超硬、ハイス各ドリル主体に月産1000本

工具研磨一筋
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「富山工業高校卒業
後 、愛 知 県に 移 り 、手
研 ぎの研 磨 、言 わば汎
用 機 を 駆 使 する世 界
から出発した。
ロット数
は2、
3本が基本。向き
合 う 産 業は、自 動 車や
航 空 機など多 様で、納
期 は再コート 込みで2
週間」と言う。
精 度・品 質の安 定 性
でも高評価
「アレンジ性 が自在、
様々な工具 種に対応し 、
仕上げ 面も良好 」
台
上 げ 面 も 良 好 。何 よ
り、操 作 性、精 度・品 質
の安 定 性に満 足してい
る」。
一カ月240 時 間 以
上 稼 働しており「 現 在
まで、
メカ的なトラブル
はない。
エラーが発生し
ても 対 応 が 素 早い」と
もろ手を挙げる。
イプシロンでは径2ミ
リ〜 ミリまでの製 造
を 含 む 再 研 磨に 取 り
組む。
「 再 研 磨 品( 新 作 含
む )の 評
価 を通じ
て、
リピー
ト オ ー
ダーが 発
生 し てい
る 。1 人
でやってい
る仲 間が
ほ かに も
お り 、連
携 し たグ
ルー プ 力
で 受 注で
きる強みがある」。
藤井代表は 歳。請
負ゆえ、仕 事が不 規 則
に な り が ち だ が 、ゴル
フ、釣りなどでしっかり
と「息抜き」も。
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「M社やU社の『 サ
ブ機 』の位 置 づけで、
お 勧 め す ること も あ
きた。営業ベースでは、 る 。工 具 再 研 磨 を 内
当面、
月2台の販売を 製 化 す る 大 手 企 業へ
目 標に据 えている。特 の納 入 確 率 が 高いと
に反応のいい名古屋管 の認識もある」ようだ
轄では、今年は 台の が、
一方で、
販 売 方 法を
いろいろと模索、
チャレ
受注を掲げたい」。
と山
大 手 企 業の集 中 研 ンジしていきたい、
磨 室 と 再 研 磨 メ ー 下部長は語る。
カーからの引き合いが 今 後の課 題とも関
多い。展 示 会 に 来 場 わるが 、工 具 測 定 機
して目で見て、触って を開発中で、
形になる
リーマ、
タッ
の確 認のほか、
ホーム 日も遠くない。
主要工具メーカーの刃 エンドミル、
ページで知って問い合 イ プシロンの 特 徴 型 形 状の研 磨 ができ プと多 種 多 様 な工具
わせを受けることも。 は、
ドリル、 種に対応できる。
「 誰でも 簡 単 」に、 ることにあり、
20
年 藤井勉代表に聞くEPSILON(イプシロン)評価
イプシロンを操作する藤井代表
殊工具製造にも手を染 EPSILON
(イプ
めるようになった。
シロン)を導入したのは
「 超 硬、
ハイスの比 率 昨年7月のこと。
アレンジ
で半々く らい。外 注 依 「使ってみて、
頼 を 含 め、月 産100 性を持たせるのが自由
0本 を数 える。再 研 磨 自 在で、旧 来 機 とは次
の需 要は地 元 、豊田 市 元が違 う 機 種。たとえ
ロウソクドリルの研
ではあ ま り な く 、他 府 ば、
県からの受注も手掛け 磨で困っていたが、難な
くやり 遂 げることがで
ている」。
タッ
扱 う 径では、
コンマ7 きる。面 取り工具、
エンドミル、
3枚刃ド
ミリから、太いものでは プ、
フラットドリル・
・
・
ミリと、
範囲は広く、 リル、
径の修正、
段付きなど、 工具 種の対 応でもバリ
エーションが拡 大し、仕
追加工も行う。
80
月間240時間以上稼働
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前 回のJ IMTO
F でE P S I L O N
(イプシロン)
のプロト
タ イ プ 機 が デ ビュー
し 、昨 年 のメカ トロ
テックで 量 産 機 が 披
露された。以来、
名古
屋 管 轄で5 台 、全 国
合わせると合 計 台
の納 入 実 績を積み上
げてきた。
山下時夫機販部長
は「 今 年に 入って、引
き 合いが一段 と増 えて
─ 菱高精機 ─
検査機器
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愛 知 県 下には、工具
再 研 磨 を 生 業 とする
企 業が数 多 くある。菱
高 精 機のEPSILO
N
(SGR X
‐Ⅲ)を設備
するエフ・ジェイ・アール
の藤 井 勉 代 表 も 、
この
道 年 を 数 える「ベテ
ラン選手」
の1人だ。
平成9年に万能研削
盤2 台 、ドリル研 削 盤
2台でエフ・ジェイ・アール
を平成9年に立ち上げ
てからは、
ドリルを主体
にリーマの再 研 磨や 特
─ エフ・ジェイ・アール訪問 ─
販売から1年で納入実績は
(山下時夫機販部長)
作業現場は手研ぎでスタートした雰囲気も残る
菱高精機・サービス要員の渡邉スタッフ
(左)
とともに
超硬、ハイス各ドリル主体に月産1000本
「当面、月2台の
販売が目標」
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2016 年(平成 28 年)3月 10 日(木曜日)
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ものづくりレビュー
第 12 号