目標未達成理由等の報告書

別紙様式第1-11号
目標未達成理由等の報告書
都道府県名
市町村名
地区名
事業実施年度
目標年度
事業実施主体
埼玉県
加須市
飯積地区
平成24年度
平成26年度
加須市農業再生協議会
Ⅰ経営体ごとの成果目標の未達成理由等(公開時は、個人名があるため、非表示にする)
№
対象経営体名
成果目標
農産物の品質向上
(1等米比率の向上)
1
目標達成に向けた改善措置
及び目標達成見込時期等
目標未達成となった主な理由等
改善措置として、高夜温を避けるために夜間
の通水を行い、早期窒素の溶出による登熟
【達成状況0.0%:達成率-2833.3% (現状85%/目標 88%)】
期の栄養不足を避けるために肥え切れにな
出穂から登熟期にあたる時期に台風が起き、その影響によるフェーン現象、
らないよう管理し、助成対象者が、栽培管
高夜温、登熟期の栄養不足が重複したことにより、白未熟粒の発生が増大し
理、適期刈取りを行い、農産物の品質向上
たため、品質が低下し、目標を達成する事ができなかった。
が図られるよう、県農林振興センターを通し
て技術面の指導、情報提供等の支援を行
い、平成29年度の目標達成を目指す。
Ⅱ地区の成果目標(必須目標)ごとの未達成理由等
成果目標項目
(必須目標)
農産物の品質向上
(1等米比率の向上)
未達成理由の総括
目標達成に向けた改善措置
及び目標達成見込時期等
改善措置として、高夜温を避けるために夜間の通水を行い、早期窒
【達成状況0.0%:達成率-2833.3% (現状85%/目標 88%)】
素の溶出による登熟期の栄養不足を避けるために肥え切れになら
出穂から登熟期にあたる時期に台風が起き、その影響によるフェーン現象、
ないよう管理し、助成対象者が、栽培管理、適期刈取りを行い、農
高夜温、登熟期の栄養不足が重複したことにより、白未熟粒の発生が増大し
産物の品質向上が図られるよう、県農林振興センターを通して技術
たため、品質が低下し、目標を達成する事ができなかった。
面の指導、情報提供等の支援を行い、平成29年度の目標達成を目
指す。
Ⅲ地域への影響等と構造政策を進めるための今後の取組方向
1 担い手への農地利用集積について
農地利用集積等の現状をみると、市全体では、農業者の高齢化や後継者不足をはじめとする多くの問題が山積しているため、今回の機械導入によって、飯積地区を集積するにあた
り、農地離れする土地を集積することができた。
2 必要となる中心経営体の育成について
中心経営体の育成・確保状況については、北川辺地域では、平成25年度に人・農地プランを作成し、中心経営体数は、16経営体から平成26年度では21経営体と増加している。
しかし、そのうち9人(42%)が60代以上という状況であり、年度を重ねる度に高齢化が進み、地域に若手の育成にも取り組まなくてはならない事も課題となっている。
今後は、人・農地プランを中心に、地域の認定農業者や若手農業青年団体、県農林振興センター、農協等の農政関係機関との相互連携を促進し、将来の担い手確保を推進してい
く。
3 人・農地プランの作成・見直し等について
人・農地プランは、集落と地域が抱える人と農地の問題を解決するための「未来の設計図」として、当市では、地域を7つに区分し、平成25年度に作成した。
そのうちの一地域である北川辺地域においては、経営体数が平成26年度21経営体(平成25年:16経営体)、経営規模140.6ha(平成25年:124.8ha)となっており、若干増加してい
る。
また、平成27年度から農地中間管理事業が始まり、各地区に広まりつつあるので、今後は、農地の集約化が進む事が見込まれる。
地域全体の現状と、新規に位置付ける地域の中心となる担い手及び農地利用集積状況等を充分勘案し、毎年度、人・農地プランの見直しを実施する。
4 未達成者への対応等その他
構造政策を効果的に推進するため、未達成者に対するフォローアップを引き続き実施するとともに、今後の支援の在り方について、農政関係機関と十分に協議して、未達成者に指導
していく。
【記入要領】
1 Ⅰの「目標未達成となった主な理由等」欄については、経営体の成果目標の項目ごとに主な理由を記入する。
また、「目標達成に向けた改善措置及び目標達成見込時期等」欄については、これまでの達成状況等の推移を踏まえ、具体的な改善措置の
内容、目標達成の見込とその時期について記入する。
2 Ⅱの「未達成理由の総括」欄については、必須目標となる地区の成果目標ごとに、未達成理由を総括的に整理する。
また、「目標達成に向けた改善措置及び目標達成見込時期等」欄についても、地区の成果目標ごとに具体的な改善措置の内容、目標達成の
見込みとその時期について総括的に記入する。
3 Ⅲについては、Ⅱで整理した地区の成果目標未達成理由等を考慮の上で、①地区内の担い手への農地利用集積状況や出し手・受け手の
現状等を踏まえた課題と今後の具体的な対応策、②地域が必要とする担い手と地域内での役割分担の状況等を踏まえた課題と今後の具体
的な対応策、③人・農地プランと現状との乖離状況等を踏まえた具体的な対応策等、④未達成者への今後の対応その他課題と対策等につい
て記入する。