習志野市 公共下水道事業 固定資産調査・評価及び 移行支援業務委託

習志野市 公共下水道事業
固定資産調査・評価及び
移行支援業務委託に係る
公募型プロポーザル募集要項
平成28年3月
習志野市都市整備部下水道課
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1 趣旨・目的
習志野市が経営する公共下水道事業について地方公営企業法を適用するにあたり、固定資産
の調査・整理、評価及び移行にかかる事務支援業務について、民間事業者の創意工夫及びノウハ
ウを活用し、より効果的に実施できる契約の相手先を特定するため、公募型プロポーザル方式によ
り選考を行うものである。
2 業務概要
(1)業務名
習志野市公共下水道事業固定資産調査・評価及び移行支援業務
(2)業務の目的
習志野市公共下水道事業における地方公営企業法(昭和27年法律第292号)(以下「法」とい
う。)の適用にあたり、当該事業の会計方式を公営企業会計方式へ移行するため、当該事業に係る
固定資産(終末処理場、管路等)の調査・評価及び事務手続き等の支援を行うことを目的とする。
①法
適 用 日
平成31年4月1日
②法 適 用 範 囲
全部適用
③法適用対象事業
公共下水道事業
(3)委託業務の範囲
別紙習志野市公共下水道事業固定資産調査・評価及び移行支援業務委託仕様書(以下「仕様
書」という。)に定めるとおりとする。ただし、契約候補者が提出した技術提案書の内容を追加するこ
とがある。
(4)業務委託期間
(1)の業務(以下「委託業務」という。)に係る契約の締結の日から平成31年3月31日まで
(5)提案上限額
90,000,000円(消費税及び地方消費税に相当する額を含む。)
この金額を超えて見積もりを行った場合は、失格とする。
3 応募資格
本プロポーザルに参加することができる者は、次に掲げる要件の全てを満たす者とする。
(1)平成27年度習志野市入札参加資格者名簿の委託区分に登載されている者のうち、大分類「調
査・計画」に業種登録申請をしている者であること。
(2)法人格を有すること。
(3)過去10年間(平成18~27年度)に、人口10万人(当初契約年度末時点における人口)以上か
つ終末処理場を有する(該当業務契約時において処理場を有していること)地方公共団体が発注し
た下水道事業等の法適用に係る固定資産調査、又は企業会計移行支援業務について、元請とし
て完了した実績を有すること。
(4)次のアからウまでに掲げる技術者であって、それぞれアからウまでに掲げる要件に該当する者を、
委託業務において配置することができること。なお、管理技術者及び担当技術者のうち1名以上は、
公認会計士、税理士、又は日商簿記2級以上の資格を有し、3年以上の会計実務経験を有するこ
と。また、関係技術者は、空間情報総括監理技術者の資格を有することが望ましい。
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ア 管理技術者
(ア)過去10年間(平成18~27年度)に、終末処理場を有する下水道事業を実施する地方公
共団体(人口が10万人以上のものに限る。以下同じ。)が発注した下水道事業固定資産調
査及び企業会計移行準備に関する業務(以下「同種業務」という。)を完了した実績を有す
ること。なお、同種業務以外の実績は認めない。
(イ)同種業務の実績のうち、少なくとも1件は新会計基準での実績を有していること。
(ウ)技術士(総合技術監理部門(上下水道/下水道))、技術士(上下水道部門(下水道))又
は RCCM(下水道)の資格を有すること。
イ 照査技術者
(ア)同種業務を完了した実績を有すること。
(イ)技術士(総合技術監理部門(上下水道/下水道))、技術士(上下水道部門(下水道))又
は RCCM(下水道)の資格を有すること。
ウ 担当技術者
(ア)過去10年間(平成18~27年度)に、終末処理場を有する下水道事業を実施する地方公
共団体が発注した同種業務を完了した実績を有すること。
(イ)少なくとも1名は、技術士(総合技術監理部門(上下水道/下水道))、技術士(上下水道部
門(下水道))又は RCCM(下水道)の資格を有すること。
(ウ)主となる者は、同種業務の実績のうち、少なくとも1件は新会計基準での実績を有している
こと。
(5)習志野市建設工事請負業者等指名停止措置要綱(平成18年4月1日施行)に基づく指名停止措
置又は習志野市契約における暴力団対策措置要綱(平成12年2月1日施行)に基づく入札参加除
外措置を、この公告の日から本業務の契約締結の日までの間、受けていないものであること。
(6)地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4(同条を準用する場合を含む。)の規
定により本市における一般競争入札等の参加を制限されていない団体であって、次の事項に該当
しない者であること。
ア 手形交換所による取引停止処分を受けてから2年間を経過しない者又は本業務の入札日前6
か月以内に手形、小切手にて不渡りを起こした者。
イ 会社更生法(平成14年法律第154号)の適用を申請した者で、同法に基づく裁判所からの更
生手続開始決定がされていない者。
ウ 民事再生法(平成11年法律第225号)の適用を申請した者で、同法に基づく裁判所からの再
生手続開始決定がされていない者。
(7)品質マネジメントの国際規格である ISO9001 の認証を取得していること。
(8)日本工業規格 JISQ15001 個人情報保護マネジメントシステムに適合し、個人情報について適切
な保護措置を講じる体制を整備している事業者であることの認証(プライバシーマーク)又は情報セ
キュリティマネジメントの国際規格である ISO27001 若しくは JISQ27001 の認証を取得していること。
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4 プロポーザルに係るスケジュール
事項
年月日
公告
平成 28 年 3 月 25 日
本要項、仕様書等の配布
平成 28 年 3 月 25 日~4 月 5 日
参加申込書受付
平成 28 年 3 月 25 日~4 月 7 日
第1次質問書受付
平成 28 年 3 月 25 日~3 月 31 日
第1次質問書に対する回答
平成 28 年 4 月 5 日
第1次審査結果通知
平成 28 年 4 月 13 日
既存資料閲覧
平成 28 年 4 月 15 日、4 月 18 日
技術提案申込書受付
平成 28 年 4 月 14 日~5 月 16 日
第2次質問書受付
平成 28 年 4 月 14 日~4 月 19 日
第2次質問書に対する回答
平成 28 年 4 月 25 日
プレゼンテーション
平成 28 年 5 月 18 日、5 月 19 日
優先契約交渉事業者決定通知
平成 28 年 5 月 27 日(予定)
契約締結
平成 28 年 6 月中旬(予定)
5 募集要項等の配布方法
習志野市のホームページに募集要項、仕様書等を掲載します。必要に応じてダウンロードして使用
してください。
6 第1次審査にかかる参加申込書の提出
(1)提出期間
平成28年3月25日(金)~4月7日(木)
ただし、受付は、午前9時から午後5時まで(閉庁日を除く。)
(2)提出場所
習志野市下水道課(第2分室2階)
(3)提出方法
持参又は郵送による。ただし、郵送による場合は、提出期限までに必着のこと。
(4)提出書類
参加申込書(様式1)及び添付資料(様式3~6)
(5)提出部数
正本1部、副本13部 合計14部
(提出の際は、各1部ずつ A4サイズ(A3版折り込みも可)のファイルとし、「参加申込
書」を先頭に、以下「提案者概要書」、「同種業務の実績書」、「業務実施体制書」、「配
置予定技術者の経歴・実績書」の順に綴ること。)
7 第2次審査にかかる技術提案申込書の提出
(1)提出期間
平成28年4月14日(木)~5月16日(月)
ただし、受付は、午前9時から午後5時まで(閉庁日を除く。)
(2)提出場所
習志野市下水道課(第2分室2階)
(3)提出方法
持参による。
(4)提出書類
技術提案申込書(様式2)及び添付書類(様式7及び任意様式)
技術提案書は20枚以内とする。
業務工程計画は3枚以内とする。
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(5)提出部数
正本1部、副本13部、合計14部
(提出の際は、各1部ずつ A4サイズ(A3版折り込みも可)のファイルとし、「技術提案申
込書」を先頭に、以下「技術提案書」、「業務工程計画」、「提案価格書」、「提案価格積算
内訳書」の順に綴ること。)
(6)提案内容
仕様書に基づき、次に掲げる事項について提案を行うこと。
ア 委託業務に関する基本的な考え方について
イ 委託業務の実施体制について
ウ 委託業務のスケジュールについて
エ 資産調査及び資産評価(特に不明資産、受贈資産の取扱い)について
オ 資産管理方法について
カ 仕様書第63条に規定する成果品の様式及び納品時期
キ 移行支援業務計画について
ク 職員研修会の開催方法について
ケ 法適用後の使用料原価の考え方について(合流、分流があることに留意すること)
コ 法適用後の一般会計繰入金水準の設定について(合流、分流があることに留意すること)
サ その他追加提案等
(7)特記事項
ア 本要項8(1)による「第2次審査参加資格者」のみが技術提案申込書を提出できる。
イ 技術提案申込書の提出時に、追加資料の提出を求めることがある。なお、当該追加資料の提
出期限は、習志野市の指定した日とする。
ウ 提出された書類の差し替え及び再提出は、原則として認めない。ただし、組織変更等があった
場合における委託業務の処理体制の変更については、この限りでない。
エ 略語及び専門用語には注釈をつける等、わかりやすい文章とすること。
オ 技術提案申込書の内容は、提案者が責任をもって履行することができる内容とすること。
カ 仕様書に記載のない事項であっても、提案者の判断で必要と思われる事項があれば、積極的
に記載すること。この場合において、当該事項に係る経費は、提案価格に含めること。
8 審査方法及び審査結果の通知
(1)第1次審査(書類審査)
ア 提出された書類について審査を行い、「第2次審査参加資格者」を選定する。
イ 「第2次審査参加資格者」は審査点50点以上の者とし、それが6者以上の場合は、審査点の上
位5者とする。ただし、5者目を決定する際に審査点が同点となる者が複数の場合は、そのすべ
ての者を「第2次審査参加資格者」とする。
ウ 審査結果については、FAX 及び書面にて通知する。
(2)第2次審査(技術提案等の評価)
ア 技術提案書の内容、及び本要項12の要領でのプレゼンテーションの結果をもとに審査を行い、
第1位契約候補者、及び次点者を決定する。
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イ 審査結果については、第2次審査参加者全員に文書で通知するとともに、習志野市ホームペー
ジに掲載する。
(3)その他
ア 第1次審査及び第2次審査は、あらかじめ設置している「習志野市公共下水道固定資産調査等
委託事業者選定委員会」(以下「選定委員会」という。)で行う。
イ 選定委員会の審査において、第1次審査及び第2次審査の合計点で最高評価点を得た者を第
1位契約候補者として決定する。
ウ 最高評価点を得た事業者が複数の場合は、提案価格の安価な者を選定する。
エ 提出された書類は、選定に必要な範囲において、複製を作成することがある。
9 評価基準等
第1次審査及び第2次審査の評価項目及び基準は、別紙「評価基準表」による。
10 質問の受付及び回答
本プロポーザルに関する質問は、提出書類の作成に関する事項に限り受け付けるものとし、審査
及び評価に関する質問は、一切受け付けない。
(1)第1次(参加申込書に関する質問)
ア 受付期間
平成28年3月25日(金)~3月31日(木)
ただし、最終日は午後5時までとする。
イ 提出方法
(ア)質問書(様式8)は、Microsoft Word 又は Microsoft Excel にて作成すること。
(イ)電子メールにより提出すること。
(ウ)送付先電子メールアドレスは、本要項15に記載のとおりとし、送付の際の件名は「プロポー
ザル参加申し込みに関する質問」とすること。
(エ)質問書を送信した場合は、本要項15の問合せ先へ電話によりその旨を連絡すること。
ただし、受付は午前9時から午後5時まで(閉庁日を除く。)とする。
ウ 回答日
平成28年4月5日(火)
エ 回答方法
本市ホームページに掲載する。
(2)第2次(技術提案申込書に関する質問)
ア 受付期間
平成28年4月14日(木)~4月19日(火)
ただし、最終日は午後5時までとする。
イ 提出方法
(ア)質問書(様式8)は、Microsoft Word 又は Microsoft Excel にて作成すること。
(イ)電子メールにより提出すること。
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(ウ)送付先電子メールアドレスは、本要項15に記載のとおりとし、送付の際の件名は「プロポー
ザル技術提案に関する質問」とすること。
(エ)質問書を送信した場合は、本要項15の問合せ先へ電話によりその旨を連絡すること。
ただし、受付は午前9時から午後5時まで(閉庁日を除く。)とする。
ウ 回答日
平成28年4月25日(月)
エ 回答方法
電子メールにて「第2次審査参加資格者」に送付する。
11 既存資料の閲覧
「第2次審査参加資格者」は、技術提案書等の作成にあたり、本業務に必要と思われる既存資料
を閲覧することができる。
ア 受付
平成28年4月14日(木)~4月15日(金)
ただし、午前9時から午後5時まで(閉庁日を除く。)
事前に本要項15の問合せ先へ電話にて問い合わせ、閲覧希望資料を電子メールにて提出する
こと。
イ 閲覧
平成28年4月15日(金)~4月18日(月)
ただし、午前9時から午後5時まで(閉庁日を除く。)
閲覧場所は、習志野市下水道課及び津田沼浄化センターとする。
閲覧に来庁する者は3人以内とする。
12 第2次審査(プレゼンテーションの実施)
(1)「第2次審査参加資格者」を対象に、本要項7により提出された技術提案申込書及び添付書類に
よる評価及びプレゼンテーションを実施する。なお、プレゼンテーションは、以下のとおり予定してい
る。実施方法等の詳細については第1次審査結果通知の際に通知する。
平成28年5月18日(水)、19日(木)
(2)プレゼンテーションの開始時刻は、技術提案申込書の提出が早い者から順に選べるものとする。
(3)プレゼンテーション出席者は、5人以内とし、本プロポーザルを担当する管理技術者は必ず出席さ
せること。
(4)プレゼンテーションの時間は45分以内とし、その配分は概ね次のとおりとする。
(準備:5分、説明:約25分、質疑応答:約10分、片付け:5分)
(5)ホワイトボード、スクリーン、プロジェクター(EMP-1810)、延長コードは本市で用意する。その他パ
ソコン等は必要に応じ各自で用意すること。
(6)説明は、参加申込書の添付資料(第1次審査時の提出資料)及び技術提案申込書の添付書類
(第2次審査時の提出書類)に記載された内容に限るものとし、説明資料の追加は、認めない。
(7)欠席した場合は失格とする。ただし、交通機関等の事故等、真にやむを得ない理由が生じた場合
は、速やかに本要項15に記載の事務局に電話連絡し、その指示に従うこと。
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13 契約の締結
審査の結果選定された第1位契約候補者と、委託業務の仕様の協議、確認等契約の締結のた
めの交渉を行う。ただし、次のアからエまでのいずれかに該当する場合には、次点者と当該交渉
を行う。
ア 第1位契約候補者が、審査後に、本要項3に定める要件を満たさなくなったとき。
イ 第1位契約候補者との間で当該交渉が成立しないとき。
ウ 第1位契約候補者が、契約の締結を辞退したとき。
エ アからウまでに掲げる事由以外の事由により、第1位契約候補者との間で契約を締結できなく
なったとき。
14 その他の留意事項
(1)本業務において使用する言語及び通貨は、日本語及び日本国通貨とする。
(2)次に掲げる場合は、本プロポーザルに参加することができない。
ア 必要書類が提出期限までに提出されなかった場合
イ 提出された書類に虚偽の記載があった場合
ウ 本プロポーザルへの参加に関して不正の行為又は公正さを欠く行為があった場合
エ 提案価格が、90,000,000円(消費税及び地方消費税に相当する額を含む。)を超える場
合
(3)技術提案書の内容に関する責任は、提案者が負うものとする。
(4)本プロポーザルへの参加に要する費用は、参加申込者の負担とする。
(5)本プロポーザルを辞退するときは、辞退届を提出すること(様式自由)。なお、本プロポーザルを
辞退した者は、これを理由として、以後、不利益な取り扱いを受けるものではない。
(6)提出された書類は、返却しない。
(7)参加申込者は、審査の経緯及び結果について異議申し立てを行うことはできない。
(8)習志野市は、提出された技術提案書を、提案者に無断で二次的に使用しない。ただし、本件にか
かる情報公開請求があったときは、習志野市情報公開条例の規定に基づき開示する。
15 問合せ先
習志野市 下水道課 担当:西郡、白井
〒275-8601
千葉県習志野市鷺沼2丁目1番46号
電話 047-451-1151(内484)
FAX 047-453-7769
電子メールアドレス [email protected]
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