを見直すチャン
スでもあります。「子育て」をテーマに私たちの住む「うらやす」を知ることから始めてみませんか。今すぐ役立つ自分磨き講座を交え、今
も未来も、自分も家族も、ハッピーな子育てライフのきっかけになればと思っています。
回
日 程
27年6月23日(火)
9
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27年7月7日(火)
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27年7月21日(火)
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27年9月8日(火)
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27年9月29日(火)
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内 容
オリエンテーション
ガイダンス 子育て仲間と出会い、つながろう
講座の趣旨、進め方の説明と、自己紹介などつながるワークショップをします。
講師 田頭 あやこ (市民活動団体プリズム代表)
私たちが住む街「うらやす」ってどんな街?
うらやすの子育て施策、子育て支援施設などについてお話しを聞きます。
講師 こども部こども家庭課/田頭 あやこ (市民活動団体プリズム代表)
知らなきゃもったいない!うらやすの子育て支援を知ろう
浦安市内の具体的な子育て支援サービスや、うらやすの子育てについてお話しを聞きます。
講師 中島 純子 (NPO法人i
net
) /田頭 あやこ (市民活動団体プリズム代表)
みんなちがってみんないい。共に育っていく子どもたちを知ろう
発達心理学とは?発達障がいのある子どもについてのお話しを聞きます。
講師 宝 祐子 (臨床心理士・スクールカウンセラー) /田頭 あやこ (市民活動団体プリズム代表)
毎日の生活を助ける家事スキルをアップしよう!
家事や生活に役立つ講義またはワークショップを行います。内容はみなさんで決めます。子育てと両立する
講師の方の、ライフスタイルなどについてお話しを聞きます。
(一例:料理、写真、インテリア、メイク、ハ
ンドメイドなど)
講師 市民活動団体プリズム会員/田頭 あやこ (市民活動団体プリズム代表)
自分のことも大切にしたい!好き!や得意!の自分時間を持とう
趣味系、癒し系の講義またはワークショップを行います。内容はみなさんで決めます。子育てと両立する講
27年10月13日(火)
師の方の、ライフスタイルなどについてお話しを聞きます。
(一例:アロマセラピー、カラーセラピー、リフ
10
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レ、ヨガなど)
講師 市民活動団体プリズム会員/田頭 あやこ (市民活動団体プリズム代表)
人と関わって暮らす毎日。スムーズなコミュニケーションのコツを知ろう
7
27年10月27日(火) ファシリテーションを基礎としたコミュニケーションの仕方を体験し、子どもやパパ、ママ友などとの日々
10
:00~11
:30
のコミュニケーションについて考えます。
講師 田頭 あやこ (市民活動団体プリズム代表/ファシリテーター)
今日より明日、そして未来!うらやすを担う子どもを育てる親として
8
27年11月10日(火) どんな子育てがしたい?そのために何が必要?親として、私ができること、私がやりたいことがあれば、みな
10
:00~11
:30
さんで共有し、意見交換を行います。
講師 田頭 あやこ (市民活動団体プリズム代表)
備考 ○6ヶ月以上の保育あり。保育をご希望の方は、申込時、事務局にお申し出ください。
(6ヶ月未満のお子様につきましては、事務局にご相談ください)
○授業の内容・スケジュール等は変更になる場合があります。
コーディネーター 田頭 あやこ 先生
はじめまして。私自身が、うらやすで出産をし、子育てをしている現役のママです。初めて母親になった
数年前、右も左も分からず、とても不安だったことを忘れることはありません。「子どもってかわいいよ
ね。」
「子育てって楽しい!」この言葉は嘘ではないですが、誰もが子育てをしんどいと感じることがある
のではないでしょうか。浦安市は、子育てしやすい街として人気があり、子育て支援はとても充実してい
ると思います。しかし、子育て女性のライフスタイルは多様化しています。選択肢がたくさんある今だか
らこそ、悩んだり迷うことが多いと感じています。子育てに正解はありません。この「うらやす」で、ど
んな子育てライフを過ごしたいでしょうか?そのためには何が必要なのでしょうか?「うらやすの未来を
担う子ども」を育てる親として、私たちに何ができるのか、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。
何より、少しの時間ですが、日々の子育てから離れてリフレッシュできる、楽しい時間になればと考えてい
ます。よろしくお願いいたします。
15
気づき 科目番号【1501-06】
定員:25名
浦安の歴史未来学を学ぶ ー「浦安 もののはじめ考」2015をつくろうー
コーディネーター 岩下 哲典 (明海大学ホスピタリティ・ツーリズム学部・大学院応用言語学研究科教授)
今回は、2013年度と同じく、「『浦安 もののはじめ考』の2015年度版をつくろう」がテーマです。
2013年度は、たとえば、浦安の水道はいつ、だれが、どのように敷設したのかなど、浦安にあるさまざまな「もの」(衣食住、インフラ
等)の起源・過去の展開・現在の状況・これからどうなるのか、を調査研究してそれを文章化していただきました。そうして出来上がった
のが、
『浦安 もののはじめ考』2013です(市民大学のHPで閲覧可能)
。これとおなじく2015年度版を作成しようというのが今回です。これ
らの文章の集積は、未来の市民に浦安の貴重な歴史情報を提供し、かつ全国や世界に震災から復興する浦安の姿を発信するものになるで
しょう(2013年度版は十分になったと思います)。そして、市民同士で知識・情報を共有すること、そこから新しい何かが生まれるきっかけ
になるのではないでしょうか(2014年度には「浦安の歴史未来学を学ぶ」講座の講師をしていただきました)
。市民が作る、発見・発掘する、
調査研究する、報告する、文章化する、編集する、公表する、かならずや新展開が生まれます。ぜひ、ともに学んで行きましょう。すべて
は浦安の未来のために。未来の市民のために。
回
日 程
27年7月1日(水)
9
:45~10
:00
1
2
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:00~11
:30
27年7月22日(水)
10
:00~11
:30
27年7月29日(水)
10
:00~11
:30
内 容
オリエンテーション
ガイダンス 『浦安もののはじめ考』2015とは何か
『浦安もののはじめ考』2015の構想を詳しくお話しします。また講師・受講者全員が自己紹介をしてお互いに
理解を深めたいと思います。今後の授業の司会進行・時間管理・議事録作成等は受講者で分担します。
講師 岩下 哲典 (明海大学ホスピタリティ・ツーリズム学部・大学院応用言語学研究科教授)
各自のテーマ設定・調査研究の構想(1)
各自がどのようなテーマを設定し、どのように調査研究するかを発表していただきます。それに対するアド
バイスをします。22日か29日のどちらかで1回発表します。
講師 岩下 哲典 (明海大学ホスピタリティ・ツーリズム学部・大学院応用言語学研究科教授)
各自のテーマ設定・調査研究の構想(2)
各自がどのようなテーマを設定し、どのように調査研究するかを発表していただきます。それに対するアド
バイスをします。22日か29日のどちらかで1回発表します。
講師 岩下 哲典 (明海大学ホスピタリティ・ツーリズム学部・大学院応用言語学研究科教授)
調査研究の中間報告(1)
4
27年10月21日(水) 7月以来各自が調査研究した内容の中間報告をしていただきます。それに対するアドバイスをします。メン
10
:00~11
:30
バーからもアドバイスをお願いします。21日か28日か4日の中で1回発表していただきます。
講師 岩下 哲典 (明海大学ホスピタリティ・ツーリズム学部・大学院応用言語学研究科教授)
調査研究の中間報告(2)
5
6
7
8
9
27年10月28日(水) 7月以来各自が調査研究した内容の中間報告をしていただきます。それに対するアドバイスをします。メン
10
:00~11
:30
27年11月4日(水)
10
:00~11
:30
28年1月20日(水)
10
:00~11
:30
28年1月27日(水)
10
:00~11
:30
28年2月3日(水)
10
:00~11
:30
バーからもアドバイスをお願いします。21日か28日か4日の中で1回発表していただきます。
講師 岩下 哲典 (明海大学ホスピタリティ・ツーリズム学部・大学院応用言語学研究科教授)
調査研究の中間報告(3)
7月以来各自が調査研究した内容の中間報告をしていただきます。それに対するアドバイスをします。メン
バーからもアドバイスをお願いします。21日か28日か4日の中で1回発表していただきます。
講師 岩下 哲典 (明海大学ホスピタリティ・ツーリズム学部・大学院応用言語学研究科教授)
調査研究の最終報告(1)
10月の中間報告を踏まえ、さらに各自が調査研究した内容の最終報告をしていただきます。それに対するア
ドバイスをします。メンバーからもアドバイスをお願いします。20日か27日か3日の中で1回発表していた
だきます。
講師 岩下 哲典 (明海大学ホスピタリティ・ツーリズム学部・大学院応用言語学研究科教授)
調査研究の最終報告(2)
10月の中間報告を踏まえ、さらに各自が調査研究した内容の最終報告をしていただきます。それに対するア
ドバイスをします。メンバーからもアドバイスをお願いします。20日か27日か3日の中で1回発表していた
だきます。
講師 岩下 哲典 (明海大学ホスピタリティ・ツーリズム学部・大学院応用言語学研究科教授)
調査研究の最終報告(3)
10月の中間報告を踏まえ、さらに各自が調査研究した内容の最終報告をしていただきます。それに対するア
ドバイスをします。メンバーからもアドバイスをお願いします。20日か27日か3日の中で1回発表していた
だきます。
講師 岩下 哲典 (明海大学ホスピタリティ・ツーリズム学部・大学院応用言語学研究科教授)
16
回
日 程
10
28年3月2日(水)
10
:00~11
:30
内 容
原稿提出・簡易製本・相互講評
最終報告を文章にして提出していただき、全員で読み合わせします。それを製本すれば『浦安もののはじめ
考』2015が出来上がるというわけです。市民大学のHPでも公開する予定です。
講師 岩下 哲典 (明海大学ホスピタリティ・ツーリズム学部・大学院応用言語学研究科教授)
備考 ○諸般の事情により聴講のみの方の参加も可能です。事前に事務局にご相談ください。
○授業の内容・スケジュール等は変更になる場合があります。
コーディネーター 岩下 哲典先生
昨年度は、歴史番組を見ながら、
「歴史未来学」の基礎を学んでいただきました。常に心掛けたのは、歴史
は過去のことではなく、今起きていること、これから起こることもいずれ歴史になるということです。今
と未来を見据えることは過去と対話することでもあります。今年は「歴史未来学」応用編です。浦安の今
と未来を見通すために、一人ひとりが浦安の過去に向き合っていただきたいと思います。調査・研究・発
表・執筆が活動の中心になります。ぜひ、一緒に学びましょう。新たな地平が見えてきます。
平成26年度授業風景
「基礎講座① ガイダンス」
歴史未来学とは何かについて、学びました。
「
『浦安もののはじめ考』成果発表③」
浦安鉄鋼団地をテーマに物流基地と浦安の発展について学びました。
「浦安 もののはじめ考 2013」
うらやす市民大学ホームページからもご覧いただけます。
17
気づき 科目番号【1501-07】
定員:25名
うらやすの街を花で彩る ー 園芸の楽しみを街に広げる(その2)ー
コーディネーター 賀来 宏和 (千葉大学大学院客員教授/園芸プロデューサー)
インストラクター 岩花 貞治/室 洋二/坂本 政昭/伊藤 敏一/山田 哲也/大嶋 陽子
本講座は、実践活動の4年目を迎えます。本講座の卒業生の皆さんで構成する「うらやす市民ガーデナーズクラブ」も創立3年目を迎え、
本講座と協働により行っている近隣の公園などを利用した花壇づくりの実習も場所を広げてますます充実したものになっています。今年度
は「うらやす市民ガーデナーズクラブ」との協働をさらに進めるとともに市内の緑化団体との連携を念頭に置きながら、街の園芸実践活動
を広げていきます。
回
日 程
27年6月22日(月)
14
:45~15
:00
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
15
:00~16
:30
27年7月13日(月)
15
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27年7月27日(月)
15
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27年9月14日(月)
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27年9月28日(月)
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:30
27年10月5日(月)
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:30
27年10月13日(火)
半日
27年10月26日(月)
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27年11月9日(月)
15
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27年11月24日(火)
13
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27年12月7日(月)
13
:00~14
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27年12月21日(月)
15
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:30
28年1月25日(月)
半日
内 容
オリエンテーション
街の園芸実践活動と今年の目標(街の園芸実践のオリエンテーション)
園芸実践活動を通じて創りたい浦安の街と今年の目標を学びます。
講師 賀来 宏和 (千葉大学大学院客員教授)
街の花壇づくりの基礎知識
趣味の園芸を活用して街の中で花壇づくりを行う基礎知識を学びます。
講師 大嶋 陽子 (株式会社ペレニアル) /賀来 宏和 (千葉大学大学院客員教授)
街の園芸実習(その1)
★夏花壇の管理と播種、鉢上げなど
講師 賀来 宏和 (千葉大学大学院客員教授) /インストラクター
宿根草の育て方
浦安の街の中で使いたい宿根草の育て方を学びます。
講師 大嶋 陽子 (株式会社ペレニアル) /賀来 宏和 (千葉大学大学院客員教授)
街の園芸実習(その2)
★宿根草の増殖など
講師 賀来 宏和 (千葉大学大学院客員教授) /インストラクター
樹木の管理~病虫害への備えなど~
家庭で使う樹木の管理について病虫害などへの備えを中心に学びます。
講師 有田 和實 (樹木医) /賀来 宏和 (千葉大学大学院客員教授)
果樹の育て方(par
t
Ⅱ)~千葉大学柏の葉キャンパスにて~
家庭での果樹の育て方や都市で楽しめる果樹などについて学びます。
講師 野田 勝二 (千葉大学環境健康フィールド科学センター助教) /賀来 宏和 (千葉大学大学院客員教授)
街の園芸実習(その3)
★初春に向けての花壇管理と植栽基盤づくりなど
講師 大嶋 陽子 (株式会社ペレニアル) /賀来 宏和 (千葉大学大学院客員教授) /インストラクター
宿根草などこだわりの植物たち
街の中や家庭で楽しめるちょっとこだわりの植物について学びます。
講師 片山 陽介 (園芸研究家・植物自由区)
街の園芸実習(その4)
★宿根草の株分けや球根の植栽など
講師 賀来 宏和 (千葉大学大学院客員教授) /インストラクター
コンテナガーデンづくり
イクスピアリの事例を通じて街の花飾りを学び、コンテナガーデンづくりを実践します。
講師 加藤 かなめ (株式会社 グリーンアンドアーツ(OLCグループ) /
河野 義雄 (株式会社 グリーンアンドアーツ(OLCグループ)
園芸文化の基礎知識~日本人と花~
知っておくと楽しい日本の園芸文化や花と人とのかかわりを学びます。
講師 賀来 宏和 (千葉大学大学院客員教授)
浦安のプロと訪ねるうらやすの花・緑の工夫(現地研修)
浦安市内の花緑のポイントとなる場所を訪ね、園芸や緑化活動への実践的な事例を学びます。
講師 川口 龍司 (京葉ガーデン株式会社代表取締役)
18
回
日 程
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15
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18
28年2月8日(月)
13
:00~14
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28年2月22日(月)
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28年3月8日(火)
一日
28年3月22日(火)
13
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:30
28年3月28日(月)
半日
内 容
春に向けての花壇プランニング&街の園芸実習(その5)
市民大学花壇について春に向けての改造計画を学び、現場でイメージづくりを行います。
(厳冬の場合は室内
講義のみとします)
講師 大嶋 陽子 (株式会社ペレニアル) /賀来 宏和 (千葉大学大学院客員教授) /インストラクター
ハンギングバスケットづくり
春に楽しめるハンギングバスケットを作ります。
講師 山口 まり (園芸研究家/NHK趣味の園芸講師)
市民による緑化活動の事例見学
近隣の自治体における市民参加による緑化活動の事例を学びます。
講師 賀来 宏和 (千葉大学大学院客員教授) /都市環境部みどり公園課
街の園芸実習(その6)
★春花壇について宿根草等によるリニューアル
講師 賀来 宏和 (千葉大学大学院客員教授) /インストラクター
浦安市民による緑化活動との協働
浦安市民による緑化活動の現場を訪ね、今後の活動などを学びます。
講師 都市環境部みどり公園課/市民緑化団体活動者/うらやす市民大学ガーデナーズクラブ/
賀来 宏和 (千葉大学大学院客員教授)
備考 ○本講座の実習や見学に際しては、種子代や資材代、見学に伴う入場料などを年間5千円程度徴収させていただきます。また、持ち帰ることが
できる作品については、この他に別途費用を徴収することがあります。
○実習は屋外で行いますので、少雨決行ですが、荒天の場合には室内での講義や日程変更などを行うことがあります。
○授業の内容・スケジュール等は変更になる場合があります。
コーディネーター 賀来 宏和 先生
本講座は、園芸活動を通じて幸せな浦安のまちづくりをめざす講座です。すでに園芸関係講座を始めて5年
目、さらに街の中での実践活動も4年目を迎えます。この講座は、園芸の基礎を学びながら、その活動を街
の美化やコミュニティの形成などにつなげ、健やかな福祉社会や安全で快適な浦安づくりに積極的に活用
しようという目的を持っています。今年は、これまでのカリキュラムに加えて、明日を担う子どもの視点
も一部取り入れながら、卒業生の皆さんで構成する「うらやす市民ガーデナーズクラブ」との協働により
行っている近隣の公園などを利用した花壇づくりの実習もさらに充実したものにしていきたいと思います。
園芸の初心者の皆さんにも参加いただける内容です。ともに浦安を花や緑で飾り、いきいきと暮らす仲間
を増やしていきましょう。
平成26年度授業風景
「コンテナガーデンづくり」
コンテナガーデンの効用や作り方について学び、その後、実際にグ
ループごとにコンテナガーデンを作りました。
「樹木栽培のコツを学ぶ~浦安の街中から」
市民大学周辺の樹木を見学しながら、家庭での樹木栽培のコツを学
びました。
19
気づき 科目番号【1501-08】
定員:25名
集合住宅のこれからの課題に備える
コーディネーター 廣田 信子 (マンションコミュニティ研究会代表/一級建築士/マンション管理士)
新浦安はマンションの街と言われています。昭和50年代から始まった中新町のマンションは大型団地を主体に50物件1万9千戸になります。
この他元町地区には小型のマンション中心に150物件5千戸があり、市内世帯の25%、人口の40%を占めるようになりました。その維持・運
営管理はそれぞれの管理組合が行うわけで、その良否は、浦安の住生活の評価を左右する存在と言えます。
「マンションの街」としてのまち
づくり・環境づくりは30年余浦安住宅管理組合連合会が中心となり加盟管理組合が協力して現在の街を創り上げてきました。一方で浦安埋
立地でのマンション開発の終了、東京圏のマンションの都心回帰、マンション在庫600万戸住宅空家500万戸の需給状況等、浦安のマンショ
ンをめぐる環境は大きく変化をみせており、個々の管理組合の運営・舵取りも難しさが増えてくると思われます。
また、マンションの高経年化と共に、居住者の高齢化、住替えによる世代の多様化等にどのように対応するかもマンションの居住価値に影
響する大きな課題です。東日本大震災の被災体験を持つ浦安のマンションは、その経験をプラスに活かし、高齢者や子供にとっても安心な
災害に強い街浦安のブランドを再構築する使命も担っていると思われます。
しかしながら、マンションの課題を認識し未来を考えるに当たっては、マンションに関する基礎的な知識が不可欠になります。マンショ
ンに関する法令等の枠組みや管理組合運営のしくみ、さらには建物の維持管理に関する知識がなくして、思いだけで語ったのでは、ただの空
論に終わってしまうからです。
本講座では、受講生の方に、しっかりした基礎知識を持った上で、現実的な議論ができる各マンションのリーダー的な人材になって頂くこ
とを目標にしています。役員経験やマンション管理の知識をお持ちでない方も大歓迎です。マンションにお住まいで、自分たちのマンショ
ンをよりよくしたいと思っている方々と共に、具体的な課題と解決の道筋を探っていきます。
回
日 程
27年6月22日(月)
12
:45~13
:00
1
2
3
4
5
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13
:00~14
:30
27年7月6日(月)
13
:00~14
:30
内 容
オリエンテーション
マンションの歴史と現在の法的枠組み
1953年に分譲型集合住宅が誕生し、後を追うように1962年に区分所有法が制定され、以来マンションの進
化・多様化に伴い改定を重ねています。歴史を振り返りながら区分所有法の目指すところをを理解し現在の
課題との関わりを学びます。
講師 廣田 信子 (マンションコミュニティ研究会代表)
管理組合運営の仕組み
管理組合の運営の基本は管理規約です。区分所有法だけでは規定できない具体的な事項は、管理規約や細則
に定めることで管理組合を機能させています。管理規約のモデルとして国が公表している標準管理規約につ
いて学びながら、管理組合運営の仕組みを考えます。
講師 廣田 信子 (マンションコミュニティ研究会代表)
管理組合の役割とマンションを適正に管理するために必要なこと
様々なマンションの課題に対応するために2010年制定された「マンション管理適正化法」は、
「マンションは
区分所有者自身が運営する」を基本姿勢とし、それを実現するための支援システムを定め、同時に実現すべ
27年8月31日(月)
き管理の内容を適正化指針で示しています。
13
:00~14
:30
「マンション管理適正化法」について学びながら、マンションを適正に管理していくために必要な管理組合の
役割について考えます。
講師 廣田 信子 (マンションコミュニティ研究会代表)
27年9月14日(月)
13
:00~14
:30
27年9月28日(月)
13
:00~14
:30
理事会、総会運営と理事長(管理者)の役割
マンションの運営主体である理事会、重要事項を決定する総会の運営は、管理組合にとって大変重要です。
価値観の異なる人の集合体で民主的に物事を決め、皆が協力して実行していくには、多くの知恵が必要です。
また、区分所有法で定める管理者=理事長の本当の役割を考え、高齢化の中で議論されるようになった第三
者管理者方式についても考えます。
講師 廣田 信子 (マンションコミュニティ研究会代表)
管理会社との付き合い方と管理委託契約の結び方
日常業務を担う管理会社との関係は重要です。管理会社に任せきりが問題になる一方で、自主管理で運営し
てきたマンションでも高齢化と共に管理会社への全部委託を検討する動きがあります。そういった中で、管
理会社との関係性をしっかり認識して、うまく活用する方法を学びます。管理委託契約のひな型である標準
管理委託契約書の内容も確認します。
講師 廣田 信子 (マンションコミュニティ研究会代表)
コミュニティ形成と合意形成
多くの人が「集まって住む」マンションで、トラブルを防ぎ快適に暮らすためには、良好な隣人関係が不可
欠です。さらに、災害時の助け合いや高齢者の見守り等におけるマンションコミュニティの重要性も認識さ
27年10月19日(月)
れるようになりました。
13
:00~14
:30
また、重要事項の合意形式においては日頃の良好な人間関係の有無が結果に大きく影響します。
どのように良好なご近所関係やマンションコミュニティを築いていくかを考えます。
講師 廣田 信子 (マンションコミュニティ研究会代表)
20
回
日 程
内 容
安心して建物を使う(日常管理、法定点検、リスク管理)
日常の利便・安全を担う諸設備の管理は管理費の大きな部分を占めます。複合・高層・大規模化するマンショ
ンではさらに設備の管理は多岐・高度化します。その中で合理的な管理のために必要な設備・管理に関する
理解を深めます。
講師 繁治 寿 (GJ
設計・コンサルタント代表)
27年11月9日(月)
7
13
:00~14
:30
長く建物を維持する(長期修繕計画、修繕積立金。大規模修繕)
マンションの長寿命化には長期修繕計画をもとにした計画修繕が不可欠です。その確実な履行を担保するた
27年11月30日(月)
めには必要なお金を修繕積立金として積み立てることが重要です。その算出方法、有効な管理方法を考えま
13
:00~14
:30
す。
講師 繁治 寿 (GJ
設計・コンサルタント代表)
8
生活の変化に対応する(専有部分のリニューアル管理)
27年12月14日(月) 住人の家族構成・生活スタイルの変化、技術の進歩に合わせる専有部分フォームは、マンションを時代にあっ
9
た「住まい」とし続ける点で重要です。円滑にリフォームが行える「しくみ」を考えます。
講師 繁治 寿 (GJ
設計・コンサルタント代表)
13
:00~14
:30
10
「ストックの時代」の視点
マンションの継続のためには住む人、それも「マンションが目指す方向に合った住人」の確保が絶対条件で
28年1月18日(月)
す。その人たちに「住みたい」と思ってもらうには何が必要か、これからのマンション管理に付け加えなけ
13
:00~14
:30
ればならない視点について考えます。
講師 繁治 寿 (GJ
設計・コンサルタント代表)
備考 ○希望により「マンションの建替え」について補講を行います。
○授業の内容・スケジュール等は変更になる場合があります。
コーディネーター 廣田 信子 先生
マンションの高経年化と共に、管理組合の運営・舵取りも難しさが増してきます。さらに、居住者の高齢
化対策、世代間交流、被災体験をプラスに活かした防災対策等も益々重要な役割になってきます。マン
ションのハード、ソフト両面の基本的事項を学びながら、ご自身のマンションの今後の方向や浦安のマン
ション全体の目指すべき道を一緒に探っていきましょう。
補講授業のご案内
ー集合住宅のこれからの課題に備える・浦安の再生街づくりを考えよう 共通ー
希望者を対象に以下の補講を行います。(任意参加)
日 程
内 容
マンションの建替えの手順と課題
区分所有法・建替円滑化法の手続、事業の進め方、
実現への課題と手法
講師 繁治 寿 (建築家/都市開発プランナー)
対象「集合住宅のこれからの課題に備える」受講生
「浦安の再生街づくりを考えよう」受講生
27年12月8日(火)
15
:00~16
:30
補講授業のご案内
ー浦安の再生街づくりを考えようー
希望者を対象に以下の補講を行います。(任意参加)
日 程
27年11月17日(火)
15
:00~16
:30
内 容
「地区計画」の意義と手順
地区計画の意義と目的、地区計画でできること、手続き、実現への課題
講師 繁治 寿 (建築家/都市開発プランナー)
対象「浦安の再生街づくりを考えよう」受講生
21
気づき 科目番号【1501-09】
定員:25名
浦安の再生街づくりを考えよう -中町を考える-
コーディネーター 繁治 寿 (建築家/都市開発プランナー)
浦安はこの40年間に市域も人口も4倍になりました。その多くは海面埋立から始まっています。そして、埋立地の開発も一段落し、まちづ
くりも第2ステージにさしかかりました。昭和50年代に「マイホーム」を求めて浦安に移り住んだ中町の人々は新しい浦安のパイオニアでし
た。30、40代の若い住民は、浦安で新しい生活スタイルを実現し、スパイス族と呼ばれていました。それから3040年が経過し、中町の住人
も高齢者の仲間入りをしました。何よりも、子どもたちの声が満ち溢れていた街も、小学校が廃校に追い込まれる街へと大きく様変わりし
ました。これからこの街はどうなるのか、どうするのか・・・・処方箋は住民自らがつくるほかありません。それを実現するのも住民です。そ
のガイド役を果すのがこの講座でありたいと考えています。
回
日 程
27年6月30日(火)
14
:45~15
:00
1
2
15
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:30
27年7月14日(火)
15
:00~16
:30
内 容
オリエンテーション
まずは浦安を知ろう-土地の歴史
半農半漁の浦安は海面埋立によって大きく生まれ変わった。土地の歴史、社会の変化、住宅建設の経緯を通
し浦安を理解した上で、中町を考えます。
講師 繁治 寿 (建築家/都市開発プランナー)
まずは浦安を知ろうー浦安の住み人
日本一若い街浦安ですが、地区ごとに見ると住民の年代や家族構成は大きな違いが見られる。その中で中町
はもっとも高齢化が進行しており、ある意味危機的状況に差し掛かっている・その実情と他の地区との違いを
考えます。
講師 繁治 寿 (建築家/都市開発プランナー)
中町の今を考えよう-住民から見た「課題」は?
3
4
5
6
7
8
27年7月28日(火) 「良いところ」は?現在中町で顕在化している課題や評価できる点を受講者の方に考えてもらいます(ワール
15
:00~16
:30
27年8月25日(火)
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27年9月8日(火)
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27年10月6日(火)
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27年10月20日(火)
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27年12月22日(火)
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:30
ドカフェ方式)
講師 繁治 寿 (建築家/都市開発プランナー)
「ひとの高齢化」を考える-「子どもたち」は巣立っていった!
高齢化に対応して「街の今の生活」の改善を考える。高齢化の中で「街の継続・未来の姿」を考える。
「人の
高齢化」を2つの視点で考えます。
講師 繁治 寿 (建築家/都市開発プランナー)
「建物の高齢化」を考える-「古いこと」は「まずいこと」?
機能面、安全面から高経年お建物への不安を持つ人は多い。如何にして改築するかという議論が盛んです。
一方で、時をかけて熟成していく街並みを評価する意見も。
「街をつくる」とは何なのかを考えます。
講師 繁治 寿 (建築家/都市開発プランナー)
中町を改めて眺めると
昭和50年代「移民」はなぜ浦安を選んだのか。バブル崩壊後、住宅事情は大きく変化。外から中町を評価す
ると・・・・。
講師 繁治 寿 (建築家/都市開発プランナー)
中町のこれからを考えよう
受講者の方の期待・思い・アイデアを語ります。
(ワールドカフェ方式)
講師 繁治 寿 (建築家/都市開発プランナー)
これからの「まちづくり」に求められるのは・・・
「成熟社会」でのまちづくりは「No.
1」から「Onl
y1」に。
講師 繁治 寿 (建築家/都市開発プランナー)
備考 ○希望により「マンションの建替え」
「地区計画」についての補講を行います。→21ページをご覧ください。
○他地区の事例の見学会を検討しています。
(任意参加。見学先・時期は未定)
○講座終了までに「中町の再生まちづくり」についてのレポートを提出していただきます。
○講座終了後、レポートの発表・意見交換会をゼミ形式で行います。
(任意参加)
○授業の内容・スケジュール等は変更になる場合があります。
コーディネーター 繁治 寿 先生
東京都心部では大手町・八重洲・品川・渋谷・虎ノ門など既存CBD(中心業務地区)のリニューアル(つ
くり変え)が進行しています。山手線。臨海部のタワーマンション開発も跡を切りません。キーワードは
「都心・最先端・大規模複合超高層・高機能高利便」です。かつての「杵柄」ではあるのですが、いまは少
し息苦しさを感じます。そして浦安に戻るとホッとします。
「超便利」では無いけれど「ひと通りの便利さ」
は揃っている、都心へも短時間で行ける、人工だけど自然も感じられる。
「住まう街としてはこんな方がい
いのに」というのが個人的な思いですが、住宅市場では震災被害を含め、ちょっと厳しくなった浦安がこ
れからどう対処していくかは大きな問題です。そんな時に威力を発揮するのが「住民力」です。
「再生まち
づくり」が目指す方向なのです。
22
担 い 科目番号【1501-10】
定員:25名
これからのうらやすの学校を地域連携で支える ー学校支援コーディネーターとともに地域が協力して関わるにはー
コーディネーター 大橋 龍司 (GCDF(米国CCE.
i
nc認定)キャリアカウンセラー/キャリア教育コーディネーター)
子どもたちを取り巻く環境が大きく変わっていることに伴い、学校教育が「学校・家庭・地域・行政」が連携して進めていく「学校づく
り」が重要になっています。今年は、より現代的な課題に対して学び、それに対して浦安市内での支援のあり方などを学んでいきます。そ
して、他校事例を学びながら、これからの浦安市内における保護者・地域住民による支援活動をより実践的に市内の学校支援コーディネー
ターと共に学びます。
回
日 程
27年6月23日(火)
14
:45~15
:00
1
2
3
4
15
:00~16
:30
27年7月7日(火)
15
:00~16
:30
27年7月21日(火)
15
:00~16
:30
27年9月1日(火)
15
:00~16
:30
内 容
オリエンテーション
オリエンテーション
初回にあたり今年度の構想をどのように意図を持って各回テーマと、その課程と目的を共有します。
講師 大橋 龍司 (GCDFキャリアカウンセラー/キャリア教育コーディネーター)
市内の教育事情を学ぶ
今回の講座のねらいと、
「浦安市教育委員会」教育施策及び市内における学校と地域(
市民大学)
との連携に関
する今後の方向性について理解します。
講師 教育委員会教育総務部教育政策課
学校について学ぶ
学校長(管理職)の役割と、学校における課題を理解します。
講師 市内学校長及び教頭
学校支援について学ぶ
美浜中学校区の学校支援コーディネーターより、支援活動について学びます。
講師 美浜中学校区の学校支援コーディネーター
現代的な課題について学ぶ
5
CT活用・キャリア教育」&「国際理解教育」について事例を通して学びます。今回は、市川
27年9月15日(火) 「いじめ」&「I
15
:00~16
:30
市における「いじめ防止」の取り組みについて学びます。
講師 市川市の学校管理職&教育委員会
現代的な課題について学ぶ
6
CT活用・キャリア教育」&「国際理解教育」について事例を通して学びます。今回は荒川区
27年9月29日(火) 「いじめ」&「I
15
:00~16
:30
における「I
CT(タブレット)活用によるキャリア教育」の取り組みを学びます。
講師 清水 隆彦 (荒川区諏訪台中学校校長)
現代的な課題について学ぶ
7
8
9
10
CT活用・キャリア教育」&「国際理解教育」について事例を通して学びます。今回は千葉県
27年10月13日(火) 「いじめ」&「I
15
:00~16
:30
27年10月27日(火)
15
:00~16
:30
27年11月10日(火)
15
:00~16
:30
27年11月24日(火)
15
:00~16
:30
内で「子どもへの暴力防止」
「人権尊重」の取り組みを学びます。
講師 NPO法人 CAPセンター J
APAN
市内での学校支援の企画立案をする
市内での学校支援について、具体的な活動を企画立案を練り上げます。
講師 大橋 龍司 (GCDFキャリアカウンセラー/キャリア教育コーディネーター)
先進事例を学ぶ
「いじめ」&「I
CT活用・キャリア教育」&「国際理解教育」の実施校に赴いて、その現場を視察します。
講師 大橋 龍司 (GCDFキャリアカウンセラー/キャリア教育コーディネーター)
学校支援を実施してみる
市内小・中学校での市民大学学生による「学校支援」を体験します。
講師 大橋 龍司 (GCDFキャリアカウンセラー/キャリア教育コーディネーター)
備考 ○授業の内容・スケジュール等は変更になる場合があります。
コーディネーター 大橋 龍司 先生
浦安の学校教育に興味があるが、
「どのように関わったらよいかわからない」
、
「将来の子どもたちを育てる
のに、お手伝いしてみたい」」などと思っている方は、ぜひ参加してみませんか。今年度は、浦安市の子ど
もたちの現状や、教育施策に掲げております「いじめ防止」
、
「I
CT活動」
、
「キャリア教育」につきましても
他校事例を学びます。そこから市内の学校には、どういう支援が有効なのかをご一緒に皆様と考えながら、
実践していきたいと思います。
23
担 い 科目番号【1501-11】
定員:25名
うらやす街づくりゼミ
コーディネーター 阪本 一郎 (うらやす市民大学副学長/明海大学不動産学部教授)
うらやすの街づくりについて市民には様々な期待や意見があることでしょう。これを提案という形にまとめあげることが授業の目的です。
うらやすの街づくりは市民の協働によって成り立っています。提案に説得力があれば、市政や市民活動に反映する可能性があります。市
民が提案を行うことは、協働の積極的な一つの形です。また提案という形をとることで、街づくりに対する見方に広さと深さを得ることが
できます。
授業の進め方は、ゼミ形式で行います。講師は、都市計画を専門とする大学教員と、浦安市の街づくりの中心で働いてきた元行政職員とい
う異なる経歴の二名が主として努めます。この講師や他の学生との意見交換の中で提案を形にしていきます。
一定の水準に達した提案については、市職員や市民も参加する報告会や公共スペースでの展示などの公開を考えています。
回
日 程
27年6月25日(木)
9
:45~10
:00
1
2
3
4
5
6
7
8
10
:00~11
:30
27年7月9日(木)
10
:00~11
:30
27年7月23日(木)
10
:00~11
:30
27年9月17日(木)
10
:00~11
:30
27年10月1日(木)
10
:00~11
:30
27年10月15日(木)
10
:00~11
:30
27年10月29日(木)
10
:00~11
:30
27年11月12日(木)
10
:00~11
:30
内 容
オリエンテーション
過去の提案の概要
街づくりの過去の講座では、学生によるさまざまな提案が出ています。現実的なものから大胆すぎる(?)
ものまでありますが、それぞれに学ぶべき事柄が含まれています。その概要を説明します。
講師 阪本 一郎 (明海大学不動産学部教授)
浦安市が取り組む街づくりの課題
浦安市はさまざまな課題に取り組んでいますが、街づくりという観点でいくつかの課題について説明します。
講師 醍醐 唯史 (元都市整備部長)
市民として気になる街づくりの課題
市民の経験を通じて気になる街づくりの不安や問題を報告しあい、それを課題として位置づけます。この授
業の範囲で取り組む課題を選択し、グループ編成を行います。
講師 阪本 一郎 (明海大学不動産学部教授) /醍醐 唯史 (元都市整備部長)
とりくむ課題と提案の概要
グループでとりくむ課題や提案についてどのような議論を行ったかを報告し、意見交換します。
講師 阪本 一郎 (明海大学不動産学部教授) /醍醐 唯史 (元都市整備部長)
課題を表現する
とりくむ課題はどのような性質のものか、課題の重要性をどのように表現するかを検討します。
講師 阪本 一郎 (明海大学不動産学部教授) /醍醐 唯史 (元都市整備部長)
提案を形にする
提案内容を他の人と共有できるようにするため、提案を明確で具体的な形となるよう検討します。
講師 阪本 一郎 (明海大学不動産学部教授) /醍醐 唯史 (元都市整備部長)
提案の実現性を検討する
提案には、それを可能にする環境条件があります。その条件を吟味し、提案が生きる場面を検討します。
講師 阪本 一郎 (明海大学不動産学部教授) /醍醐 唯史 (元都市整備部長)
提案における市民の協働の形を考える
提案を実現する過程で行政や市民はどのように関わればよいか。多様な市民の協働の形を学びます。
講師 関谷 昇 (千葉大学法政経学部准教授) /阪本 一郎 (明海大学不動産学部教授) /醍醐 唯史 (元都市整備部長)
提案の伝え方を検討する
9
27年11月26日(木) 提案は人に伝わらなければ無意味です。提案の良さを伝えるためにはそれなりの表現方法が必要です。表現
10
:00~11
:30
のシェイプアップを検討します。
講師 阪本 一郎 (明海大学不動産学部教授) /醍醐 唯史 (元都市整備部長)
提案を報告する
10
27年12月10日(木) 各グループの提案の報告会です。各グループが取り組んできた街づくり提案を、決められた発表条件の中で
10
:00~11
:30
報告します。
講師 阪本 一郎 (明海大学不動産学部教授) /醍醐 唯史 (元都市整備部長)
備考 ○授業の内容・スケジュール等は変更になる場合があります。
24
コーディネーター 阪本 一郎 先生
自分のまちである浦安、その将来について気になることはないでしょうか。それは何とかできないもので
しょうか。何とかできないかという思いを、提案という形につくりあげるのがこの授業です。
一般の大学では、研究を進める場としてゼミがあります。提案は、研究とは異なりますが、問題を明確にし、
素材を検討し、説得力を持たせるという点では良く似ています。これらの作業をゼミ形式で行うのがこの
授業の特徴です。過去にゼミを経験されなかった方はもちろん、経験された方も、あらためてゼミ生にな
られてはいかがでしょう。
平成26年度授業風景
「市街地の再開発について考える」
市街地再開発事業を実施した市川市本八幡北口周辺、市川市駅南口
の再開発について、見学しました。
「都市の場を考える」
魅力的な店舗を報告しあい、商業地のあり方について考えました。
25
担 い 科目番号【1501-12】
定員:25名
地球に優しいうらやすの環境を守り創る ー自然との共生を大切にするうらやすを築こうー
コーディネーター 山本 忠 (千葉大学名誉教授)
環境問題は私たちの日常生活・事業活動が原因になっています。本授業はその現状を理解し、環境に配慮した行動を実践していけるような
人材を養成することを求められています。しかしながら、環境問題は極めて広範にわたるため、本授業で網羅できる領域は限られています。
ここでは次世代の子や孫に深刻な影響を残す恐れのある、地球温暖化に関する領域を中心に学び、知識の習得とそれを基礎に、市と協働して
環境保全を実践できるよう、環境行動計画を作成することも目指します。但し、環境行動計画作成は受講生の負担を軽減するため、今回は任
意で行うこととします。今回も引き続き、環境コース修了生の「模擬授業」も試みます。
回
日 程
27年6月23日(火)
12
:45~13
:00
1
2
3
4
5
6
7
8
9
13
:00~14
:30
27年6月30日(火)
13
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:30
27年7月7日(火)
13
:00~14
:30
27年7月14日(火)
13
:00~14
:30
27年7月21日(火)
13
:00~14
:30
27年9月8日(火)
10
:00~16
:00
27年9月15日(火)
13
:00~14
:30
27年9月29日(火)
13
:00~14
:30
27年10月6日(火)
10
:00~16
:00
内 容
オリエンテーション
ガイダンス
環境問題を学ぶ目的・意義などについて述べ、本授業の全体像を順序だてて説明します。また、今年度はイ
ンストラクターに担当していただく授業を初めて導入します。グループ分け、受講生による環境行動計画の
作成は任意としますが、修了生による模擬授業については昨年同様で行います。うらやす市民大学で育った
人材が活躍する場を広げることを試みます。
講師 山本 忠 (千葉大学名誉教授)
浦安の環境
市の大気環境、水辺と緑などの生活環境の現状と低炭素社会や循環型社会への取り組みについて学びます。
講師 都市環境部
ごみ処理・再資源化の現状と下水道の役割
市のごみ処理・再資源化の現状と、下水道の仕組みや取り組みなどの生活環境について学びます。
講師 都市環境部ごみゼロ課/都市環境部下水道課
環境と協働
地域課題の解決にあたっては、市民・地域・行政が連携する「協働」が共通にかかわってくる。そこで本年
度は「担い」科目として、
「協働」を学ぶ授業を組み込み、理論と実践を結び付け学びます。
講師 関谷 昇 (千葉大学法政経学部准教授) /山本 忠 (千葉大学名誉教授)
環境行動計画とグループワーク
講師 川島 謙治 (インストラクター) /島野 圭司 (インストラクター) /山本 忠 (千葉大学名誉教授)
海洋研究開発機構(見学)
海洋研究開発機構、横須賀本部の調査船、観測機器などの研究施設、また、横浜研究所の地球情報館を見学
し、最新の地球環境・海洋科学などの研究成果について学びます。
協力 独立行政法人海洋研究開発機構
激しくなる異常気象
熱波・干ばつ・豪雨など、激しくなる一方の気象異変、海洋の異変等に我々はどう対処すればよいかを考え
ます。I
PCCの第5次報告書についてもふれる。
講師 山本 忠 (千葉大学名誉教授) /島野 圭司 (インストラクター)
食糧・水の安全は大丈夫か?
地球温暖化による食糧・水の問題・生物にまつわる異変について、現実に起こっている様々な変化と将来の
食糧安全保障に焦点を当てて解説します。
講師 山本 忠 (千葉大学名誉教授)
神之池発電所(見学)
神栖市にある国内最大級のバイオマス専焼発電所である神之池発電所を見学し、また、近隣にある洋上風力
発電所なども立ち寄り、再生可能エネルギーの現状を学びます。
担当 川島 謙治 (インストラクター) /島野 圭司 (インストラクター) /山本 忠 (千葉大学名誉教授)
エネルギー確保と温暖化の調和
10
27年10月20日(火) 従来の燃料と新燃料、再生可能エネルギーの種類、利用の可能性、CO2削減量をゼロまたはマイナスに抑える
13
:00~14
:30
試みなどについて述べる。
講師 団 彦太郎 (インストラクター) /山本 忠 (千葉大学名誉教授)
企業の温暖化対策
11
27年11月10日(火) 企業の社会的責任、ステークホルダーに対する対応、企業の環境対策などの実情、実施方法、浦安市に導入
13
:00~14
:30
することは可能かについて述べる。
講師 松村 利治 (インストラクター) /山本 忠 (千葉大学名誉教授)
26
回
日 程
内 容
修了生による模擬授業
12
13
27年12月15日(火) 第5回までの修了生の中から講演者を決め、各人の得意分野を20分前後で講義・10分前後で質疑応答をします。
13
:00~15
:00
28年2月2日(火)
13
:00~15
:00
現行の環境行動計画とは別とします。
講師 模擬授業候補者、山本 忠 (千葉大学名誉教授)
環境行動計画発表と修了式
各グループに分かれて検討した環境行動計画を発表します(任意)
。簡単な講評を行った後、修了式を行いま
す。
担当 川島 謙治 (インストラクター) /島野 圭司 (インストラクター) /山本 忠 (千葉大学名誉教授)
備考 ○授業の内容・スケジュール等は変更になる場合があります。
コーディネーター 山本 忠 先生
自然破壊や地球温暖化、放射能汚染など、環境の問題は私たちの生命活動が原因となっています。この結
果が私たちの子や子孫の代に深刻な影響を与え、大きな負の遺産を残しつつあります。本授業はその現状
を理解し、環境に配慮した行動を実践していけるよう、幅広く学べるようになっています。また本年度は
受講生がグループに分かれ、浦安の環境の諸問題の解決法を探る、いわゆる環境行動計画の立案は任意と
します。更に既修生の中から将来浦安の環境問題の指導的立場に立てる人数人に、模擬授業を行なって戴
く機会は、今年度も継続します。本年度から既講生の中から模擬授業を行なってインストラクターとなっ
た方に、本授業を一部担当していくことになっています。受講生の皆様は市の環境をより良いものにする
ため、楽しく学んで新しい行動に挑戦することを期待しています。
平成26年度授業風景
「かずさDNA研究所見学」
かずさDNA研究所において、最新の遺伝子技術についてご紹介い
ただきました。
「千葉大学環境リモートセンシング研究センター見学」
気象衛星からの電磁波をキャッチし、植生の種類や分布などを可視
化する研究(リモートセンシング)についてご紹介いただきました。
特別公開授業
この科目の終了後、受講生以外の方も受講できる特別公開授業も予定しています。ぜひご参加ください。
詳細は後日お知らせします。
講 師:国立環境研究所などの研究者
テーマ:環境研究成果等(詳細未定)
日 時:2016年2月ごろ
場 所:うらやす市民大学(予定)
27
担 い 科目番号【1501-13】
定員:25名
うらやすの地域コミュニティを創る ー多世代交流コミュニティ活動へのチャレンジー
コーディネーター 石川 久 (淑徳大学コミュニティ政策学部教授)
安心・安全のまちで、生きている充足感、支えあいや喜びを共にすることが感じられるコミュニティは、必要で大切な「まとまり」であ
り「つながり」であるといえます。今年度は、年齢性別にとらわれず、誰もが気軽に集うことのできる「多世代交流コミュニティ」をテー
マに皆さんで考え、それを形にすることにチャレンジします。
回
日 程
27年7月1日(水)
12
:45~13
:00
1
2
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5
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13
:00~14
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27年7月15日(水)
13
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27年7月29日(水)
13
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27年8月6日(木)
15
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27年9月2日(水)
13
:00~14
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27年10月7日(水)
13
:00~14
:30
内 容
オリエンテーション
コミュニティと市民活動、
「協働」を考えよう
授業の全体像をお話します。そして、
「コミュニティ」の意義と暮らし、
「協働」について、改めて考えます。ま
た、受講生の意見・要望を出し合い、授業の全体構想をまとめます。
講師 石川 久 (淑徳大学コミュニティ政策学部教授)
いま地域に必要な多世代交流コミュニティを考えよう(1)
誰もが集える多世代交流コミュニティとはどんなものでしょうか。グループで討議します。
講師 石川 久 (淑徳大学コミュニティ政策学部教授) /
鍋島 洋子 (NPO法人ちば市民活動・市民事業サポートクラブ事務局長)
いま地域に必要な多世代交流コミュニティを考えよう(2)
グループごとにコミュニティのテーマを決め、その役割や活動について考えます。
講師 石川 久 (淑徳大学コミュニティ政策学部教授) /
鍋島 洋子 (NPO法人ちば市民活動・市民事業サポートクラブ事務局長)
コミュニティと「協働」とはどのようなことか考えてみよう
いま、市民と市との「協働」が大切だといわれます。多世代交流をテーマに、どのようなコミュニティの可
能性があるのかを考えてみましょう。
講師 関谷 昇 (千葉大学法政経学部准教授) /石川 久 (淑徳大学コミュニティ政策学部教授)
地域で輝くチャンスを考えてみよう
地域には人生を輝かせるチャンスがたくさんあります。それを見つけるのは、あなた自身です。今、子ども
たちを取り巻く環境に目を向け、自らの人生を豊かにする活動を一緒に考えます。
講師 鍋島 洋子 (NPO法人ちば市民活動・市民事業サポートクラブ事務局長)
まちづくり活動の担い手(1)-コミュニティ活動の事例を学ぼうー
具体的に行われている多世代交流コミュニティの活動を見学(または、招待しお話を聴く)をします。
講師 鍋島 洋子 (NPO法人ちば市民活動・市民事業サポートクラブ事務局長)
まちづくり活動の担い手(2)ー市民活動団体からNPO法人へー
7
27年10月28日(水) 市民活動団体からNPO法人への移行について考えます。設立までの具体的な手法を事例を交えながらお話し
13
:00~14
:30
ます。
講師 鍋島 洋子 (NPO法人市民活動・市民事業サポートクラブ事務局長)
気づきをカタチにしよう(1)
8
27年11月11日(水) これまでの授業や見学で得た「気づき」をもとに、グループごとに『コミュニティ活動プラン』としてカタ
13
:00~14
:30
チにしてみましょう。
講師 石川 久 (淑徳大学コミュニティ政策学部教授)
気づきをカタチにしよう(2)
9
10
27年11月25日(水) これまでの授業や見学で得た「気づき」をもとに、グループごとに『コミュニティ活動プラン』としてカタ
13
:00~14
:30
27年12月9日(水)
13
:00~14
:30
チにしてみましょう。
講師 石川 久 (淑徳大学コミュニティ政策学部教授)
『コミュニティ活動プラン』を発表しよう
これまでの論議・学習を通じて得られた具体策を『コミュニティ活動プラン』としてまとめ、発表します。
講師 石川 久 (淑徳大学コミュニティ政策学部教授) /
鍋島 洋子 (NPO法人ちば市民活動・市民事業サポートクラブ事務局長)
備考 ○授業の内容・スケジュール等は変更になる場合があります。
28
コーディネーター 石川 久 先生
現代日本の都市では一人ひとりが「自由」に生きているように見えます。しかし、かつて経験したように、
災害や緊急時に生活の糧が奪われ振り返った時、人は「普段の大切さ」を痛感します。その「普段」は、
日常の自分自身が創っています。
コミュニティは、おいしい空気、おいしい水のようなものかもしれません。
「生きていくため」だけなら、普
通に空気や水があれば、それほど不便を感じないでしょう。しかし、清々しさや安心感、生きている充足感、
支えあいや喜びを共にしていることが感じられ、また、実際にそうした暮らしや支えがあれば……きっと
安心で楽しい日々となるでしょう。今年度は、多世代交流コミュニティをテーマに皆さんで考え、
「コミュ
ニティ活動プラン」をまとめます。
平成26年度授業風景
「日本のコミュニティ政策と浦安市」
日本のコミュニティ政策の展開と浦安市の取り組みについて学びま
した。
「コミュニティ活動について交流」
松戸市の常盤平団地自治会を見学し、コミュニティ活動への取り組
みと意見交換を行いました。
29
担 い 科目番号【1501-14】
定員:25名
「うらやすのブランド」を創る ー植物工房などを含むホワイエの構想・提案ー
コーディネーター 宮崎 清 (うらやす市民大学副学長/千葉大学名誉教授)
インストラクター 宇治 醇/佐藤 厚行/澤田 惠子/杉村 直/常田 純孝/林 正雄/宮澤 君子/山崎 悦道
ブランドとは、地域にお住まいの方々が「私たちがこの地域で大切にしているのはこれです」と誰もがいえるものです。それは、地域の
宝物・誇りであり、すべての市民のみならず、外の人たちにも、伝え・広めていきたいものです。この講座では、農地のないうらやすで食
料生産が可能な「植物工房」構想をも含めながら、そこに行けば人びとの心が響き合い、会話が弾み、老若男女が癒されるような場づくり
を考え・提案します。かつての囲炉裏のような場、つまりホワイエづくりです。
前半は各界から講師をお招きし、お話をうかがったうえで、講座受講生全員がパネラーとなった講座内シンポジウムを行います。後半で
は、グループに分かれて、どんなホワイエを構想・提案するか具体的に検討します。
ぜひ、多くの皆さまにご参加いただければと思います。
回
日 程
27年6月27日(土)
12
:45~13
:00
1
・
2
3
・
4
13:00~14:30
15:00~16:30
内 容
オリエンテーション
安・癒・交・開の場・ホワイエ
担当講師・インストラクター・受講生の自己紹介、本講座の進め方を概説し、本講座が目指す「植物工房な
どを含むホワイエの計画・提案」の意義を考えます。キーワードは、安・癒・交・開の4文字です。これまで
の「うらやすのブランドを創る」講座の取り組み事例も紹介します。
講師 宮崎 清 (千葉大学名誉教授)
インストラクター 常田 純孝/山崎 悦道
ホワイエづくりにおける「協働」を考える
「協働(Copr
oduc
t
i
on、c
ooper
at
i
on)
」とは、複数の主体が特定の目標を共有して力を合わせて活動すること
です。この「協働」の概念をあらためて学び、「
協働」を通じてのホワイエづくりの意義・方法を考えます。
講師 関谷 昇 (千葉大学法政経学部准教授) /宮崎 清 (千葉大学名誉教授)
インストラクター 常田 純孝/宮澤 君子
27年7月11日(土)
13
:00~14
:30
15
:00~16
:30
うらやすのホワイエを考える-「植物工房」の科学と実践から
農地が皆無のうらやすで食料自給ができるとしたら夢のようです。安全安心な食料を自給・供給できる「植
物工房」は、科学に裏打ちされてすでに実体化されています。ここでは、
「植物工房」のうらやすでの実体化
がホワイエづくりにどのように連動するかを学び・考えます。
講師 古在 豊樹 (うらやす市民大学学長) /宮崎 清 (千葉大学名誉教授)
インストラクター 澤田 惠子/林 正雄
シンポジウム① 浦安のホワイエとしての「植物工房」
上記タイトルの講座内シンポジウム。講師ならびに受講生すべてがパネラーとなったシンポジウムを行います。
講師 古在 豊樹 (うらやす市民大学学長) /原 寛道 (千葉大学工学部准教授) /宮崎 清 (千葉大学名誉教授)
インストラクター 宇治 醇/宮澤 君子
5
・
6
うらやすのホワイエを考える-「出会い・気づき」の視点から
「出会い・気づき」は心を弾ませます。新たな事物との、人びととの、物語との出会い・気づきなど、私たち
はさまざまな「出会い・気づき」のなかで、生きる力を得ているように思われます。ホワイエは、さまざま
な「出会い・気づき」を通じて、生きることの楽しさを享受できる場にしたいものです。具体的事例に即し
ながら、「出会い・気づき」がうらやすのホワイエづくりにどのように関連するかを学び・考えます。
27年7月25日(土) 講師 西舘 好子(NPO日本子守唄協会」理事長)/宮崎 清(千葉大学名誉教授)
13
:00~14
:30
インストラクター 常田 純孝/山崎 悦道
15
:00~16
:30
シンポジウム② うらやすのホワイエとしての「出会い・気づき」
上記タイトルの講座内シンポジウム。講師ならびに受講生すべてがパネラーとなったシンポジウムを行います。
講師 西舘 好子 (NPO日本子守唄協会理事長) /前田 智幸 (著述家) /宮崎 清 (千葉大学名誉教授)
インストラクター 佐藤 厚行/常田 純孝
7
・
8
9
・
10
27年9月5日(土)
13
:00~14
:30
15
:00~16
:30
27年9月12日(土)
13
:00~14
:30
15
:00~16
:30
うらやすのホワイエを考える-「うらやすの伝統的暮らし」の視点から
歴史は今日と将来を考える礎の1つです。うらやすの人びとが刻んできた生活文化を顧みることは、単に懐
かしむだけでなく、うらやすのホワイエづくりに新たな視野を開いてくれるに相違ありません。
講師 尾上 一明 (郷土博物館学芸員) /宮崎 清 (千葉大学名誉教授)
インストラクター 佐藤 厚行/林 正雄
シンポジウム③ うらやすのホワイエとしての「民俗」
上記タイトルの講座内シンポジウム。講師ならびに受講生すべてがパネラーとなったシンポジウムを行います。
講師 尾上 一明 (郷土博物館学芸員) /高梨 誠二 (市民大学主幹) /宮崎 清 (千葉大学名誉教授)
インストラクター 宇治 醇/澤田 惠子
うらやすのホワイエを考える-「賑わい」の視点から
人は人と交わり歓びを享受します。ホワイエはおのずから人を惹きつける「賑わい」の場です。
「賑わい」を
通じて人の心は開放され新たな夢に遭遇します。
「賑わい」の機能、
「賑わい」づくりの要点を学び、うらや
すのホワイエづくりの構想を広げます。
講師 柘植 喜治 (千葉大学工学部教授) /宮崎 清 (千葉大学名誉教授)
インストラクター 佐藤 厚行/山崎 悦道
シンポジウム④ うらやすのホワイエとしての「賑わい」
上記タイトルの講座内シンポジウム。講師ならびに受講生すべてがパネラーとなったシンポジウムを行います。
講師 柘植 喜治 (千葉大学工学部教授) /西田 直海 (Dr
ops
主宰) /宮崎 清 (千葉大学名誉教授)
インストラクター 杉村 直/宮澤 君子
30
回
日 程
11
27年10月3日(土)
13
:00~14
:30
内 容
グループワーク:うらやすのホワイエをつくる①
上記10回までの講師の話、シンポジウムでの話題・討議などを反芻しながら、うらやすのホワイエづくりを
具体的に構想するためのさまざまなテーマを構想し、そのテーマごとのグループ編成を行います。
講師 宮崎 清 (千葉大学名誉教授)
インストラクター 澤田 惠子/杉村 直
12
グループワーク:うらやすのホワイエをつくる②
前11回目の講座で編成されたグループに分かれ、うらやすのホワイエの内容を具体的に考え構想します。ま
27年10月24日(土) た、各グループの構想概要を発表します。とりわけ、浦安の風土・暮らしを活かしたホワイエづくりの指針
が取り込まれた構想になっているかを検討します。
13
:00~14
:30
講師 山崎 康弘 (株式会社 山治 代表取締役社長) /宮崎 清 (千葉大学名誉教授)
インストラクター 宮澤 君子/山崎 悦道
13
グループワーク:うらやすのホワイエをつくる③
前12回に引き続いてグループに分かれうらやすのホワイエの内容を検討・構想し、中間段階のグループ発表
27年11月14日(土) を行います。とりわけ、都市における食料自給の観点がホワイエづくりに緊密に関連している様相を確認し
ます。
13
:00~14
:30
講師 古在 豊樹 (うらやす市民大学学長) /宮崎 清 (千葉大学名誉教授)
インストラクター 宇治 醇/林 正雄
14
グループワーク:うらやすのホワイエをつくる④
前13回に引き続いてグループに分かれてうらやすのホワイエの内容を具体的に構想し、最終的まとめ・提案
「協働」の理念・実践が十分に意識され盛り込まれた構想になっ
27年12月19日(土) に向けてグループ発表を行います。とりわけ、
ているかを検討します。
13
:00~14
:30
講師 関谷 昇 (千葉大学法政経学部准教授) /宮崎 清 (千葉大学名誉教授)
インストラクター 杉村 直/林 正雄
15
・
16
28年1月23日(土)
13
:00~14
:30
15
:00~16
:30
グループワーク:うらやすのホワイエをつくる⑤
発表・検討会に向けての諸準備・総点検を行うとともに、各グループのこれまでの検討経過をレポートやPPT
にまとめます。
講師 宮崎 清 (千葉大学名誉教授)
インストラクター 佐藤 厚行/杉村 直
「うらやすのブランド」を創る-植物工房などを含むホワイエの計画・提案 発表・検討会
PPTなどによるグループごとの発表を行います。本講座に関連する行政担当者や外部機関の皆さまに声掛け
をし、グループごとの構想・提案についてのご意見をいただくとともに、今後の展開方法などを検討します。
講師 宮崎 清 (千葉大学名誉教授)
インストラクター 澤田 惠子/常田 純孝
備考 ○上記の日程に加え、歩く・見る・聞く・食す・創るなど、必要に応じて大学外での研修を行います。
○受講生には、各回の講座に関する事前・事後の「
調べ学習」
をしてくださいますようお願いします。
○毎回の講座がどのように進展してきたかを記録し、各回の配布物、受講生発表資料などとともに、年度末には講座報告書を作成します。
○授業の内容・スケジュール等は変更になる場合があります。
イラスト:常田純孝
(うらやす市民大学学生/「うらやすのブランド」を創る)インストラクター)
コーディネーター 宮崎 清 先生
「火が見えないから話がはずまない」と、古老から言われたことがありました。家のほぼ中心にあって、火
が絶えることもなく、それを囲べば互いの心が通い、会話がはずみ、癒される場、それが古老のいう「火
が見える場」つまり囲炉裏・ホワイエであったのです。この講座では、安全・安心な食料自給を目指す植
物工房の実現などを含め、多面的角度から、
「私たちが大切にしているのはこれです」と言えるうらやすの
ブランドづくりをめざします。
31
担 い 科目番号【1501-15】
定員:25名
高齢化社会を担う市民力とは -安心して歳を重ねられる居場所「うらやす」を目指して-
コーディネーター 岩室 紳也 (ヘルスプロモーション推進センター(オフィスいわむろ)代表)
「高齢化社会」は避けて通れない事実です。では、高齢化社会の課題は何でしょうか。年金でしょうか。核家族化でしょうか。介護施設不
足でしょうか。課題はいろいろと指摘され、行政も様々な対策を打ち出しています。
一方でどのような高齢化社会を創りたいかというビジョンはあまり示されていません。
いま、あなたが大切にしたいことは何でしょうか。コーディネーターをさせていただいている岩室紳也は今年還暦を迎えますが、私は地
域医療、泌尿器科臨床、行政、公衆衛生、さらには岩手県陸前高田市、宮城県女川町にいまでも月に1回はお邪魔している医師としての経験
から高齢化社会で重要なキーワードが「居場所」と「関係性」だと気づかされました。健康づくりの重要性は多くの方々の共通認識となっ
ています。確かに病気にならないに越したことはないですが、病気や不具合を抱えていても、自分なりの幸せを、生きがいを、やりがいを、
役割を、充実感を、元気を日々感じられることが大切ではないでしょうか。そのためには、単に行政に要望するだけではなく、自分ができ
ることは何か。自分だけでは出来なくても、同じ目標に向かって歩んでくれる仲間はどこにいるのか。仲間づくりのためにはどのような工
夫が必要なのかを日々自分自身の問題として考え続けています。そして得た結論は「できる人が、できることを」でした。
行政だけでできることには限りがあります。そこで、浦安市では「協働」という視点での市民大学をはじめとした様々な取り組みを始め
ています。この講座では市民だけが学ぶのではなく、高齢化社会づくりに関係する行政の職員も一緒に考える場づくりになっています。市
民と行政が共に学び交流するこの講座への参加をお待ちしています。
回
日 程
27年6月24日(水)
12
:45~13
:00
1
2
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11
13
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27年7月8日(水)
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27年7月22日(水)
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27年8月19日(水)
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27年9月16日(水)
13
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27年10月14日(水)
13
:00~14
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27年10月23日(金)
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27年10月30日(金)
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27年11月18日(水)
13
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27年12月16日(水)
13
:00~14
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28年1月6日(水)
13
:00~14
:30
内 容
オリエンテーション
オリエンテーション 健康づくりを正しく理解していますか?
「健康」になるためには何が必要か。
講師 岩室 紳也 (ヘルスプロモーション推進センター代表)
「健康」より大事なものは
WHOがヘルスプロモーションという概念を打ち出した背景。
講師 岩室 紳也 (ヘルスプロモーション推進センター代表)
協働で進めている地域包括ケアシステムづくり
なぜ、いま、「地域包括ケア」なのか。
講師 岩室 紳也 (ヘルスプロモーション推進センター代表) /健康福祉部介護保険課猫実地域包括支援センター
浦安市が目指す高齢化社会とは
浦安市の高齢者関係の計画で目指していること。
講師 岩室 紳也 (ヘルスプロモーション推進センター代表) /健康福祉部高齢者支援課/健康福祉部介護保険課
豊かなこころで暮らすために
こころが元気になるために。
講師 岩室 紳也 (ヘルスプロモーション推進センター代表) /健康福祉部健康増進課
「福祉」って何? 福祉=Wel
l
bei
ng
「福祉」を正しく理解していますか?
講師 岩室 紳也 (ヘルスプロモーション推進センター代表) /浦安市社会福祉協議会
高齢化社会における協働(基礎編)
「協働」という考え方がなぜ生まれたのか。
講師 関谷 昇 (千葉大学法政経学部准教授) /岩室 紳也 (ヘルスプロモーション推進センター代表)
高齢化社会における協働(実践編)
実践例に学ぶ「協働」の実際
講師 関谷 昇 (千葉大学法政経学部准教授) /岩室 紳也 (ヘルスプロモーション推進センター代表)
協働実践者からの報告①
本講座既受講者の実践報告
講師 岩室 紳也 (ヘルスプロモーション推進センター代表) /本講座既受講者
協働実践者からの報告②
浦安介護予防アカデミアの実践に学ぶ
講師 岩室 紳也 (ヘルスプロモーション推進センター代表) /浦安介護予防アカデミア
制度が支える老後 後見人制度
後見人制度のねらいと課題
講師 岩室 紳也 (ヘルスプロモーション推進センター代表) /千葉県弁護士会京葉支部
32
回
日 程
12
13
14
15
28年1月20日(水)
13
:00~14
:30
28年2月3日(水)
13
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28年2月17日(水)
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28年3月16日(水)
13
:00~14
:30
内 容
大事に、大切にしたいこと ~居場所づくりに必要なこと~
居場所とは何かを改めて考えます
講師 岩室 紳也 (ヘルスプロモーション推進センター代表)
市民に求められている役割とは
行政にはできない、市民力が求められていることは何かを具体的に考える
講師 岩室 紳也 (ヘルスプロモーション推進センター代表)
私が実践したい、実践していること
「できる人が、できることを」はまずは一人ひとりの実践(希望)から
講師 岩室 紳也 (ヘルスプロモーション推進センター代表)
全体討論 市民への提言
一人ひとりの学びから市民への提言づくり
講師 岩室 紳也 (ヘルスプロモーション推進センター代表)
備考 ○授業の内容・スケジュール等は変更になる場合があります。
コーディネーター 岩室 紳也 先生
浦安市では男女とも、自立して、介護が必要ではない健康寿命が延びていることをご存知でしょうか。そ
の秘訣は一人ひとりが元気になれる、幸せや生きがいがを実感できる「居場所」を持つことです。市民と
行政の職員が一緒になって居場所づくりを考えていく本講座で、高齢者が元気なうらやすを創っていきま
しょう
平成26年度授業風景
「協働で進めている地域包括ケアシステムづくり」
「大事に、大切にしたいこと~居場所とは~」
33
担 い 科目番号【1501-16】
定員:25名
地域の防災力を高めよう ー自助・共助・公助を学ぶー
コーディネーター 中林 一樹 (明治大学危機管理研究センター特任教授)
インストラクター 浦安市危機管理監/総務部防災課/吉川 忠寛 (防災都市計画研究所代表)
はじめて震度7の強い揺れを記録した阪神・淡路大震災から20年が経ちました。この20年間毎年のように地震災害が発生し、私たちは新潟
県中越地震そして東日本大震災と三度も震度7の地震を経験しました。そして、これらの震災よりも巨大な首都直下地震災害や南海トラフ地
震災害の切迫性が高まっています。私たちは、災害事例に学び次への備えを怠ることはできません。浦安市も、改めて浦安市直下地震の被
害想定を行い、震災対策の見直し強化を進めていますが、被害を減らし、災害を乗り越えていくには、何よりも市民一人一人の取り組みが
不可欠です。一人一人が被害を出さなければ、被害はゼロです。そのための取り組み方をみんなで考えましょう。
回
日 程
27年7月4日(土)
12
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27年7月18日(土)
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27年8月29日(土)
13
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27年9月19日(土)
13
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27年10月3日(土)
13
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内 容
オリエンテーション
オリエンテーション
ともに学ぶ仲間の自己紹介と受講の理由や希望、目標を話し合います。
講師 中林 一樹 (明治大学危機管理研究センター特任教授)
「地震災害への備え」の自己評価:自助・
共助の意義と可能性
皆さんの自助力・共助力を知る。防災達人テスト・防災コミュニティテストで、皆さんの地震災害への備え
を診断します。(受講後にどこまで向上するかな。
)
講師 中林 一樹 (明治大学危機管理研究センター特任教授)
地震災害に学ぶ①災害とは何か/関東大地震(1923)
災害が発生するメカニズムを学び、日本の自然災害の概況を理解するとともに、関東大地震における被害の
特徴(地震動・津浪・都市火災)を学びます。
講師 中林 一樹 (明治大学危機管理研究センター特任教授)
地震災害を学ぶ②阪神・淡路大震災(1995)~東日本大震災(2011)
阪神・淡路大震災、新潟県中越地震(2004)
、東日本大震災、最近の三つの震度7を記録した地震災害の特徴
から、これからの地震災害への備えを学びます。
講師 中林 一樹 (明治大学危機管理研究センター特任教授)
地震災害を想定する①首都直下地震の被害想定と被災状況
内閣府による首都直下地震の被害想定(2013)から、首都直下地震の被害の特徴と被災の状況を学びます。
講師 中林 一樹 (明治大学危機管理研究センター特任教授)
地震災害を想定する②浦安直下地震の被害想定と被災状況
東日本大震災の時の浦安の被害と、浦安直下地震で想定された被害と被災状況を比較し、その違いを理解し
ます。東日本大震災の体験から学んだことを整理します。
講師 中林 一樹 (明治大学危機管理研究センター特任教授)
そなエリア(有明基幹的広域防災拠点)で学ぼう=見学・演習
首都直下地震と備えについて、クイズなどを通して楽しく学びます。
講師 中林 一樹 (明治大学危機管理研究センター特任教授)
気象科学館(気象庁)で学ぼう=見学・演習
気象災害のメカニズムと備えについて楽しく学びます。
講師 中林 一樹 (明治大学危機管理研究センター特任教授)
東日本大震災への浦安市の対応(災害対応から復興まで)を学ぶ
東日本大震災では、世界最大級といわれる液状化が発生した浦安。市民や行政はどのように対応し、共助し、
復旧復興に取り組んだのでしょうか。
講師 総務部防災課
首都直下地震に備える浦安市の防災対策を知る
浦安直下地震の被害想定を対象として地域防災計画が改定された。行政の災害対策の現状を学び、市民の自
助や地域での共助の重要性を理解します。
講師 総務部防災課
自助の取り組み①我が家の耐震化・家具の固定
27年10月17日(土) 建物の耐震性能の違いと地震動の被害の関係を学びます。グループに分かれ、モデル部屋の家具の配置や照
11
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12
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明器具を安全にする改造案を検討し提案します。
講師 中林 一樹 (明治大学危機管理研究センター特任教授)
自助の取り組み②食の備え
自助として、食糧と飲料水で7日分の貯蓄が求められています。我が家で生き延びるための「食の確保」を学
びます。
宿題として、自宅にある食料で何日分になるのかを調べてみます。
講師 中林 一樹 (明治大学危機管理研究センター特任教授)
34
回
日 程
13
14
27年11月7日(土)
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:30
内 容
共助の取り組み①地域の安否確認の方法を考える
大規模マンションと市街地のグループに分かれ、各々での安否確認の方法を考えます。すでに採用している
方法があれば、それを紹介し、課題と改善策を考えます。
講師 吉川 忠寛 (防災都市計画研究所代表)
共助の取り組み②地域での高齢者支援の方法を考える
大規模マンションと市街地のグループに分かれ、避難行動への支援や介護の支援が必要な高齢者をどのよう
に支援できるのか、課題は何か、対策を考えます。
講師 吉川 忠寛 (防災都市計画研究所代表)
防災まちづくり①まちの地震災害時の弱点を洗い出す
15
16
27年11月28日(土) 浦安市の昔からの市街地、新しい市街地、集合住宅団地、高層マンションのまちを事例に、グループで、各々
13
:00~14
:30
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:00~16
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のまちの弱点(課題)を整理します。
講師 中林 一樹 (明治大学危機管理研究センター特任教授) /吉川 忠寛 (防災都市計画研究所代表)
防災まちづくり②災害に強いまちづくりを計画する
まちの課題を事前に解決するには、何をしたらいいのか、地震に強い街にするための提案を「防災まちづく
り」計画として考え、取りまとめます。
講師 中林 一樹 (明治大学危機管理研究センター特任教授) /吉川 忠寛 (防災都市計画研究所代表)
「地震災害への備え」はできたかな
17
18
27年12月12日(土) 改めて、防災達人テスト・防災コミュニティテストをやって、皆さんの地震災害への備えが、どれくらい向
13
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15
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上したか、自己診断してみましょう。
講師 中林 一樹 (明治大学危機管理研究センター特任教授)
みんなで語ろうー地震災害のどう備えるかー
講座で学んだことを、我が家で、地域で、どのように実践していくべきか、自助・共助と公助の役割と相互
の関係ついて、語り合います。
講師 中林 一樹 (明治大学危機管理研究センター特任教授)
備考 ○授業の内容・スケジュール等は変更になる場合があります。
コーディネーター 中林 一樹 先生
日本は四季に富む美しい国です。でも自然が変化に富み多様である分だけ、自然災害の多い国でもあり
ます。日本に住むことは、自然災害と共生することにほかなりません。
自然災害への備えとして『自助7割、共助2割、公助1割』とよく言われます。皆さんはどう思いますか。
私はそうだと思います。市民の7割が「自助」に取り組んで被害が軽減しなければ、被害を免れた人が力を
合わせて取り組む「共助」は成り立たないのです。自助7割でようやく共助2割が可能なのではないでしょ
うか。浦安の地域の防災力を自助・共助で高める取り組みをみんなで考えましょう。
平成26年度授業風景
「『放射線』『放射能』って何?」
実験を通して「放射線」を自らの目で確認しました。
「千葉県西部防災センターの見学」
風速30m/秒、雨量30mm/時の風雨の威力を実際に体験しました。
35
担 い 科目番号【1501-17】
定員:25名
うらやすで介護予防を進めるために ーうらやす介護予防リーダー養成講座ー
コーディネーター 櫻井 しのぶ (順天堂大学大学院医療看護学研究科教授)
介護予防に関する知識や必要な技術の習得、地域活動への主体的な参加体験、地域における介護予防についての問題点の抽出等を通じて、
介護予防リーダーに必要な知識技術を学ぶ機会を提供します。
回
日 程
27年7月2日(木)
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27年7月9日(木)
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27年7月16日(木)
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内 容
オリエンテーション
(総論)介護予防とは
介護予防について学習し、介護予防リーダー養成の重要性を考えます。
講師 櫻井 しのぶ (順天堂大学大学院医療看護学研究科教授)
(各論)介護予防を目指した「まちづくり」とは
介護予防を視点とした「まちづくり」を進めるための方法、介護予防リーダーの役割を探ります。東洋大学
の大学院生もグループワークのアシスタントとして参加する予定です。
講師 齊藤 恭平 (東洋大学健康スポーツ学科教授)
(各論)高齢期の身体的・心理的特徴
高齢期に多くみられる生活習慣病や老年症候群等の身体的特徴や、高齢期に起こりやすい心理的特徴を理解
し、介護予防へ繋げます
講師 原田 静香 (順天堂大学医療看護学部講師)
5
(各論)介護・寝たきりを予防するための骨格筋老化の基礎知識
ヒトが生涯にわたって健康で自立した生活を営むためには、日常動作の基盤となる筋肉量を維持することが
27年7月23日(木) 必要不可欠です。当日は、介護予防の観点から、高齢者が運動する際に役立つと思われる高齢期骨格筋の特
徴について紹介します。また、参加者の脚の老化度について順天堂大学大学院スポーツ健康科研究科の大学
13
:00~14
:30
院生に評価してもらう予定です
講師 町田 修一 (順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科先任准教授)
6
(各論)介護・寝たきりを予防するための運動プログラム
筋の老化の特徴やスポーツ医科学の理論に基づく運動プログラムや評価方法について紹介し、特別な施設や
測定器具がなくてもできる介護予防のための運動を大学院生の指導で実践する予定です。
講師 町田 修一 (順天堂大学大学院スポーツ健康科学研究科先任准教授)
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27年9月3日(木)
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(各論)浦安市の進める介護予防と介護予防アカデミアの活動
高齢期を豊かに過ごすための地域づくりを進めるために、地域包括支援センターの機能をお伝えします。さ
らに現在活躍されている、浦安介護予防アカデミアの実際についてお聞きし、自らの介護予防活動に繋げま
す。
講師 健康福祉部介護保険課猫実地域包括支援センター/浦安介護予防アカデミア
(演習)介護予防を目指した地域調査の計画立案
自らが介護予防リーダーとして活動するために、地域調査を通じて地域に潜在している健康課題や活動方法
27年9月10日(木)
を考えます。本演習では地域調査に向けた計画を立案します。地域調査には順天堂大学医療看護学部の学生
13
:00~14
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も参加します。
講師 櫻井 しのぶ (順天堂大学大学院医療看護学研究科教授)
27年9月17日(木) (各論)介護予防における協働
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9月中
27年10月1日(木)
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地域活動を実践していくために、
「市民参加・協働」の事例を通して話し合います。
講師 関谷 昇 (千葉大学法政経学部准教授) /櫻井 しのぶ (順天堂大学大学院医療看護学研究科教授)
(演習)地域調査・または介護予防関連施設への見学
介護予防を目指した市内の地域調査の実施、介護予防に関する施設や介護予防グループへの見学・情報交換等
を通して、地域の担い手としての役割を考え、レポート作成のための情報収集を行います。地域調査には学
生も参加します。地域調査には順天堂大学医療看護学部の学生も同行させていただきます。
講師 櫻井 しのぶ (順天堂大学大学院医療看護学研究科教授)
(演習)介護予防リーダー活動に関するレポートの作成
収集した情報や、抽出した介護予防に関する課題から、自らが介護予防リーダーとして果たす役割を、スタッ
フと共に検討します。
講師 櫻井 しのぶ (順天堂大学大学院医療看護学研究科教授)
27年10月29日(木) レポート発表会
13
:00~14
:30
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:30
作成したレポートについて発表します。
講師 櫻井 しのぶ (順天堂大学大学院医療看護学研究科教授)
36
コーディネーター 櫻井 しのぶ 先生
誰もが、できるかぎり、元気で長生きで、人生を全うしたい(健康寿命)と願っているのではないでしょ
うか。健康寿命を延ばすためには、元気なうちからの介護予防の取り組みが重要です。私達が自らの介護
予防について学び、地域で介護予防活動に取り組むことが、安心した老後の生活を送るために必要です。
この講座では、自分の目で介護予防の視点を持ち改めて浦安を見つめなおし、より充実した老後を送るた
めに、私達に何ができるのかを考えていく機会にできればと思います。自分らしく生きていくために、自
分の介護予防だけでなく、みんなで介護予防できるしくみを作っていこうではありませんか!
平成26年度授業風景
「体力測定」
体力の具体的な測定方法を実技を通して学びました。
「論文発表・修了式」
各自が作成した論文の発表会を行いました。
37
学びをいかす
うらやす市民大学
THE CIVIC COLLEGE OF URAYASU
[開校5周年記念誌]