2015年 - 熊本市発達障がい者支援センター

みなわ通信
平成 27年度7月
○みなわは発足4年目の年を迎えました。本年度もよろしくお願いします。
さて、発達障がい者支援法が施行されて10年がたちました。発達障がいのある方に関わる福祉、
労働、教育、医療など関係機関の各種の取組、支援者育成の状況、市民の方々の理解の広まり、
また当事者に関する多くの書籍、理解啓発に繋がる様なマスコミの取り上げ方など、当事者を取り
巻く環境は、いずれも充実してきたように感じます。
熊本市発達障害者支援センターみなわは、熊本市が設置して4年目に入りました。発達障がい
のある方一人ひとりが持つ学習面、行動面、社会性、コミュニケーション等に係る課題に対して、関
係機関と連携しながら、継続的に支援を提供し、二次的な障がいの発生の防止を図ったり、成人
期には企業などで一般就労を行うなど、当事者の方々が自立と社会参加を実現できるよう支援を
行っています。また、まだまだ取り組まなくてはならない以下のような課題も残されています。
①みなわ職員の資質の向上。
・発達障がいの有る方への支援のための知識と技術の向上
・地域支援体制の構築のための知識と技術の習得と向上。
②発達障がいの特性を理解し継続的に支援ができる支援者の育成。
③福祉、労働、教育、医療、司法などと連携したチーム・アプローチの実現。
④ライフステージを通して一貫した継続的支援を行うために関係機関に対してコンサルテーション
やコーディネーションを行い、より機能的なネットワークの構築。
⑤熊本市域における「発達障がい者支援体制整備」に関して、先進県や先進政令市の取り組みに
学びながら、熊本市の担当部局と意見交換を重ねていきたいと思います。
このような課題に、粘り強く取り組みながら、当事者が困惑状況を軽減し自立した生活を送ることが
できるよう支援に努めます。また、周囲の関係者が当事者の特徴を理解し適切な環境要因を考え
ることができるように支援していくことなど、今後も最善の努力していく所存です。
○新たなメンバーを迎えました。これまで4人体制で相談に当っていましたが、今年度から2人増員し、
6人体制で相談にあたります。どうぞよろしくお願いします。
新体制は以下の通りです。
・幅孝行:新所長
・長濵朋二(前所長):週4日(金曜日休み)相談に当っています。
・山内佳己:8 月から3月まで産休・育児休業に入ります。その間は、7 月から新たな職員として
永田悠が入りますのでよろしくお願いします。
・中原正太郎:今年の2月からみなわに加わり、相談にあたっています。
・中川茉美:これまで通り週4日(火曜日休み)相談にあたります。
・橋本翔一郎:新たに加わりました5月から相談にあたっています。
○新しいスタッフからのコメント
・中原:初めまして、平成 27 年 2 月に熊本市社会福祉事業団に入職し、同月にみなわに配属にな
りました中原正太郎と申します。まだまだ不慣れな事が多く、来談者の方にご迷惑をおかけするこ
とが多々あると思いますが、温かくお見守り頂けると幸いです。
・橋本:4 月から、みなわの新スタッフとして入りました、橋本翔一郎と申します。
最近私が凝っていることは、家でアニメを見たり、猫と遊んだりすることです。
これから一生懸命頑張りますので、今後とも何卒よろしくお願いします。
・永田:初めまして。山内さんの産休育休代理として3月末までと短い間ではございますが、働かせ
て頂くことになりました、永田悠と申します。平成 27 年 3 月に西九州大学大学院を卒業し、現在、
臨床心理士を目指して勉強しております。まだまだ勉強中の身ではありますが、よろしくお願い致し
ます。
みなわ通信が大幅に遅れご迷惑をおかけしました。本年度もどうぞよろしくお願いします。
(所長)