【資料 2】 平成 28 年度水道事業の予算編成(案)について 収益的収入及び支出(3 条予算) 当該年度の事業の経営活動に伴い発生すると予定されるすべての収益とそれに対応する費 用を計上したものです。 特別利益 2,000千円 0.13% 営業外収益 162,390千円 10.78% 水道事業収益の構成 予算額(千円) 営業収益 営業外収益 特別利益 他会計繰入金 14,266千円 1.06% 営業収益 1,342,610千円 89.09% 1,342,610 162,390 2,000 受託工事収益 1,000千円 0.07% その他営業収益 340千円 0.03% 営業収益の構成 予算額(千円) 給水収益 給水収益 1,327,004千円 98.84% 1,327,004 他会計繰入金 14,266 受託工事収益 1,000 その他営業収益 受取利息及び配当金 600千円 0.37% 営業外収益の構成 340 雑収益 7,124千円 4.38% 予算額(千円) 受取利息及び配当金 雑収益 消費税還付金 長期前受金戻入 600 7,124 長期前受金戻入 154,656千円 95.24% 10 154,656 特別利益の構成 予算額(千円) 固定資産売却益 過年度損益修正益 10 1,990 1 消費税還付金 10千円 0.01% 水道事業費用の構成 営業外費用 53,925千円 3.58% 特別損失 1,120千円 0.07% 予算額(千円) 営業費用 営業外費用 1,451,955 営業費用 1,451,955千円 96.35% 53,925 特別損失 1,120 水道事業費用要素別構成 材料費 4,300千円 0.28% 資産減耗費 2,903千円 0.19% 受託工事費 1,000千円 0.07% その他経費 163,839千円 10.87% 路面復旧費 4,000千円 0.27% 支払利息 52,678千円 3.50% 薬品費 1,819千円 0.12% 修繕費 109,910千円 7.29% 職員給与費 77,530千円 5.14% 減価償却費 359,378千円 23.85% 受水費 669,200千円 44.41% 動力費 60,443千円 4.01% 当該年度の費用の内訳として、水道水のほとんどを県企業庁より購入している受水費が支出 の 44.41%を占めています。次に減価償却費が 23.85%です。次に 7.29%の修繕費が続き ます。ここには、緊急修繕にかかる経費が含まれています。 2 資本的収入及び支出(4条予算) 資本的収入及び支出は主として資産の取得にかかる収支を計上したものです。施設の稼働に よって住民にもたらされる受益の程度を維持するとともに、経営規模の拡大や更新を図るため に要する諸施設の整備、拡充等の建設改良費、これらに要する資金としての企業債の収入、現 有施設に要した企業債の元金償還等の予定を示しています。 資本的収入の構成 予算額(千円) 企業債 394,900 他会計出資金 工事負担金 他会計出資金 900千円 0.19% 900 企業債 394,900千円 83.50% 77,100 その他資本的収入 10 資本的支出の構成 企業債償還金 162,858千円 23.35% 予算額(千円) 配水設備改良費 533,439 営業設備費 企業債償還金 その他資本的収入 10千円 0.01% 工事負担金 77,100千円 16.30% 営業設備費 1,162千円 0.17% 配水設備改良費 533,439千円 76.48% 1,162 162,858 資本的支出要素別構成 量水器取付費 1,000千円 0.14% 備品購入費 162千円 0.02% 企業債償還金 162,858千円 23.35% 負担金 225千円 0.03% 委託料 92,314千円 13.24% 工事請負費 440,900千円 63.22% 資本的収入額が資本的支出額に対して不足する額 224,549 千円は、消費税資本的収支調整 額 37,674 千円及び過年度損益勘定留保資金 186,875 千円で補てんするものとします。 3 用語解説 消費税資本的収支調整額 消費税は、製品等の最終消費者に課せられるものですが、最終消費者が製品等を手にする 前の段階での取引等で、事業者が消費税を最終消費者に代わって支払い(仮払い消費税) 、 消費税を国等に代わって受け取る(仮受け消費税)ことになります。しかし、消費税は最終 的には消費者に転嫁されるものであるため、事業者が行った「消費税の仮払いと仮受けの差 引きはゼロ」とならなければならないとされています(多段階累積排除の仕組み) 。そこで、 「仮払い額」が「仮受け額」より多いときは、その差額は国から還付を受けることになり、 企業会計では「資本的収支予算の調整額」として別途留保される会計システムとなっていま す。 損益勘定留保資金 収益的収支(地方公営企業法施行規則別表第五号予算様式における第3条予算)費用の うち、現金の支出を伴わない減価償却費や固定資産除却費等の合計額から長期前受金から の戻入相当額を差し引いた額を内部留保資金として 4 条予算の補填財源に充てることがで きます。 4
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