日医標準レセプトソフト 第13部 病理診断 点数の見直し 区分 番号 N006 2016 年 4 月診療報酬改定対応 項 点数 目 旧 400 組織診断料 備考 新 450 保険医療機関間の連携による病理診断の要件見直し [改定内容] ①保険医療機関間の連携による病理診断料の算定における送付側の施設基準について、常勤 の検査技師の配置要件の見直し及び診療情報提供の義務化を行う。 ②保険医療機関間の連携による病理診断料を算定における受取側の施設基準について、病理 診断科を標榜する保険医療機関の対象への追加、複数の常勤医師の鏡検を義務化及び同一 の者が開設する衛生検査所から受け取る標本割合の制限を行う。 現 行 改 正 【保険医療機関間の連携による病理診断】 【保険医療機関間の連携による病理診断】 [送付側の施設基準] [送付側の施設基準] 標本の送付側においては、病理診断業務につ ① 標本の送付側においては、病理診断業務 いて、5年以上の経験有し、病理標本作成を について、5年以上の経験有し、病理標本 行うことが可能な常勤の検査技師が1名以 作成を行うことが可能な常勤の検査技師 上配置されていること。 が1名以上配置されていることが望まし い。 ② 所定の様式に沿って、当該患者に関する 情報提供を行うこと。なお、その際には標 本作製をした場所を明記していること。 [受取側の施設基準] [受取側の施設基準] ア 病理診断管理加算の届出を行っている ア 病理診断管理加算の届出を行っている 保険医療機関であること。 保険医療機関であること。 イ 特定機能病院、臨床研修指定病院、へき イ 特定機能病院、臨床研修指定病院、へき 地医療拠点病院、へき地中核病院又はへき地 地医療拠点病院、へき地中核病院、へき地 医療支援病院であること。 医療支援病院又は病理診断科を標榜する 保険医療機関 ウ イに掲げる保険医療機関のうち、病理診 断科を標榜する保険医療機関における病 理診断に当たっては、同一の病理組織標本 について、病理診断を専ら担当する複数の 常勤の医師が鏡検し、診断を行う体制が整 備されていること。なお、診断にあたる医 師のうち少なくとも 1 名以上は専ら病理診 断を担当した経験を7年以上有すること。 エ 同一の者が開設する衛生検査所から受 け取る標本割合が全体の8割以下である こと。 ORCA Project Copyright(C)2016 Japan Medical Association. All rights reserved. 1 日医標準レセプトソフト 2016 年 4 月診療報酬改定対応 N002 免疫染色(免疫抗体法)病理組織標本作製 【項目の見直し、注の見直し】 現 行 改 正 6 その他(1臓器につき) 400 点 6 ALK融合タンパク 2,700 点 7 CD30 400 点 8 その他(1臓器につき) 400 点 注2 6について、確定診断のために4種類 注2 8について、確定診断のために4種類 以上の抗体を用いた免疫染色が必要な 以上の抗体を用いた免疫染色が必要な 患者に対して、標本作製を実施した場合 患者に対して、標本作製を実施した場合 には、1,600 点を所定点数に加算する。 には、1,600 点を所定点数に加算する。 N004 細胞診(1部位につき) 【項目の見直し】 現 行 1 婦人科材料等によるもの 150 点 2 穿刺吸引細胞診、体腔洗浄等によるもの 190 点 1 2 3 [点数マスタ] (新設) 160208610 細胞診(セルブロック法) ORCA Project 改 正 婦人科材料等によるもの 150 点 穿刺吸引細胞診、体腔洗浄等によるもの 190 点 セルブロック法によるもの 860 点 860 点 Copyright(C)2016 Japan Medical Association. All rights reserved. 2
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