横浜市記者発表資料平成 28 年３月 24 日健康福祉局高齢施設課「高齢者施設」に関する施策の充実！高齢者施設・住まいの相談センターに「施設のコンシェルジュ」を配置します～平成 28 年４月１日から～横浜市では、地域包括ケアシステムの実現に向けて、高齢者が要介護になっても地域で生活できるよう、在宅サービスを充実し、同時に在宅サービスが難しい方が、個々の状況に応じた施設で安心して暮らすことができる環境整備を進めています。現在、特別養護老人ホーム入所申込者の現状や意向を、正確に把握するための調査を実施しており、平成 28 年４月１日からは、この調査結果を踏まえ、高齢者施設・住まいの相談センターに新たに配置する「施設のコンシェルジュ」から、入所申込者に対して電話等によるアプローチを行い、個々の状況に適した施設や住まいをご案内します。 ※高齢者施設・住まいの相談センターの概要～平成 27 年５月開所～高齢者の施設や住まいに関する相談窓口として、専門の相談員が、窓口や電話による個別・具体的な相談や、施設の基本情報・空き情報などの提供をしています。施設サービスを利用したい市民だけでなく、退院や退所後の行き先を探している病院や施設職員、在宅のケアマネジャー等も相談いただけます。 ※高齢者施設・住まいの相談センター運営事業として、横浜市が運営費の補助を行っています。【提供する施設情報】特養、介護老人保健施設、グループホーム、有料老人ホーム、サービス付き高齢者向け住宅等【住所】横浜市港南区上大岡西１－６－１ゆめおおおかオフィスタワー10 階【電話】０４５－３４２－８８６６【運営主体】公益社団法人横浜市福祉事業経営者会（横浜市内の特養を経営する社会福祉法人理事長で構成する公益社団法人）【受付時間】９時～17 時（土日祝日休み）予約優先１「施設のコンシェルジュ」の概要 (1) 配置人数２人 (2) 配置時期平成 28 年４月１日から (3) 業務内容特養入所申込者状況調査お住いの状況、受けている医療の状況、認知症の有無、在宅サービスの利用状況や供給状況、毎月支払いができる利用料金や特養以外に関心がある施設サービスなどを把握するための調査内容となっています。 ※現在の状況や意向を、正確に把握するための調査は、新たに入所申込者をされた方々に対して毎年度実施します。裏面ありアプローチ調査結果を踏まえ、「施設のコンシェルジュ」から、電話等によるアプローチを行い、個々の状況に適した施設や住まいを案内します。【施設のコンシェルジュからの各種サービスの情報提供の例示】・緊急に施設入所の必要がある方々に保有する各種情報を活用した老人保健施設や小規模多機能型居宅介護等のご案内・比較的入所希望者が多い従来型特養に申込みをされている方々に保有する各施設の空き情報を活用した比較的早期に入所がしやすいユニット型特養をご案内・特養以外の他の施設サービスが適している方々に毎月支払いができる利用料金を考慮しつつ、特養以外の他の施設サービスもご案内・受けている医療の状況に対応していない特養に申込みをしている方々に受けている医療に対応している特養への再申込みをご案内・認知症で悩んでいる家族の方々に区役所で実施している認知症介護者の集いなどを紹介２「施設のコンシェルジュ」の配置により期待できる効果入所申込者の中には、特養以外の施設でも個々の状況に適した施設があるにも関わらず、入所待ちをされている方も相当数含まれていると考えられます。そうした方々に対して、「施設のコンシェルジュ」から個々の状況に適した高齢者施設や住まいを案内することで、特養の待機者の減少に繋がり、その結果、真に困っている入所申込者が早期に入所できる仕組みを構築することができます。お問合せ先健康福祉局高齢施設課長武井和弘 Tel 045-671-3641