(H27まちづくり賞).

ユニバーサルデザインによるまちづくり賞<街づくり部門>
阿波銀行
福島支店
徳島市安宅2丁目6-67
全
ATM
○「阿波銀行
景
1階ロビー
設置者
株式会社阿波銀行
設計者
株式会社日建設計
多機能トイレ
福島支店」は、建築基準法の1.25倍の耐震性能を有し、営業室を
2階にも設けることで、災害時などに素早く営業を再開し地域貢献できるようにして
います。また、徳島の伝統産業である阿波藍をモチーフとしたタイル貼りの外壁とし、
地域のシンボル的な存在となることを目指しています。
○お客様のくつろぎのスペースとなる1階ロビーは、地元加工のヒノキを用いた木レ
ンガを設置し、木の香りが感じられるあたたかみのある空間づくりをしています。
○ATMや多機能トイレには、ベビーチェアを併設して小さなお子様連れのお客様に
配慮しています。
ユニバーサルデザインによるまちづくり賞<ものづくり部門>
Happy
New
Ear
サウンドサイエンス株式会社(徳島市上八万町西山436番地)
製品の構成
○「Happy
New
Ear」は、
健聴者と高齢による弱難聴者が一緒に
テレビを見て、大きくない音量で双方
が満足できる音場と音質を提供するス
ピーカです。
○個人の難聴度に応じて16種類から
最適な明瞭度が選択できます。
○アナウンスを自動検出し、音楽など
は柔らかい音質になります。
製品の使用状況
ユニバーサルデザインによるまちづくり賞<ものづくり部門>
折戸ドア
ニホンフラッシュ株式会社(小松島市横須町5番26号)
○「折戸ドア」は、通常の開閉スペースのわずか3分の1程度しかドアが飛び出さな
いため、体を動かす必要がなく、車いすの方でも楽に開閉することができます。
・ユニバーサルデザインに配慮されている部分
①有効開口幅850~1050mm。②指詰め緩和ギアヒンジを使用。③段差の原因
となる下レールをつけない。④ダンパーでゆっくり閉まる。⑤ドア保護板で傷付きを
軽減。⑥握力が弱い人でも指先が引っかかるため開閉が容易。
ユニバーサルデザインによるまちづくり賞<ものづくり部門>
ピカロットマール
冨士建設工業有限会社(徳島市国府町南岩171番地3)
製 品 全 体
製品使用状況
製品使用状況
製品使用状況
○「ピカロットマール」は、既存のブロック等に設置可能な太陽光発電によるLED
埋設コンクリート製品。昼間に太陽光発電により蓄電し、照度センサーで夜間に自動
でLEDが点灯します。
・車両のみならず、歩行者・自転車などの足元誘導や安全確保の役目を果たす。
・太陽光による自然蓄電を行うため、電源を必要とせず、災害時や停電時においても
力を発揮する。
・CO2を排出することもなく、自然環境にも配慮している。
ユニバーサルデザインによるまちづくり賞<ものづくり部門>
オーダーメイドシューズ・インソール
LICHT
LICHT
KAMIYAMA(名西郡神山町神領字北213-1)
オーダーメイドシューズ
麻痺のあるお客様の靴
外反母祉のお客様の靴
コンフォートタイプの靴
○「オーダーメイドシューズ・インソール」は、整形靴という足に障害を持つ人の靴
を製作してきた経験と個展で培ったデザインから、足の健康を考慮したデザイン性の
ある靴を提供。履き心地を求めるニーズや既製靴では対応が難しい足を持つお客様の
ニーズにもインソールを含めたトータルサポートで対応可能です。
○外反母祉で来店される方は、患部の痛みは各個人で異なるので、どの箇所(側面、
底面、上面、爪など)に痛みがでるのかよく確認した上で製作。靴の補正だけでなく、
インソールを適用して足の裏からサポートします。
○手に麻痺がある方は、靴紐を結ぶことができないことが多いため、マジックベルト
やファスナーを付け、つかみやすいように取っ手を大きくする等の工夫をしています。
ユニバーサルデザインによるまちづくり賞<意識づくり部門>
サッカーを通じ、誰もがスポーツを
楽しむことができる環境づくり
徳島ヴォルティス株式会社(板野郡板野町犬伏字瓢谷2-22)
精神障がい者サッカー教室
大人のサッカー教室
発達支援サッカー教室
選手による社会福祉施設訪問
○徳島ヴォルティスでは、「県民に愛され、地域の誇りとなるチームづくり」を目標
とした地域貢献活動の一環として、誰もがサッカーを通じて、スポーツを楽しむこと
ができる環境づくりを進めています。
○発達障がいを持つお子さんや、精神障がいを持つ方、初心者を含む大人や女性など、
様々な方を対象としたサッカー教室の開催を通じ、年齢、性別、障がいの有無に関わ
らず、スポーツを楽しむことができるよう、活動しています。また、選手による社会
福祉施設の訪問や、施設の子ども達のスタジアムへの招待を行っています。
ユニバーサルデザインによるまちづくり賞<意識づくり部門>
ITふれあいカフェ
株式会社たからのやま(海部郡美波町奥河内字寺前228番地)
タブレット利用の相談
開発中のメガネ型デバイスを体験
カフェ利用者同士の交流
2拠点目のオープニングイベント
○たからのやまは、地域の情報格差(デジタルデバイド)の解消を図ることを目指し、
地域住民(特に高齢者)に対してスマートフォンやタブレットなどの最新機器に気軽
に触れられ、無料で使い方の相談にのる場として美波町に「IT ふれあいカフェ」を
開設しています。
○他社が開発中のジェスチャーで動くメガネ型デバイスを高齢者に使ってもらい、使
いづらい点(機器が重い、動作が直感的にわかりづらい)など率直な意見をヒアリン
グし、その意見は高齢者が使いやすい機器の開発に活用されます。
○ IT 機器に気軽にふれられる場を作ることで、利用者同士の交流(ふれあい)の場
へと発展させること、更には利用者の声で未来の機器が作られる場を目指しています。