パブリックコメントの結果公表

パブリックコメントの結果公表
様式3
施策担当課→市民協働課→広報課
案件名
「藤枝型発達支援システム構築のための行動計画」(案)
「藤枝型発達支援システム構築のための行動計画」(案)に対し、ご意見をいただきありがとうご
ざいました。
提出された意見の内容(要約)及び意見に対する市の考え方は次のとおりです。
パブリックコメントの結果
(1)意見提出者の数 3 人
(2)提出された意見の数 8 件
意見の反映状況
(1)反映した意見 件
(2)既に盛り込み済みの意見 4 件
(3)今後の参考とする意見 3 件
(4)反映できない意見 件
(5)その他(質問含む) 1 件
意見の反映状況一覧
№
1
2
意見の内容
3頁 「エリア1」、「エリア2」
について
子どもの状況は、
①子ども自身に課題を抱える場合
②保育・教育内容・指導などから起
因する場合、があります。
子どもの中にのみ、こうした問題が
内在していると捉えやすいので、い
ろいろな子どもがいることを前提
に、インクルーシブを目指す教育が
問われている現在、大人の課題が見
え難くなると思います。
5頁 (2)藤枝市の発達支援への取組 本計画中の第4章「具体的な施策」の
について
1「早期発見・早期支援の充実『気づ
く』」の具体的施策である「巡回相
家族の心を知っての支援であり「専 談」において、幼稚園等への巡回相談
門性の高い支援」が急務ですが、そ により、保護者相談や現場職員への支
れは心理職を雇う事だけではなく、 援提案をするなど、支援者への支援に
親達と毎日かかわる現場スタッフに も努めます。また、同章の3「保護
力が求められていると思います。
者・家族への支援の充実『支える』」
の方向性に基づき、支援者のスキルの
向上を目指し、研修機会を増やすなど
関係機関のサポートシステム向上に努
めるとしております。
5頁 (3)発達支援の課題について
3
市の考え方
本計画中の第4章「具体的な施策」の
2「発達障害の理解と推進『知る』」
の方向性に基づき、母子保健関係者及
び子育て支援者等が各専門分野でのス
キルアップを図り、発達障害について
地域理解に努めることとしておりま
す。
「早期発見、早期支援は子どもに大
切」「それをどう親に分かってもら
えるのか」の論理だけでは、親が
「ありのままを受容する力」はつき
ません。何がレッテルを張られると
感じるのか?もっと深く親に聞きと
り進めていくことが求められている
と思います。
本計画中の第4章「具体的な施策」の
1「早期発見・早期支援の充実『気づ
く』」の方向性に基づき、保護者とそ
の家族の気持ちを理解し、寄り添いな
がら、児童の特性や対応について理解
することができるよう、診断の有無に
関わらず気づきの段階で相談・支援に
つなぐ体制の確保に努めます。
反映結果
既に盛り込み
済みの意見
既に盛り込み
済みの意見
既に盛り込み
済みの意見
№
意見の内容
10頁 早期発見・早期支援の充実
「気づく」について
「気づき」の最初のステップの多く
は入園後であり、現場スタッフの資
質向上が必要だと思います。親の願
い、現場での声など実際の本音や現
場の視点を吸い上げていくことを
願っています。
4
伝える役割を担う優れた人材の育成
について
健診で発達の遅れを指摘する場合、
どのように伝えるかということがと
ても大切で、十分な配慮が必要。伝
える役割を担う優れた人材育成を希
望する。
5
新しい保育を創造する場の設置につ
いて
保育現場と意見を交換しながら、健
常児と発達に課題を持つ子がともに
育ち合う新しい保育を創造する必要
がある。保育現場と療育に関係する
人間同士が、対等に話し合い、新し
い保育を創造する場(会議や委員会
など)の設置を希望する。
6
財政的な支援について
幼稚園は教育のスタートであること
から、この計画が達成される要因の
1つは幼稚園などの充実にあると考
える。中でも優れた人材の養成と確
保が重要であることから、これまで
以上の財政的な支援を希望する。
7
子ども発達支援センターの設置につ
いて
この計画を基に藤枝市の発達支援が
充実されていくことに、大変喜びを
感じました。これからも、新しくで
きる子ども発達支援センターが、発
達障害を持つ子供とその親の支えと
なってください。
8
資料
市の考え方
本計画中の第4章「具体的な施策」の
1「早期発見・早期支援の充実『気づ
く』」の方向性に基づき、保護者とそ
の家族の気持ちを理解し、寄り添いな
がら、児童の特性や対応について理解
することができるようにするととも
に、保育現場との連携強化を図ってま
いります。
反映結果
今後の参考と
する意見
本計画中の第4章「具体的な施策」の
1「早期発見・早期支援の充実『気づ
く』」の方向性に基づき、保護者とそ
の家族の気持ちを理解し、寄り添いな
がら、児童の特性や対応について理解
することができるようにするととも
に、同章の2「発達障害の理解と推進
『知る』」の方向性に基づき、母子保
健関係者及び子育て支援者等が各専門
分野で保護者に伝えるスキルアップを
図ることとしております。
既に盛り込み
済みの意見
現在、開催している幼稚園や保育園な
ど関係機関で構成する「藤枝市要保護
児童対策地域協議会(発達支援部
会)」において、発達に課題をもつ児
童と保護者に対しての必要な支援を検
討していることから、本計画の進行管
理を含め、当該意見も研究していきま
す。
尚、本計画中の第4章「具体的な施
策」の4「関係機関の連携強化『つな
げる』」の「具体的施策」に「藤枝市
要保護児童対策地域協議会(発達支援
部会)の開催」を掲載します。
今後の参考と
する意見
市では、発達に課題をもつ児童への早
期支援によりスムーズな就学につなげ
るため、幼稚園や認定こども園、保育
園の療育支援体制を整備することを社
会全体で進めることを国、県に毎年要
望しており、今後も継続していきま
す。
今後の参考と
する意見
平成28年4月より岡部の福祉センター
「きすみれ」に「子ども発達支援セン
ター」を開設し、発達支援の中心的な
役割を果たしていきます。
その他の意見
「藤枝型発達支援システム構築のための行動計画」(案)
意見公表場所
市ホームページ・市役所行政情報コーナー・文化センター・岡部支所・各市立公民館
藤枝市 健康福祉部子ども家庭相談センター 発達支援係 (担当者:池谷)
担 当 課
電話
: 054-643-3343(直通)
電子メール
: [email protected]