将来に備え 未来に挑む予算

ます。
市債は、保育所施設の改築やコ
ミュニティセンターの整備などに
合併特例債を活用するなど、臨時
財政対策債を除く建設地方債とし
ては 億700万円を発行予定で
す。
歳 出
人件費、扶助費、公債費の義務
的経費は、合併特例債など市債償
ことから、前年度と比べ4900
還が本格化していることなどから
す。
万円、率にして0・9%の増とな
1億700万円の増となっていま
物件費は、市庁舎等整備や地方
30
将来に備え 未来に挑む予算
408億円
財務課 p24-8803
平成28年度の一般会計予算は408億円で、
前年度に
比べて10億円、率にして2.4%減少となっています。
市税の大幅な減収を見込む厳しい財政状況の中、人口
減少がもたらす様々な課題に対応するため、前ページ
で紹介した地方創生施策を実行に移す「将来に備え未
来に挑む予算」
として編成しました。
い
丸亀ならではの強みと特色を活かす
歳 入
市税や地方交付税、臨時財政対
策債など、経常的な一般財源の総
額は246億8600万円となり、
前年度に比べ1億5800万円の
増加となっています。市税の大幅
な減少はあるものの、財源不足を
補う地方交付税や臨時財政対策債
の増加を見込んでいます。
市税は、個人市民税や軽自動車
税で増収を見込むものの、法人実
効税率の引き下げや有力企業の実
績の影響により法人市民税の減収
などを見込んでおり、前年度と比
べ9億円、率にして6・3%の減
を見込んでいます。
繰入金は、学校教育施設や保育
所施設の整備事業などを推進する
ため、国・県支出金や市債を充当
した後の財源措置として、積立目
的に沿った基金から3億6600
万円を繰り入れます。
諸収入では、競艇事業からの収
益収入として前年同額の1億円を
計上しています。
国・県支出金は、公共事業関係
費に係る補助金などが減額となる
ことから、
総額 億8500万円、
前年度と比べ1億3300万円、
率にして1・6%の減となってい
創生に係る委託料などが増加する
っています。
また補助費等は、国の子育て世
帯臨時特例給付金の廃止などか
ら、前年度と比べ1億8900万
円、率にして5・6%の減となっ
ています。
基金への積立金では、前年度と
同様に、運用利子や競艇事業収益
からの1億円を積み立てます。
各特別会計への繰出金は、国か
らの支援や維持管理経費の見直し
による減額により、前年度と比べ
4800万円、率にして1・0%
の減となっています。
投資的経費は、城北・城西小学
校の施設整備などがほぼ終了した
83
丸亀が大好きな子どもの育成
ため、前年度と比べ8億7900
万円減少し、総額は 億1900
万円となっています。
経常収支比率
財政の弾力性を示す経常収支比
率は、 ・4%となり、前年度と
比べ0・6ポイントの改善となっ
ています。
64
のの、被保険者数の減少などに伴
9.7
▲ 18.0
う国民健康保険特別会計などの減
45億2493万円
643億5056万円
少により、8つの特別会計の総額
▲ 0.1
は296億1100万円となり、
296億1130万円
前年度と比べ2100万円の減と
7.0
なっています。
1億770万円
水道事業会計では、引き続き、
2.9
老朽化した管路などの更新に取り
2.6
84億1300万円
組むとともに、水道広域化に向け
12億5000万円
介護保険特別会計
ての協議を進めていきます。
後期高齢者医療特別会計
モーターボート競走事業会計で
3.2
2016年4月 ● 広報丸亀
特別会計および公営企業会計
2.9
1億2070万円
は、今年度はG1レースの開設
1億8040万円
駐車場特別会計
水道事業会計
特別会計では、高齢化に伴い介
農業集落排水特別会計
周年記念京極賞を開催するほか、
28.7
モーターボート競走事業会計
護保険特別会計や後期高齢者医療
▲ 1.2
併用発売を増やす施設改修を行う
▲ 7.9
1億1950万円
特別会計 合計
特別会計の増額が続くほか、浄化
150億2500万円
43億9500万円
公共下水道特別会計
介護保険サービス事業特別会計
5
(%)
など、積極的な営業展開を図って
特 別 会 計
国民健康保険診療所特別会計
増減率
いきます。
国民健康保険特別会計
当初予算額
52
維持補修費
1億8094万円(0.4%)
積立金 1億658万円(0.3%)
予備費 5000万円
投資及び出資金・貸付金
3億2777万円(0.8%)
(0.1%)
補助費等
31億
5443万円
繰出金
46億
7764万円
(11.5%)
(7.7%)
その他
2億7752万円(0.7%)
(5.0%)
人件費
70億
3209万円
県支出金
28億7011万円
(7.0%)
市債
46億
8650万円
(11.5%)
その他の
経費
物件費
53億
(34.0%)
8997万円
地方特例交付金
7000万円(0.2%)
地方譲与税
3億600万円(0.7%)
地方消費税交付金
20億6000万円
(17.2%)
138億
8733
万円
■特別会計および公営企業会計の規模
会 計 名
センターの再構築を進める公共下
水道会計で予算規模が拡大するも
まちの活性化とにぎわいづくり
97
■一般会計予算性質別構成比(%)
歳出総額
408億円
義務的
経費
216億
9414
万円
(13.2%)
(53.2%)
扶助費
100億
9941万円
(24.8%)
依存
財源
歳入総額
229億
8486
万円
国庫支出金
55億
1475万円
408億円
(56.3%)
(13.5%)
普通建設事業費
52億
1853万円
(12.8%)
公債費
45億
6264万円
地方交付税
72億2000万円
(17.7%)
(11.2%)
財産収入
1億8629万円
投資的経費
52億1853万円
市税
133億円
自主
財源
(32.6%)
178億
1514
万円
(43.7%)
繰入金
20億
2517万円
(5.0%)
使用料及び
手数料
8億6432万円
(2.1%)
諸収入
(0.5%) 分担金及び負担金
7億160万円(1.7%) 7億1774万円
(1.8%)
※四捨五入などの関係により、各項目の合計値が一致しない場合があります。
(12.8%)
丸亀市の市外局番 0877
2016年4月 ● 広報丸亀
4